氷見に暮らす私たちと、
氷見に移住するあなたが、
一緒につくる、まちの未来。
2024.01.22

【1/22更新】能登半島地震を受けての氷見の現状と移住相談について

【1/22追記】
1/21(日)10時に氷見市内全域で水道が復旧しました。
氷見が日常へと戻るための大きな一歩、携わったすべての方々に感謝申し上げます。

市内には依然として建物や道路の損壊による注意すべき箇所がありますが、移住先検討・観光で氷見にお越しいただくこともまた地域への応援となります。
未だ営業を再開できていない事業所等もございますので来訪の際は是非一度当センターへお声かけください。

なお、被災者の応急住宅利用による市内賃貸物件の不足状況は変わらず、しばらく継続するものと考えられます。
物件をお探しの際も、まずはご相談ください。

【1/15追記】

能登半島地震より2週間が経過しました。市内では様々な団体・個人の復旧作業への尽力、そして各方面から差し出された支援の手により、一歩ずつ日常へと歩みを進めています。

氷見市では震災以来、市全域で断水状態となりましたが、14日時点で、市街地の水道は全て復旧し、断水世帯は残すところ460世帯となりました。
道路については、県道2箇所・市道36箇所となっており、また段差などに気をつける必要はあるものの、そうした箇所を除き車によるアクセスが可能な状態です。

飲食・観光業施設についても断水解除エリアから少しずつ再開していることから、市外からの来訪についても受け入れ態勢が整いつつあります。
寒ブリによる氷見の観光の最盛期に今回のような災害があり、経済的な打撃も深刻です。ご来訪・通信販売等、「利用する」応援も何卒よろしくお願いいたします。
移住検討のための来訪についても、是非ご相談ください。

ただし住まいについては、民間賃貸住宅についても住宅の被害が大きかった方の応急用住宅として利用されていることから、しばらくは物件数が限られるものと考えられます。
また現在地域の不動産に関する事業者は復旧のため多くの仕事を受け持っており、対応に時間がかかることも想定されます。
お住まい探しについては、上記ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

【1/12】

元日に発生した能登半島地震は氷見市にも大きな被害をもたらしました。
比較的被害の少なかったみらいエンジンは5日より営業を開始し、このような状況の中、移住支援窓口である私たちはどのようにあるべきか、協議を進めて参りました。
同じ地域に暮らす市民の中に、多大な被害を被った方や今なお不便な生活を強いられている方がいる状況に胸を痛めながらも、未来の氷見市がこれまでにも増して魅力的で活力に溢れる地域であるために、私たちができること。
中長期的な視点でみれば、氷見が日常を取り戻した後に、一緒に未来の氷見をつくってくださる「移住者」の存在は氷見にとって大きな力になるはずです。

みらいエンジンでは、そんな未来の氷見市民のために氷見の状況について随時情報を発信していきます。
氷見への移住をご検討の方は、それらの情報を参考にしていただいた上で、是非とも私たちにご相談ください。
現地のさらに詳しい状況をお伝えするとともに、「移住」が相談者さんにとっても地域にとっても喜ばしいものとなるようお手伝いをさせていただきます。

◯氷見市内の被災・復旧状況について

市民生活に大きな影響のあるものとしては、地震・液状化による「建物・道路等の損壊」と「水道の断水」が挙げられます。
これらはいずれも市内で被災状況に差があり、ごく限られた地域内でも影響が大きなところと軽微なところが存在しています。
現在は復旧が進んでいることもあり、道路の通行止めや断水は多くの地域で解消されていますが、完全な復旧には至っていません。
復旧しているエリアでは宿や商店も営業を再開していますので、氷見を訪れる際には事前に情報を集めた上で、十分に注意してお越しください。
今回の震災は物理的な被害だけでなく、宿泊・飲食事業者にとっては一番の観光シーズンに来客が減り、経済的にも大きな打撃となっています。安全に気をつけた上でのご利用は大きな励みとなります。どうぞご検討ください。

その他、市内の被災・復旧状況については、詳しくは市のHPから情報をご確認ください。

【氷見市HP】令和6年能登半島地震関連情報(被災者支援、給水車設置状況、義援金、被災・復旧状況等)

◯移住先の「住まい」について

こうした事態を経てなお、移住をご検討いただけることは大変うれしい限りです。
一方で「住まい」については十分な数をご提案できない状況です。
被災された市民の中には、住宅が全壊・半壊し住めなくなった方がおられ、そうした方々が仮の住居として賃貸住宅へと移っています。こうした方々の転居先としても市内に十分な数の賃貸住宅があるとはいえず、今後しばらくは戸建て・アパート・マンション問わず賃貸の物件は不足するものと思われます。
こうした状況を踏まえた上で、近く氷見市への転居を必要としている方は、空き家情報バンクや不動産サイトをご確認いただき、お早めに相談し確保していただくようお願いします。

上記の理由から、現在市内の不動産事業者への相談が非常に多くなっており、賃貸・売買ともに対応までは時間を要することも十分に想定されます。
状況が落ち着くまでは喫緊ではない相談についてはお控えいただけますと幸いです。

◯氷見の移住について

みらいエンジンはこれまで7年以上に渡って氷見の移住促進を行ってきました。
取り組みはじめた頃は「移住」という言葉がまだ馴染んでいない状況でしたが、年々移住者は増え、昨年も過去最高の移住者数を達成。市内では移住者や若者による起業が増え、まちに明るいムードが漂っていました。

昨年末には雑誌『田舎暮らしの本』や『TURNS』にて氷見の暮らしが紹介され、以前放送されたケーブル4K制作の移住特集番組「田舎で暮らそう 〜富山県 氷見より〜」がみらいエンジンYou Tubeチャンネルにて公開されました。

【Himi IJU Ch. / 氷見移住チャンネル】「田舎で暮らそう 〜富山県 氷見より〜」

このように注目が集まる中、宝島社の発刊する『田舎暮らしの本』にて発表された【2024年版 第12回「住みたい田舎ベストランキング」】では、「人口3万以上5万人未満の市」の「若者世代・単身者部門」で全国2位になるなど、これまでの移住まちづくりによる成果が実りつつあることを感じられる状況となっています。

今回の被災で、こうした流れは一時止まってしまうかもしれません。
けれど、氷見の人とまちは変わらず動き続けています。
助け合って再起し、きっとこれまでより一層素敵なまちになれるはずです。
その時に、移住者として未来をつくるエンジンとなってくださる方がいれば、それほど嬉しいことはありません。
「今すぐに力になりたい」と支援やボランティア等ありがたいお申し出を受けることも少なくありません。けれど、そうした支援の受け入れにも地域側で準備が必要なこともあり、現時点ではみらいエンジンを窓口としてそうしたお申し出を受け付けることはできません。
支援については是非、行政や民間の支援窓口よりいただけましたら幸いです。

こんなことがあっても、氷見は相変わらず美しいです。
どうぞ焦らず、長い目で、氷見をよろしくお願いいたします。

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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