【中田】元民宿で暮らす/商う

「富山湾越しの立山連峰」は氷見の代表的な風景として写真やポスターなどでご覧いただく機会が多いかと思います。
そんな写真をみると、そこには海と立山だけでなく、その手前に島が写っていることがほとんどではないでしょうか?
こんもりと丸い島があればそれは「唐島」。
唐島は氷見港から300mほど沖合にあり、年に一度唐島大祭が執り行われるなど古くから漁師町の守り神として集めています。
そして2つの島が並んで写った写真があれば、そこにあるのは「虻ガ島(あぶがしま)」と呼ばれる島々。
市北部の姿地区沖合1.8kmに位置して「男島」「女島」の2島からなり、県の名勝・天然記念物として指定されるこの島もまた、氷見を代表する風景として多くの方に親しまれています。

さて、今回ご紹介する物件はそんな虻ガ島を望む元民宿。
海の目の前。のどかな漁師町の暮らしを堪能できる物件となっています。

市街地から車で海沿いの国道を北上すること約20分。
物件がある中田地区にやってきました。
物件はまさにその通り沿いにあります。

すぐ近くには川も流れており、橋からの眺めはこの通り。
毎日の散歩も楽しめそうですね。

元民宿なので駐車場も広々です。
手前右側にある車庫は他の物件となるので要注意ですが、その左側にある部分にたっぷり駐車できますので、民宿・ゲストハウスなどお店として使いたいという方にはありがたい物件ですね。

玄関は少し細い路地側に。
個人的にはこういった細い路地をみると少しワクワクします。
ここを通ってきたまちの人々の暮らしと、まちそのものの歴史を想像すると……なんだか冒険心がくすぐられませんか?

立派な玄関を上がると階段に大広間。
広間は宿泊客の食事の場としても使われていた場所。
襖を取り払うとひとつの大きな空間として使えるため、ここを活用するとカフェや食堂としても使えそうです。

キッチンも民宿仕様。
もともと商売をしていたお家だけに営業許可が取りやすいのはありがたいです。

2階は客室として使われていました。
お部屋にもよりますが、部屋からは海と虻ガ島を望むことができます。(内見の日は生憎の大雨でしたが…)
きちんと手入れされていて気持ちの良いお部屋ですし、きれいな布団も残っていて、そのお布団は希望があれば譲っていただけるそうです。

もちろん1階にはプライベートルームもありますので、住まいながらの商いも問題なし!
どうでしょう? 暮らし・商いのイメージが浮かんできませんか…?

建物を見ていて驚くのは、柱や梁に使われている材がとても立派なこと。
オーナーさんにお話をうかがったところ、お祖父さんが木こりだったということで、とっておきの材を自分の家に使ったためだとか。なるほど、納得です。
さらに状態の良さの秘密はもうひとつ。
オーナーさんのお父さんは輪島塗の職人だったそうで、柱や建具などを自ら塗り替えメンテナンスしていたとのこと。
現在のオーナーさんはこの家が空き家になってからもこまめに訪れ、風通しや清掃を行っています。

丁寧に管理された日本家屋の心地よさを実感できるこちらの物件、住まいとして使うには少し大きすぎるかもしれませんが、住まいながら小さな商いをはじめるにはもってこいです。
物件の良さ、そして周囲の景観の素晴らしさは是非多くの人に体験していただきたいもの。
ご興味がありましたら是非お問い合わせください!

【朝日丘】湊川のスキップフロア

市街地の南側、朝日丘にある住宅をご紹介します。

この家はまちなかを流れる湊川に面していて、その眺望を楽しむことができるのが最大の魅力です。

 

湊川は非常に穏やかな流れで、眺めているとまちなかにいながらにして落ち着いた気持ちになれます。この流れに沿って歩いていくと飲食店の多いエリアまで簡単に出ることができます。

また氷見駅からも歩いて10分圏内ですし、お買い物もしやすい場所です。朝日丘小学校、南部中学校までも簡単に通学できるのでお子さんのいる家庭向きだと思います。

 

この家のもう一つの特徴は不思議な改築によるスキップフロアの面白い構成にあります。普通の2階建てで四角い部屋があってという家が好みの方はちょっと合わないかもしれません。しかし細かい段差と余裕のある空間づかいが不思議と楽しい気持ちにさせてくれるのです。

この家の構成を簡単に言うと、2つの家がくっついたような形をしています。玄関入ってすぐに和室があり、そこからちょっとした階段を上がるとさらに和室、そしてお風呂があります。

和室自体は床の間もある落ち着いた空間になっていて、ここを中心に生活を送ると穏やかな毎日が過ごせるのではないでしょうか。

 

 

 

 

お風呂はホーローです。懐かしい感じですが、ボイラーが浴室の外にあるので浴槽は広め。

 

 

 

玄関脇のトイレは和式です。

 

 

これだけ見れば真っ当な住宅に見えますが、玄関から左に入ると天井の広いリビングに出ます。この部屋は抜け感が良くて、上手にインテリアを構成すればいい居場所になりそうなんです。

 

 

外に出られそうなドアが半分床に埋まっているという謎もあるのですが、ともかく良いです。

 

 

そして川沿いのキッチン。これも演出次第で更にオシャレになりそう。穏やかな川と広がる空に季節を感じながら日々の家事を楽しめるのではないでしょうか。

 

リビングから登る階段で2階に上がると、和室と洋室があります。

特に洋室が、なんと言っていいのか、独特です。

 

 

広い開口から景色が見られるのが素敵。

赤い壁紙に市松模様のフローリング、そしてシャンデリア。現状では非日常感があるのでその方向性をより尖らせてクリエイティブの拠点にするか、少し落ち着かせて寝室として利用するか。住む人それぞれに楽しめそうな場所でこれはワクワクします。

 

 

賃貸物件なのでインテリアの改修などは話し合っていただく部分もあるかとは思いますが、全体的に洋室部分の壁紙を張り替えるだけでも引き締まる感じがします。さらに住みこなすことができれば他の場所では得られない豊かな暮らしが送れそうな予感。ぜひ一度訪れてみてください。

 

【窪】のどかな時間を生かせる住宅

氷見駅の少し南側、窪(くぼ)にある住宅をご紹介します。

窪小学校のすぐそばにあり、中学校へも歩いて10分程度と教育環境はとてもよいところです。スーパーも本屋も近くにあって非常に暮らしやすいところにありますが、周囲がすごくのどかでいいんです。

この家の周りには砂地の畑や草原が広がっています。
訪れた当日は穏やかな春の日で、色とりどりの花が咲く草原が柔らかい景色を作り出していました。

居室の庭からもこののどかな景色を毎日楽しむことができますよ。

この住宅は平屋建てで、間取りも5DKと氷見の家としては可愛らしい構成になっています。外からの見た目も畑の中にポンと置かれたようなこじんまり感で気に入る方も多いのではないでしょうか。

個人的には正面から見た、門構えの奥に隠れるような建ち方が素敵だと思います。手入れしやすそうな庭もいいですね。

内部も70年代ごろの生活を思い起こさせる温かさです。

 

 

玄関から入って左手には二間続きの和室があります。8畳ずつですが居間として非常に使いやすい雰囲気があります。

 

 

また玄関入って右側には洋室があります。以前住まわれていた方は寝室として利用していたようです。いろんな使いでのあるスペースですね。

 

 

その奥にはキッチン。家具や調理器具が残っているのでどんな生活をされていたのか想像がしやすいですね。ガス瞬間湯沸器がありますね。6畳程度でダイニングとしても十分利用できる広さです。

 

 

 

中庭を挟んで離れのような和室が奥にあります。櫓が切ってあるので茶室として利用できるんですね。書院もあって、お茶を楽しむのにとても良いお部屋です。その脇にある縁側も素晴らしい。旅館のような雰囲気です。中庭に降り注ぐ陽の光があたたかく包んでくれます。ここで本を読んだり手芸をしたり、時間が豊かに使えそうですね。

 

 

お風呂はピンクのタイル張り。ただしボイラーが故障しているということなので、修理に合わせて新しいシステムバスを入れてもいいかもしれませんね。味わいあるタイルのお風呂も良いのですが、どうしても冬場は寒いですからね……。

 

 

トイレは温水洗浄便座つき。流しの部分に可愛いお花がかざってあるのもいいですね。

のどかな時間を十分に楽しめそうな、コンパクトで良いお宅でした。

是非一度、現地で体感してみてください。

【本町】「まちの中華屋さん」

氷見の中心市街地、本町にある店舗兼住宅をご紹介します。

氷見市立博物館・図書館がすぐ向かいにあり教育面でいい場所です。現在は休館していますが氷見市文化会館がちょうど真向かい。文化会館は移転が決定していますが、解体後の敷地は子供のいる家庭向けの公園「ひみ発見館」として整備される計画になっています。

 

 

また氷見駅からは歩いて10分圏内ですし、湊川沿いには飲食店やマルシェが開催される雰囲気ある土蔵などもあります。少し散歩すれば樹齢1000年以上のイチョウで知られる上日寺から朝日山公園へと向かう散歩道もあり、歩いて氷見のまちを楽しむ中心にあるエリアといえます。

 

そんな場所に建っているこの建物は、以前まちの中華屋さんとして親しまれていました。

 

私も移住してすぐの頃はよく通いましたね。ちょっとマイルドな風味のまさに「町中華」という味わいでボリュームも満足でした。ある日の定食。良いお店だっただけに閉店は惜しかったのですが、良い方に住んで、そして使っていただきたいなと思っております。

 

 

 

1、2階は店舗、そして3階が住宅として利用されていたようです。

 

 

 

1階は桟敷とカウンター席、そして厨房です。

厨房設備はだいぶ古い様子です。売主負担で撤去も可とのことです。電気が暗かったため内部が撮影できず申し訳ないです。直接ご確認ください!

 

 

2階は4室続きの広い宴会場になっています。50人は入れそうですね。料理を運ぶダムウェーターも十分利用できます。この設備だけでも十分かも。

 

 

そして3階の住居部分。洋室が4室に簡単なキッチン、そしてバス・トイレがあります。

お部屋は十分キレイです。壁紙を張り替えて照明器具を好みのものにすれば素敵な部屋になりますね。

 

 

また細長い形状の住宅で暗くなりがちですが、天窓から明かりが取れるようになっています。

 

 

キッチンは本当に最小限。厨房があるからいいですかね。

 

 

 

お風呂と脱衣室はリフォームしたほうが良いかなと思いました。

住居部分も十分ですし店舗も少し手入れすればすぐに使えそう。まちを楽しめる立地なのでいいお店が開かれることを期待したいです!またここに通わせてください。よろしくお願いいたします。

【商談中】【中央町】商店街のど真ん中にあるタワー型住宅

氷見の市街地、商店街沿いの4階建て住宅というだけでなかなか刺激的なのですが、今回はこの住宅をご紹介します。

場所は中央町交差点のすぐ近くです。漁港に近く、以前から商店街として栄えた場所です。昭和40年代に防災街区整備事業によって長屋のような形でコンクリート造の店舗一体型住宅が建つようになった中、この家は単独で住宅として建てられています。

現在では「うみのアパルトマルシェ」が開催されるなど面白い取り組みを行っている場所です。私も運営に関わっているまちのコミュニティスペース「ヒラク」もすぐ近くにあり、移住してきた人、地元の人問わずたくさんの方たちで楽しく利用しております。

近くにはこの1年の間に開業した飲食店などもあり、これからさらに面白くなっていきそうなエリアです。

さて、この住宅なのですが敷地がそれほど広くない分4階建てと普通の一戸建てでは考えられない高さになっています。屋上に登れば漁港から沖に浮かぶ唐島、そしてひろがる富山湾を一望することができます。

中に入ってみると1階がDK、2階から上が居室となっています。

キッチンは経年による汚れは多少ありますが、広くて独特の風格を感じます。

お風呂は昔ながらのステンレス浴槽。給湯器がついているので十分可能のようですが、一度確認してみる必要はありそうです。

今回電気が不通だったのでトイレの写真は撮れておりません。こちらもリフォームはされていないので、そのままの状態で住む場合は確認したほうがよさそう。

2階から上は居室になっていますが、それぞれに特徴があります。

まず2階の和室。こちらには炉が切ってあってお茶を嗜むことができるようになっています。
氷見で暮らす人達には意外とお茶が身近なんだなと感じることがあります。私自身こちらに引っ越してきてからお茶をいただくことが年1回ぐらいのペースであって、その度に文化の深みを感じるのですが、このモダンな住宅の中までも茶室があったということに驚きました。

また最上階には物干しにも使えるサンルームがあって、そこから眺める朝日山方面の景色がかなり良かったです。

家族で暮らすというよりは若い人たちでシェアして暮らすのに良さそうな住宅。
オーナーさんとの交渉次第ではありますが、リフォーム・リノベーションができればかなり先進的な暮らしが実現できそうな予感もあります。

これからさらに楽しくなる氷見のまちなかに踏み出してみたいと思う方、ぜひ足を運んでみてください。