こんにちは!みらいエンジンスタッフ(地域おこし協力隊)の下野です。今回は5月3日・4日に開催された、ひみ竹林ネットワークTeamVivaBamboo主催の氷見たけのこ掘りイベントについてレポートします。
まずは公民館に集合!
受付を済ませ、公民館近くの竹林へ移動し早速なかへ入っていきます。お天気も晴れて、たけのこ掘り日和ですね。
上まで登ります
急斜面のところもあり、上まで登るのも一苦労です。ですが子供たちはすいすい登っていきます。(笑)
代表三上さんから竹のお話
こちらの竹は孟宗竹という種類で、竹の節の色で若い竹かそうでない竹かを見分けることが出来るそうです。ちなみに節が白くなっているのは若い竹。黒くなっているのは年季の入った竹です。高さは約22メートルにもなる大型種の竹で、孟宗竹のたけのこはえぐみが少なく、ほんのり甘い特徴があります。たけのこ料理にぴったりですね。
1日目の竹林提供者の廣 英信さん
2日目の竹林提供者の萩原 正春さん
廣さんや萩原さんが竹林を何十年もかけてきれいに整備管理してくださったおかげで、今回のたけのこ掘りイベントを実施することができました。ありがとうございます!!感謝の気持ちを持って掘りましょう。竹がきれいに並んで生えている様子は森林とはまた違った雰囲気になり、美しく壮観な眺めがすばらしいです。
スコップと鍬をもって、掘ってみよう!
掘り方のコツをレクチャーしてもらったら早速掘っていきます。鍬は重さがあるので、振りかざすだけでも体力を使います。ですが、小学生以上であれば大人と一緒に作業をすれば掘ることができますよ。
たけのこを見つけたら周りを掘っていく
鍬だけでも掘り返すことができますが、子どもたちは剣先スコップでまず周りを掘っていくよ。たけのこを傷つけないように気を付けて・・・
力を合わせて
周りの土を十分に掘れたら次は鍬を使います。鍬は少し重いので、力を合わせて振りかざし、なるべく根元からきれいに採れるように食い込ませていくよ。
なかなか取れない大物も
地域のベテランの方もタジタジになっちゃうくらいの大物もありましたよ。だいぶ大きく成長しているようでした。
採れたよ
たけのこは一つ一つ、生えている向きなどが違います。それぞれの取りやすい角度があって、それに向かって鍬をいれます。小さめのたけのこだと、子供たちだけで採ることができました。
大人も夢中になって掘っていました
だんだん大人の方が夢中になってきて、みなさん真剣な顔で掘っていらっしゃいました。ひとつひとつ掘り方が同じではないので、飽きることなく掘り続けられました。
竹林の中って気持ちいい~
今まで竹林の中へ入っていくことなんてありませんでしたが、竹林ってこんなに気持ちいいんですね。気温が高く掘っていると少し汗ばむ日でしたが、竹がいい具合に影になってくれて、竹の間から爽やかな風も入り涼しい。
竹は成長が早いので、二酸化炭素をすばやく吸収してくれて酸素を放出するので地球の温暖化の緩和に効果的なんだそうです。そのほかに竹のにおいに含まれる「テルペン」という芳香物質は独特の清涼感を発し、精神を安定させ落ち着かせる効果もあるんだとか。竹の魅力っていっぱいありますね~。
1日目集合写真
1日目は30人越えの参加者さん!予想を超えて多くの方に参加していただけました。たけのこの数が足りるか心配でしたが、みなさんたくさん掘られていて、袋がパンパンになるほどでした。
2日目集合写真
2日目は約20名の方に体験していただきました。2日間ともみなさんの素晴らしい笑顔が見れてイベントを開催して改めてよかったなと感じました。
たけのこ料理
たけのこは掘ってすぐに茹でるという作業が必要ですが、茹でてしまえば水につけておいて冷蔵保存ができます。たけのこがたくさん採れたので、わたしは家でたけのこご飯、たけのこ味噌煮、メンマ風、たけのこ土佐煮などいろんな料理を作ってたのしむことができました。掘りたてのたけのこは新鮮でみずみずしく格別においしかったです。
夏には竹を使った流しそうめんならぬ【流し氷見うどん】、秋には【竹林ヨガ&ピラティス】を開催する予定です。お楽しみに!
ひみ竹林ネットワーク TeamVivaBamboo
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