こんにちは。岩田です。
氷見(ってか富山なのか?)ってこんなにも青空が見える天候なんですね。私は普段、新潟にいるため日本海側でも全然違うんだなあと感じています。また最近は気温も30℃以下で、風が心地良くなってきました。
今回は長坂周辺探訪!長坂は氷見市の北部で、石川県との県境です。長坂の棚田は平成11年に「日本の棚田百選」にも選ばれています。なので、氷見の棚田と聞くと長坂をイメージする方が多いのではないでしょうか。
長坂という地名は、石川県にある石動山へと続く道が長い坂道であることに由来します。写真では分かりにくいですが、本当に緩やかになったり、急になったりと、とにかく坂が多い地域なんです。
お米の収穫シーズンが間近だということもあり、稲穂は綺麗な黄金色です。中にはすでに稲刈りをしている場所もありました。美味しい新米が待ちどうしいですね。
綺麗な段状になった棚田はなかなか撮影が難しいです。ドローンでもあればいいのですが…
どうにか良い眺めを撮りたいと思いさらに高所を目指すことに。車のエンジンの悲鳴と共にさらに上へ。
と、その道中でこんな看板を発見!!!
どうやら長坂の棚田は、オーナー制度を導入し管理されているようです。棚田の管理者の名前が書いてあります。市場には出回らない棚田米の販売をしているそうで、詳しくはこちらでご紹介されています。
相変わらず坂道に加え、幅員までもどんどん狭くなってきます。行ってみるとわかりますが、想像のさらに上を行くような険しい道です。気になる方はぜひ。小さめの車で向かうことをオススメします!
どんどん進みます。途中からいつの間にか石川県に入ってました。
やっと着きました。目的地は「石動山パノラマ展望台」。だいぶショートカットしていますが、棚田を見てから30分くらいはかかる場所です。ここまでの道のりを考えると知っている方は少ないと。それもそのはず、googleマップを拡大してやっと表示されるような場所ですからね。
SAYS FARMさんからの眺めはとても素敵ですが、こちらも負けていません!富山湾沿いの氷見、新湊、富山と良く見えます。タイミングが合えば立山連峰も見え、最高な景色が広がります。私は改めて氷見の地形は海、街、山がバランス良くある街だと感じました。
石川県に入ってしまったことはさておき、海というイメージが強い氷見ですがいかがでしたか。静かな暮らしを求めている人には山側がいいと思います。街に下りて美味しい魚を買って静かなところで楽しむ。毎日、おいしい空気に囲まれた生活ができますよ。
山道には柴栗が落ちていて、秋がすぐそこまで来ているようですね。(岩田慧一)