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2023.05.07

思わず移住したくなるような氷見の景色

昆布
昆布
「サカナとサウナ」

こんにちは!サカナとサウナの昆布です。

 

5月といえばやっぱりゴールデンウィーク!

氷見のまちなかは観光客が増え、中央に位置するアーケード通りは平時の比べ物にならない程の人が行き交います。町一番の観光スポットである道の駅ひみ番屋街には何台もの観光バスが停まり、一般車用の駐車場は臨時駐車場まで満車の有様。お土産や氷見グルメを求めて更に多くの観光客でごった返しているのです。

 


ここで突然の私事な話題ですが、僕は2019年のそんなゴールデンウィークの手前ごろに氷見を初めて訪れました。当時関東で魚屋をしていた僕は一人旅を趣味にしており、兼ねてからどこかの漁港を見に行きたいと思っていたのでした。

その時に

「漁港 見学」

でGoogle検索をしてみると、氷見漁港がヒット。「寒ぶりで有名な町」ぐらいの知識ではありましたが、何かのご縁かなとも思い氷見へ旅行することにしたのです。

一泊二日の短い旅だったのですが、滞在中はずっと晴れが続き、海がエメラルド色に輝いて見えたことを覚えています。夕方にはくっきりとした輪郭を帯びた立山連邦が夕陽を浴びてオレンジ色に輝く景色を見ることが出来ました。そんな景色に加え、新鮮な魚や気前のいい人々に一目ぼれしてしまったのです。

その後何回か氷見に通ったのち、初めて旅行で訪れてから半年後の2019年10月には氷見に移住してしまいました。何とも突発的な行動だな、と今思い返すと当時の自分に驚いてしまいますが、それほどまでに氷見の景色をはじめとした様々な魅力に、一瞬にしてとりつかれてしまったんだと思います。

さて今回の文章では、僕がとりつかれてしまったそんな氷見の魅力の中でも景色に焦点を当て、僕のお気に入りの場所から見た3つの景色を写真を交えてご紹介していきます。読み終えた後には思わずあなたも移住したくなっているかも?なんてね。

まずは、「朝日山公園見晴らしの丘から見る海の町の景色」。

 

氷見のまちなかでは一番高い場所に位置する公園「朝日山公園」内にある「見晴らしの丘」。元々は何もない場所だったのですが、2022年に整備が完了して遊具やロングベンチ等を備えた市民の憩いの場に生まれ変わりました。ここからは海に囲まれた氷見の町の景色を一望することが出来、晴れた日には海に浮かぶ定置網や海越しの立山連峰がハッキリと見渡すことができます。丘の外周には多くの桜の木が植樹されていますので、春には壮観な景色を背景にお花見がおススメです。

実は僕はこの場所が気に入りすぎて、自分の結婚パーティーと夏フェスをこちらで開催したこともありまして。丘の片隅に位置するセンターハウスという6角形の建物があり、そちらをメイン会場として使用しました。中には大きなテーブルや椅子も多くそろっており、冬季以外の土日は一般に無料で解放されています。景色を見て少し疲れたら空調の効いたセンターハウス内で休憩することもできますので、子どもからお年寄りまで快適に景色を楽しめる場所になっています。

 

次にご紹介するのは、「九殿浜休憩所から見る漁村の景色」。

 

氷見の中心地から車で北に15分ほど走らせた場所にある公営の2階建ての休憩施設です。近くには大境漁港という小さな漁港と、大境洞窟住居跡という縄文時代の史跡があります。休憩所の1階も漁業生活資料館として漁具などの展示を行っており、古くから漁を生業としてきた氷見の人々の、過去から現在までの暮らしが垣間見える地域なんです。

 

2階は休憩所になっており、階段を上がったとたん窓から見えるのは、一面の海景色。窓を開けて海に突き出したベランダへ出ると、空と海の青さや浜風や潮の香りを全身で感じることが出来ます。

休憩スペース内はテーブルやいすが並んでいるエリアもありますが、おすすめは畳張りの座敷エリア。こちらの窓から外を見やると、海越しの立山連峰だけではなく、漁船や網や灯台などの漁村ならではの景色も共に楽しむことが出来ます。お弁当やおやつを広げてぼーっとこの景色を見ながらランチをしていると、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。

最後は、『仏生寺地区から見る田園風景』。

 

氷見は海やそれに隣接する氷見中心地の「まちなか」にフォーカスが当たりがちですが、実は山側と呼ばれる地域の景色も、非常に心に刺さるものがあります。

その山側に位置する仏生寺は氷見中心地から南西約10キロほどにあり、高岡市と隣接した地域です。多くの山に囲まれた地形で、春には見渡す限り眩いほどの新緑に溢れています。

僕はこの地域に通っていたことがありまして、当時は「氷見ベジ」という無農薬野菜を作るグループの畑をお借りして野菜の収穫体験をさせていただいていました。そのある日、日差しをモロに浴びながら(高い建物なんてないような場所ですから)汗を垂らして畑作業をしていたのですが、その時にふと顔を上げてみました。すると隣の田んぼの背景には、緑に溢れた山とどこまでも広がる青い空。暑さを忘れてボーッと見惚れてしまったことを覚えています。

 

今回は自分のお気に入りの景色をご紹介しました。その他にも僕が見たことのないような素敵な景色が、氷見にはもっとたくさんありますので、ご旅行の際はぜひお車でお越しください(市内にはレンタカー屋さんもあります)。ナビを入れずにひたすら南へ北へ走らせていれば、思いがけず素敵な景色に出会えるかも。

そんな景色に同じく一目惚れしていただいて、そのまま移住〜なんて突発的な行動、しちゃいません?

 

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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