皆さん、こんにちは。みらいエンジンの明石です。
最近、NPOふるさと回帰支援センターが移住したい県の人気ランキングを発表しました。昨年15位だった富山県は、なんとベスト10入りを果たし、移住したい人たちにとって人気の地域になったと言えます。素晴らしい!!
この結果、実は私たちも納得するところであります。全国の移住フェアに行ったり、色々なイベントに参加したりしてみると「富山県って、すごく頑張っていますね!」「移住した人たちから富山県に移住して良かったと聞きます」という声を聞くことが多くなりました。
氷見市については「まちづくりを頑張っている」「面白い活動をしている移住者が集まっている」というイメージを持っている方が多いという印象を受けます。私たちは実際にそのような流れがあると感じています。
みらいエンジンの活動コンセプトは、人が人を呼ぶようなつながり、連鎖をつくる応援活動をすること。これには、地方で何か新しい仕事がしたい、新しいライフスタイルを送りたいという人が羨むようなことを実践する人たちを全力応援することです。
例えば、地域おこし協力隊の皆さん。氷見市での第一期生が着任3年を迎えて、今月卒業する予定です。その多くの人たちが、氷見市に残ってそれぞれのテーマを持った活動を始めます。全国的に見ても高い定着率ではないでしょうか。それだけ、地域の魅力、とくに豊かな人のつながり、何かやってみたくなる活動ステージがあるという事だと思います。
みらいエンジンのスタッフとして頑張ってくれた地域おこし協力隊の山下くん、藤田くんも今月で任期が終わりですが、4月からもガンガンお手伝いしてもらう予定です。実際、彼らがイキイキと地域で活動している様子を見て、本人たちから話を聞いて、氷見が好きなった人も少なくありません。人が人を呼ぶ、まさにそういうことだと思います。
今後、ガッツリと連携していきたい地域や団体の1つ、NPO速川活性化協議会が立ち上げた定住交流センターSORAIRO、今後マスターとしてここで活動される地域おこし協力隊の澤田さんとも協力させて頂き、氷見に訪れる魅力的な玄関口として一緒に盛り上げていきたいです。
私たちがサポートさせて頂いた移住者の一人、山本さんご夫婦は、来月、念願のビアカフェ「ブルーミン」(少量生産のクラフトビールが飲めるお店)をオープンさせます。リノベプロジェクトのプロデュースを本業としている私たちが空間デザインのお手伝いをさせて頂きました。漁港にも近く、湊川沿いの空きビルをリノベーション、3階からは富山湾と立山がバッチリ見える最高のロケーションです。ここで美味しいビールが飲めるとなると、お客さんが沢山来ること間違いなしですし、「私たちもこんな店を氷見でやりたい!」という人が増えるのじゃないかと期待しています。山本さんとは、県外からやってきたブルーミンさんのお客さんを氷見に呼び込む作戦を一緒にする話を進めています。
私がここで、みらいエンジンの活動をしているのも、結局のところは人のつながりがあって、もともと氷見に友人、知人がいて、カッコいいことをしている人がいて、顔が見える安心感があるからです。誰かの何かの期待に応えたいと思っているからです。
来月から新年度がはじまります。とともに、年度が変わって、また新たな関係のなかで新たな様々なコトがはじまります。氷見で仕事、暮らしをしてみたいと考えている皆さんは、ぜひ、最初は手放しで夢をもって相談に来てほしいです。仕事がなかったら、どうやって仕事になるか一緒に考えてみたり、住む場所がなかったら、とりあえずどうするかを一緒に考えてみましょう。人生に直面している問題は一面的な現象で解決するものではありません。つながり、横串、ピュアな思いで、ウルトラCは色々あるものです。
引き続き、私たちがみらいエンジンを運営することになりましたので、宜しくお願いします。