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2025.07.28

氷見古材ノットワーク・初めての古材販売会

たけぞえ あゆみ
たけぞえ あゆみ
考えるパン koppe

こんにちは! 考えるパンKOPPEのたけぞえあゆみです。

『氷見古材ノットワーク』による初めての「古材販売会」が、7月19日(土)、20日(日)に旧松屋会館で行われました。

『氷見古材ノットワーク』は、「能登」と「結び目=ノット」を掛けた団体名です。能登半島地震により解体を余儀無くされた建物から、廃棄物となるはずだった床板や建具、構造材を救出し、次の使い手へとつなぐ活動をしています。

これまで私たちは、地元の建設会社さま、東京科学大学、東京都立大学、富山大学、明治大学、ボランティアの皆さまにご協力をいただきながら、古材レスキューに応じてくださるお家を見学、レスキュー、倉庫に運んで釘抜きし、保管してきました。その中では実測という、家の形をこのまちの歴史として記録に残す活動も行っています。

また大きな梁などは、ウェブ上で情報を公開できるように、スキャンして3Dデータで保存しています。スマートフォンのカメラを使って凸凹や大きさも正確なデータが残せる、画期的な方法です。

おかげさまでたくさんの古材をレスキューさせていただき、この度初めての古材販売会を実施することになりました。

とはいえレスキューした古材はとってもたくさん。この日は東京科学大学・東京都立大学のみなさんが、古材を整理し、値付けして販売会の準備をしてくれました。

冷房もない中で頑張ってくれて、こんなにきれいな売り場になりました。

重い建具も仕切りを作り、見やすいように整えてくれています。

美しい細工が施された障子も、芸術品のようにディスプレイ。新品のように美しいです。

古材の板を使って、こんな箱を作るのもいいですね。漆が塗られた材もあるので、組み合わせも楽しめます。

気になる価格は、かわいい図にまとめてわかりやすく表示しています。

エントランスには、「古材ノットワーク」のこれまでの活動もまとめています。ぜひご覧ください。

らんまも目を見張るように細かく、美しく彫られています。このような古材たちが、解体でなくなってしまうのは忍びないです。その家では役目を終えた古材たちが、次の使い手の方の新たな場所で、活躍してくれることを願ってやみません。

販売会当日は、地元建設業社さんにご協力いただき、並行してレスキュー活動をしながら、おかげさまでたくさんの方にご来店、ご購入いただくことができました。ありがとうございました。

次回販売会は、8月16(土)、17日(日)です。今後も定期的に行う予定です。皆様どうぞお越しくださいませ。

 

氷見古材ノットワークHP

https://sites.google.com/view/knot-work?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR697_HsOJ2d3IeebFwLJEszc3xrZhQS-gBRyKrNbxzJHHKwXxfPSinqK9HRVQ_aem_nJbvvgfSRlXf3qRSIJ9m8Q&fs=e&s=cl

 

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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