生活費

インターネットにかかるお金

インターネット回線は、なくてはならない生活インフラになりました。ひと昔前のように、都会と田舎とで、インターネットサービスの質や料金が極端に変わることはありません。そのおかげで、パソコンと小さなオフィスがあれば仕事ができるというクリエーターが、地方で暮らすことの可能性が広がっています。また、多くの方が、ネットショッピングの存在によって、地方で欲しいモノが手に入らないという不便さから解放されていると思います。
 

しかし、山間部の一部の地域では、インターネット回線のエリアやサービスの選択肢が限られていることもあります。里山の自然環境で、お気に入りのお家が見つかったら、しっかりとインターネットサービスが利用できるかどうかを調べてみましょう。
 

同じく、スマートフォン・携帯電話についても、「NTTドコモ」はつながるけど、「au」と「ソフトバンク」は圏外、という地域もあります。モバイルインターネットのサービスエリアのチェックも重要です。詳しい内容は、NTTなどの通信会社やインターネットプロバイダー(接続業者)に問い合わせるか、地元の電気工事屋さんに問い合わせてください。
 

代表的なインターネットサービスの提供エリア

フレッツ 光ネクスト(サービス提供エリア「富山県」)
フレッツ・ADSL(サービス提供エリア「富山県」)
 

スマートフォン・携帯電話の主なキャリアのサービス提供エリア

ソフトバンク「SoftBank 3G、3Gハイスピード、ULTRA SPEED、SoftBank 4Gサービスエリアマップ」
au「4G LTE、3Gサービスエリアマップ」
NTTドコモ「FOMA・LTEサービスエリア」
 


 

一方、固定のインターネット回線には、大きく分けて、「光通信(光ファイバー)」「ADSL(電話回線)」「CATV(ケーブルテレビ)」という3つの種類の回線がありますが、「光通信」「ADSL」については、氷見の市街地のほとんどのエリアでストレスなく使用することができます。ただし、山間部では「光通信」「ADSL」が利用できない場合も多く、ケーブルテレビに加入することでネット環境を確保しなければなりません。
 

※「みらいエンジン」にご相談いただければ、可能な範囲ではありますが、調査とアドバイスをいたします。
 

テレビにかかるお金

富山県ではテレビ朝日系の番組は放映されていませんが、ケーブルテレビなら観ることが可能。「能越ケーブルネット」や「ケーブルテレビ富山」などのケーブルテレビを利用すれば、テレビ朝日系の「北陸朝日放送(石川県)」を始め、テレビ東京系の番組なども視聴できるようになります。テレビをよく観るという方は、ケーブルテレビへの加入をご検討ください。
 

月額料金については、テレビの視聴(基本料金)だけで、約2000円〜4500円と、チャンネル数によって幅があります。さらに、インターネットやIP電話とのセットプランなど、組み合わせによって価格もさまざまなので、ご自身の生活に合ったプランを検討しましょう。
 

氷見市で視聴できる地上波テレビ

1ch 北日本放送 (KNB) 日本テレビ系
2ch NHK E テレ
4ch NHK 総合
6ch チューリップテレビ (TUT) TBS系
8ch 富山テレビ放送 (BBT) フジテレビ系

 

車にかかるお金

1人1台持つとなると、購入費だけでなく、維持費も気になってきますね。そこで、自動車にかかる平均的な一年の維持費についてまとめてみましたので、ぜひご参考にしてみてください(以下、すべておおよその参考額です)。
 

ガソリン代

ガソリン代が1リットル120円だとします。例えば、普通自動車で燃費15km/Lの場合、年間10,000km走行すると、およそ80,000円のガソリン代がかかります。
 

駐車場代

氷見市の中心部では、月極駐車場代の相場は大体5,000円程度です(野天式平面駐車場)。伝統的な町家で暮らしたいという方は、ぜひ駐車場の確保もお忘れなく!一方、郊外や山間部へ行けば、一軒家の敷地のなかに、自動車が複数台駐車できるスペースがある場合が多く、家賃以外に駐車場代はかかりません。
 

保険代

自賠責保険+任意保険がかかります。ここでは自賠責、任意保険ともに12ヶ月契約の金額を記載しています。また、任意保険の場合は、平均的な契約内容における参考料金を記しています。
・軽自動車(検査対象者):自賠責15,600円+任意保険約50,000円=約65,600円。
・普通自動車:自賠責16,350円+任意保険約約70,000円=約86,350円。
 

車検代

自動車を持つ以上は、2年に一回の車検が義務となります。ここでは、一般的な車検料の半額、つまり1年分の費用として換算しています。この費用には、基本点検技術料や部品・油脂代、検査手数料などが含まれ、故障などが見つかった場合は、別途修理や部品交換の費用が発生します。
・軽自動車:約40,000円
・普通自動車:約60,000円
 

消耗品代

オイル交換や冬季のスタッドレスタイヤ交換費用など(少し多めに見積もっています)。
・軽自動車:約30,000円
・普通自動車:約50,000円
 

税金

毎年課税される自動車税、車検時に2年分課税される重量税(1年分にして計算)など。区分やエコカー減税適用車か否かを含めた、おおよその平均額を記しています。
・軽自動車:自動車税約7,200円+重量税約5,700円=約12,900円。
・普通自動車:自動車税約39,500円+重量税約30,000円=約69,500円。
 

以上を踏まえると、軽自動車の一年間の維持費は約228,500円。普通自動車は約345,850円となります。その差は、年間に約117,350円(およそ12万円)。
 

ということで、軽自動車と普通自動車では、維持費に約1万円/月の差が出る、と思っておきましょう。
 

※車の購入費については、「車は必須」 をご参照ください。
 

家にかかるお金

氷見の住宅は、全体的に広くて安い、というのが大きな特徴です。それぞれの物件でかなりの条件の差がありますので一概には言えないのですが、不動産情報として流通している物件のなかでは、以下のような家賃や間取りのものが比較的多いように思います。
 

市街地

賃料:3〜5万円
間取り:4DK〜9DK(LDK)
※中庭つき、中には駐車場がついた物件も。
 

郊外・中山間地域

賃料:3〜6万円(売買物件もあります)
間取り:8DK〜15DK(LDK)
※庭・納屋・畑付き、駐車スペース(少なくとも2台、多いところで5、6台分)、中には山付きの物件も。
 

持ち家なら、「固定資産税」に加え、修繕が必要な物件もあるので、「修繕リフォーム費用(経年の手入れ)」などもかかってきます。売買物件を検討される際には、それらをどう捻出するかも考慮に入れておきましょう。
 

セルフリノベーションOKという物件も多いので、自分で家を直したいというDIY精神あふれる方には、氷見はとても良い環境だと思います。DIYに明るい先輩移住者も、たくさんいます!
 

物価のリアル

外食事情

地方の外食は、都会よりも割高に感じます。氷見も例外ではありません。氷見と高岡を結ぶ国道160号(愛称:能登立山シーサイドライン)や主要県道沿いにあるチェーン店は別として、それ以外の飲食店は、個人経営の小さな店がほとんどです。地元で安い食材を仕入れても、手間暇かけて準備すると、それなりの値段になるのは当然です。地方で暮らすと、都会の外食の安さのほうが心配になるくらいです。お店により幅はありますが、ランチの定食が800〜1,000円程度です。
 

氷見に限らず、富山県全般に言えることですが、回転寿しのレベルが高いです!
 

お魚

地元スーパーや鮮魚店などで見かける魚は、とにかく安い!季節物は特に、びっくりするほどの値段で店頭に並んでいたりします。平日の夕方の買い物は、とくに狙い目です。鮮度にまったく問題ない魚が、夕方になると「半額」のシールが貼られ、一気に購買意欲を掻き立てられます。下の写真は、氷見市内にある鮮魚店の陳列です。よく見て下さい。表示されている値段は「一盛」の値段です。
 

魚の価格例

地元の鮮魚店:ブリシーズン少し前のフクラギ(高級魚ブリの子ども/全長35〜60センチ)などは、一匹300円!
地元のスーパー:シーズン時は、氷見産の真アジの丸干(4匹)90円くらい。うまかぶり切り身100g250円、スルメイカ1匹80円、カツオまるごと1匹300円など。
 


 

野菜

野菜は地産地消の比率が高く、地物野菜はとてもリーズナブル。規格外や間引き菜などは、特に安く購入することができます。また、シーズンごとに野菜の種や苗が、スーパーなどでも大々的に売り出され、家庭菜園を推奨する雰囲気が感じられるのは、都会から来た人の目に、面白く映るかもしれません。

また、販売している店舗は限定されているものの、地元の無農薬や有機栽培の野菜も年々増えているように感じます。自然栽培の野菜やお米の宅配をしている農家さんもいらっしゃいますので、安心安全な食卓を目指す方には嬉しい環境です。
 


 

暮らしのモデルケース

※自営業の場合、国民健康保険、国民年金、税金等は別途。冬は暖房のため灯油代も必要になってきます。
 

1人暮らしの場合

固定費 7万4,000円〜計7万9,000円
・家賃(駐車スペース有):4.0万円
・保険料:1万円
・電気代:6,000円
・ガス代:5,000円
・上下水道代:3,000円
・情報通信費(スマートフォン1つ、固定インターネット)1.0万円〜1.5万円
 

その他 4万7,000円
・食費、日用品:3万円
・ガソリン代:6000円
・交際費:1万円
・町内会費:1000円(※住む場所ごとに異なります)
 

合計=12万1,000円〜12万6,000円
 

夫婦2人の場合

固定費 11万3,000円〜計11万8,000円
・家賃(駐車場3〜4台分有):5万円
・保険料:3万円
・電気代:1万円
・ガス代:5,000円
・上下水道代:3,000円
・情報通信費(スマートフォン2つ、固定インターネット)1.5万円〜2万円
 

その他 5万6,000円
・食費、日用品:3万円
・ガソリン代:1万5000円
・交際費:1万円
・町内会費:1000円(※住む場所ごとに異なります)
 

合計=16万9,000円〜17万4,000円

 

ご近所づきあいの心得

氷見人の気質

氷見の人たちって、どういう雰囲気の人が多いと思いますか?
漁師町だから荒々しい感じ? 寒い地方だから閉鎖的な感じ?
 

…実はまったく違います。
 

「みらいエンジン」のスタッフは、全員が県外出身者です。氷見と関わってから、まだまだ日が浅いため、氷見の皆さんのことを十分わかっていないからこそ、移住してくる皆さんの感覚に近い印象を伝えることができると思います。
 


 

氷見の皆さんは、プライベートを重んじ、他者に対しても“遠慮”と“優しい心遣い“をもって接してくれる人が多い。

 

氷見市は、いい意味で都会的な印象も受けます。これは、スタッフ全員の意見が一致したところです。ただし、山間部に行くにしたがって、 “互助”の割合が増し、その分だけ人間関係が濃密になっていくと思います。皆さんが、深いキズナで結ばれているということです。
 

誰でも同じだと思いますが、ある日、突然やってきた隣人が移住者であれば、戸惑いは隠せません。しかし、最初から決して無理をせず、焦らず、徐々にご近所の方々の顔を覚え、毎日挨拶を交わしていけば、いつしかご近所の方々にとっても、「あなたが居ることが日常」になります。
 

まずは町内会さんへの挨拶から

町内の清掃、お祭り、交流、福祉、消防、交通安全など、町内会や自治会がまちづくりを担っています。町内会長さんは、町内にどんな人が住んでいて、みんなが元気にやっているかを、いつも気にかけてくれています。引っ越しが一段落したら、まずは挨拶に行ってみましょう。誰が町内会長さんかは、地域の方であれば、誰でも知っています。その町の雰囲気や地域になじむためのコツを、きっと教えてくれるはず。
 

少し、気持ちに余裕ができれば、地区の集まりや行事に顔を出してみてください。口にこそしませんが、あなたが氷見へ移住してくることは、町内の方々にとっても、とても嬉しいことなのです。地域に馴染むには、それなりに時間がかかるものです。敬意を持って、ご近所の方々に接していってください。あなたなりのテンポで大丈夫です。氷見の皆さんも、無理せず、焦らず、待っていてくれます。
 

地域の活動は仲良くなるチャンス

地域の行事のなかでも、とくに清掃活動は、地域の人たちと仲良しになるチャンスです。自然な雰囲気で集まり、作業しながら気軽に話もできますから、お互いに名前と顔を覚えやすい場です。いつ町内の行事があるのかは、回覧板でお知らせしてくれます。
 

一軒家にお住まい場合、日常的にお家の前の道路を掃除するのもおススメです。とにかくご近所の方かどうかは問わず、家の前を通った人と挨拶をします。すると「ここに、こんな人が引っ越してきたのか」と、すぐに覚えてもらえるメリットがあります。
大事なことは地域へのリスペクトと笑顔の挨拶です。徐々に、ご近所の方との心の距離が縮まる感覚を楽しんでください。
 

「まるまげ祭り」の様子。 氷見の人々は、伝統行事をとても大事にしています。 余裕あらば、お手伝いしてみてはいかがですか?

氷見の自然と気候

富山県は、日本列島の真ん中あたり、本州の中央北部に位置しています。その中で、富山湾に面した北西の端っこ、能登半島の付け根にあたる場所にあるのが氷見市です。
 

氷見の自然は、何といっても、富山湾越しに立山連峰が見える、この世界に誇れる美しい風景が自慢です。3,000メートル級の高峰から水深1,000メートル以上の深い海底谷「藍がめ(あいがめ)」へと落ちくぼむ、その特殊な地形が天然の生簀(いけす)を形成しています。湾にはブリや白エビ、ホタルイカを始めとする500種以上の海の生き物たちが棲んでいます。
 

また、氷見の背後に迫っている山々の谷筋には、独自の文化を育んできた豊かな里山集落があり、海までを見渡せる地形は、美しい棚田の風景を作り出しています。このような自然が豊かな山間部と、商店街や漁港などがある市街地では、四季の移ろい方が多少異なります。ここでは、移住を考えている皆さんが気になることのひとつ、「氷見の自然と気候」についてお話ししていきたいと思います。
 


 

氷見の気候について

氷見市は北陸地方にあります。あまり北陸地方に親しみがない方にとって、「北陸地方」のもつイメージは「寒い」とか「豪雪」といった印象を持っているかもしれません。しかし、山間部を除けば、雪は比較的少なめ、です。氷見にある山の標高は、さほど高くなく、また海風が上空の大気をほどよく動かしてくれるので、近年、豪雪になることはあまりありません。とはいえ、海が近いため、年間を通じた湿度は高めで、降水量も全国平均と比較して、多い傾向にあります。

気象庁データ:各月の平均気温(統計期間:1981年~2010年)。 東京より少しだけ涼しい。

 

気象庁データ:各月の平均降水量(統計期間:1981年~2010年)。 降水量は多い。

 

住んでみて感じる氷見の気候

北陸だから夏は涼しい、というわけでもなく、夏場の暑さは東京と大して変わりません。真夏の最高気温は軽く30℃を超えます。しかし、車社会のため、出勤や買い物などでの移動の際に駅のホームで炎天下に晒される、などといったシチュエーションは減るため、日常生活において暑さのストレスを受ける機会は少なくなるはずです。
 

ただし、自然の多い環境で、農作業等の屋外活動を始めてみようという方は、しっかりと暑さ対策をしましょう。水分補給はもちろん、日よけカバーのある帽子や長袖を用意するなど、熱中症・日焼け対策もぬかりなく。蚊もそれなりにいます。
 


 

一方の冬ですが、日本海側の気候帯に属する氷見は、曇天が多く、雨・雪もよく降ります。そのため、太平洋側の地域のようにカラカラに乾燥する、というようなことはまれで、冬に悩まされがちなお肌や喉の乾燥への心配は、少し和らぐかもしれません。
 

とはいえ、やはり真冬になると冷え込みが厳しくなり、とりわけ家の中が驚くほど寒くなるので(築年の経った日本家屋などでは特に)、事前の対策は必須です。多湿で日照量もぐっと減るので、洗濯物が乾きにくくなるというのも悩みの種。乾燥機を使ったり、縁側空間を活用したり。地元の方に、生活の知恵を借りるのも一手です。
 

例えば、サンルームに除湿機を持ち込んで、扇風機で空気をかき混ぜながら洗濯物を乾かす、といった方法もあります。その他にも、家電すら使わずに乾かす知恵をお持ちの方だって、氷見にはいるのかもしれません。移住先では、初めての土地の自然・気候に戸惑いながらも、その付き合い方への学びを、日々深めていくことになるだろうと思います。先人の知恵に触れたり、自分で経験を重ねたりしながら、暮らしをより豊かなものにしていけると良いですね。
 

雪はどれくらい降る?

豪雪になるのは稀ですが、もちろん雪はそれなりに降ります。どれくらいかと言いますと、例えば朝に降って10センチくらい積もった雪も、天気が良ければその日の夕方にはすっかり消えていて、中心市街地ではあまり根雪(積雪が積み重なり、固まって残る雪のこと)になりません。山間部でも根雪として1メートルを超えることは、まずありません。
 

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氷見の降雪と積雪の深さ(※1)の推移(1月23日21時~1月25日18時)
出典:「平成28年1月23日から25日の大雪に関する富山県気象速報」(富山地方気象台/対象地域・富山県)

 

※1:降雪と積雪の深さについて。「積雪」とは、除雪したり踏み固めたりすることなく、自然に積もっていった雪のこと。その自然に積もった雪の深さを地面から測ったものが、「積雪の深さ」です。一方で、「降雪」とは、一定時間内に積もった雪の深さのことで、例えば1時間前と後の「積雪の深さ」の差を求めることで、その1時間に降り積もった「降雪の深さ」を算出することができます。
 


 

住んでみて感じる氷見の雪事情

繰り返しになりますが、商店街などの市街地では、例年、大した積雪は見られません。12月から3月上旬までは、日本海側特有の曇天が続き雪の降る日はありますが、降雪後、1日で地面が見えるくらいまで溶けるのが普通です。
 

ただし、雪質はベタ雪で重くて固いため、外出の際には、ゴム長靴や、最低でも防水ブーツを用意しておきましょう。早朝などにはアイスバーンになっている恐れもあるので、特に注意が必要です。
 

また、年に一度くらいは、町中でも吹雪いてホワイトアウト(※2)となる場合もあるので、もし運転中に視界が奪われたら、スピードを緩めるなり、安全を確認しながら路肩に停車するなりしましょう。無理は禁物です。
 

県境近くの山間部まで行けば、積雪量はかなりのものです。除雪は重労働ですが、移住してきた数年間は、新しい体験に心躍る方も少なくないはずです。冬の運動不足を解消するスポーツだと思えば、雪かきも楽しいものです。出勤前の時間になると、地域で一斉に雪かきをはじめるので、ご近所の方と仲良くなるチャンスでもあります。雪かき大先輩である氷見の皆さんのカラダの使い方や、どんな道具を使っているのか、などもチェックしてみましょう。
 

※2:ホワイトアウトとは、[英語: whiteout]は、雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となること、その現象(参考:ウィキペディア)。

 

車は必須

氷見に限らず、公共交通機関が充実している大都市圏以外の地方(いわゆる田舎)は、そのほとんどが車社会だと思って良いでしょう。 徒歩圏内で駅が利用できる中心街はさておき、大部分のエリアでは自家用車は必須アイテムです。どれだけ必須かというと、ないと生活が立ち行かなくなるくらい。
 


 

最寄りのコンビニやスーパーでも、歩くには骨が折れる距離であることが多く、バスなどの公共交通機関を利用しようにも運行本数が十分でないなど、お世辞にも便利な交通環境であるとは言いがたいというのが、氷見をはじめとする日本の田舎の実情です。
 

大げさに言えば、車がないと生きていけません
1家に1台ではなく、大人1人に1台ないと、不便さを覚えるほどです。
 

しかし逆を言えば、車さえ手配できれば、ぐっと生活の質が向上します。
 

例えば、通勤。
玄関を出て、バス停まで歩き、バスを利用して最寄駅へ。そこから満員電車に揺られて、下車のち徒歩の末、ようやく会社にたどり着く。それが都会における通勤の、ひとつのスタンダードだとすると、氷見でのスタンダードは、車通勤です。
 

駅で荷物を抱えて電車の到着を待つだとか、雨の日に傘をさして最寄駅まで15分歩くだとか、そういった通勤時におけるストレスは、ほぼなくなると思って構いません。ドアツードア(玄関を開けて、会社に至るまで)の時間が同じだとしても、都会の電車・バス通勤よりも田舎の車通勤の方が、移動にかかる労力はぐっと少なくなるはずです。
 

休日にどこかへ遊びに行く、などという時にも、自家用車は頼もしい存在。車の運転に慣れれば1時間くらいのドライブは苦にならなくなると思いますので、色んなところに気軽に足を伸ばせるようになります。
 

氷見の中心地からだと、1時間程度で、例えば、以下のようなところにアクセスできます。
 

[東]

・圧巻の品揃え!アメリカ生まれの倉庫型店舗「コストコ射水倉庫店」(射水市):約40分
・越中の玄関口「富山駅」(富山市):約55分
・富山湾の神秘に触れる「ほたるいかミュージアム」(滑川市):約65分 ※国道8号経由

[西]

・UFOの街!?羽咋市自慢の「宇宙科学博物館コスモアイル羽咋」(石川県羽咋市):約40分
・加賀随一の繁華街「香林坊」(石川県金沢市):約70分 ※北陸自動車道経由

[南]

・高岡が誇る重要伝統的建造物群保存地区「山町筋」(高岡市):25分
・北陸初の本格アウトレットモール「三井アウトレットパーク北陸小矢部」(小矢部市):35分 ※能越自動車道(無料区間)経由
・越中の小京都「城端市街」(南砺市):約50分 ※能越自動車道経由
・砺波平野の散居村を一望できる「となみ夢の平 散居村展望台」(砺波市):約60分 ※能越自動車道経由
・小さな世界遺産の村「五箇山合掌の里」(南砺市):約65分 ※東海北陸自動車道経由

[北]

・日本の棚田100選にも名を連ねる「長坂の棚田」(氷見市長坂):約30分 ※能越自動車道(無料区間)経由
・のと鉄道の始発駅「七尾駅」(石川県七尾市):約45分 ※能越自動車道(無料区間)経由
・開湯1200年の歴史を誇る「和倉温泉」(石川県七尾市):約55分 ※能越自動車道(無料区間)経由
 

以上のように、車は、平日の通勤や休日のバカンスなど、様々な生活シーンで大活躍してくれます。重宝しすぎて、車のない生活は想像できなくなるほどです。田舎暮らしで車に頼り過ぎたあまり、都会にいたころよりも身体を動かさなくなった、なんて話もちらほら。ということで、運動不足には、くれぐれも注意しましょう。ちなみに氷見の松田江の長浜や荒磯の灘浦海岸には、富山湾越しに立山連峰を望める、素晴らしいウォーキングスポットがあります。
 

車の購入は大きな出費

移住の引越し代に加えて、車の購入費も大きな出費となります。家族の大人1人に1台となると、けっこうな額になるはずです。
その場合は、マイカーローンなどを利用するのも一手です。以下のように、大きく分けて3種類があります。

ディーラーローン

新車を購入し、そのまま購入先のディーラーの元でローンを組むというもの。審査に融通が効きやすいというメリットがあります。
 

銀行系ローン

メガバンクだけでなく、近くの地方銀行などでも取り扱っており、地元密着なので安心感があります。また、最近ではネット銀行系のローンも人気が高く、すでに住宅ローン利用などの実績がある場合は、さらに金利が引き下げられることもあります。
 

その他

信用金庫、信用組合、労働金庫、信用漁連、そして、証券金融、保険会社と、様々な企業・組織がマイカーローンを取り扱っていますが、有名なのはJAバンクのマイカーローンでしょうか。地域によって金利は異なりますが、概して低金利なのが特長です。また、氷見では「氷見伏木信用金庫」でも、マイカーローンを利用することができます。

スタッドレスタイヤは絶対に必要!

都市部で車に乗っていた方も、スタッドレスタイヤにお世話になった方は、少ないかもしれません。氷見で自動車を所有して、日常的に運転する方は、絶対にスタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)が必要になります。
 

スタッドレスタイヤは、雪が積もった道だけではなく、凍った路面を走るときにも大きな効果を発揮します。もし凍結した道路を通常のタイヤのまま走行したら、まともに曲がったり、止まったりすることができずに、衝突などの大事故の発生につながる恐れもあるのです。たとえ、RV(レクリエーショナル・ビークル)などの四輪駆動車でも状況は同じです。
 

北陸地方は、11月下旬頃になると初雪がちらつきます。山間部を運転する場合は、11月上旬でも早すぎることはありません。ぜひ、余裕を持って、スタッドレスに履き替えてください。氷見市の車道には、多くの場合、路面に融雪装置が設置されています。雪が積もれば除雪車も稼働します。スタッドレスタイヤを履いておけば、市内を日常的に運転するだけであれば、それほど心配することはありません。
 

そもそも運転が不安、という方には、運転講習に関する氷見市の補助制度もあるので、ぜひ活用してみてください(氷見市移住者自動車運転支援補助金)。
 

※出典:横浜ゴム

 

次に、スタッドレスタイヤの費用ですが、メーカーやタイヤのサイズによって異なりますので、下記の表を参考にしてください。詳しくは、地域にあるタイヤ専門店や自動車部品ショップに問い合わせてみてください。
 

タイヤはシーズンになると若干値段が高くなります。計画的に準備して、早めに購入と交換を済ませておきましょう。早い方で9月、多くの方は10〜11月のうちに購入を検討し始めているようです。
 

・13~12インチタイヤ:6,000円~10,000円
・16~14インチタイヤ:10,000円~25,000円
・19~17インチタイヤ:20,000円~40,000円
・20インチタイヤ:50,000円~70,000円
 

買い時はシーズン前の10〜11月が狙い目です。お店によっては早期購入特典などもつく場合があるので、チェックしてみましょう。

※車にかかるコスト(維持費・購入費・駐車場)の詳細は、「「生活費」の(3)車にかかるお金」を参照ください。