「富山の良いところは?」と聞かれたら「おいしい食べ物が沢山あること!」と答えます。
みらいエンジンをお読みの皆様こんにちは。氷見市に移住して7年の月日が流れたライターサンソンですが、冒頭の質問に対する答えは、移住当初から今でも変わっていません。
言い方を変えるならば「他県の人に自慢したくなるおいしい食べ物が富山には沢山ある!」でしょうか。
氷見市だけにフォーカスを当ててみても、それは同じことが言えます。
「寒ブリしかないんでしょ?」とディスられがちな氷見ですが、「そんなことは決してないぞ!!」と移住者を代表してサンソンが、氷見のおいしいものをご紹介したいと思います。
今回ご紹介する氷見のおいしいものは「氷見うどん」
冷たくても温かくてもおいしい季節を問わない「うどん」風邪を引いたときも「うどん」あぁ愛しいや「うどん」
そんな万能選手「うどん」が氷見の郷土料理でもあるのです。
うどんなんてどこにでもあるわぃ!!寒ブリの餌にでもなってしまえ!!と思われる方もいらっしゃるかと存じます。
まぁまぁ、餌にするのはちょっと待ってくださいよ。この氷見うどん独特の強いコシが、他のうどんとは違うのです!!
え?コシの強いうどんが食べたければ香川に行くって?
まぁまぁ、讃岐うどんも大好きですが氷見うどんの特徴は、「手延べ」という製法で作られているのです。ちなみに讃岐うどんは手打ち製法なので、一言にうどんと言っても種類が違います。
今回実際に家で作って食べてみようと試みた氷見うどんは、氷見市上泉にある海津屋さんの氷見うどんです。
細麺を調理します。海津屋さんのオリジナルつゆまで入っているものを買ってきましたが、ただ単に本格派ぶりたかっただけです。
とりあえず、大きい鍋でお湯を沸かします。大きい鍋を使う理由は、本格派ぶりたかっただけです。(本日2度目)
沸騰したお湯の中へうどんをほぐしながら入れ、ふきあがったら少し火を弱め、約6~7分で茹であがります。
氷見うどんの特徴とも言える「手延べ」製法とは、粉をねりあげた生地をロープのように長くしてにして、引き伸ばすのを何度も繰り返し、細くなるまで伸ばし続けるという製法です。
それ故、「手延べ」は「手打ち」の十数倍は手間がかかる製法のために生産量が少なかった為、「幻のうどん」と呼ばれていた過去があるのです。
現在は、割とどこでも手に入ります。
さぁ、うんちくをかましていたら麺が茹で上がりました!!!
これが「幻のうどん」とかつて呼ばれていた氷見うどんです。サンソンは幻のうどんを手に入れた!移住者レベルが上がった!!
のどごし最高!!!!!
この一言に尽きます。
サンソンの語彙力の低さで氷見うどんのおいしさが伝わりづらいかと思いますが、チュルンっとしていておいしいです。
氷見うどんに関して調べを進めていくと、先ほどから「手延べだドヤァ!!」と紹介していましたが、実は「手打ち」の要素も併せ持っているらしいのです。
氷見うどんの生地をつくる工程で、手でこねたり、足で踏んだり、と手打ちの工程と同じような作業を行うそうです。これにより、氷見うどんも手打ちのように麺の粘りと弾力性が生まれます。
「手打ち」の良さである、強いコシと粘り、モチモチした弾力性。「手延べ」の良さである、チュルンとしたのど越しと歯ごたえ、風味。
どっちもいいとこどりした最強のうどん、それが「氷見うどん」なのです。
自宅では冷たい氷見うどんを作りましたが、温かい氷見うどんもおいしいですよ。
富山県内の飲食店でも、氷見うどんがメニューにあるお店が多いです。
みなさんも是非、幻と呼ばれた「氷見うどん」食べてみてください。
最後に氷見あるあるを1つご紹介します。
【氷見市で葬儀や法事に出ると、高確率で氷見うどんが香典返しで配られる】