こんにちは!ひみ暮らしサポーターズの北條です。
昨年末に、氷見市が発表した「2022年10大ニュース」の第1位はご存知でしょうか?
様々な出来事のなか選ばれたのは・・・『氷見市芸術文化館のオープン』でした。
開館から約4ヶ月が経ち、まちの景観にも馴染んできました。
10月8日の開館以降は、私もよく利用しています。たとえば、仕事の作業場や打ち合わせ場所に、イベント(下写真)の会場として、など様々な用途で有効活用しています。
私も運営に携わった『Himi Sweet Sunday(氷見市景観まちづくり実証実験)|2022年11月20日』
一般的に“芸術文化館”という文字列からは、公演や催事がイメージされがちですが、普段の生活のなかでも利用しやすいのが、氷見市の芸術文化館の特徴ではないでしょうか。
それでも、まだ当館を利用したことがない方もいらっしゃるはずです。本題に入る前に、館内の様子をお届けしたいと思います。
ホールの座席配置は、演目に合わせて変更できる設計(定員 800席)
エントランスロビー
自習やテレワークとして利用が可能(無料Wi-Fiやコンセントもあり)
講座やワークショップの会場として
交流ラウンジ
壁の楕円模様が特徴的
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さて、たびたび利用しているのにも関わらず、公演を鑑賞する機会がないまま新年を迎えてしまいました。
今年こそは!と思っていた矢先、ありがたいことに、東京フィルハーモニー交響楽団による特別公演『オーケストラ・キャラバン〜オーケストラと心に響くひとときを〜』に密着させていただけることになりました。
本公演は、2023年1月9日、氷見市制70周年と当館のオープンを記念して開催されました。「オーケストラ・キャラバン」は、コロナ禍からの文化芸術活動の再興を目的に、文化庁の支援のもと実施されています。
なかなか観られない豪華な演奏を一目見ようと、市内外からお客さんが訪れた結果、当日は満員御礼。開演まで待ちきれないワクワク感が、写真からも伝わってきます。
ここからは、公演の模様を写真と共にお届けします。当日観られた方も、そうでない方も、溢れんばかりの感動を味わっていただけたら嬉しいです。
それではご覧ください!
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氷見市制施行70周年記念事業・氷見市芸術文化館オープニングシリーズ
「 オーケストラ・キャラバン ~ オーケストラと心に響くひとときを ~ 」
スペシャル・ニューイヤーコンサート 東京フィルハーモニー交響楽団 特別公演
指揮:梅田俊明
ピアノ:清水和音
ヴァイオリン:松田理奈
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
※ プロフィールなどの詳細はこちらからご覧ください。
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● ワルツ『春の声』:ヨハン・シュトラウス2世
● ピアノ協奏曲 第5番『皇帝』:ベートーヴェン
● ヴァイオリン協奏曲:メンデルスゾーン
● ボレロ:ラヴェル
いよいよ迎えたグランドフィナーレ、拍手喝采のホールは感動に包まれました。
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人が奏でる音楽には、聴く人の心を共鳴させる“力”がある。洗練された一流の演奏をリアルで鑑賞することは、イヤホンやスピーカーを通して音楽を聞く以上の体験があると、改めて実感させられました。
そして何より、感動を分かち合える空間が身近にある幸せ、を思い知りました。
文化芸術の素晴らしさは、社会に生きる誰もが参加でき、誰もが他者と共感し合えるところにあると思います。だからこそ、心を動かしてくれる余白を、日頃から大切に持っていたいですね。