こんにちは!みらいエンジンスタッフ(地域おこし協力隊)の下野です。
今回は、氷見のママ友たちの間で人気の親子向けカフェ、sol&marさんへ行ってきました!
場所は余川というひみ番屋街から車で約8分と市街地から4キロほど離れた里山近くの町にあるお店です。
きらきらの太陽とその太陽に手を向けるお母さんの看板が目印
こちらのカフェは2023年9月にオープン。地震の影響で休んでいた期間もあって実際は開店してからまだ4~5か月目。元々いわさきストアという地域の商店があった場所で、sol&mar店主の斎藤さんが3年前に移住してきたときには既に閉店されていました。
以前のいわさきストア ーみらいエンジン過去記事から引用-
地域住民に愛された商店いわさきストアの跡地を改装、今も面影が残る外観
広い開放的な店内
ガラス窓側の席からは、余川の壮大な田園風景を一望できる。
元アパレルブランド勤務経験のある斎藤さん、至る所にセンスが光る
お店の内装はご自身で内装を手掛けて、木材もなるべく再利用。店内の棚やベンチなどは一緒にDIYしてくれた方のご実家に眠っていた100年前の赤松を使用。斎藤さんの前職はアパレルブランドで10年程勤務され、VMDやMDの経験があるそう。インテリアやディスプレイのセンスはさすが。
※VMDはビジュアルマーチャンダイジングの略で、視覚的な販売戦略という意味です。
ハンドドリップで淹れたコーヒーと手作りのチーズケーキ
ハンドドリップで丁寧に淹れてもらったコーヒーは格別!手作りのチーズケーキは濃厚クリーミーながらも、重くない甘さ。お子様にも人気のメニュー。そのほかにもハーブティーや氷見の稲積梅を使ったオーガニックジュースなど。もちろんキッズドリンクの種類も豊富です。ほかにベーグルやスコーンもありました。
棚にはジョンマスターオーガニックなどのナチュラル製品をセレクト
アクセサリーも販売されていて魅力的な商品が並ぶ
自身が使ってよかったもの、繋がりのあるショップを厳選してセレクト。東京出身の斎藤さんに、氷見を選んだ理由と開店に至った思いを聞きました。
「妻が射水市出身で、いつかは富山に戻りたいという気持ちがありました。趣味のサーフィンもあるので、海に近くて、ほどよい里山がある氷見がいいかなと思って氷見に決めました。」
どの席からも見えるように真ん中にキッズスペースがある
「都内に住んでいたときに、お母さんたちが片手で子供を抱えながらお茶しているのを見て、両手フリーにできるお店って、あんまりないと感じました。余川も少子高齢化が深刻化しているのを目の当たりにし、子供たちがやがて余川を離れていくんではないか。」と危惧した斎藤さん。
「僕にも4歳になる息子がいますが、彼にとっての地元は余川で、大人になったときに地元を残してあげたいし、廃れていってほしくないという思いがあって。子育て世帯の人たちに余川を気に入ってもらえたら移住の選択肢になるかもれない。くつろげる場所を作ろうってなって、お母さん向けのカフェをしようと始めました。」
店名のsolは太陽、marは海という意味で、その2つをコンセプトに作られている。「子供がまぶしい太陽でお母さんが広い大きな海の意味を込めています。ラインナップしている商品も太陽と海に関連している。魚の加工品やドライフルーツも太陽の恵みから来ているもの。」
壁の一面は絵が描けるようにホワイトボード仕様。近所のおばあちゃんが持ってきてくれたおもちゃもあって、子供が楽しめる工夫がされている。絵本はあまり見たことのないラインナップ。ジェンダーを題材にしてあったり、ちょっと考えさせられるような内容の絵本をセレクト。
大人向けの本も置いてあります
南房総から届くたくさんの種類のドライフルーツとナッツ
良質なオーガニック素材を使い、子供も安心して食べられる。グラム数や価格などを伝えてセレクトはお任せでオーダーしても、好きなものだけを選んで入れてもらってもOK。メニューはハンドドリップコーヒー(デカフェ有)やハーブティー、稲積梅を使用したオーガニックジュースなど。キッズドリンクもいろんな種類がありました。また、子供を連れてぜひとも訪れたいです。
授乳室もちろんあります
お手洗いも親子に嬉しい仕様
子供を連れてのトイレ事情・・・本当に忙しくて大変ですよね。広いのもうれしいポイントです。バンボや手洗い場のステップ、補助便座まで完備されています!そんな親子でくつろげる素敵なカフェ、sol&marさんの店舗情報はこちら。
sol&mar(ソルアンドマー)
富山県氷見市余川264
営業日:水曜~金曜 13:00~17:00
不定期で火曜・土曜営業あり(インスタの情報をチェック)
駐車場5台分有
トイレあり・授乳スペースあり・水提供OK・キッズスペースあり