氷見に暮らす私たちと、
氷見に移住するあなたが、
一緒につくる、まちの未来。
2018.07.22

東京に小さな氷見のコミュニティ誕生『Little HIMI』開催レポート

藤田智彦
藤田智彦
移住相談員
みなさん、こんにちは。みらいエンジンスタッフの藤田です。
日本全国酷暑が続いていますね。ここ氷見も名前の涼しさとは裏腹に、夏はしっかり暑いです…
四季がはっきりしていると、ポジティブに捉えていきましょう。
 


 

さて、そんななか今月の7日に東京で『Little HIMI』というイベントを開催してきました。
今年度初の東京開催イベントということで、スタッフ一同気合を入れて準備を進めてきた企画です。
イベントのテーマは、『東京のど真ん中に小さな氷見のコミュニティをつくる』。
新幹線が開通してだいぶ移動が楽になったとはいえ、東京に住まいしながら氷見の様子を知るのはなかなか難しいことでしょう。
ましてや現在進行系で起こっているまちの変化というものは、氷見に住んでいる人でさえアンテナをしっかり張っていないと把握ないものです。
しかし、氷見への移住を考えている方々や氷見・富山出身で都市圏で暮らしている方々に、私たちがお伝えしたいのはその《現在進行系》の氷見の姿です。
地元にUターンして新しい挑戦をはじめている若者、Jターンでやってきて子育てをしながら自分らしい働き方を実践しているママさん、そうした人たちの現在進行系の活動こそが、氷見の未来をつくっていくと、我々みらいエンジンは考えています。
そして、そうした人の共感者を広め、自らも実践者になろうと考える人を見つけることこそみらいエンジンの使命のひとつ。
『Litte HIMI』は東京と氷見をつないで共感と実践の輪を広げていく場として企画しています。
 


 

第1回となる今回は東京神田にあるシェア型複合施設『the c』の地下レンタルスペースをお借りして開催。
オシャレで落ち着く空間でたっぷりと交流を深めていただきます。
 

ウェブを中心とした募集により集まったのは、20~50代の15名の方々。氷見出身、氷見意外の富山県内出身、関東の出身など属性は様々です。
定刻となり会場にみなさんがおそろいになってイベントスタート!
冒頭には、ゲストさんたちから『氷見のワクワクするプロジェクト』をご紹介いただきます。
 


 

まずは今年8月に氷見市小杉で旅館『イミグレ』をオープンする松木佳太さんのプレゼンテーションから。
松木さんについては、以前の記事でもご紹介させていただいています
どうして氷見で起業しようと思ったのか、事業の裏にはどんな想いがあるのか、熱く語る言葉に参加者さんたちも聞き入っていました。
 


 

続けて『考えるパン koppe』を主催する竹添あゆみさん。竹添さんも以前に記事で紹介しています
『考えるとき yotte』というイベントを開催したり、マルシェやイベントにパン屋さんとして出店したりと、小さな赤ちゃんを抱えて市内を飛び回る姿はもはやおなじみ。とてもパワフルなママさんです。
竹添さんは氷見市での移住・子育てライフについてご紹介。家族で生活を楽しんでいる様子や、マルシェへの出展により理想の働き方に向けた取り組みができていることなどをプレゼンいただきました。
 

おふたりの発表が終わるとここから交流タイムです。
ゲストはあくまで話題提供者、このイベントは参加者みんなが主役。
発表を聞いてどう思ったか、どうしてこの会に参加しようと思ったのか、それぞれの持つ氷見・富山への想いについて存分に語り合っていただきます。
 

と、その前に。
会場にいい香りを漂わせているお料理の紹介を3人目のゲスト・相田太一さんからいただきます。
 


 

相田さんは高山で店を構えていた料理人。
松木さんからの誘いを受けて、8月にオープンする旅館『イミグレ』の料理長として事業に参画。新しい挑戦の舞台として氷見に移住してきてくださいました。
イベントでは氷見の食材を使ったスペシャルランチをご用意いただいたのですが、それがこちら。
 


 

お品書きは以下の通り。

氷見野菜のバーニャカウダ
氷見牛の握り
氷見産鮪のお造り
氷見産手作りところてん
 


 


 

食材・調理の良さはもちろん彩りも鮮やか!
こちらの料理を思い思いに手にとって、テーブルに別れて交流タイムのスタートです。
私たちスタッフもテーブルに混ざり、参加者さんの声を拾います。
 

テーブルについてお話をうかがうと「氷見への移住を検討している」という方や、「氷見で事業をしたいと思っていて人脈をつくりたい」という方など、具体的なアクションが生まれそうな声が次々と!
すぐには移住に結びつかなくても「氷見で起こっている新しいチャレンジを知ることができてよかった」という声もあり、大いに盛り上がる時間となりました。
 


 

閉会にあたって市役所からの職員募集などのお知らせと、担当課長からご挨拶をいただき無事イベント終了。
初開催ということでまだまだ改善の余地はありますが、後に続く交流が生まれた実りある一日となりました。
 

そしてうれしいことに、17日には参加者さんのひとりがさっそく氷見を訪れてくださいました。
耕作放棄地を利用した農地付きゲストハウスを展開したいというなんともおもしろそうな事業プランを持っての訪問で、市役所に相談に行かれた他、でみらいエンジンでは市内で自然栽培を実践されている方をご紹介。
新しいビジネスが生まれる予感にワクワクがとまりません。
 

『Little HIMI』は次回冬に開催予定。
できたてほやほやのコミュニティですが、継続していくことで次々と挑戦が生まれるコミュニティとなることを願って、また企画を練っていきたいと思います。
関東在住でご関心を持たれた方は引き続き情報をチェックしていただき、次回開催時にご参加いただけたらうれしいです!
 

最後に、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
次回開催時にもお会いできること楽しみにしております!!

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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