創業60年!町の音楽やさん~お買い物シリーズ『サウンドイン定塚』~

氷見のまちのお買い物情報をお届けする「お買い物シリーズ」。
今回は見習い相談員のワタクシ、岸本が張り切ってお届けします。

何せこのワタクシ、氷見商店街生まれ商店街育ちでございます。
途中、約15年余ほど秋葉原の電気街に心を奪われ、オタクとして正しく秋葉原の地に魂を捧げておりましたが、ふたたびこの氷見商店街に戻ってまいりました。
商店街の事ならだいたい任せていただいても問題はありません。
※「だいたい」の感じ方には個人差があります
知っていれば便利、そんなところにそんなお店あったんだ?!と思うような情報をお届けします!

今回、ご紹介するのは、氷見の中心市街地、氷見商店街の中のCDショップ「サウンドイン定塚」さんです。

創業60年。時代の流れにより、電器店からCDショップになって30年。

実は、私がまだオタクを開花させていなかった幼少の頃と高校生の頃に、こちらのお店の2階にある音楽教室へピアノのお稽古に通っておりました。
今回、取材に応じて下さったのはその時の先生で、私は今でも先生と呼んでいます。
音楽教室をしながら店頭にも立っているこの先生も、30年前、京都から氷見へ嫁いだ、所謂「移住者」なのです。

お話しを伺う中で、思いがけず「商店街の中のお店の在り方」にも触れることが出来ました。

京都から氷見へ来た時の印象を聞きました。
京都の四条河原町という、大きな繁華街のど真ん中から氷見への移住。
とても静かだという印象が大きかったとか。
「それでも、すごくよくしてもらったよ。遠いところからよう来てくれはったなぁって、ほんまに色んな人にかわいがってもろて」と当時の事を思い出しながら笑顔を見せてくれました。
人の印象はとても良かったようです。地元人として一安心です。

■CDを売る、だけじゃない。

お客さんはご年配の方が殆どだそうで、人気はやはり演歌の棚。
スナックやカラオケで他の方が歌っている曲を聞いて、自分もあの曲を歌いたい、練習したい、負けたくないと言って音源を探しに来られるのだそう。
凄いなと思うのは、音源だけではなく、楽譜も見てみたいという方がいらっしゃるそうで、
「この白い球(2分音符)はどのくらい伸ばすの?」と聞かれて教えてあげたり、その場でちょっと練習したり。
研究熱心で、心が若い方が多い、と仰っていました。

実はこの取材中にも、男性の方がカセットテープをお求めにいらっしゃいました。
「○○(歌手名)の△△っていう曲が欲しいんだけど」
聞いてすぐに「はいっ!ここにあるよ!」とものの数秒で棚から取り出す。
さすがです。

写真撮らせてくださいとお願いするも、遠目からならいいよと言われたので遠くから撮らせて頂きました。

昔から本当に変わらなくて、いつもニコニコの笑顔と明るい声とシャキッとした姿勢で出迎えてくれます。
そしてなんと言っても、ずっと変わらずにスリムな体型を維持していらっしゃる。
「体型維持の秘訣は?!?!」と食い気味に尋ねましたところ、
「毎日体重計に乗る!1キロくらい変動あったら、ちょっと気を付けたり、運動もするよ!」との事……
耳が痛い…この耳の痛みがなんらかの作用となって脂肪が解けてくれたらいいのに……

■音楽を通して繋がる心

音楽教室も続けられています。
生徒さんはどんな方が多いのかと聞いてみました。
子供からお年寄りまで幅広く、30代の女性も、40代の男性も、60代の女性もいらっしゃるそう。

30代の女性の生徒さんは、保育士さん。
お歌の時間にはCDを再生することもあるけれど、出来れば生の楽器の音と演奏で子供達に歌わせてあげたいと、忙しい合間を縫って一生懸命に練習に通われているらしいです。

大人になってから「音楽が好き」という気持ちが生まれて、ピアノを習い始めたという40代の男性の生徒さんは、仕事は肉体労働系で、手に傷を作ることもありながら、「日々の暮らしの中で音楽に助けられている」と言って、一生懸命に習いに来ているのだとか。

ただ単に演歌の取り扱いが厚いというお店ではありません。
音楽に触れる時間を作ってくれている、『まちの音楽やさん』であると私は感じました。
聞きたい音楽がすぐに手に入るという利便性以上のものが、このお店にはあります。
商店街にお立ち寄りの際は、お店を覗いてみては如何でしょうか。
掘り出し物に出会えたり、今まで触れていなかった音楽との出会いがあるかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA