みんなーーーーーー!!!!冬がすぐそこまで来ているぞぉーーーーーーー!!!!
暖房器具の準備はできたか?
灯油は入れたか?
スタッドレスタイヤの準備は大丈夫か?冬にノーマルタイヤだなんて死活問題だぞ!!
いきなり変なテンションで申し訳ございませんでした。全部寒さのせいです。どーも移住系ライターサンソンです。普段は富山の遊び場!というWEBサイトで真剣にふざけております。
鉛色の空が通常営業となる冬がすぐそこまでやってきているのを感じる今日この頃。鉛色の空から時々白いゴミ降ってくるし…嫌になっちゃうよね…。
あ、嘘!今の嘘!嫌になるとか言ったら氷見に移住者来なくなっちゃう!!
ちょっとだけ、ちょっとだけだよ?憂鬱になるだけですのでご安心を(汗)
今回は、冬の楽しみ方の1つである「氷見の冬の味覚を堪能する」をテーマに、冬の味覚の王様にスポットを当ててご紹介したいと思います。
冬の到来と共に、楽しみだってやってきます。その楽しみとは、冬の味覚の王様「寒ぶり」ですよね。異論は認めません。
氷見で冬に穫れる「寒ぶり」は日本一美味しいブリとされています。
よっ!日本一!
本日は、そんな氷見の寒ブリに関する5つの豆知識を発表したいと思います。
1. 旬は11月末から2月
氷見では、寒ブリが穫れだしたら「ひみ寒ぶり宣言」が発令します。
その時期が11月末から2月。
ちょうどこの時期に、北海道から九州にかけて産卵のために南下します。
このタイミングに氷見でブリを確保するわけです。
2. 氷見の寒ブリが美味しい理由
これには、先ほどの産卵に理由があります。
まず、ブリは春の3月〜5月にかけて九州で産卵します。
そうして、生まれた稚魚はエサを求めて対馬海流にのり北海道へ。
夏と秋にエサをたらふく食べて成長したブリは、冬に産卵のために再び九州へ向かうことに。
しかし、下の図を見てください。
めちゃくちゃ富山湾に捕まります。
北海道から富山湾に一直線に突っ込みます。
そんな脂ののった状態で氷見にやって来てくれるので、そりゃむちゃくちゃ美味しいのです。
3. 出世魚といえばこいつ
まず、こちらをごらんください。
稚魚(10cm未満) | 20cm未満 | 30cm未満 | 40cm未満 | 60cm未満 | 70cm未満 | 80cm未満 | 80cm以上 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バイソ | ツバス | コズクラ | ハマチ | フクラギ | ガンド | ブリ | ブリ |
こちらは北陸地方でのブリのサイズによる呼び名ですが。
めちゃくちゃ名前が変化します。
北陸では縁起の良い魚として、一本丸々プレゼントしたり、同じサイズのブリのかまぼこをあげたりという風習があるそうです。
そんな食べれるか!
4. そんなブリの価格は?
ちなみにブリは生後3年ほど経たなければ、10kgを越えるものになりません。
天然ものだと、6kg〜9kgで2万〜4万。
10kg以上だと5万から16万円まで値段が跳ね上がります!
刺身や寿司などでは、1000円くらいあればお店で食べることができます。
さすがにピンからキリまでありますが、ブリのコース料理にもなると1人5千円〜1万円ほどです。
ブリしゃぶを初めて食べた時は、あまりの美味しさに震えました。
それからというもの、毎年冬を迎えると寒ブリに会いたくて震えます。
5. 鰤起しの冬の使者
北陸の海は11月下旬くらいに雷をともなう風雨になります。
この大シケとカミナリの雷雨のことを地元の人は「ブリ起こし」」と言います。
というのも、この時期にブリが富山湾に押し寄せるからです。
雷雨で嫌がるのかと思いきや、漁師はブリ漁に活気づき、テンションアゲアゲになります。
それでは、最後に寒ブリ雑学を披露します。
合唱曲には・・・。
「寒ブリのうた」がある。
ぶるん ぶるん ぶるん ぶるん ブリ ブリ