大手広告代理店の「博報堂」が立ち上げた教育機関「博報堂教育者アカデミー」、慶應義塾大学SFC研究所、そして氷見市の3者が連携して、摩訶不思議な留学プログラムを企画しました。
私たちみらいエンジンは、この留学プログラムの内容について企画の協力をしているほか、当日のプログラムへの同行や、宿泊場所の提供(予定)、「まちのタマル場」での交流会の開催などを通じて、一緒にこのプログラムをつくりあげています。
私たちはふだん、社会に求められた役割や記号、
組織の事情や都合・・・といった「衣」をまといながら、日々の活動を行っています。
先行き不透明で、これからのモデルが存在しない現代。
そういった時代に生きる私たちが、
クリエイティブな活動や世の中を変えるようなイノベーションを志すとき、
無意識にまとっている「衣」の奥底にある、
「ひとりの生活者としての感性(生活者感性)=創造性の源」を
呼び起こし、磨きあげることが大切ではないでしょうか。
例えば、モノの制作や販売をする「つくり手・売り手」側にいると、流通や利益といったモノの裏側と長い時間向き合うので、実際にモノを買って使う「使い手」側の感覚に戻りにくくなることがあります。「使い手」「購買者」「生活者」と成り得る誰しもが、普段の生活の中で培われているはずなのが、「生活者感性」。この、ひとりひとりが本来持っている「生活者感性」を掘り起こして磨くことが、今回の留学プログラムの目的です。
自分の中に眠っている「生活者感性」を取り戻すために、参加者の方々には今回、氷見の日常生活を送っていただきます!
で、それって結局何するの?というと、“見知らぬ街の住民になって、クリエイティブ感性を掘り起こす”ということをしていただきます。
期間は、3/4(土)~3/7(火)の4日間。
3/4(土)は、昼過ぎに氷見に集合。まずは“自分をリセット”するために、スマホ・PCなどのデジタル機器を全てお預かりします。びっくりですよね。スマホを4日間も手放す生活なんて私には想像できません。また、無意識にまとっている組織の事情や都合・・・といった「衣」を脱ぎ捨ててもらうワークをご用意しています。真っ裸になった自分はどうなるのか、少し楽しみでもあり、不安でもありますね。夜は食事会をしながら、参加者みなさんが持つ、それぞれの価値観や趣向について語り合いましょう。
2日目以降は、氷見の山の暮らしを体感していただいたり、海の暮らしを体感いただいたりする予定です。
自然の恵みと向き合う体験、自らの手でモノを作り出す体験を通じて、自分は本来何に心動かされるのか、どんな感性を持っているのかを自身の中から発掘してもらいます。
最終日には、自身の中から発掘した生活者感性を表現していただきます!その表現方法は、なんと、氷見の食材を使ったお寿司!まちでの食材調達から最後の盛り付けまで、氷見での生活の中で獲得した生活者感性を目に見えて味わえる形で表現する。氷見づくし、そしてあたらしい自分表現の4日間です。
日常で感じる閉塞感の原因となっている生活の中の課題、新たなイノベーションを起こせないといった仕事の中での課題など、ひとはそれぞれ何かしらの課題を抱えているもの。この留学プログラムは、そうした方々を対象に、課題を突破するための自らの想像源を掘り起こすことを目的としています。
ですが上記の様にハッキリとした課題がある人に限らず、都会での生活になんとなく違和感を覚えている方、地方での暮らしに何かしらの可能性を感じる方も、ぜひご参加下さい。
今住んでいる場所、働いている職場での肩書きや役職、人間関係をリセットして、一から自分を見つめ直すこと。交通機関が発達していて、お店もたくさんあって、情報もすぐ手に入る便利でハイテクな都会生活から離れて、少し手間のかかって、他人との気持ち的な距離が近い地方の田舎生活を体験することで、自分でも未だに気づいていない嗜好や性格に気付けるかも。
普段は都会でガツガツ働いて、休日は氷見などの地方で生活を送る。そんな「二拠点居住」のお試しとして参加くださるのも良いかもしれません。
参加希望募集の第一次締切が、2/5(日)です。
都会から離れた生活に興味のある方、氷見で自分を見つめ直したい方など、ぜひぜひご応募ください。
以下は、博報堂生生活者アカデミーのイベントページの内容です。
参加申し込みもこちらからできます。
プログラム概要
私たちはふだん、社会に求められた役割や記号、
組織の事情や都合・・・といった「衣」をまといながら、日々の活動を行っています。
先行き不透明で、これからのモデルが存在しない現代。
そういった時代に生きる私たちが、
クリエイティブな活動や世の中を変えるようなイノベーションを志すとき、
無意識にまとっている「衣」の奥底にある、
「ひとりの生活者としての感性(生活者感性)=創造性の源」を
呼び起こし、磨きあげることが大切ではないでしょうか。
株式会社博報堂(博報堂生活者アカデミー、博報堂イノベーションデザイン)と
慶應義塾大学SFC研究所(社会イノベーション・ラボ)は 富山県氷見市と連携し、
ひとりひとりの人間が本来持っている「生活者感性」を掘り起こし磨く、
独自の研修プログラムを共同で開発しました。
本プログラムでは、その設計に沿って、ご縁もなく事前知識もない街の生活者になり、
“もうひとつの暮らし”を営み、各種ワークを体験していただきます。
今回の氷見生活では、
・黒屋根の街並みにある家屋に住み、五感を刺激する豊かな生活現場に身をおいて生活する
・地域社会が編み上げてきた生活文化や習慣、なりわいを体感する
・地域の生活素材に触れ、他者との対話の中から自分を表現する創作物を作る
に取り組んでいただきます。
インターネット・デバイスの使用は緊急時を除いて禁止です。
そういった、いつもと違う暮らしの五感を開きながら、
「ひとりの生活者としての感性(生活者感性)=創造性の源」を取りもどす。
この研修プログラムを通じて、自らの生活者感性を研ぎ澄まし、
社会における新機軸やイノベーションを起こすキッカケにして頂ければと思います。
『五感留学』は氷見市を皮切りに、
日本全国にて、その地域のチカラを活かしたプログラムを開催してまいります。
本研修のポイントは
こちらの資料をご覧ください。
プログラムの構成
【開催日・場所】
<DAY1~DAY4> 3月4日(土)~3月7日(火)@富山県氷見市
<DAY5> 3月26日(日)@東京都文京区(酢飯屋)
【定員】
10名程度
※ 主に都市部で働く方を対象にしています。
※ 想定参加者:事業開発、商品開発、サービス開発、マーチャンダイザー、
日々の仕事に追われて現状を打破したい人など
【企画実施】
株式会社博報堂 (博報堂生活者アカデミー、博報堂イノベーションデザイン)
【監修】
慶應義塾大学SFC研究所 社会イノベーション・ラボ
【協力】
氷見市、氷見市みらいエンジン、氷見市地域おこし協力隊、酢飯屋(岡田大介)
【参加費】
「①研修費(4万円)※1」+「②その他実費 ※2」
※1 研修費は企画実施機関の株式会社博報堂にお支払いください。
今回(第1回)は試行実施のため特別価格です。
※2 その他実費として、宿泊費、交通費等がかかります。
宿泊費は、3泊4日で1.5万円(税込)を予定しています。
別途、株式会社南海国際旅行をご紹介させていただきます。
【申込方法】
≪第一次締め切り≫ 2017年2月5日(日)
お申込みは博報堂生活者アカデミー運営事務局 宛
seikatsusha-academy.mail@hakuhodo.co.jp
のメールで受付致します。
メール本文内に
「(1)氏名(フリガナ)(2)性別(3)生年月日(4)出身地(5)所属先名(6)仕事内容(7)志望動機」をお書きのうえ、
ご送付よろしくお願いします。 なお「(7)志望動機」では「自分の興味関心のあるキーワードを3つ挙げて、
その3つのキーワードを使って本研修プログラムに期待すること、 研修を受けたい理由」をお書きください。
文字数は自由です。
メール送付でお申込み完了ではございません。応募多数の場合は抽選となります。
抽選後、博報堂生活者アカデミー運営事務局からメールにて詳細をご案内致します。
あらかじめご了承の程よろしくお願いします。