こんにちは!ふるさとワーホリスタッフの守山です!
突然ですが、皆さんはお酒好きですか??
筆者はというとものすごく好きです!!どれくらい好きかというと太平洋が全部ウイスキーになってしまえばいいのにと夢見るくらい好きです。
今回はそんな酒好きの筆者が、氷見で呑むことができる郷土愛にあふれたお酒を3つ紹介したいと思います。それでは早速いきましょう!!!
1. 日本酒【高澤酒造】
まずご紹介するのは氷見の食材に合うお酒。高澤酒造の日本酒です。
高澤酒造は氷見唯一の酒蔵で、「曙」などが有名な銘柄でしょうか。
番屋街から歩いて一分くらいのところに酒蔵があり、そこで商品を購入することができます。「曙」と大きく書かれた酒蔵が目印なのでわかりやすい。
温かみのある店内には日本酒がずらり。
デザインがどれも洒落ていて、ラベルが素敵なんです。
店員さんにお話を伺うと、高澤酒造のこだわりは「日本酒の絞り方」にあると教えていただきました。
というのも、多くの酒蔵では圧搾機で人工的な力を加えて日本酒絞り出しているのですが、高澤酒造では伝統的な「槽(ふね)搾り」という搾り方を採用しています。「槽搾り」では圧搾機のような強い力をかけずに絞ることができるので、その分やさしくて繊細な日本酒ができるんだとか。ちなみに「槽搾り」を採用しているのは富山県でここだけなんです!!
また、氷見の食材が活きるお酒を造っているともおっしゃっていました。寒ブリをはじめとした海の幸もそうですが、氷見牛や氷見野菜との相性も抜群とのこと。
どれも飲みたくなり選べなくなってしまったので、この時期におススメの「ひやおろし」を購入しました。
氷見の魚と一緒に頂きます!!
2. ワイン【SAYS FARM】
続いて紹介するのは氷見の風土が生み出したお酒。SAYS FARMのワインです。
氷見にはワイナリーもあるのか!! と驚きながらも市街地から車に揺られること20分。
富山湾を見下ろす小高い丘の上に、SAYS FARMはあります。
店内はシンプルで美しく、落ち着いた雰囲気。
ランチタイムに訪れたのですが、筆者は氷見牛のハンバーグと一緒にメルロ&カベルネソーヴィニヨンをいただくことにしました。
100%自社で栽培し醸造にこだわったワインです。
「なるほど、これがメルロ&カベルネソーヴィニヨンか…。(さっぱりわからん。)」
正直飲む前からわかっていましたが、21歳の筆者にワインの違いなんかさっぱり分かりません。
ただ、普段筆者が飲むようなワインより塩気?酸味?が上品で、趣深い味がします。※あくまで個人の感想です。
こんな食事と合うみたいな気の利いたコメントはできないのですが、氷見にワイナリーがあるからこそ、新たな地物の活かし方や調理法も生まれてきそうです。(筆者が知らないだけでたぶんあります。)なにより、港町の氷見でワインを作ろうと考える大人たちがいることが面白くていいな。
ワインが好きな方は是非、氷見が生んだ100%自社栽培のワイン、飲んでみてはいかがでしょうか。ちなみに、SAYS FARMには宿泊施設(要予約)もあるので、時間や運転の心配なくワインを楽しむこともできますよ。
3. ビール【Beer Café ブルーミン】
最後に紹介するのは氷見の食材を使ったお酒。Beer Caféブルーミンのクラフトビールです。
オーナーの山本さんは2年前に東京からUターン。漁港からほど近い湊川のほとりで、氷見ならではのクラフトビールを造っています。
店内のメニュー表を見ても氷見に関連するものばかり。今回はどれも試飲させていただきました。(昼から飲んでますけど、あくまで仕事ですからね!!)
左から順に、湊川エール、けあらしホワイト夏ver、煮干ブラック。
どれも特徴的ですが、なんと煮干ブラックは氷見イワシの出汁が決め手のビール!!
アイルランドのオイスタースタウトから着想を得て、水産資源が豊富な氷見でも何かできないかと造られたそう。
どれもめちゃくちゃ美味しいので、全種類飲んでいただきたいのですが、中でも筆者のおすすめは煮干ブラック!!煮干しブラックとアンチョビソースのかかった料理の組み合わせはもう最高で、氷見らしさも感じられる粋な楽しみ方です。
また、ブルーミンはお店兼ブルワリーなので、まさに今醸造されているビールを見ながら、出来立てのクラフトビールをいただけますよ!!
ビール党の方は是非Beer Café ブルーミン、訪れてみてはいかがでしょうか。ちなみに時期によっては柑橘などのフルーツを使ったクラフトビールも造っているとのことで、ビールが苦手な方にもおすすめです!!
以上が、今回おすすめする郷土愛にあふれた氷見のお酒です。
記事には収まらなかったのですが、速川地区で採れたサツマイモを原材料とした芋焼酎【臼が峰】も氷見では味わうことができます。
ちなみに、速川のサツマイモに関しては先輩のワーホリスタッフが詳しく記事を書いているので、是非こちらもご覧ください。
これだけ多種多様なお酒が一つの地域で作られている。そしてどれも美味しい。
筆者にとってはまさにユートピアです!!!
でも、いろんな美味しいお酒が飲めることと同じくらい、生産者の皆様それぞれが地物を活かすお酒を作ったり、ここでしか作れないお酒を生み出したり…そういった氷見を想うバックグラウンドにこそ、氷見のお酒のすばらしさがあるんじゃないのかなとも思います。
皆さんも氷見で素敵な酒ライフを送ってみてはいかがでしょうか。