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2021.01.16

冬の暮らし紹介〜雪かきについて〜

藤田義史
藤田義史
移住相談員

氷見に移住をし、初めての冬を迎えております。地域おこし協力隊の藤田義史です。

新年も早々に富山県では三十数年ぶりと言われる記録的な大雪を観測し、氷見市では7日夜から10日まで降り続け、最終的に1m近く雪が積もりました。

普段はこのように黒の屋根瓦が広がっているのですが、今は雪化粧をして一面が真っ白になっています。

元々筆者は雪とは無縁の地域で暮らしていたので、今までの日常にはなかった白銀の風景を楽しんでおりました。

ですが、もちろん楽しいことばかりではありません。
これほどに雪が積もると大変なこともたくさん出てきます。その一つが「雪かき」です。

氷見に移住すればいつかこういう日がやってくると覚悟していたのですが、実際にやってみると想像より大変だったり楽しかったり。
今回はそんな私の初雪かきの様子をお伝えしたいと思います!

こちらは雪が振りはじめて1日目、みらいエンジンの事務所前の様子。
夜中に降り始めていた雪は朝になると膝くらいの高さになっていました。

このくらいだとまだ放っておいてもいいのかなーと思ったのですが、除雪車などで道路脇に雪が寄せられると、あっという間に雪が積もって歩行者が横断歩道に入れなくなってしまうようです。
早速雪かきに取り掛かっていきます!

横断歩道はこのように人が歩ける道を空けつつ、融雪装置から出る水を流せるよう排水溝を雪の中から掘り当てます。

氷見の街中には融雪装置がついている道路が多く、車の運転はとても助かるのですが、排水溝に雪が積もって塞がれるとプールのようになってしまうので、それを防ぐための作業でもあります。

この写真のものは勢いが弱いのですが、雪をどかした時に溜まった水がドバーッと流れ込む様は爽快感があり、意外とクセになる楽しさなんです。笑

雪かきの作業をしていると、よく通りすがりやご近所の方が「ご苦労様」とか「大変だね」と声をかけてくれます。大変なのはお互い様なのですが、他人に気を掛けてくださるところに雪が降る地域ならではの人の温かさがあり、氷見の人はこうやって昔から大雪を乗り越えてきたのか。とふと感じます。

その後も大雪は勢いを弱めずに降り続いていたので、この日は休憩や業務を挟みながらも一日中雪かきを行っていました。
そして事務所での雪かきに張り切って疲れてしまい、自宅の雪かきをサボったことで少々痛い目に合います…

写真は2日目の朝の様子。
前日は問題なく通れたのですが朝起きるとこの通り、家から出るのも一苦労な状態になっていたのです…笑

ひとまず歩道に出るまでの歩ける道を作った後、屋根からの落雪が車に当たりそうで心配だったので安全圏まで車が下げられるよう除雪をしてきました。
雪がふかふかで重くないとはいえ、一気にやるとなるとそれなりに過酷な作業です。笑
そして本当はビフォーアフターでお届けしたかったのですが、やり切った達成感からかアフターの写真を撮り忘れるという失態…

最後に、今回の経験から私が雪かき未経験の方にお伝えしたいことは1つです。
雪かきは張り切りすぎず、コツコツとやりましょう。
(私も事前にそう言われていたのですが…笑)

それでは、私は残った雪かきの作業に行ってきます!

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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