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2022.01.11

” おすそわけ ”からはじまる地域との絆|「あげっちゃcooking」に参加しました!

北條 巧磨
北條 巧磨
写真家

こんにちは!ひみ暮らしサポーターズの北條です。
 
今回は、年末に長坂地区で開催された、滞在型観光アクティビティ「あげっちゃcooking」の模様をお伝えします。
 

 
このイベントは、東京大学が行う「フィールドスタディ型政策協働プログラム」の一環として開催されました。
 
昨年度はコロナ禍のなかオンライン地域交流会が行われ、「食と農」「つくる(伝統)・お土産」「海と山、景観」をテーマにした滞在型観光ツアー案を、学生から提案してもらいました。
 
今年度は、それらの案を引き継いだ学生たちが、現場調査を行ってうえで、実際にアクティビティを試行します。彼らが企画したプログラムは、今回ご紹介する「あげっちゃcooking」と、地域住民が長坂を案内するウォーキングツアーの2つ。
 
富山湾と立山連峰を一望できる棚田や歴史あるお寺、自然栽培で野菜を育てる農家の方々など、長坂の地域資源を活用して、withコロナ時代における” 観光の目的地 ”を目指します。
 

昨年秋に撮影した棚田からの風景。奥に立山連峰が見えます。
 
「あげっちゃcooking」は、田舎ならではの” おすそわけ ”を体験してもらう食のアクティビティです。長坂へ訪れたことがない人、里山での暮らしに興味がある人をターゲットに立案されました。
 
長坂の人たちから食材をおすそわけしてもらい、地域の方と一緒に料理をして、みんなで食べる体験を行います。
 
それでは、写真を見ながら振り返っていきましょう。
 
※ イベント開催日:2021年 12年26日。新型コロナウイルス感染症対策を十分に行い開催されました。
 
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(写真提供|野元希恵)
 
イベント前日から雪が降り続き、当日の長坂は雪景色に。
 

(写真提供|同上)
 
参加者同士で自己紹介したり、談笑しながら雪道を歩きます。
 

 

(写真提供|同上)
 
地域の方から、ずっしり重い白菜をおすそわけしてもらいました。記念に写真撮影します。
 
その他、お米、大根、ねぎ、里芋、水菜など、たくさんの食材をいただきました。
 

 
こちらも地域の方のお家を使わしてもらい、料理スタート。調理のお仕事をされていたお母さんたちから、味付けの仕方や調理方法を教わります。
 

 

カットしたゆずを強火で炒めたあと、砂糖と醤油を加えて完成。
 

赤かぶとゆずの酢漬け
 

 
料理も終盤にさしかかり、盛り付けが始まります。
 

 

 

 
当初予定されていた以上の品数が並び、豪華なランチになりました。長坂の新鮮な食材を使い、かつ自分たちの手で料理したことにより、普段の食事以上の満足感が得られました。
 

 

今回のアクティビティは地域おこし協力隊の野元さん(写真右)が現場調整などを担当しました。
 

 
食後は、学生たちとオンラインで意見交換しました。参加者からは、「他の季節の野菜を使った体験もしてみたい」、「収穫体験もしたいと思った」、「地域の人たちと触れ合えて楽しかった」、「長坂への移住にも繋がり得るイベントだと感じた」、「また訪れたいと思える継続的なプログラムがあれば良いと思った」などの意見・感想が寄せられました。
 
今回のイベントで得られたフィードバックを参考にして、第二回目のアクティビティが2022年1月16日(日)に開催されます(※)。イベントの詳細は、地域おこし協力隊の野元さんのFacebookをご覧ください。
 
※ 新型コロナウイルス感染症拡大予防および大雪のため、イベントは延期となりました。(1月13日時点情報)
 
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私自身、長坂の景観や自然が好きで、長寿が滝や棚田へよく行っていました。「あげっちゃcooking」に参加して、地域のみなさんと直接関わったことで、長坂がより身近な存在になりました。
 
さらに、人の想いが詰まった” おすそわけ “をいただいたことで、自分からもお返しをしたいという感情が自然と湧き上がりました。今回お届けした記事が、長坂にとって良い影響を与えることを願っています。
 
以上、「あげっちゃcooking」の参加レポートでした!

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