こんにちは。桑折純子です。
今年の夏は一段と暑いですね。猛暑の中ではありますが、海水浴は二度行きました。一回目は海の日、二回目はお盆が過ぎてから。住まいからは車で10分足らずで、近場であれば海に入れます。娘は春から市内のスイミングスクールに通いながらもまだ浮き輪なしでは泳げませんが、海水ならではの浮力、波との戯れを一緒に楽しみました。クラゲが気になりますが、この夏の間にもう一度、磯遊びに行こうと思っています。
さて、今回は毎年8月はじめに行われる「ひみまつり」についてレポートさせていただきます。新型コロナウイルスの状況を鑑み2年間中止されていましたが、昨年度より開催が再開され、去年はそのフィナーレとなる花火大会を比美乃江公園で家族で鑑賞し、大変感激しました。
もともとは氷見市の繁華街を含む約1,500戸が焼失した「氷見大火」(昭和13年)からの復興を期して行われた「氷見産業祭」を前身とし、昭和48年に氷見青年会議所が主体となって初めて開催されたそうです。(※きときとひみどっとこむより引用)
当日の交通規制も考慮し、娘と歩いて会場に向かいました。
去年は見られなかったひみ音頭も見ることができました。
今年も会場となる比美乃江公園には、自衛隊・警察・消防車両の展示フェア(各特殊車両に乗車体験ができます)、魚提灯山車の展示(こちらは到着時間が遅く見ることができませんでした)があり、すでに多くの人で賑わっていました。普段は広大な緑の芝生の敷地も今日においては人で埋まっています。
飲食ブースにはたくさんの屋台が並び、活気のある光景が見られました。
どんどん焼き
氷見でのお祭りの定番でもある「どんどん焼き」は移住してから初めて食べました。こちらは小麦粉が素材の粉物料理です。具材は細切りの昆布、干しエビ、鰹節、青海苔、紅生姜などで、ソース味です。厚めの和風クレープもしくは薄めのお好み焼きという感じでしょうか。
花火大会は20時からの開催なので、一旦自宅に戻り、娘は着替え、再び会場へ。
芝生広場はさらに人が増え、花火鑑賞のための空きスペースを見つけるのも骨が折れる状態になっていました。待ちわびる人達の熱気を感じます。
今年の花火大会テーマは「ひみ、こい、なつ。」とのこと。アナウンスが会場内に流れます。
開催の呼びかけとともに大空に花火が打ち上げられました。
この花火大会は県内最大級4,200発とのことです。目前の氷見沖から花火が打ち上げられるため、公園からだとほぼ頭上の近距離で鑑賞することができ、迫力があります。また場内には有料席というものが無く、芝生広場一面の好きな場所にそれぞれが陣取りながらも、肩を寄せつつ大勢でイベントを楽しむという鑑賞スタイルも、近年遠ざかっていたために、より新鮮に感じました。
色とりどりの様々な種類、創意による花火を鑑賞し、最終フィナーレに。音楽に合わせた多数の花火の連続に、会場内からも感嘆の声が。夜空一面が金色になりました。
大会終了後、沢山の人の波とともに会場を後にしました。
徒歩での二往復という道程に流石に疲れた娘を励ましながら家路に着きましたが、夏休みの宿題の日記にはこの日のことを書いていました。
毎年日本各地で開催される花火大会。
おそらく来年も、氷見の海から上がる花火は見られるのではないかと思います。
夏の風物詩、北陸の港町にて思い出にいかがでしょうか。