こんにちは、たけぞえあゆみです。まだ6月ですが、とても暑い日が続いています。そんなとき、決まって考えること。
子どもと、どこで遊ぼう?
氷見市に住むと遊ぶ場所、散歩をする場所はたくさんありますが、天候によってはムムム…と悩むことも。ジリジリと暑い夏は、ずっと外遊びだと熱中症が心配。雨の日や雪が降る日でも、思い切り体を動かせる場所があるといいな。小さな子ども連れだと荷物も多くなるし、授乳やオムツ替えもしたいし、口に入れても大丈夫なおもちゃで遊んでほしい。お年寄りも一緒に行って、ゆっくりと座っていられる場所があると助かる……。
そんな日は、氷見市海浜植物園シーサイドパークにお出かけです!
この日の気温は33度。芝生のスプリンクラーが気持ちいい。
入場料は大人500円、4歳以上中学生まで300円、4歳未満無料。1年間何度でも入場できる年間パスポートは、大人1500円、4歳以上1000円です。我が家は全員、年会パスポートを持っています。(2022年6月時点)
外には屋根付きのふわふわドームやお砂場、遊具があります。子どもたちは汗だくになって走り、飛び、砂遊び。
中には木のおもちゃがたくさん。木のボールプールで泳いだり、ひみ杉のお魚積み木をしたり、叩いて音を楽しんだり。パーツは大きめ、やさしい形で、小さなお子さんも安心です。パネルには「木1本 ぶり1000本」とあります。山で木が元気に育っていると、巡り巡ってたくさんの魚が育つ海になるそうです。山と海のつながり、子どもといっしょに考えたいですね。こちらでは「木育」にも力を入れていくそうです。
お店やさんごっこ。大漁です!大きなぶりを切ってくれました。
廊下には、副館長さんによる「ネパール・ヒマラヤの植物たち」の写真展示。
温室の入り口には、無料のコインロッカー、子どもにちょうど良い高さの手洗い場。授乳室や、子ども用トイレもあります。
その先には、全長100メートルのネット遊具!子どもたちは両手両足の指をしっかり使って、ネット内を飛び回ります。大人はめずらしい植物たちに囲まれて、配置されたベンチから応援です。
リカレント研修室からは外の芝生も見渡せます。机と椅子が置かれていて、お弁当を食べたり、本を読んだりできます。実はこの原稿、このリカレント研修室で書いているんです。Free Wi-Fiもあって、使いやすいですよ。ちょうど横の方では小さなお子さんとおばあさんが積み木で遊んでいます。バリアフリーで安心ですね。
グラスチューブにはブーゲンビレアが美しく咲きます。
ガジュマルの木って、イチジク属なんですね。知らなかった。子どもがもう少し大きくなったら、いっしょに植物や海のことを知ったり考えたりしたいです。
「海浜植物」は、海岸や砂浜などに生息する植物のこと。塩を含んで乾燥した土地は、植物にとって大変厳しい環境です。そんな中でもたくましく生きる「ハマナシ」や「キンギンボク」にも、ふれあい園、海浜散策園で会うことができますよ。
氷見市海浜植物園は、1996年に設立されました。日本各地の海浜植物を中心とした植物園として親しまれてきましたが、施設の老朽化などを背景に、大規模な工事期間に入りました。そして子どもも大人もいっしょに遊べる・学べる・憩えるような空間を目指して2020年、海浜植物園シーサイドパークとしてリニューアルしました。長谷川逸子氏設計の建築も見どころです。
わたしの海浜植物園の思い出は、夜です。できたばかりの頃、父親がわざわざ夜にドライブして見せてくれたライトアップ。今思えば、90年代の時代の象徴だった気がします。
新しくなった海浜植物園。これからは子どもと、新しい思い出がたくさんつくれそうです。
氷見市海浜植物園シーサイドパークHPにはイベント、ショップの情報もあります。