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2024.11.12

「農の担い手、探しています」泉地区ではじめる“ちょうどいい“田舎暮らし

藤田智彦
藤田智彦
移住相談員

穏やかな田園風景の中で暮らしたい。けれど都市生活に慣れているから、いきなり不便な地域に行くのは不安…移住を考える方の中には、そんな葛藤を抱いている人も少なくないのではないでしょうか。
氷見市は富山県の西端にあり豊かな自然に囲まれながらも、新幹線駅まで車で約30分・日用品の買い物は市内でOKと、市全体としてそんな葛藤にお応えできる“ちょうどいい”まちなのが魅力のひとつですが、そうはいっても市内の地域ごとに特性は異なります。
今回はそんな氷見市の中でも真ん中に位置し、「自然」と「便利」が両立している泉地区についてご紹介します。

泉地区がどのあたりなのか、地図で見てみましょう。

海側の市街地から谷筋に沿って里山地域に向かう、その入り口といったところでしょうか。
すぐ近くには氷見ICがあることからも、交通の便の良さがわかるかと思います。

国道沿いにある「ムカイストア」は地域で評判の個人スーパー

すぐ近くでお買い物ができるのは安心感があります

ICを降りて少し山手側に国道を走ると、すぐに泉地区です。
国道沿いの風景はこんな様子ですが、少し通りを入ると…

このように、どこか懐かしい集落の風景が広がっています。

 

今回どうしてこの泉地区をご紹介することになったかというと、地域の方からある困りごとについて相談を受けたからです。

その相談というのは、耕作放棄地についてのもの。

先程の写真にもあった通り、集落の風景は家々と田畑によって形作られています。
しかし高齢化が進むにつれて、所有者による耕作が継続できなくなってきています。
泉地区ではこれまで、そうした耕作放棄地を貸し出すことで耕作を続けてきたそうです。ところが近年、借り受けていた農業者もまた高齢化し農業を引退、再度耕作放棄地の問題が浮かび上がったといいます。

このような問題は泉地区に限ったことではなく、市内の他地区にも同様に存在しますし、日本中で問題になっていることと思います。
だからこそ解決のための手段は単に「農業者」を探すことでなく、「ここに住みたい」・「ここで農業をしたい」と思ってくれる移住者(農業者)の存在だと、私達みらいエンジンは考えました。

耕作放棄地の所有者は複数おり、連続している場所もあれば、少し離れた農地もあります。
所有者さんたちはそのすべてを任せたいというのではなく、相談者さんの希望に応じることができるといいます。田んぼだった農地がほとんどですが、どのような作物を植えるのかについてもお任せするとのことです。

住まいについても、現時点で具体的な物件がウェブなどに掲載されているわけではありませんが、地区内にいくつか空き家があるとのこと。
この地域で暮らしたいと思う方がいれば、地域の方が家探しにご協力いただけるそうです。

さて、ここまで泉地区をご紹介してきましたが、やはりその土地の魅力はは実際に訪れなければなかなか伝わらないもの。
今回の記事で泉地区の暮らしに興味を持たれた方や、農地をお探しの方がいらっしゃいましたら是非お気軽にお問い合わせくださいませ!

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
氷見市IJU応援センター・みらいエンジン

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