氷見の玄関口で温泉宿を引き継ぐ挑戦者募集!

こんにちは、みらいエンジンの藤田です!
今回お届けするのは氷見にある新しい「働き方」の種となる情報を特集する「チャレンジャー求ム!」第3弾、大型案件のご紹介です。
では、さっそく物件を見に行ってみましょう。

物件があるのは氷見市上田子。
自動車を利用する場合、高岡方面から氷見に入るには主に3つのルートがあり、ひとつは能越自動車道を使うルート、もうひとつは高岡市伏木から海岸線を走ってくるルート、そして国道160号線を走って海老坂という氷見・高岡市境の坂を越えてくるルートとなります。
日常的にもよく使われ市外に出かけた帰りにこの海老坂を超えると「氷見に戻ってきたなあ」と実感が湧く、わかりやすい境界といった場所なのですが、その海老坂を下り、少し走ったところにあるのが上田子という地域です。
今回ご紹介する物件があるのは、そんな上田子の交差点にある「竹原の湯」という温泉宿。
まさに氷見の玄関口という立地にあり、食堂としても営業・日帰り入浴も可能ということで多くの旅人を迎えてきた老舗です。
温泉は裏の山から引いてきた鉱泉であり美肌の湯としても知られ、市民はもちろん、温泉マニアも訪れる良質なもの。
さらに食堂で食べられるラーメンが美味しいと、こちらを楽しみに訪問するお客さんも多いのだとか。

そんな「竹原の湯」が今、店を継ぐ人を探しています。

オーナーは竹原和泉さん。台湾から氷見にお嫁にきて以来ご主人とともに宿の経営に携わってきましたが、ご主人は50代という若さで亡くなり、以来おひとりでお店を切り盛りしてきました。
そんな和泉さんですが、後継者がいないこともあり最近はお店を畳むことを考えるようになったのだとか……

さて、ひとまずは物件のなかにお邪魔します。

玄関を入ると受け付けカウンターがあり、右手には土足のまま入れる食堂スペースが。
そして正面に客室がある2階へと続く階段がみえます。

階段の横を進むと宴会用の大広間。
その奥に男湯、女湯と別れた浴室があります。

脱衣所には流しとトイレがある一般的なつくり。
こちらのトイレは和式となっていました。

お風呂で使われている鉱泉は裏手にある山から引いてきているものですが、山の所有者自体は別の方になるため、利用料を年間で払って使用しているそうです。
もちろんボイラーは現役稼働中ですので、どなたかが引き継いだ場合でも利用料さえ払えば同じように使っていくことができます。

2階に上がるとそこは宿泊用の客室スペース。
客室は6~10畳の部屋が全部で8つ。

その他に利用者用の休憩室があります。
竹原の湯では全室禁煙のため、こちらは喫煙室を兼ねる他、流しがあり給湯室としても使われています。

トイレは男女に別れて1つずつ。
個室は2つあり、ひとつは和式、もうひとつは洋式です。

フロアの奥にはベランダがあり、洗濯物を干すことができます。
工事などでビジネス利用客が長期で滞在することがあるため、そうした際に使ってもらえるようにしているのだとか。
ちょっとベランダに出させてもらってみると、そこからは建物裏に降りる階段がありました。非常時の避難ルートを兼ねているんですね。

その階段からパシャリ。
温泉だからこその建築の特殊なシルエット……グッドです。

1階に戻って今度は食堂へ。

まちの中華さんといった印象ですね。
厨房ものぞかせていただいたのですが、客席部分からは想像できないほどに広々としたスペースがありました。
これは宿として宴会に対応できるようになっているからだとか。納得です。

客席からは160号線を行き来する車が目に入ります。
冒頭説明したとおり、氷見の玄関口としてお昼の通行量は市内でもかなり多い道路となります。
ここだけみているとロードサイドのラーメン屋さんに入ったのかと錯覚しますが、実際そのような利用ニーズも多いのでしょう。

お客さん用のスペースとしては以上ですが、こちらの建物はオーナー住居兼用。
カウンターの向かい側に自宅と繋がる扉があります。
自宅スペースは3室あり、家族3人くらいであれば快適に生活できそう。
(現在も生活されていますので、写真掲載は控えさせていただきます)
営業エリアとの扉を閉じればしっかりと分けられますので、セキュリティにも問題はありませんし、自宅用の玄関は別でしっかりと用意されていますので安心です。

建物の周囲も見させていただきます。

駐車場は建物両側に広々と。
宿泊客のほか飲食・入浴のお客さんが停めても十分なスペースがありそうです。

駐車場の一角には小さなお宮がありますが、こちらは温泉の神様を祀ったものだそうです。

道路の反対側には小さな畑があり、自分で育てた野菜をお店で提供することが可能です。
裏山は竹原の湯の敷地ではありませんが、親戚の持ち物らしく、季節になればミョウガがたくさん取れるそう。その他春先にはフキノトウも顔を出すようですよ。
表の道路は車がたくさん通っていましたが、建物の裏手にまわるだけで自然の豊かさを実感できます。
便利な立地で自然も味わえるとくれば一挙両得ですね。

建物は平成4年の建築ということで、ご覧いただいた通りかなり状態が良いものとなっています。
水回りは多少年代を感じますが、一部リフォームもされているため、そのまま使っても問題ないレベルでしょう。

モノがよく立地も優れているため「格安でお譲りします」という物件ではありませんが、評判の良い温泉もあり設備充実、既存のお客さんも引き継げるということですので、本気で宿泊業を考える方には絶好のチャンスといえるでしょう。
逆に、それなりに大きな建物ですので、こじんまりと商売をという方には向かないかもしれません。
物件取得・リフォームと、ある程度の予算を投じて、腰を据えて商いをしていこうという挑戦者をお待ちしております!

Author: 藤田智彦

1987年、千葉県柏市生まれ。明治大学で経済学を専攻するも本と音楽に溺れ、生き方や幸福について考える日々を過ごす。卒業後通信機器営業の職を経て、まちづくりの道に進むことを決意し氷見市地域おこし協力隊として2015年にIターン。協力隊の任期中は移住施策や中心市街地活性に携わり、商店街でのマルシェイベントなどを企画。任期を終えた2018年春より、引き続き氷見の魅力的なまちづくりを生業にするべくみらいエンジンに入所。

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