こんにちは!みらいエンジンスタッフ(地域おこし協力隊)の下野です。
以前からずっと気になっていた、氷見にある吉懸牧場(よしがけぼくじょう)と、最近オープンされたヤギカフェ草の音さんへ行ってきました。
吉懸牧場は、氷見北ICより9キロの吉懸という場所にあります。すこし山道を登って行った先に牧場があって、2017年にげんじぃというおじいちゃんが趣味で始めた牧場で、げんじぃやスタッフさんがいるときはヤギさんと触れ合うことが出来ます。(※スタッフが不在の時もあります)
こちらは第2放牧場
この日はお天気も良い休日だったので多くの方がヤギ達と触れ合いに来られていました。私は今回がはじめてでしたが実は娘は2回目の来場。小学校の遠足で来ていたことがあったのです。その時にお気に入りのヤギを見つけたようで、この日にまた再会できてうれしそうでした。
ジッタと再会
可愛い子ヤギたち
この子たちはまだ生後14日ほどなんだそうです。大人のヤギとちがい、触るとふわふわしていてぴょこぴょこ跳ねながら走り回っていました。
こんな近くで見ることができます
赤ちゃん子ヤギを近くで見れて触れ合える牧場ってすごく貴重なのでは?兄弟たちでずっとじゃれ合っていてかわいかったです。
かわいい見た目だけど力強い
ヤギってのんびりした見た目ですが、急に角で頭突きあいをしたりするんですね。見た目から想像できない迫力でびっくり。じゃれ合い程度から激しい喧嘩になることもあるそうで、こういう場合は遠くから見守った方が良さそうです。
この牧場のヤギさんたちはげんじぃからの愛情をたくさん受けているからか、とても優しくて人懐こいです。頭をスリスリして甘えて来てくれます。わたしは牧場が割と好きでよく行くのですが、スタッフ以外の人へ甘えてくるヤギは珍しいなと思いました。すぐまた会いにいきたくなっちゃいますね。
放牧の時間は朝10時~15時の晴れた日ですが、草刈りでスタッフが留守の時もあるそうです。
今年の4月にオープンされました
牧場でふれ合った後は歩いて200メートルほどのところにある、ヤギカフェ「草の音」さんへ。ここは元々げんじぃが住んでいたお家なんだそうです。築100年超えているんだとか。
かわいらしい看板が目印
山の中にあるお店の為、雪が降る時期はカフェは休業するそうです。春から秋までの営業になりますので、気になっている方はお早めに来店ください!
大きなモニターから常にヤギの映像が流れている
草の音カフェのコンセプトは「ヤギセラピー」天気が悪く牧場へ行けない日でもモニターで吉懸牧場のヤギたちの様子が流れているので見て癒されることもできます。ヤギは人の心に届きやすいという論文もあるんだそうです。
草の音店主の高畑絹代さん
10年以上前から癒しの場や居場所づくりをやりたいという思いがあったと語る高畑さん。自身のお子さんが不登校だった際に、ほかの不登校の子供をもつ親御さんから相談を受けることが多く、3年前に心理学を学んだ時に癒しの場をつくろうと決めたそうです。「現代社会はストレスが多い、癒されるだけじゃなくて悩んでいる部分をどう解消していったらいいかお話できたらいいなと思っています。この草の音カフェにきたら心と身体を育める、そういった空間にしていきたいです。」
動物がもともと好きで、友人から吉懸牧場でヤギを飼えると知って訪れた時にヤギの魅力にハマっていった高畑さん。吉懸牧場では飼いたいけど飼えない環境の方向けにヤギのスポンサーシップ制度があり、高畑さんもヤギのスポンサーになることに。「ヤギはずっと見ていられて飽きないんです。げんじぃのお世話している雰囲気もあたたかくて。仕事が忙しかった時も休みの日に市外から毎週通って癒されに来ていました。」
おすすめぇにゅーの中でも個人的に好きなのは【ヤギのおとしもの】がついているメニュー。おとしもの?なんでしょう?実際に食べてみて実感してみてください!
ドリンクについてくるヤギ型クッキー
ヤギミルクプリン
ヤギミルクを使用したプリン。珍しいのはやはりヤギミルクのメニュー。初めてヤギのミルクを飲んでみましたが、あっさりしているのにコクと優しい甘みがあっておいしかったです。牛乳嫌いなお子さんも飲めたという声もあるんだとか。牛乳アレルギーの主な原因であるas1カゼインという成分が非常に少なく、吸収力に優れお腹にやさしく栄養価が高いそうです。ぜひ一度飲んでみてください。
山の中のヤギカフェ『草の音‐くさのおと‐』
インスタグラム @kusano_oto
営業時間10時から16時(土日祝は8時半からモーニング営業)
※定休日は未定インスタグラムで告知