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2019.03.25

ブルーミンボトル!氷見からビールの持ち帰り文化がやってくる!

鈴木杏奈
鈴木杏奈
FWHスタッフ

こんにちは!ワーホリスタッフの鈴木です!最終回はクラフトビール!

自分が氷見で就労させていただいた、
氷見のクラフトビール屋「Beer Café ブルーミン」の
テイクアウトサービスについて、ご紹介していきます!

1.Beer Café ブルーミンについて

イメージとしては、クラフトビール≒地ビール、ほぼイコールです。
では、氷見のクラフトビールといえば、…Beer Café ブルーミン

ガラス越しに見える醸造設備の臨場感が魅力。

そう、ブルーミンはブルーパブ(Brew Pub)、
飲食店の中にビールを造る醸造所、ブルワリーがあります。

氷見の煮干しの出汁をとって麦汁と一緒に発酵した氷見ブラック
さっばりとして完成度の高い定番の湊川エールから、
ハイアルコールで力強いモルト感の獅子IPA

ここのビールはとりあえずじゃなくて、
ちゃんと選んで飲みたいビール。
ローカルで少量多品種生産


それでいて氷見愛がある。
ひたむきなお店と人たちで成り立っています。

“氷見からクラフトビール文化を広げたい”

これがお店のミッションです。

2. 氷見からクラフトビール文化を広げる?

 
その思いは分かるけど、とはいえ氷見、富山県は車社会
お店に車で来ると、飲んで帰るなんてことはできません。

だから、ブルーミンでは、もうすでに
クラフトビールの持ち帰りサービスが始まっています。

お店の出来立てビールを、車社会であっても、
酵母が生きているうちに、
より多くの人に自家製クラフトビールを飲んでもらいたい。

お好みの容器で、大丈夫。
タンブラー、水筒、そしてこのブルーミンボトルで、
最高にうまいビールを、
店だけでなく家で家族や友人たちと楽しんでください。

ブルーミンボトルがいよいよ、3月末発売です!

3.持ち帰り文化を可視化?

 
実は、今回のブルーミンでのワーホリミッションの1つは、
「氷見からクラフトビール文化を広げたい」という
お店の使命にコミットすること。

車社会の氷見からクラフトビールをどう楽しむか考えた時、
オーナーの山本悠貴さんが提案したのは、
“自家製クラフトビールのテイクアウトサービス”でした。

その試みの象徴としてこのブルーミンボトルが発売されます。

<メリット>  店で飲むあのビールの味を家で楽しめる

このボトルは、二重のステンレスで実現した、真空断熱構造
なんと保冷24時間が可能、炭酸を入れても吹きこぼれず、
逃がさない。
アルコールだけでなく、紅茶もコーラも、詰められるんです。

なんといっても、晩酌に、お花見に、パーティーに、
氷見のお店のビールの味を、夏が来たら、外で誰かと共有できます。

<デメリット>  馴染みのない文化の定着に時間が必要

ブルーミンボトルの値段は6480円。
スタバのタンブラーとは違います。

この値段を聞いて高いと思った自分は、だからこそ、
“クラフトビールの持ち帰り文化をビジュアル化したらどうか”と
提案しました。

自分としては、やっぱり「ビールをボトルに持ち帰った後」が気になります。

どうやって食卓に並ぶのかなとか、どんな風に飲むのかなとか、
オーナーの山本さんがどのような習慣を氷見に広めたいのか、
その広がり方を可視化してあげると
よりマイボトルを購入しやすい、そう思いました。

具体的には、食卓の風景とブルーミンのボトルとビールで、
テイクアウトの日常を撮影することを提案しました。

4.持ち帰り文化を可視化?

いきなり東京からワーホリで来て、そうお店に言ってみて、
協力してくれる人たちがいました。

ブルーミンのオーナーの山本さん、奥さんの梢さん、
神スタッフ弟の尚弥さんはじめ、
地域おこし協力隊第二期生でフードコーディネイターの荒井智恵子さんです。

「ごはんをつくって持ってきてくれたらいいよ」の一言で、
ここまでしてくれました。
器を貸してくれるところから、テーブルデザイン、そして写真まで…

撮影場所は、洋食版はコミュニティースペース 『HIRAKU』さん。

<洋食編>

自分のしたことと言ったら、ほんとに料理を数品作ったぐらい。
自分のミートソースが相当うまそうに写っていて感動している。
荒井さんの神デザイン。

真ん中はブルーミンの梢さんのお土産のいぶりがっことクリームチーズ。秋田県発祥の漬け物の一種です。ビールが欲しい…

ではではビールを入れて、いざ撮影です…!

とはいえ…!カメラを持っているけど、
実は自分は写真を撮るのが大苦手。
荒井さんがiphoneを駆使して料理の写真を撮ってくれました。

 

 

おお、お…!

撮影は順調! 良い写真が撮れているよう。

そして実は、和食バージョンも。
撮影場所は自分の住んでいる町家の移住体験施設『まちのトマル場』。
こちらもiphoneです。

<和食編>

自分の作ったご飯とは思えない…ちなみにソースは
荒井さんがケチャップととんかつソースの即興で、
梢さんがこの後、油揚げとネギの味噌汁もつくってくれました。

ビールが欲しい!
ではではビールを入れて、いざ撮影です…!

男の人の腕が欲しかったから、
事務所でパソコン中の藤田さんに来てもらいました。

この体制、すんごいプルプルするらしい。ありがとう…

撮れた写真がこちら。 良い写真、けど…!

 
藤田さんの手、関係ないじゃんの笑い。

和食にもブルーミンボトルはバッチリです。

5.テイクアウトサービスの詳細

もちろん家だけでなく、レジャーやイベント、パーティに、
テイクアウトしてください!

【テイクアウトサービス】

すでにサービスは始まっています!
量り売りでテイクアウトできるので、どんな容器でも、
グラム計算で、店内ジョッキで飲むよりも8%OFFのお値段で詰められます(3月24日現在時点)。

3月末、もうすぐ発売です!ブルーミンボトル!お楽しみに!

 

【ふるさとワーホリを終えて】

最後になりましたが、二週間、本当にお世話になりました。

自分は富山新聞にワーホリ参加者として取材をしていただいたとき、
「氷見はこれからおもしろくなるまち。毎日がウルトラエキサイティング」と言いました。これは本当です。

氷見においては、寒ブリというすでに色がある。
しかし、山本さんのように、「クラフトビール」という新しい氷見らしさを残そうとしている人がいます。

日本人誰しも世の中に何か残したい欲、社会を良くしたい気持ちを、
少なからず持っているのではないでしょうか。
自分の名前やお金より前に、ビジョンや思いを社会に残したい、
そういう熱意が1番心に刺さり、そこに賭けたいと思わせる、
人間どこか必死さがある方に、何より動かされるものだと思います。

二週間、滞在させていただき、本当にありがとうございました。

鈴木杏奈

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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