こんにちは。氷見市地域おこし協力隊でヒミヒラクプロジェクトの山下です。
今回は、まちなかの空き店舗をリノベーションしたコミュニティスペース「ヒラク」で開催したDIYワークショップの様子をレポートしたいと思います!
講師は高岡在住のDIYクリエイター・macaさん。自宅をセルフリノベし、インテリアにつかえるおしゃれで使い勝手の良い小物を作っている様子を伝えるブログ・instagramが大人気なんです。
そんなmacaさんが何の拍子かヒミヒラクPJのinstagramにいいねしてくれたのを目ざとくキャッチし、こちらからお声掛けしたところ、女子向けDIYワークショップをやってみよう!ということになったのでした。
3月4日、日曜日。ようやく雪が溶けて少し陽気も感じるようになってきた良い朝でした。富山県内各地から10名の参加者があっという間に集まりました。お子さんを背負いながら参加する方も。
しかし、ワークショップが始まる前には少しだけ緊張感が漂っていました。macaさん自身、講師としてはじめてのワークショップだったのです。
この日までに初心者が間違えやすいポイントもチェックした台本を200回読み込んで臨んだとのこと。すこし台本を見せていただきましたけど、本当に細やかで、この気配りがあっての人気なのだなと強く感じました。
この日つくるのは調味料やカップなどを置くのにちょうどいいサイズのカフェラック。裏の幕板がペイントと布張りのリバーシブルになっていて、気分で変えられる……っていうところがニクい、生活をワンランクアップさせてくれるアイテムです。
この日集まった方たちは電動工具を持ったことがない方が大半で、中には塗装をしてみるのも初めてという方も。そんなメンバーに対して、失敗しながら気づいていくことが大事と繰り返すmacaさん。
ベニヤ板に塗装するときは両面を塗って板が反らないようにした方がいい、などと自分が失敗した経験から大切なポイントを伝えてくれて、あとはそれぞれのセンスに任せるというスタンスが流石でした。
それぞれお気に入りの色を好みに塗り込んでいきます。
そしてmacaさんが事前にカットしてくれた材料を組み立てていきます。丁寧に揃えられた材料に気配りを感じます。
一方、「DIYの本を読んで完璧に作ろうと考えると逆に作れなくなるよ!」という言葉も飛び出し、macaさん好みのデザインにも見受けられる「男前」な一面を見ることができました。
また、本当にに初めてDIYに取り組む人たちに対し、どんな目線で伝えていけばよいかということも学ばせていただきました。
例えば当方で用意したインパクトドライバーではネジを打ち込むために余計な力が必要になるので、できれば電動ドリルを揃えたほうがよいということなど。
お互いにお手伝いしあいながら、なんと2時間で全員のカフェラックが完成!!
完成品をみんなで撮影。集まった感じも素晴らしいですね。
無事作り終えて安堵の表情のmacaさんと、速川にできた話題のカフェ・SORAIROのさつまいもプリンをいただきつつ今日のDIYについて感じたことをしゃべる一時。
このちょっとまったりした時間が過ごせるのが、この場所でワークショップをする理由になると見ていて感じました。普通の貸し会議室なんかではこの空気感は出せませんよね。
とても好評だったので、引き続きmacaさんにお願いしてDIYワークショップを計画中です。キッチン小物や収納など、つくってみたいものがあればご意見を聞かせてください。
macaさんのブログ・instagram、ならびにヒミヒラクPJのFacebook・Instagramに今後の情報をいろいろ掲載していきますので、よかったらフォロー・いいねなどよろしくお願いします!
macaさんブログ ”LIVE LOVE LAUGH – maca home -“: http://maca-home.com/
macaさんinstagram: https://www.instagram.com/maca_home/
◆ヒミヒラクプロジェクトとは?
氷見市地域おこし協力隊の3名が中央町商店街にある空き店舗を活用し、新しいコミュニティスペースをつくって運営しています。
この場所を通じて、地域に賑わい生み出す事を目的とした実践的&実験的なプロジェクトです。
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