こんにちは。桑折 純⼦です。
日中の日差しは強くなり、気温も上がってきました。今年の夏も暑そうです。
小学校ではプール開きが行われ、体育の授業で水泳が行われる日を娘は楽しみにしております。
夏休みが近づいてきました。
梅雨が明ける前、今年は昨年とは違う場所に蛍を見に行きました。
氷見市の公式Instagramにて紹介されていた「氷見市仏生寺の脇之谷内川」です。
車で現地に着くと別の家族連れの方も見に来られていて、一緒に蛍を鑑賞しました。
地元の方も今年は例年より数が多いと話されていましたが、
私はこんなに沢山の蛍が川沿い一体を飛び交うのを見たのは初めてでした。
さて、今回は娘と参加した、二つの「スタンウェイ」に関するイベントのレポートを行いたいと思います。
スタンウェイは世界的に活躍するピアニストたちや音楽愛好家によって1世紀半以上にわたって愛用されており、ピアノの最高峰といわれている名高い鍵盤楽器です。
イベントのひとつは、子供のための芸術文化体験事業として企画された、氷見市芸術文化館のホールにて、このスタンウェイのピアノを演奏体験するというもの、もうひとつは、能登半島地震復興応援として企画された、氷見市芸術文化館の2階ロビーにて行われたトリオジャズライブです。
演奏体験は、小学校で配布され持ち帰ったお便りを見て申し込みました。
当日は予約した時間に芸術文化館へ行き、スタッフの方の案内のもとホールに入ると、ステージにスタンウェイがありました。
無観客の大きな会場に娘と2人という、非日常的な状況とホールのスケール感に圧倒されながら、ステージ上へと移動しました。
いただいた演奏時間は30分間です。
重厚な風格と存在感を放つピアノに、娘は緊張しながらおそるおそる音を出してみた後、好きな曲を弾きました。
コンサートホールです。よく響きます。
最後に私も並んで椅子に座り、2人で一緒に弾かせて貰いました。
ジャズライブは知人の方からご案内いただきました。
氷見でトリオのジャズをライブで聴く機会は、残念ながら私たちには滅多にありません。
「Fly me to the Moon」というタイトルにも惹かれ、娘とはやい夕食を済ませ芸術文化館へ行ってみました。
2階へと続く階段を登ると、ロビーではすでに沢山のお客さんが演奏を楽しんでいました。
「みんなで元気を~スタインウェイの音色に乗せて~」というテーマのもと、令和8年2月のまでの期間に合計5回の無料ロビーコンサートが開催される、その第1段となるライブとのことです。
幼少期をアメリカで過ごし様々な音楽にふれて育った宮坂俊行さんと、氷見市出身のピアニスト木村郁絵さん、全国で活躍するウッドベース日景修さんの3名によるトリオジャズライブでした。
氷見市内のお店からの出店による飲食ブースも設けられており、夕闇へと暮れてゆく中、お酒や食事とともにジャズの演奏を聴くという、リラックスした大人の時間が流れていました。
私たちは少し場所を移動して、階段の踊り場から演奏を楽しみました。ピアノの鍵盤もロビーを見下ろせる場所でしたので、よく見ることができます。
館内には、宮坂さんの甘い歌声とそれぞれの楽器の音が心地よくなり響いていました。
娘はこども園の時よりピアノを習いはじめましたが、氷見へ移住後も良い先生に巡り合うことができ、今も続けています。
特別なピアノを体験する、よい機会となりました。
復興応援ロビーコンサートは次回は8月のようです。
スタインウェイの音色がまた近いうちに聴けるかもしれません。