2025.02.25

論田熊無で移住者交流会に参加してきたよ！

下野さつき

移住相談員

こんにちは！みらいエンジンスタッフ（地域おこし協力隊）の下野です。先日、くらしたい国、富山さん主催の移住者交流会に参加してきましたので、その時の様子をお伝えします。

今回は氷見の論田熊無地区の草餅づくりと伝承料理を食べながらお話する会でした。草餅は論田加工グループのお母さん達が朝5時ごろから作られるあんこ入りのお餅。一部のお店にしか並ばない貴重なお餅です。

草餅について詳しい記事はこちら。

継業で輪をつくる、ひろがる。ー「食彩ふるさと論田加工グループ」を例にー

氷見のお米で作られた甘酒とゆず茶

着いたらすぐにあったかい甘酒とゆず茶をいただきました。雪が降る寒い日でしたのでほっとあたたかくなりました。氷見のお米で作られているしょうがの効いた甘酒とてもおいしかったです。ゆず茶は、ゆず味がきらいな娘が気に入って何度もおかわりしていました。

自己紹介タイム

まずは自己紹介です。お母さんお父さんたちが、面白いジョークをはさみながら話してくれたので参加者の緊張をほぐしてくれました。今日は熊無に初めて来られたという方も多くいらっしゃいました。

着替えて準備していく

このオシャレでカラフルなアームカバーは、なんとお母さんたちが前日の夜に参加者全員の分を用意して縫ってくれたそうです。

草餅づくりの説明をしてもらい

お餅にヨモギを入れて練っていきます

今回は家庭用機械で作られていましたが、普段は4升サイズの機械でお餅を練るそうです。時間が勝負、とのことで作る直前に水を加えながらお餅を練っていきます。ヨモギがはいり、きれいな緑色に変わっていきました。

中にいれるあんこ

娘も私もあんこ大好きなので、もう既においしそう～（笑）粒あんのほどよい甘さ。あんこがたっぷり入っているので草餅ひとつでずっしり。ひとつ食べると満足感ありますよ。

包み方のお手本

まずはお手本を教えてもらいました。見ているとちょっと難しそう・・できるかな？早速やってみよう。

まずはお餅がくっつかないように粉を十分に付けて

お餅を丸く平べったくします

このとき、お餅の丸のふちををすこし薄めにしておくのがコツなんだそう。

あんこを乗せます

あら？もっと平べったくしないと包めないのでは？

最初は手伝ってもらいました

丸めて皮を消しゴムをつぶすくらいの力でつまんでぎゅっととじます。たまに娘と一緒に家で餃子づくりをしますが餃子を包むときと、少し似ています。ですがあんこたっぷりなのできれいに包むのはちょっとむずかしい。はじめは手伝ってもらいながら。

できた！！

何個か作っているうちに、だんだん娘も上手にお手伝いなしで包めました。ちなみに写真左に写っている方は氷見市移住定住推進課の職員さんで氷見育ちの方。ご実家で作られていたそうで、包むのがすごく早くてびっくり。私たちが1個作っている間にもう２～３個できていて、さすがです。冷めるとお餅が固くなってしまうので、スピードが大事です。

今日は7組の参加者さんがいらっしゃっていました。

ひとり大体３つくらいつくることができました。２つは持って帰っていいとのこと。もうひとつは後で出来立てをいただきます。たのしみ！

伝承料理のお弁当「山の恵みを活かす先人の智恵の賜物」

草餅づくりが終わった後はお昼ご飯に伝承料理のお弁当をいただきました。できたてほかほかのさつまいもごはんをいれてもらいました。

くさぎと打豆の煮もの、ヤーコンのきんぴら、いか大根、そうめん南瓜・・・・聞いたことのない食材の名前がたくさん。くさぎ菜は山菜のひとつですがあく抜きをする必要があり、3回ほど煮ないといけません。ヤーコンはキク科の根菜でシャキシャキとした食感をたのしめました。栄養たっぷりで体にいいそうです。手間暇かけた愛情が込められた料理はやっぱり美味しくて身に沁みます。その名の通り、次世代に伝承していけるように作り方が学べる教室を開催しているそうです。

すり身のみそ汁

氷見に移住してから知った、「すり身揚げ」や「すり身のみそ汁」魚の臭みがなく子供も食べれる味なので家でも作ってみたいと思っていました。スーパーにすり身はパック詰めされて売られているのですがどうやって調理したらいいのかわからなくて買えずじまい。でもお母さんたちに作り方を教えてもらったので、今度挑戦してみようと思います！