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2017.12.27

【HIMI HIRAKU PROJECT】商店街にあたらしいコミュニティスペースをつくる(第1回)

山下 健太郎
山下 健太郎
移住相談員

こんにちは。今日は氷見市中央町商店街にある空き店舗を自分たちの手でリノベーションして、コミュニティスペース作り&運用するプロジェクト「HIMI HIRAKU PROJECT」(以下、ヒミヒラクPJ)を紹介します。

 

 

先日から、ヒミヒラクPJ主催のイベントをみらいエンジンで紹介させてもらっているので何となく気になっている方もいるかなー、いないかなー……と思いつつ書いているのですが、具体的に何をやっているのか、どんな場所をつくっていくのか、一度まとめてご紹介させてください。では、よろしくお願いします!

◆「ヒミヒラクPJ」って何ですか?

まずはこの質問からはじめましょう。

ヒミヒラクPJは、空き店舗を活用したコミュニティスペースをつくり、そこで大人の部活動的な趣味の集まりをつくったり、すこしリラックスした気分で仕事をしたい時に使ってみたり、自由度の高い場所にして多くの方に開いていこう!というプロジェクトです。

氷見のまちなかには、深掘りしていくと独自のコミュニティを作り上げている喫茶店などは沢山あるのですが、外に向かって趣味のつながりをつくっていったり、人と人の繋がりを新しい仕事としてまとめ上げていったりすることのできる場所はほとんどありません。

そんな状況の中で、一つの空き店舗を自分たちの手でクリエイティブな場所につくっていくプロセスも公開していき、仲間を増やしていきたいと思いながら進めています。

◆どこでやっているの?

氷見市中央町商店街の空き店舗を氷見に所縁のある方からお借りしています。

喪黒福造のいるバス停のすぐ隣です。

 

この場所は築45年ほどの店舗で昔は新聞販売店、洋服屋、肉屋、などなど様々な形で利用されてきたそうですが、ここ20年ほどは空き店舗になっていました。

まちなかでコミュニティスペースをつくりたいと思っていたところに、ご縁があってお借りすることができました。

2階にはサイフォンコーヒーが美味しい&なんでもでてくる喫茶店「喫茶ブラジル」があります。ブラジルのお話はまた改めてご紹介したいですね。

◆誰がやってるの?

氷見市地域おこし協力隊の平田、荒井、山下の共同プロジェクトです。

代表の平田はデザイン、荒井は食、山下は建築とそれぞれの専門分野のスキル&経験を活かして取り組んでいます。

それぞれどんな思いでこのプロジェクトを始めたのか、ちょっと聞いてみましょう。

  平田 佳史

昨年参加したリノベーションスクールで、空き店舗などをリノベーションした活用提案を短期間に集まって考えオーナーに提案するという体験をしました。

その時に遊休不動産を活用して、地域に新しい価値を生み出すのって面白い!と感化され、商店街をうろうろしている時にこの建物の存在に気がつきました。

最初は自分で営むデザイン業の事務所、地域おこし活動の拠点、誰でも使えるような場所、が合わさった場所ができたらいいなと考えていました。

しかし一人でやるには限界があるし、協力隊の数の利を活かさない手はない!と考え何人か話をして
荒井さん、山下くんの3人で進めることになりました。

   荒井 智恵子

私は今年の春から、「オトナ女子の食育Lab.」というのを立ち上げ、「食と健康」をテーマに運営してきました。

子供向けの「食育」は沢山あるんですが、家庭の食を担っているお母さん(=オトナ女子)も食の勉強が必要なんじゃないかなーと感じたからです。

単なるお料理教室ではありません。 世の中は便利になった分、保存料や食品添加物に溢れています。知らぬ間に子供たちに食べさせていることもあるんですね。 なので、調味料や加工食品、伝統食を一から作ってみることで、本当の手作りの味を知り、どのように作られているのかを深める機会をつくりたかったのです。

開催場所は、自宅の土間だったり、友人宅だったり、里山だったり。少人数制で、お母さんと子供も一緒に参加できるように工夫してきました。 最近では、新規の近隣の市からも参加されてくる方が増えて、また、お母さん同士が仲良くなったり、コミュニティとしての手応えを感じるようになりました。

約10ヶ月間開催して、最近は会場が手狭になりもっと子ども達も遊べる場所があったらなと思うようになりました。 「オトナ女子の食育Lab.」のコミュニティとして、お母さん達はお料理のワークショップをし、子ども達は小上がりで絵本を読んだり遊んでいる。遊びに来たご近所のおばあちゃん達が、子供のお世話をしたり……なんて色んな人達が繋がれる場所になったらステキだな〜と妄想しています。

   山下 健太郎

私は氷見に来て2年半になりますが、休日や夜に少しゆとりのある時間、自宅にいるのはもったいないな……という時に過ごせる場所が近くにないのがもったいないと思っていました。

もともと住居として借りている薮田にある家の敷地内に、使われていない納屋があったのでここを活かしてDIYで家の床を張ったり音楽イベントをしてみたり、いろいろと活動をしてきました。しかし、日常的に人が集まり自由に使える場所ということで言えばやっぱりまちなかに自分たちの手で作る場所ができたら楽しいだろうな……と感じていたところもありました。

少しでも時間があれば本を読んだり、また時間があればボードゲームで遊ぶ人が集まったり、自分の趣味をおすそ分けしながら仲間と遊び、ときにそれが社会的な価値を生み出す……そんなイメージです。

ヒミヒラクPJの話を平田さんから聞いたときは、自分の思いもかなえつつ、多くの人が日常的に使うことができ、まちの魅力がひと目でわかるような場所ができるだろうというイメージが瞬間的に開けた感じがしました。

私もリノベーションスクールに参加した経験から全く違う分野の3人でチームになるという所も絶対楽しいものになるだろうと思い、このプロジェクトに乗りかかることにしました。

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それぞれのメンバーの思いを感じてもらえたでしょうか。

今回はここまで、次回は空き店舗がどんな形でリノベーションされていくのか写真をもとにご紹介していければと思います!

これからどんなことが起こっていくのかについてもお伝えできればと思います。

最後に、ヒミヒラクPJの今が分かる
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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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