移住のリアルをぶっちゃける。「移住のリアル語らナイト」開催レポート

こんにちは。マネージャーの大坪です。(最近昇格しました。)
さて、12月15日に、東京でトークイベント「移住のリアル語らナイト」を開催しました。
今回はみらいエンジン初の東京での単独開催イベント。
その様子をお伝えします。



今回のイベントは2部制で、前半は氷見の先輩移住者によるプレゼンテーション、後半は移住に関するトークセッションを開催しました。参加者は都内にお住まいの方、富山、氷見に興味をお持ちの方、地域おこしに興味をお持ちの方など計7名の方にご参加頂きました。

開催したのは、日本橋にあります「日本橋とやま館」。こちらは富山県のアンテナショップで、とやまの名産品を販売したり、バーカウンターで地酒の飲み比べができたりします。





今回かなりタイトなスケジュール、かつ年末のお忙しいタイミングだったのですが、イベント開催を快く引き受けて頂きました。皆様、日本橋にお越しの際は是非、日本橋とやま館で買い物してください。



さて、それではイベントレポート。
前半のプレゼンテーションでは氷見への先輩移住者3名に移住の経緯や氷見での暮らしについてお話しいただきました。



最初にお話頂いたのは氷見市地域おこし協力隊の藤田さん。みらいエンジンの記事も何度か執筆いただいており、中心市街地の活性化業務を担当されています。

元々は都内で会社員をしていた藤田さん。自分が幸せな生き方・働き方を考えた時に地方での暮らしに関心が高まったそう。各地の地域おこし協力隊に応募し、縁あって氷見市に移住を決められました。

過去に住んでいたという15DKの古民家をご紹介され、会場から驚きの声が上がっていました。また、今年開催した「うみのアパルトマルシェ」での取り組みもご紹介頂きました。地域の課題を解決するために、地元商店街の人たちと協議を重ね、一つのプロジェクトを作り上げていく様子は聞いているこちらもワクワクする内容でした。



次にお話いただいたのはライターの金子さん。富山県内の様々なメディアで執筆されていらっしゃいます。今回は富山が好きすぎて作ったと言う手作りの富山県パネルをご持参。会場がざわめきました。ちなみに富山県の向きが反対になっているのは、この記事を書いていている今気づきました。

そんな金子さんですが、移住されて2年程度は正直氷見が好きではなかったと言います。金子さんは元々静岡のご出身で、旦那さんが実家の氷見に戻られることを期に移住されました。自ら望んで移住というわけではなく、慣れない環境にストレスを感じることが多かったよう。

そんな状態から脱却するために、まずは土地を知ろうと県内各地を訪れ、面白いものや美味しいものを写真にとり、文章に書きしたため、WEBにUPし始めました。それがどんどん人気になり、現在の専業ライターというお仕事につながったそうです。苦手、嫌いで終わらせず、自ら好きになれるように行動する姿勢が素敵ですね。



最後にお話頂いたのはビール醸造家の山本さん。山本さんは元々氷見市出身のUターン。みらいエンジンが7月に参加した移住フェアでお会いし、なんとその翌月、8月には氷見に移住されました。現在は氷見でご自身のお店「Beer Café ブルーミン」の開業に向けて活動されている、とっても行動力のある方です。

元々は都内のビール会社に勤務していた山本さん。お子さんが生まれたことをキッカケに本格的に移住を考え始めたそう。東京は待機児童が多いため子供を預けることができず、そのため奥さんも働きに出ることが出来ない。こんな状況を改善するためにUターンに向けて動き始めたそうです。

現在は氷見にある空きビルをリノベーションし、お店づくりの真っ最中。氷見にどんなお店、どんなビールを作りたいかを語っていただきました。新しいお店はまちのタマル場からも歩いていける距離。オープンが楽しみでなりません。



続いて後半のトークセッション。お酒や、富山のこだわりのおつまみを楽しみつつ、ざっくばらんにトークしました。今回ご用意頂いたメニューは、氷見市にある髙澤酒造さんの「曙」や、以前ご紹介した柿太水産さんの「いかごろ丸干し」など、氷見&富山自慢の名物を多数ご用意頂きました。





トークセッションでは

・移住するまでに苦労したこと
・氷見に移住して良かったこと、嫌なこと
・こんな人は氷見に向いている、向いていない
・氷見に移住する人に向けてこれだけは伝えたい!ということ

の4つのテーマについてトークしました。どのテーマに関しても、移住者目線のとってもリアルなトークが繰り広げられました。その一部をご紹介。



タイトな期間で移住した山本さん、開店準備の忙しい中でも特に苦労したのは物件探しだったそう。私達みらいエンジンでも店舗となる物件探しのお手伝いをさせていただきましたが、なかなか山本さんの要望を満たせる物件が見つからず苦労したことを覚えています。理想の生活を実現させる場所探しはやはり重要であり、ある程度時間のかかる部分なのかもしれません。



氷見の生活でびっくりしたのは「ピンポン使わずにいきなり玄関に入ってくること」だと語る金子さん。これは以前の「ひみくらしインタビュー」でも、この話が上がりました。氷見では、誰かが家を尋ねてくるときはいきなり玄関を開けて、「〇〇さんおるー!?」が基本のコミュニケーションです。人間関係の近さに抵抗を感じる部分もあるかもしれないけど、逆に言えば困った時にすぐに頼れる誰かがいると言う安心感もあるとのこと。



また、会場からは「方言はすぐ聞き取れましたか?」と言う質問も。標準語の東京にお住まいだと確かに気になる部分なのかもしれませんね。回答したのは藤田さん。言葉の壁に困ることはなかったそうです。ただ、漁師町なので荒く聞こえる言い回しはあるかもしれないとのこと。また、年配の方の氷見弁となると聞き取りづらくなる部分もあるが、それは地元の人でも聞き取れてないので安心してください、とのことでした。

そして、最後のトークテーマ「氷見に移住する人に向けてこれだけは伝えたい!」では、みなさん「自分から接点づくりをすることが重要」と最終的に意見が一致されました。氷見はシャイな人も多く、他所から来た人たちに対して進んでコミュニケーションを取ってくれる人は少ないそう。でも、こちらから動いてコミュニケーションを取れば助けてくれる人ばかりなので、自ら積極的に動くことが氷見を楽しむコツだ、と締めくくりセッションを終えました。



さて、イベント後の参加者アンケートを拝見したところ、内容にご満足頂けた方が多く、また「今までの移住イベントと比べても、より深い内容が聞けた」とのご意見を頂きました。イベントの目的である、移住のリアルをお伝えする事ができたのかなと思います。ゲストの皆さん、日本橋とやま館のみなさん、そして参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

今後もこのようなイベントを随時開催していきたいと思いますので、ご興味ございましたらぜひご参加ください!
(大坪史弥)

投稿者: 大坪史弥

唯一の富山県出身者で社会人建築学生。1989年、射水市生まれ。横浜市立大学に進学し社会学を専攻。卒業後は株式会社リクルートジョブズに入社し広告営業として静岡県で3年間を過ごすも、母の死をきっかけに生き方を考え直し、2015年に富山県にUターン。富山県の空き家を「豊かに生活できる場」にするため、場づくりコーディネーター見習いとして奮闘中。仕事の傍、建築意匠を通信大学で学ぶ社会人学生。

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