人と人、ご縁を繋ぐまち

気が付けばもう11月。
2020年、みなさんはどんな風に過ごしましたか?

スタッフの岸本です。

この一年間、たくさんの移住者の方にお会いして、様々なお話しを伺ってきました。
移住の理由も、氷見を選んだ決め手も人それぞれ。
氷見生まれ氷見育ちの筆者にとって「ただの地元」でしかなかった氷見市ですが、県外から移住して来られた方々に「氷見のこういうところってすごく素敵なんだよ」と教えていただいて、目からウロコが何枚落ちたか分かりません。

そして、移住者さんに氷見へ来た時の第一印象を伺うと、みなさん口を揃えて仰るのが「立山連峰の景色が素晴らしかった」「ご飯が美味しい」です。
しかしみらいエンジンには、県外だけではなく、県内の他市から氷見への移住を検討される方も多く相談にいらっしゃいます。
同じ富山県内から氷見市に来た移住者さんが「氷見を選んでよかった」と思う部分ってどんな事なのでしょうか。

今回は、お隣り高岡市から出産を機に氷見市へと移住された百々米木 美由紀(どどめき みゆき)さんに話を聞いてみました。
百々米木さんがお仕事で担当している氷見市の婚活イベントに同行取材した様子も、後半にレポでお届けします!

結婚した当初は生まれ育った地元高岡市に住んでいた百々米木さん。
出産のタイミングで、旦那さんのご実家がある氷見市へと移住されました。
隣の市から来たとはいえ、友人も知人もいなければ、情報交換できるような同年代のコミュニティにも縁がなく、ずっと家の中にいたそうです。
そこで頼ったのが、市の地域子育てセンター

「氷見に来て良かったってまず思ったのは、子育てセンターがあったこと。色んなママ達と知り合えたし、センターの先生たちはすごく親身に寄り添って助けてくれる。子育てに不安がある人はぜひ地域子育て支援センターに行って欲しい」

そう語る百々米木さんの言葉から、当時、どれだけその存在が心強かったのかが伝わってきます。

さらに、市内の各地区ごとに地区子育てサークルがある事や、保育園や幼稚園で開催するイベントに参加できるので、お子さんの保育園・幼稚園を決める時にはもう、情報交換をしたり相談し合えるママ友が居たり、保育園幼稚園の雰囲気や特徴を知る事が出来たので、育休の1年間は非常に有意義で、子育てへの大きな安心感を得られていたのだとか。

「氷見の人達はすごく協力的で地域ぐるみで子育てしてくれる印象が強い」

地域ぐるみで子育てに関わってくれるのはありがたいですし、ものすごく土地の温かさや人柄を感じますね。
百々米木さんの言葉に頷きながら、筆者が豆腐屋のさがのやさんを取材した時の事を思い出しました。
『近所の人が助けてくれるので、頼りやすいし、聞けば何でも教えてくれる』
確かそう話していました。
氷見は世話好きな人が多いのかもしれないですね。

さらに、「氷見は市全体で食育に取り組んでいるところがすごく良い」と語る百々米木さん。

そういえば氷見市には「きときとキッズお料理道場」という体験料理教室があり、市内の保育園・認定こども園の園児が、料理・配膳・盛りつけまでの全てのプロセスを経験するんです。
筆者も2度ほどお手伝いさせてもらったのですが、園児たちが子供用の包丁で魚を三枚におろしたり、掌の上で豆腐を切ったりするんですよ。
最初に話を聞いた時はびっくりしましたが、実際に調理が始まると真剣なまなざしで慎重に食材を扱う子供達の姿に、胸を打たれました。
刃物を触らせないのではなく、危険性をしっかりと伝えた上で、安全な扱い方を教え育てていく事が教育なのかななどと、ド素人ながらぼんやり思った次第です。

さて、百々米木 美由紀さんは現在、氷見市の地域振興課にお勤めで、みらいエンジンにもとっても縁の深い人。
当サイトの過去の記事内にも登場してくれていました。

受け持っているお仕事のひとつとして婚活事業を担当されているのですが、氷見市の婚活担当に辿りつくまでの経歴がとっても面白いんです。

故郷の高岡市を離れ、東京のワイン専門商社でお仕事をしていた百々米木さん。
仕事づけの日々に疲れた事や体調の事などをきっかけに生まれ育った富山へUターン。
その後、ワインソムリエの資格を活かしながら、県内のホテルでウェディングプランナーとして活躍されます。
しかし、独身の方が増えたり少子化が進む世の中。年々結婚式や披露宴の件数が減っていく現状を目の当たりにし、「結ばれたカップルを待つばかりではなく、カップル誕生に繋がるための人と人を結ぶ仕事がしたい!」と、氷見市の会員制婚活制度「ひみ婚」担当に就任。
見市縁結び会の人達と協力してこれまでにたくさんの婚活イベントを成功させてきました。

そして今回、フォトウォークを楽しむ婚活イベントがあると聞いて、同行させてもらいました!

会場は市民の憩いの場、朝日山。
当サイトでもお馴染、写真家の北条さんがゲスト講師です。

この日は、前日からの雨が朝まで降り続いていて不安な曇り空でしたが、イベントが始まる頃には、薄く張ったグレーの雲の向こう側に青空が透けて見え始めていました。

入り口では感染予防対策もしっかり。

まずは、氷見市縁結び会からイベントの流れやタイムスケジュールの説明があり、その後、男女が1対1で自己紹介し合います。
(プライバシー保護の為、参加者の顔や姿が入らないように撮影しております)

この日は男女比が均等ではなかったのですが、あぶれてしまった参加者さんには縁結び会のスタッフの方が「今日は頑張ってね」や「積極的に会話してね」など声をかけて、あたたかく激励していました。

今回は、市が開催している「ひみ景観インスタグラムフォトコンテスト」と連動し、朝日山を散策しながら撮った写真にタグを付けてインスタに投稿。
他の方の作品にイイネを押すところまでやるそうです。

なるほど。本格的なカメラを持っていなくても、カメラ付きスマートフォンがあれば気軽に参加できるのですね。
しかし、参加者さんの中には「インスタ使った事ないんだよね」って方もちらほら。
そこで北条さんの登場です。

ご自身が氷見市内で撮った写真を紹介しながら、インスタグラムの基本的な使い方説明と、おすすめの機能紹介をしてくれます。

「フォトウォークで歩き回った後のご飯がまた美味しいんです!」と北条さんがフラグを立てたところで、いざ出発!

今朝までの曇り空はすっかり青空に変わっていました。
日差しが暖かいので寒さも全く気にならず、フォトウォーク日和です。

スマホの操作に慣れていない参加者さんにも百々米木さんが丁寧に操作を教えてあげています。

おしゃべりしたり立ち止まったりしながら、紅葉で彩られた山道をみんなで歩きます。

参加者のみなさんも次第に打ち解けていって、撮った写真を見せ合ったりと良い雰囲気です。

せっかくなので私も撮ってみました。

なんだか、こう……抹茶味のお菓子が食べたくなりませんか?(食いしん坊の発想)

さて、画像内にちらちらと映っているピンクのスタッフジャンバーを着た方々は、『縁結びおせっかいさん』と呼ばれる方々。
出会いを求める方々を、プロフィールや趣味や人柄、雰囲気等を考慮しながら、ご縁が繋がるように手助けしてくれます。
分かりやすく言うと「この二人、合いそう」とマッチングして、交際に発展するまで相談に乗ってくれたり、ご縁が繋がって交際が始まった後も「その後、調子はどう?」なんて気にかけてくれたり。

この日は氷見市縁結び会の副会長をしている石丸優香さんがいらっしゃっていたので、お話しを伺ってみました。

石丸さんは美容サロンをご自分でされていたそうで、女性のお客様や知人がたくさんいたことで「誰か良い人がいたら紹介して」と頼まれるように。それならと思い立ってコンパなどを主催していた時に、縁結び会からお声がかかり、立ち上げから関わってこられたそうです。
美容の経験を生かして、婚活女性に『メイク講座』をしたり、おせっかいさんとして活躍されています。
「人と繋がることも、人と人のご縁を結ぶことも大好きで、大好きな氷見を盛り上げていきたい」
と語る石丸さん。氷見の特徴を生かした婚活イベントも今後考えているそうです。
「例えばどんな?」とお聞きしたら「釣り、サイクリング、……」と即答でいくつも候補が出てくるあたり、流石です。
ここでも筆者、またひとつ氷見の良さを教えられました。
その他にも、女子向けのイベントを開催したり、メイクやファッションに消極的で後ろ向きな女性たちの手助けをしたい、との事。
「カップルが成立したり、結婚となるとすごく嬉しくて、それがやりがい」
と話す石丸さん。
「会の活動としては課題もまだあって、市ともっと連携をとったり繋がっていくことも大切。自分たちだけでは大変なこともたくさんあるので、協力していけたらいい」
なんとも心強いですね。
やはり氷見には、誰かの力になりたい、助けてあげたい、協力したい。
そういう想いを抱いている心を持った人がたくさんいる場所なのだと感じました。

朝日山をぐるりと一周したところで、フォトウォークは終了。
綺麗な景色と空気を味わって気分は上々。のんびりと歩いて程よくお腹が空いていて、北条さんの言っていた言葉を理解しました。

ランチはKoppeさんのサンドイッチ。
とっても美味しかったです。

食事の後は、参加者さんが投稿したインスタの写真を見ながら、イイネ数の多かった人を発表!
市からのかわいい景品もありました。

そして、この日なんと、1組のカップルが成立したことが発表されて、筆者、思わず感動してしまいました。
カップルが成立していたことにも、おせっかいさんが参加者の気持ちを聞いて、両想いの方たちをしっかり把握していたことにも。
ずっと密着していたのに、そんな動きに全然気が付きませんでした。
さりげなく動き、しっかりと気持ちを聞いて、繋げる。
隠密ですか?
おせっかいさん、恐るべしです。

イベントが終わって百々米木さんに「カップルが成立して感動しちゃった」と話しかけました。すると、
「ウェディングプランナーだった頃は、結婚が決まった人達しか見ていなかった。今は、結婚したい気持ちがあっても出会いがなかったり、なかなかご縁に結びつかない人が多いことを知って、イベントなどに気軽に参加して貰えたらなと思う」
と笑顔で答えてくれました。

思わず、百々米木さんが氷見に来た時のエピソードとして話してくれたことを思い出しました。
頼る人が少なかった時に、たくさんの協力者や人のご縁に巡り合えた百々米木さんだからこその、心からの言葉なのだと感じました。

人を頼ることも、協力してほしい手伝ってほしいと声を上げることも難しいことってたくさんあります。
自力で頑張らなくちゃとか、頼んだら迷惑かななんて考えすぎたりだとか、誰かを頼ることは恥ずかしいと考えていたりだとか。
そんなことって誰にでもあると思います。だからこそ、「おせっかい」なんて言葉がなんだか心強くてありがたい。
名刺に光る「縁結びおせっかいさん」の文字を見ながら、そう感じました。
氷見にはそんなおせっかいを焼きたがる人がたくさんいて、隣人の幸せを自分の事のように喜んでくれる人がたくさんいます。

氷見の人達のあたたかさをひしひしと感じた一日でした。

 

氷見市婚活会員登録制度『それいけ!ひみ婚』
公式ホームページ
【お問い合わせ】
地域振興課 定住促進担当
電話番号:0766-74-8190(直通)

■氷見市縁結び会
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氷見市縁結び会では、結婚したい人の望みをかなえるための強い味方『縁結びおせっかいさん』を募集しています。
おせっかいでお世話好きなおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん、お兄さん、お姉さん…… 皆さんが「縁結びおせっかいさん」に登録して活躍いただければ、新たな幸せが増え、より一層幸せなまちになります。
あなたの幅広い交友関係が地域に役立ち、婚活支援の輪が広がっていきます。
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暮らしを楽しく、お酒の時間もより楽しく―【toranekoya】

先月、開催されたアペロを取材させていただいてから、好きな場所や環境で美味しいおつまみとお酒を楽しむ事の良さが癖になってしまいました。
みらいエンジンスタッフの岸本です。

好きなお酒、好きな居酒屋は誰でもそれぞれあると思いますが、好きな酒屋さんってありますか?
このリカーショップの品揃えが好きだ、とか
ここのお店のディスプレイが好きだ、とか。
店主のセンスが好きだ、とか。

今やお酒はスーパーでもコンビニでもドラッグストアでも手に入りますが、お酒を飲む時間が待ち遠しくなるお店が氷見にあります。

それがここ、Toranekoyaさん。

入店一歩目ですぐに分かる、このお店のセンスと拘り。

お酒屋さんに入って、お酒よりもおつまみよりも先にホーローの食器が出てきたことありますか?
私は無いです。

普段さほど持ち得ていないはずの「ステキな食器っていいな」という心が筆者にも芽生えてきたところに、更に追い打ちをかけるようなこのグラスやお皿。

使い方や製品の特性まで書いてあって、
嘘でしょ……軽率に欲しくなるどころか揃えたくなってしまう……
今から買うお酒をこのグラスで味わったらもっと美味しく飲めるんじゃないかとか、
さっきチラッと視界に見えたおつまみをこのお皿に盛ったらいい感じにおしゃれなひと時を過ごせるんじゃないかとか、
想像が掻き立てられてしまいます。

入店5分で分かりました。いや、伝わりました。
ここは、ただお酒を売るだけのお店じゃありません(多分)。
お酒を飲む時間、環境、おつまみを乗せるお皿やグラスも演出して楽しんで欲しいという気持ちが伝わってきます。

このお店の店長、高橋薫さんにお話しを伺ってみました。

お家が好き、家の中でインテリアを考えたり、家事や庭いじりをしている時間が好きと語る薫さん。
氷見のお隣り、高岡市に生まれで、幼い頃に氷見へ移り住み、県内の服飾系の学校を出た後、京都で服飾企画のお仕事に携わります。
富山へ帰ってきてからも、ファッションやデザインに関するお仕事をされていました。

なるほどと頷いてしまう経緯です。
店内は、可愛いデザインのものに溢れているだけでなく、空間そのものがデザインされた場所だと感じますから。

結婚と出産を機にお仕事を辞められた後、お店のPOPを書き始めた事をきっかけにお父様のお店である酒屋の仕事に加わるように。
そしてお店が薫さんへと引き継がれ、リニューアルして現在のToranekoyaの姿になりました。

先代のお店もとても評判が良く地元民から愛されていたお店。
リニューアルのきっかけを聞いてみました。

「価格競争で生き残るのではなく、自分の舌で選んだワインやおつまみ、お酒の時間が楽しくなる器やテーブルクロス。そういうこだわりや『好き』を詰め込んだお店の方が、楽しいじゃない?」

おうち時間を存分に楽しんでいる薫さんの言葉であり行動だからこそ、納得するものがあります。

「料理するにしても鍋一つでも可愛くしたいし、素敵なものに囲まれて暮らしたい」

こういうポップのひとつひとつに、実際に使ってみたからこその言葉が添えてあって、薫さんの「ステキなものに囲まれたい」という言葉が理想なんかじゃないことも分かります。
酒屋の店主、ではなく「ステキライフエンジョイアドバイザー」とお呼びしたくなりますね。

筆者も大概ズボラな性格なので、缶のチューハイを片手に、袋からをあたりめを直に摘まんで食べたりします。
それはそれで、ぐうたらを存分に味わえるので好きなのですが、ここに陳列されているカトラリーや雑貨を眺めていると、じっくりと選んだワインやおつまみを適当に揃えた物で味わうのはもったいない気持ちになってきます。
見てください、このニンニクの目を。

この目に見つめられたら適当な食器なんて使えません。

薫さんの楽しいおしゃべりを聞いていたら、家の中の時間や生活や暮らしそのものを自分好みに楽しんでいれば、どんな僻地にいたって楽しく暮らせるのかも、と思いました。
そこに、美味しい空気や新鮮な野菜や魚などの食材、庭から見える夕日や夜空。そんなものが加わったら、
そう考えたら氷見って、お酒がものすごく美味しく飲める場所だなと気付いちゃいました。

帰りに、気になっていたおつまみを手に取ってみました。

国産 寒さば きとうゆずしおオリーブオイルづけ

字面だけでもう美味しいんですよ。
これを手に取ったら、薫さんが「それ美味しかったよ!温めて、ネギを散らすと美味しいよ」と。
さすが。味を確認した上で、良いと思ったものだけ置いてると言うだけあります。

これに合うワインも選んでもらいました。

そんなわけで、アドバイス通りいただいてみました。

私にとっての絶景はアイドルの映像だったので……アイドルのMVを見ています……

オシャレライフにはまだまだ程遠いですが、Toranekoyaさんでステキライフ成分を浴びて、一歩近づけたような気がします!

10月には、お店の奥にキッチンスペースがオープンする予定だそうで、まだまだ素敵な場所に進化するToranekoyaさんに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

wine+sake  Toranekoya
〒935-0063 富山県氷見市加納445−3
公式HP : http://winesaketoranekoya.com
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Shall we?おそと時間

静かにじわじわと変わり始めている。
氷見の町中で日々の生活を送っていると、そう感じる事があります。

みらいエンジンスタッフの岸本です。

少し外に出ただけで、溶鉱炉に突っ込まれる鉄のように溶けてしまうんじゃないかしらと思う程、強い日差しと猛暑の夏は過ぎ去り、晴れた空の下を歩けば頬をかすめていく涼風がなんとも心地よい季節がやってきました!

秋冬が大好きな筆者、とりわけこの秋口の空気や雰囲気が大好きなので、枝葉の先から色を変え始めた街路樹を見るだけでも嬉しくなります。
まさに今、外で過ごすことを楽しむための季節と言っても過言ではありません。
秋と言えば行楽シーズンと続くのも頷けますね。
地域のお祭り系はまだまだ再開の機を待たれていますが、何やら新しい遊びの企画があると聞いて、行ってまいりました!

氷見駅からは徒歩約10分足らず。
中心市街地の商店街の裏を流れるこの湊川が今回の会場です。

実はここは筆者の家からすぐの場所。
幼い頃から幾度となく歩いてきたこの道は、筆者にとってはただの裏道でしかなく、「ここでイベント?こんな場所で何を?どんな?」と頭の中にたくさんの疑問符を抱えながら到着しました。

これが今回のイベント。
その名も「sur la Minatogawa」
フランス語で「湊川で」という意味らしいです。

フランス出身ライフスタイルアドバイザーでエッセイストのフランソワーズ モレシャンさんによるトーク、ものづくりワークショップ、てんません遊覧、そして湊川アペロ。
おもしろそうな企画ばかりで、期待値がぐんぐん上がってきます。
しかし筆者の頭の中の疑問符がまた一つ増えました。
「アペロってなんぞ??」
首を傾げつつ歩いていくと、準備が始まっていました。

ここでは、ワークショップが行われるみたいです。

魚の皮とウロコで作るグラスマーカーと、アウトドア用の椅子作りを体験できるそうです。

ちなみにここは当サイト内の記事で以前ご紹介したみなとがわ倉庫の中庭。

川を挟んで反対側でも準備が始まっていました。

机やいすが並べられ、なんてことない川沿いの裏道がイベント会場へ様変わりしていく様子に、わくわくします。

船頭さん達が法被に着替えたところで、時間は15時少し前。

フランソワーズ・モレシャンさんのトークショーが始まるので、すぐ目の前の中央公民館へ移動しました。

トークテーマは「お外文化のフランスとお宅文化の日本」。

日本人は家の中で過ごす姿や家の中を人に見せないようにする傾向があり、反対にフランス人は外で過ごすことや家に知人や友人を招くことが大好きなのだとか。

筆者の印象に残ったのは、モレシャンさんがご自身の日本のお家のベランダにテーブルと椅子を置けるよう改装したいと思って施工業者を呼んだら、「ベランダをそんな風に使うなんて」と驚かれたというエピソードでした。
確かに、筆者もベランダ=洗濯物を干す場所と当たり前のように思っていたというか、それ以外の発想を持っていなかったなと気付かされました。

そして、日本でもカフェのテラス席が増えてきたけれどまだまだ少ないと感じている事や、もっと気軽に家に招きあったり、人と交流して一緒に過ごす時間を気軽に楽しんでほしい事や、フランス流のアペロを楽しむための極意や流儀などをユーモアたっぷりに話されていました。

そもそもアペロと言うのは、フランス発祥の”ちょい飲み文化”のこと。
元々は「アペリティフ(apéritif)」というフランス語で”食前酒”という意味の言葉を略したもので、「夕食前に軽く1杯飲むこと」をフランスではアペロと呼んでいるそうです。

フランスでは20時~21時に夕食をとることが多いそうで、また、日本のような居酒屋の文化が無いので、夕方から割安でお酒を提供してくれるカフェやバーで軽く飲んでおしゃべりする時間を楽しむ人が多いそうです。

そしてアペロを楽しむ時に必要なのが軽いおつまみ。
ハムやクラッカー、ピスタチオなどが定番のおつまみなんだそうです。
日本人に馴染が深いもので例えたら……グラスビールと枝豆のような感じでしょうか。
ただ、アペロは大前提として、あくまでも「食前酒」であり、夕食までのつなぎ。立ち飲みが主流で、軽く1〜2杯飲んだらすぐに解散するのが当たり前だそうです。

なるほど。夕食までの時間を軽いおつまみとお酒とおしゃべりと外の景色で楽しむ。
筆者の頭の中の疑問符が一つずつ消化されていきます。
筆者、完全にアペロと今回のイベントの趣旨を理解しました。

トークショーが終わって湊川へ出ると、時間はなんともアペロにぴったりの16時。
フード&ドリンクチケットを求める長い列が出来ていました。

みなさん長らくおうち時間を過ごしていたからか、あちこちで「お久しぶり!元気だった?」と声が上がっていました。

アペロの趣旨に沿って、お酒は度数が低く口当たりの軽いもの、フードも満腹にはならないおつまみ程度で揃えらえています。

おつまみは市内の飲食店さんを中心に、お隣り石川県金沢市からもサンドイッチ・デリのお店「MONET」さんに来て頂いています。
いずれこの湊川倉庫を改修してカフェの計画があるそうで、その際にパテやソーセージなどを提供してもらう予定のお店だと聞いて、近隣住民の筆者としても期待が膨らみます!

テーブルの上を見て筆者、さらにアペロを理解しました。
腹を満たすための食事の時間ではなく、人とのおしゃべりや一緒に過ごす事を楽しむための時間、そのためのお酒とおつまみ。
それがアペロの真髄であると解釈しました。
フランスのアペロがレストランではなくカフェで行われるというのも頷けます。

まだ日の高い時間から美味しいおつまみとお酒とおしゃべりをしながら、秋風の中、てんま船遊覧を楽しむ…

贅沢で、優雅ですね。

貴族の遊びの様ですね。

さて、ここで今回のイベントの主催者について紹介させてください。

on the Minatogawa一般社団法人」
ひととひと、場とひとをつなげ、湊川を始め氷見の魅力を発信することを目的とし、現在、みなとがわ倉庫の北側にある大正時代の土蔵と昭和時代の倉庫を、カフェ、コワーキングスペース、ものづくり工房などの地域交流施設に改修する活動をされています。(来年6月オープンが目標とのこと)

聞いているだけワクワクする活動内容で、まさに人と人、場を繋げて交流を楽しもうという理念がアペロの定義と重なります。

ワークショップ会場にも、マスク越しに分かるほどの笑顔が溢れていました。

今回、ものづくりワークショップを提供してくださったのは、氷見市在住の職人さん達。
靴職人の釣賀  愛さん。
そして、当サイトでもお馴染、革職人の野口  朋寿さん。木工職人の平川  大さん。こちらのお二人は移住者さんです。

お祭りのような派手な賑やかさではなく、日常にちょっとした楽しい時間をプラスするような今回のイベント。
今回のこのイベントを主催したオンミナの方に「この場所でこんな風に楽しい時間を過ごせると思わなかった。よく思いつきましたね」と話しました。
すると「景色が素敵だから、外に出て過ごすことをみんなで楽しみたいなって」と、なんとも肩の力が抜けるような言葉。
だけど、自分自身が楽しむ事、気軽な楽しさを共有する事。それってとても大切ですよね。
一番大切な事にも思えます。

そして今回のイベントに参加して筆者が強く感じたのは「No border」でした。
出身地や住んでいる場所、年齢、性別、職業、そういった垣根が一切なく、ひととひとが気軽に繋がり、楽しい時間を過ごせる場所がここにありました。

冒頭でお伝えした通り、ここは幼い頃から知っている裏道ですが、まさかこの道でこんなに素敵な光景を見ることが出来るとは思っていませんでした。
もしかしたらまだまだそんな場所が市内にはたくさんあるのかもしれないと思うと、今までただ通り過ぎていた見知った場所にも可能性を感じます。

いつもは静かな場所に初めて響いた、この景色でお酒を楽しむ人々の声。
氷見も静かにじわじわと変わり始めているのだなと感じました。

それは、誰の目にもはっきりと見えるような派手で大きな変化ではありません。
朝の海鳥の鳴き声も、夕方に山へと帰っていくカラスの声も響き渡るような静かで小さな町ですが、例えば、外側からの新たな勢力で大きな建物がドカンと建つようなそれではなく、人の体温で内側からじわじわと熱が広がって変わっていくような変化。
そういうものを感じました。

日本でも最近アペロが楽しめるお店や人が増えてきているのだとか。
そしてその楽しみ方は氷見でも広がっています。
ぜひお気に入りの場所でアペロを楽しんだり、アペロを楽しめる空間を作ってみてはいかがでしょうか。

 

【sur la Minatogawa】
主 催  :on the Minatogawa一般社団法人
公式HP:Facebook

■ものづくりワークショップ提供(順不同、敬称略)
野口朋寿(革職人)「tototo
平川 大(木工職人)「laboratorio da h
釣賀 愛(靴職人)「靴のつるが

■飲食提供(順不同、敬称略)
柿太水産
さがのや
ひみつカレー
toranekoya
MONET

秘密にしたい、宝探しみたいなお店。お休み処くまなし「たんぽぽ」

こんにちは、みらいエンジンスタッフの岸本です。

東京から氷見市に移り住んでからというもの、食材の旬の季節に詳しくなった気がします。
スーパーの売り場にはいつでも同じ野菜や食材が揃っていて、旬なんてあまり気にした事が無かったのです。

例えば、6月頃には県内のローカルニュース番組で「鮎釣り解禁」のニュースが流れて、アユ料理の時期かと思ったり、
富山市の呉羽山に梨の直売所が立ち並ぶのを車の中から見ているうちに、夏になったら「梨の季節だな」と思ったり。
冬になれば御馴染、寒ブリの話題で市内が賑わったり。
土地と食生活が密接に繋がっている事を日々の中で感じます。
そんな風に、食材の豊かさや旬を感じる場所や物事のひとつとして、野菜の直売所があります。

今回は、熊無の直売所に行ってみました!

今回訪れたのは、お休み処くまなし「たんぽぽ」さん。

氷見市の中心市街地から車で約15分程度。
山道をぐんぐん進みます。

エスニック料理のまんがい家さんを過ぎて、トンネルをくぐると到着!

すぐ目の前に石川県との県境があります。

新鮮野菜、直売所、ののぼりに並んで「メダカ」の看板。

道路脇にもこの看板。

気になりつつ、店内へ。

平日の午前中にも関わらず、お客さんがひっきりなしにいらっしゃいます。
みなさんお目当てが最初から決まっているようで、何気なく立ち寄ってゆっくり物色というより、お目当てのものにまっすぐに向かい、お会計をしてお店を後にする方が多かったです。
県内側からも石川県側からもどんどん車が入ってきては目の前で商品が売れていくので、15時に閉店というのも頷けます。
筆者も急いで商品をカゴに入れていきます。

レンコンが連なった状態で売られているの、初めて見ました。

長い…!

実はここに来る前に、前情報で氷見の情報通&熟練主婦たちから「くまなしの直売所に行くならレンコンは絶対に買うべきよ」と聞いていたので、噂のアイテムを手に入れた無事に筆者、脳内で勝利のファンファーレが鳴り響きます。

こちらは氷見産の天草。
ところてんの原料ですね。
加工されたものしか見た事なかったのですが、この天草は夏が旬なのだとか。
氷見生まれ氷見育ちの筆者、「氷見産の天草」を見るのも存在を知るのも初めて。
直売所の方に「天草ももうそろそろ終わり」と聞いたので、こちらも一緒に籠へ入れました。

銀杏に似たこちらはなんと食用ほおずきの実。
未知との遭遇のオンパレードです。

地元 熊無産。ジャムにして食べる方が多いそうです。
気になる……食べてみたい。

青じその葉とクマザサの葉。

二つをブレンドしてお茶にして飲むと便秘に凄く効くとお店の方が教えてくれました。

富山県産と書かれていますが、氷見産の干シイタケ。こちらも有名なのだとか。

自家製の梅干し。

自家製のお餅。

ひっきりなしにお客さんが入ってくる様子を見ていれば、個数制限も頷けます。

迷いなくお餅を家族分籠へ入れながら、思いました。
ここはもしかしたら、「本当は自分だけの秘密にしておきたいんだけど、すごく良いから特別に教えてあげるね」と懐から取りだすとっておき情報のような場所なのではないでしょうか。

にんにくもとっても人気とおすすめされたので、おすすめされるがまま籠へ。

お会計して、マイバッグへと戦利品を詰め込みます。
食べるのが楽しみでワクワクしちゃいますね。
袋の重みが嬉しいです。

お店を出たところにワゴンがあったので覗いてみると、メダカがいました。

黒いメダカは初めて見ました。

可愛いですね。癒されます。
浮き草や、メダカが卵を産み付けるためのスポンジも売ってます。

ここにメダカが並ぶのを待つファンも多いのだとか。

直売所の裏手で山の景色の写真を撮っていたら、視線を感じて……
振り向いたらヤギが寝てました。

のどかだな~~~~~~

山の中に立っていると、緑の景色に目が癒されて、澄んだ空気に肺が綺麗になっていく感覚があって、数分だけの滞在で気分がリフレッシュしますね。

ちなみに、この県境の看板を過ぎてすぐの場所に、以前記事でお伝えした神子原の直売所があります。
直売所を梯子して、食材の食べ比べしてみても面白いかもしれませんね。

 

さて、山を離れて帰宅し、ゲットした天草でところてんを作ってみました。

作り方を調べている時に知ったのですが、俳句においては夏の季語のひとつでもあるらしいです。

これまで何気なく食べていたところてんですが、栄養について調べてみると、

食物繊維がとっても豊富で、水に溶ける性質の「水溶性食物繊維」と、水に溶けない性質の「不溶性食物繊維」の2つの食物繊維が含まれているそうです。
水溶性食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑え、コレステロール値を低下させる働きがあるため、糖尿病や高血圧の予防・改善に役立ち、不溶性食物繊維は腸のぜん動運動を活発にさせる働きがあり、便秘の解消につながります。
また、ところてんには、むくみ改善に役立つカリウムや、骨を丈夫にし、神経の興奮を抑える働きがあるカルシウムも含まれています。

何気にすごい食材なんですね…
ちなみに、カロリーもとっても低く腹持ちが良い、という一文に非常に興味がありました。

さて、初めてのところてん作り。てんやわんやで細かく画像に残せなかったのですが、
大きめの鍋にテングサを入れ、水をテングサがつかる程度まで入れ、煮出してバットなどの容器で自然に放熱させて固めるとゲル状になります。
これを棒状に細く切って、「天突き」とよばれる専用の木製の器具で押し出します。

このところてんですが、関西の方では黒蜜で食べるらしいですね。
おやつ感覚なのでしょうか?
もしかしたら、関東や東北ではまた違った食べ方もあるのかもしれませんね。
北陸では酢醤油が定番です。

天草から作ったところてん。味が濃い目でしっかりとしている麺を、酢醤油とおろしショウガでさっぱり。喉ごしは最高に良いので、ちょっと食欲の無いときも食べれちゃいますね。

次はどんな旬の食材と出会えるのか楽しみです。

 

お休み処くまなし「たんぽぽ」

氷見市上余川5198-1
0766-76-1180
9:00~15:00

「働く」について考え、人生をより楽しく。

「リカレント教育」と言う言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
日本では「学び直し」や「働きながら学ぶ」といった意味であり、近年の急激な技術革新などによって必要になった「新たな知識・スキルの習得」の手段として注目を浴びているのです。

「仕事のためにパソコンの使い方を学ぶ」といったように、すでに実践されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

氷見市もこの「リカレント教育」に注目し、今年リニューアルオープンした海浜植物園に「リカレント研修室」を設置しました。

そしてこちらを拠点にリカレント教育の推進を行っているのが、今回お話を伺った地域おこし協力隊の姫野知佳(ひめのはるか)さんです。

今回は9月12日(土)に開かれる連続講座 「1+1」 についてお話を伺ってきました。

ーー本日はよろしくお願いします! まずはこの研修室についてですが、植物園にこういった研修室があるというのは新鮮な気がしますね。

姫野:子供を連れてきてくれる親御さんも、楽しんだり得るものがある場所にしたいということで整備されました。
親御さんの中には共働きで子育てをされている方もいらっしゃると思うので、そういう方に理想のワークスタイルを実現させるための一歩になれればなと思っています。

ーーそれにしてもオシャレな空間ですよね。笑 開けた視界でリラックスできますし。

姫野:そうなんです! この研修室は貸し出しも行っているのですが、キッチンなんかもあるので色んな方に利用してほしいです!

ーーそれでは本題の「1+1」について伺っていきたいと思います。リカレント教育というと「仕事に必要なスキルを得る」というイメージがありますが、こちらはどんな講座なのでしょうか。

姫野:「1+1」は何かを教える講座ではなく、「働く」について考えてみようという講座なんです。
「趣味を仕事にしてみたいなー」とか「今のワークスタイルになんとなく満足いってない」とか「仕事」や「働く」に対して漠然としたモヤモヤがあれば、まずはそれを形にするところから一緒に行っていきます。

講師を勤めてもらう尾野寛明(おのひろあき)さんは「地域づくり超入門塾」というものを各地で開講されています。尾野さんは「話す」よりも「聞く」ことに重点を置かれている方で、『1+1』でも一方通行の講座ではなく、受講者も気軽に意見を言える場にしたいと思っています。



ーー確か尾野さんは『UMINO APAMACHI SCHOOL』でも講師を勤められていた方ですよね?

姫野:そうなんです。そして実は私も2年前の『UMINO APAMACHI SCHOOL』に参加して、モヤモヤが形になり、今の活動に至っているんですよ。

ーーそうだったんですね!ちなみにその講座参加以前に感じていたモヤモヤとはどんなことですか?

姫野:⼥性の「働き⽅」に違和感を感じていました。私は⾼岡出⾝なのですが、⼩さい頃から、私の周りにあったのは「⼥性は就職後はなるべく早く結婚して、結婚後は仕事を辞めて家事をする」という考えでした。
私もそれが自分の⽣きていく道だと思っていましたが、⼤学や就職を経てこの考えに疑問を感じるようになりました。
それは多くの⼈と出会い、⼥性の活躍を⽬にしたことで今までの生活では出会えなかった「働き方」や「生き方」の選択肢と出会うことができたからです。
もちろん今までの考え方を否定するつもりはありません。しかし、「こうあるべき」という固定概念によって、多様性のある選択肢を持ててない人は多いのではないかと思うようになりました。

ーー今の活動の根底にはそんな思いがあったんですね。

姫野:はい、ですがこの思いも『UMINO APAMACHI SCHOOL』に参加していなければモヤモヤしたままだったと思います。笑
『UMINO APAMACHI SCHOOL』は「創業しなくてもいい創業塾」といったコンセプトで、気軽に話し合える場でした。同じような悩みがある人同士で協力して新しいことを始めたり、アドバイスをしあったり。1人ではなくみんなで形にしていく作業をしている感覚だったんです。
そして、私はそこで出会った仲間に紹介してもらい、氷見市の地域おこし協力隊として活動しています。
1人でモヤモヤしていた頃と比べると毎日がとても楽しくなりましたね!笑

『1+1』も新たな仲間との出会いの場、自分の意見を発信しやすい場にすることで、新しい自分への第一歩目をサポートさせていただきます!

ーー『1+1』をきっかけに人生が楽しくなる人が増えるといいですね! 取材を通して姫野さんの熱い気持ちがとても伝わってきました。本日はお付き合いいただきありがとうございます!

姫野さんとお話をして、「働き方」というのは自分の人生の満足度に直結するものだと強く感じました。
「働く」ということに焦点が当てられた講座ではありますが、自分の人生をより充実させたいという人はぜひ参加してほしいなと思います。

『1+1』はオンラインでも開講されるようなので、現地で受講するのが難しいという方はオンラインでの受講も考えてみてくださいね。

植物園で開かれる講座の初回は9月12日(土)14時〜16時です。(受講料は無料。ただし、研修室での受講の場合は別途入園料がかかります。)
こちらはzoomで見学会も開いていますので、興味はあるけどまずはどんな様子か知りたいと言う方はぜひ見学会へ!

オンライン講座の初回は9月23日(水)19時〜21時になりますのでお間違いのないようお気をつけ下さい。

お問い合わせ、詳しい情報はリカレント研修室のSNSで!
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Instagramアカウントはこちらから

氷見市海浜植物園
住所:富山県氷見市柳田3583
電話:0766-91-0100

昭和を感じる氷見の名スポット

氷見に移住してからもうすぐ半年。筆者は移住前に比べ、自然を楽しむ機会が増えました。

釣りを始めたり、海沿いをサイクリングしたり、今までとは全く違う休日を楽しんでいます。

氷見に移住を考えている方の中にも、海や山に魅力を感じている人は多くいるでしょう。

ですがもちろん、氷見の魅力は自然だけではありません。
これまでもみらいエンジンの記事で魅力的な“人”や“場所”などを取り上げて来ましたね。

そして、今回ご紹介するのは筆者が氷見に移住した当初から気になっていた場所。
人づてにもとても面白い場所だと伺っていたのですが、ようやく遊びに行くことができましたのでその様子をご覧ください。

旧国道160号線を市街地から高岡方面に進むと、左手にホウロウ看板がズラッと並んだ建物が見えてきます。
ここは「氷見昭和会館」。“昭和”にこだわり収集した品々で昔懐かしい裏路地商店街を再現された館内になっています。

こちらが館長で似顔絵師の蔵田幹善(くらたみきよし)さんと妻の正子(まさこ)さん。
幹善さんは元市役所の職員であり2011年に退職後、昭和館をオープンされました。
とても芸達者な方で、マジックや似顔絵などで来館されたお客様を笑顔にしています。

幹善さんがコレクションを始めたのは十数年前、きっかけは現在の五円硬貨の前に発行された穴の空いていない五円硬貨との出会いだったそう。
同僚に見せられた古い硬貨が懐かしく300円で譲ってもらったと言います。

館内には昭和を感じさせるものがたくさん展示されています。
しかも、コレクションは自宅や倉庫にまだまだあるということなので驚きです…

現代の物とは全く違うかっこよさ。
数十年で技術や世界観が急激に変わっていったんですね。

2階はお店再現コーナー。
現在は20店が展開されており、昭和館の見所になっています。
元々は幹善さんが集めたコレクションを展示していましたが、今はお店が廃業する際にまとめて譲り受けた物も多くあるそう。

ユーモア溢れる幹善さんは、「もしお店が廃業になってもこの昭和館の商店街に新しいお店がオープンするだけだ」と笑顔でおっしゃります。

館内をゆっくり楽しんだ後は喫茶コーナーでコーヒーをいただきました。
正子さんこだわりのコーヒーはそれ目当てにきてくれる方も多いそうですよ。

ドリンクを楽しみながらお二人とたくさんおしゃべりもできますので、昭和館にきたら喫茶コーナーでゆっくりされることをおすすめします!

展示品だけでなく、お二人の人柄にも触れると、より昭和館を楽しめるはずです。

また、昭和館では似顔絵を書いてもらうこともできます。
基本的には有料で承っているそうですが、鉛筆書きのサービス絵も運が良ければ書いてもらえるかもしれませんよ。

平成生まれで昭和の物にはほとんど馴染みのない筆者ですが、展示品が楽しめたのはもちろん、サービス精神旺盛なお二人に色々楽しませて頂きました。

昭和を知る方も、知らない方も、一度足を運んでみてはいかがでしょう。

氷見昭和館のHPは<こちら

移住者ガラス職人さんの個展に行ってきました!

昨年氷見に移り住んだガラス職人の城勝彦(じょう かつひこ)さんが、久目地区にある自宅で個展を開かれるということで、取材をさせていただきました。
ガラス職人さんとしてももちろんですが、移住者さんとしてもお話をたくさん伺えましたので楽しみにご覧ください。

久目地区は氷見の山間地域に位置しており、田園風景が広がるエリアです。
この辺りは近年移住者が増加している地区でもあり、氷見の中でも注目の場所なんです!

こちらが城さんの住まい兼今回の個展の会場になります。
過去の記事でこちらの物件の紹介を行っていますので合わせてご覧ください!
お宝!ラッキー7物件

そして、この方が今回ご紹介するガラス職人の城勝彦さん。
とても気さくで優しい方です。お話が面白い方で、取材日はかなり長居して楽しんでしまいました。笑

城さんは小谷真三氏に憧れガラス職人を目指しはじめ、東北のガラス工場で2年間基礎を学んだ後に、独立して個展などを開きつつ技術を磨いてきました。

城さんが作られる作品はとても個性的で、中には歪んだ形をしているものもあるのですが、持ってみるとその歪みのおかげで持ちやすかったり、不規則な形にだんだん惹かれていくんです。
光に当ててみるとガラスの中の気泡もよく見えますね。
この気泡も作品ごとに違いがあるので全てが世界に一つしかない魅力になっています。

こちらが氷見に来てから作られた作品の展示コーナーです。
氷見に来てからは海を連想させる青色の作品が増えたと言います。氷見の海の幸や景色はとても気に入っているとおっしゃっていたので、そういう気持ちの部分も作品に反映されているんですね。

また、作品を魅せるのに使われている置物や小物の多くは物件の中に残っていたものだそうです。
今まで使われず埃をかぶっていたモノたちですが、古民家とガラス作品の雰囲気をうまく調和させる働きを持って再利用されています。

空き家の紹介や移住・定住のサポートをさせていただいている私としては、氷見ならではの作品を作られたり、古民家をうまく活用されていることがとても嬉しく思いました。

展示品をみて触って楽しみつつ、移住者さんとしてのお話も伺ってみました。

藤田:氷見に移住されたきっかけはなんですか?

城:前の場所を出なきゃいけなくなって、みらいエンジンの記事を見たのがきっかけかな。
元々富山にもほとんど来たことが無かったし、そもそも北陸は移住の候補に無かったんだけどね。

藤田:氷見に移住しようと思っていたわけではないんですね。笑 ではどうして氷見に決められたんですか?

城:記事で見た物件の納屋が大きくて賃料が安かったからだね。ガラス作りで使う窯を入れられるくらい広い納屋が欲しかったんだけど、納屋付きの物件をこの値段で借りれるのか!っていうのは運命のような感じだったね。家も広かったから物件を見た時点で、自宅で個展やれたら面白そうだなーって思ってたんです。

藤田:単身の移住者さんで、家が広いというのはデメリットになってしまうことも多いのですが、城さんのように個展を開いたりできたらメリットになりますね!
氷見の大きい家をうまく活用するいい例になったと思います。

城:今回は近所の方にこんなことやってますっていう紹介みたいな側面もあるんだけどね。

藤田:そうだったんですね。実際に近所の方の反応はどうでしたか?移住直後も含めて。

城:近隣の方は応援してくれています。ガラス職人なので窯で火を使うし、音を立てちゃうこともあるから最初は苦情とか来るんじゃないかと心配してたんだけど、全然そんなことなくて、むしろみんな優しく接してくれました。今回の展示会でも毎日来てくれたり、知人と来てくれたりと、いい人ばかりです。野菜もよくもらうしね笑

藤田:作業場としてぴったりの家で周りの環境もよくてとても居心地が良さそうですね。

城:そうなんです。笑 私は昔から旅が好きであまり一つの場所に止まっていられないタイプなんだけど、この前ちょっと遠くに出かけていた時、この家に帰りたくなったことがあったんですよ。今までそういうことが無かったんでよっぽど居心地がいいんだなって自分でもびっくりしましたね。笑

インタビュー後、移住の決め手になった納屋にも案内していただきました。

ガラス作りは通常複数人で協力して作品を制作するのですが、城さんは1人で全てやられているので使用する道具などにも工夫がたくさん詰まっています。

普段は中々お目にかかれない部分も見せて頂き、個人的にとても充実した取材になりました、城さんありがとうございました!

これからも住みながら作品の展示を行っていくとのこてでしたので、みなさんも一度足を運んでみてくださいね。

城さんのFaceBookアカウントは【こちら】

対話する時間を <考えるパンKOPPEができるまで> 最終回(後編)

皆さん、こんにちは。写真家の北条です。
 
前回同様、お送りするのは、<考えるパンKOPPEができるまで>の最終回・後編。考えるパンKOPPE・竹添あゆみさんとの対談をお届けしていきます。
※前編はこちら
 

 
<過去の記事>
 
街中の明日を「考える」。
 
街の変化と共に。
 
蕾がひらく頃
 
対話する時間を(前編)
 

 
今回の企画では、考えるパンKOPPE店舗の2階、竹添さん夫婦のご自宅にお邪魔して対談させて頂きました。窓から差し込む昼下がりの光を受け、白を基調とした室内が優しい色合いに染まる朗らかな雰囲気のなか、約1時間にわたる対話を楽しみました。
 

 

 

 
またこちらでは、設計を担当された建築家・能作文徳さんと、能作さんが勤められている大学の学生さんと一緒に、珪藻土塗りを行ったのも思い出のひとつです。
 

 

 

 

 
後編では、氷見での暮らしのことや、教育・戦争・文化のことについて対話していきます。それでは、最後までお楽しみ下さい。
 

(※対談日:2020年4月12日※)
 
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<氷見での暮らしと県内の良さのこと>
 
※前編のつづき※
 
写真家・北条巧磨(以下、北条) あゆみさんは、氷見へ移住されていますよね?どうですか?外側から見て氷見は。少し話は変わりますけど。
 
考えるパンKOPPE・竹添あゆみ(以下、竹添) 私は、昔氷見で働いた時にいいなと思っていたので住みました。JAのガソリンスタンドが、朝日山の麓にあるじゃないですか?そこに『地産地消で元気なひみ』って大きな看板があるんですよ。あれは良いなーと思っていました(笑)。
 
北条 なるほど!
 
竹添 その時、「氷見って地産地消出来るんだ!氷見ってすごいな」と思ったのを覚えていて、かれこれ10年前くらいなんですけど。いまも立っていますよね。こんな時だからこそ、地産地消が出来るって稀有だし、豊かで良いよねって。観光とかをあまり意識したことがないんです。住んでいる人たちが、そこでできたものを食べたり、採れたものを食べたりして、というのが循環しているのだったら、こんなに良いところはないなと思いました。
 
北条 地産地消・・・なるほどですね。氷見って、お魚のイメージが強くて。寒鰤だったり。でも楽しいことって、もっと沢山あるじゃないですか?街中にしても里山にせよ海にせよ。それをもっとこう、自分はしっかり伝えたいです。暮らしの楽しさを。 
 
竹添 具体的に誰に伝えたいですか?
 
北条 自分は、富山県内の人に対して伝えたいのですよね。県外の人へももちろんなんですけど。日本には沢山あるじゃないですか?47都道府県の良いところや魅力が沢山。だからまあ、氷見じゃなくて、他のところでも良いと思うのです。富山県内の人って、旅行へだったり、進学・就職とかで県外へ行っちゃったりしますよね。だからこそ、県内の良さをもっと知って欲しいと思います。「何もない。」という考えから、観光地や都会へ行っちゃって・・・。それって、すごくもったいないなあと自分は感じています。
 
竹添 富山県内の人をターゲットにするのなら、説明は必要かもしれないですね。それは思います。海外とかに向けてだったら、むしろ説明が無い方が伝わるかもしれないですけどね。
 
北条 大型ショッピングセンターも良いですけど・・・ってなります。
 
竹添 なんかこう、身近な生活のなかに、山があったり海があったり原っぱがあったりするっていうのは、いろんな日本各地にあるかもしれないけど、それが自分たちの近くにあるっていうのが大事なことだから。身近に手が届くところに。でもまあ、外の情報を見ていいなーとか思っちゃうのも分からなくはないですけど(笑)。
 
北条 まあ自分も一回、進学で県外へ出ているというのもあるので。出たからこそ分かる富山の良さというのも知ったのですけど。氷見市に限らず県内の人が、県内の魅力をもっと知るべきだとは思いますけどね。
 
竹添 自信をもってね!
 
北条 そうなんですよね!自信をもってね!
 
竹添 県出身のスポーツ選手とかすごい人が出た!ということで、自分たちがこう喜ぶっていうのは分かるけど、それだけじゃなくて、この平常の毎日、日常が良いのだということに自信を持って欲しい。
 
北条 そういうことです。そういうことです。
 
北条 例えば富山市内から、井波や福光へ行くとプチ旅行じゃないですか?富山県に居ても、様々な文化が沢山ある。そんなことを楽しめるような雰囲気になるといいな、なって欲しいなと思うのですけどね・・・。
 
竹添 どこかの真似しなくたって、今ここが良いんだよっていうね。
 
北条 そういうのを伝えたいなと。ただ今、コロナの影響で県外にも出られない状況(※対談日:2020年4月12日※)になってきているので、変な話、見つめ直す良いチャンスなのかなと思っていますね。
 
竹添 ソーシャルディスタンスは取りやすい環境にはあるから。そうですよね。見つめ直して、自信を持って。
 

 
<教育と学び続けること>
 
北条 あゆみさんは教育の現場で働かれていたこともあり、働く立場の視点から、日本の教育ってどうなのかな?とお聞きしたいです。高校の先生で、東京で働かれていたのですよね?富山の教育も分かる範囲になると思うのですが。
 
竹添 富山で2年間、常勤講師を2年間やって、その後東京で10年くらい高校です。
 
北条 どうなんですかね?日本の教育って・・・。
 
竹添 学校に限って言えば、悪いとも思わないけど、もっと変化しても良いのになあと思うことはあったかな。でも、それは制度のことと言うよりは、ひとりひとりの先生たちの考え方とか子供に対する姿勢とかそういうので。もっとこうなったら良いなあと思うことが2・3割あったけど、7・8割くらいは皆さん頑張っている。否定的な立場ではないです。
 
北条 自分は教育を語る人ではないですけど。やっぱり、教育ってとても大事だなというのを、最近はすごく思っていますね。日本の教育は、平均的なヒトを作ってしまうというか、右へ倣え的な空気感があってー、というのを感じています。それは良くないなと思いつつ、日本の教育って、本当に大丈夫なのかな?と思ったりしています。
 
竹添 公教育ですからね。明治時代とかで全員が教育を受けられない時は、ぴょんと飛び抜けた人が10歳くらいで大学入ったりとか、そういうこともあったので、まあ良くも悪くも、押し並べてみんなが同じパッケージの教育を受けることができるという意味では、日本は世界的に比較してもすごいなと思います。ただその、副作用もやっぱりどうしても出てしまう。出る杭がない状態に、押し並べられてしまうというのは、確かに面白くないですよね。うんうん。
 
北条 自分は高校に居た時に、大学入試試験の為のドリル式教育だとか、そもそも入試自体が暗記ゲームみたいな感じになっているなというのを思っていて。そしてそれが、すごく面白くなかったというのが本音でした・・・。不満があったのですよね。
 
竹添 確かに昔と違って人口は減っていて、少子化はネガティブなイメージで語られるのが多いですけれども、それだけその子に応じたカリキュラムなり、本を渡すことができるとも考えられます。「この本を読んでみなよ」って渡すことで、その子をひとつ引き上げて、広い世界を見せてあげられる。そんな風にできたら変わるかもしれないですよね。沢山居て、みんなと同じ基準でその子を見る時代はもう終わっちゃったから。だから大学も、AO入試とか、ひとりひとりの興味関心や資質を見る方向にシフトチェンジしている。ただその、「この子にこういうことが語りたい」とか、「その子にこういうことを伝えたい」と思った時に渡せる本を、自分のバックグラウンドに持っているとか、「あの子にはそういう言葉をかけてあげたいな」と思えるように普段から関わっているかとか、そういうものを鍛えていないと、「今だ」というタイミングを逃してしまう。すごく難しいですよね。生徒に対する意識を保たなければいけないというか、勉強し続けなきゃいけないのは教員の方だなあ、と思います。
 
北条 なるほど、教員も勉強し続けなければいけないですか。
 
竹添 そうそう。だから、教員はたぶんこれで完成っていう教員像はなくて、常に勉強ですね。
 
北条 でも教員の方って、すごいですよね。なんだろう、ロールモデル的な正解もないし、ひとりひとりの先生によってタイプも違うし、やることの量も大変ですよね。部活動だとか。
 
竹添 私は、部活動は働いているうちはあんまりやらないで終わっちゃったんですけど。もしやってくれと言われたら、授業と部活動と自分の生活の両立はできないのでちょっと困ったなと・・・。今、働き方改革って言ってますけど、これを機に方向転換してもいいのかなと思います。上から目線なことを言っていますけど、基本的に先生たちはすごく頑張っていて、うん。本当に大変な中、よくやって下さっているので、ありがたい限りです。ただ、同じく勉強をし続ける者として、応援したいな、できれば色々シェアしたいなと思います。勉強し続けないと、本当に堕落しちゃう職業だとも思います。
 
北条 先生の勉強ですね・・・確かに。
 
竹添 ほんとほんと。勉強しないのに、「先生!」「先生!」って言われちゃうのは、ものすごく怖いことだと思うので。
 
北条 素人目線で思うのは、1年間のサイクルのなかで生徒に教えることをやっているので、同じことを繰り返し教えるようになってくるじゃないですか。例えば、1年生から6年生を教えてまた戻ってと。確かに、教員が勉強しないようになってしまいそうです。
 
竹添 忙しすぎてね。ほんとほんと。でもよくやっていらっしゃいますよね、うちの子ひとりでも大変なので、それで30人・40人なるともう大変だなあと思いますね。いつも本当にお疲れ様です。だからこそ、一緒に勉強しましょう。その姿を、どんどん子どもに見せましょう。
 
北条 働き方もそうですけど、学び方も変わっていきそうだなという流れはあるじゃないですか。それこそ、インターネットが普及してから、教育のあり方の変化があったりだとか、絶対学校に行かなくてもよいだとか。今のこの状況下で見えてきましたよね。
 
竹添 不登校な子たちを、今まで奇特な目で見てきたけど、その生活が全員になったような感じ。身近に思えるようになるかもしれませんね。
 
北条 あと、勉強が好きな子や元々出来る子って、自分からでも勉強するじゃないですか?その差がすごく出そうだなと思います。遊んでしまう子と勉強する子とで格差が出てきそうですけど。
 
竹添 まあその勉強を、何で計るか?というのもありますけどね。遊びだと思って虫ばっかり追いかけて、「また遊んでばっかり」って言われてた子が虫博士になったりとか。だからまあ、自分から見つけて何かをすることであれば、それは止めなくても良いのじゃないかなと。
 

 
<戦争とこれからの生き方のこと>
 
北条 戦争についてイベントをされているじゃないですか?それはどういう想いからやられているのですか?
 
竹添 それはやっぱり、忘れちゃいけないから。戦争を記した本などをたくさん読んだわけではないし、記録した写真集も進んでは開かないし。あんまり、具体的な歴史をよく知っているわけじゃない。夫の方がその点詳しいので、お任せって感じなのですけど。でも、戦争に関するイベントをやらなきゃいけないと思うのは、ただ”忘れちゃいけない”っていう想いがあるから。3.11の震災も、別に私が何をできるわけでも、大きな被害を被ったわけでもないですけど、ただ忘れちゃいけないと思ったからキャンドルナイトをしようとか、電気を使わないでいてみようとか。
 
竹添 特に戦争はどんどん、実体験をした方がお年を召しているので、実際の体験に触れる機会って間違いなく減っている。けれども、戦争文学とか戦争記録とかで語り継いできたものとか、アーカイブスみたいなものが残っている。それを忘れないように。
 
竹添 今回のコロナの件もそうですよね。忘れちゃいけない。100年前に同じようなことがあったのに、忘れていた、油断していた、みたいなところがありますよね。歴史は語っているというか、やっぱり同じ流れというのはあるから、その時の反省を忘れない為に。こうなった今、特に戦争が起こるんじゃないかとかは、ずっと考えてる。
 
北条 ”忘れない”という言葉に、自分はピンと来ましたね。正直なところ、戦争について語ろうとなると、ちょっとハードルが高くて・・・と思っていました。戦争を語るのは、自分で良いのかな?とか。
 
竹添 やっぱそう思っちゃいます?全然そんなことはないです。私も大して知っているわけでもなんでもないので。
 
北条 でも”忘れないこと”が、キーワードになっていくと、もしかしたら「自分も!」ってなるかも。
 
竹添 そうなんですね。若い人なかなか聞いてくれないなーと思っていたのですよね(笑)。そっかハードル高いのかあ・・・。なんて言えば良いのですかね?もう少しライトな方が良いのかもしれないけど。慰霊式とか、そういうのは全然行ったことないですけど、「そういうことがあったんだって、どうしよう怖いね。私たちはどうしたらいいんだろう。」みたいな話をするだけでも、なにかしら意味はあるかなと。
 
北条 なるほどそうですよね。戦争の時もですし、今回のコロナもそうですけど、緊急事態の時って、やっぱり人の本質が出ちゃうなと感じました。人の怖さとか特に。もちろん優しさも見えますけど、批判とか誹謗中傷とか、切羽詰まった時の人間の本性が見え隠れしますね。
 
竹添 この後ですよね。ナショナリズム的な流れになっちゃうとイヤだな。どっちで物事を見るか。このあと世界の人たちが、みんな繋がっているんだね、よく頑張ったねと称え合える日が来ると見るか。それともこれから、もっと引きこもろう、もっと排他主義になろう、自分たちの食料は分け与えないぞ、みたいな世界になるか。分かれ道なのかなと。
 
北条 その中でも、資本主義社会の中でーとなるじゃないですか。どう上手くやっていくかですよね。経済を見てとか・・・。
 
竹添 経済ねえ。いままでの経済とかっていうのも、たいして勉強はしていないですけど、ちょっともう取り敢えず、成長を目指す方向からはシフトチェンジした方が・・・。
 
北条 そうなんですよね。そこら辺もガラッと変わっていきそうですね。
 
竹添 インフラと文化。人が生きていく為のインフラを、みんな安心して供給されて、それを維持できて文化を楽しんで、みんなで守っていけるということを私は求めたいかな。最近の「自粛解除」=「経済活動再開」と安易に捉えるような言い方は、どうなんだろう。それ以外にも、もっと「人の営み」はあると思う。生活を維持する為の経済は必要だと思うんですけど、それ以上の余剰分は何にするのか、イマイチ想像が付かないので、私の庶民生活ではね。政治をやっている人たちとか、大企業の人たちとかが言っている「経済」の中身の想像が付かない。
 
北条 確かにそうですね。
 
竹添 それも今回の件で、浮き彫りになったじゃないですか?国の考えていることと、一般市民が考えている生活とのギャップの大きさが今、結構露呈されていて。なぜ今私たちの世界がこんなことになっているのか、ようやく真剣に考え始めた。そう意味では、これから先どのようになっているか興味があります。
 
北条 どう変わっていくかですね。不安ももちろんありますけどね。
 
竹添 そう、それこそ北条さんたちの世代が背負っていく(笑)。
 
北条 娘さんのもですよ(笑)!
 
竹添 うちの娘はまだまだですけど(笑)。どうなっていくかですよね。昭和の高度経済成長みたいなのをお手本にしない、新しい豊かさの価値観が創り上げられて、それで世界中が手を繋いで、みんなの毎日が豊かになる。どっかだけがお金持ち、どっかだけが貧困じゃなくて。不条理に命を奪われたり、報復や信仰のために武装したりしなくていい・・・。それはまあ、たぶん、私たちも北条さんも、どのような意識でこれからを生きていくかですね。
 
北条 難しいですよね・・・。考えていかなければですね。
  
竹添 難しいですけど、そう考えながら、希望はもっていたいなとは思います。
 

 
<文化と日常の星屑集めのこと>
 
北条 少し前に、まち歩きやフォトウォークみたいな形で、「カルチャーを作っていきたいね」と一緒にお話しをしていて、自分も実行できたらなあと思っています。でも、カルチャーを作るって難しいというか、一朝一夕でできるようなものじゃないですか?あゆみさんが思い描く、と言ったら言い過ぎかもしれないですけど、氷見のまちなかカルチャーとして望みはありますか?
  
竹添 そうですね。お店をしていて沢山、今までお会いしたことがなかったご近所さんにお会いするんですけど。皆さんすごい、ハツラツとしてお洒落なんですよ!もちろんお店をやってらっしゃる方もいるけれども、そうじゃない方もいらして。人に見せる為でなくて、自分の為に日々、小綺麗にちゃんと清潔に保つとか、ちょっとお洒落をするとか。見えないところでも、「今日はちょっと、靴下にワンポイント、自分で刺繍してみたの」みたいな。そういう自分の為に、綺麗でいたいというカルチャーというか、日常があるんだなあと思いました。そういうちょっとしたことを見つけて、スポットを当てていけたらいいなあと思いますね。内なる美しさとか、内なるトキメキみたいなものがずっとあって欲しい。それらをピックアップするとしたら、それこそ、お写真とか文章とかで、「こんなに皆さん素敵なんですよ」というのが、分かるといいかな。
   
北条 確かにお洒落でしたよね皆さん。プレオープン当日に、取材していて自分も感じました。お洒落な方が沢山おられて!
  
竹添 そうそう。新しいものじゃなくてもね。別にヴィンテージとかじゃなくても、何かしらポリシーを持っていらっしゃる方が多いので。そういうのが良いと思える価値観を共有できればいいなって。
   
北条 ただお洒落して出かけるところがなかったのかも(笑)。
  
竹添 (笑笑)そうかもしれないですけどね。
   
北条 でもお洒落したいですもん、KOPPEさんへ行く時とかは特に。少しお洒落して行きたいと自分も思うから。
  
竹添 ほんと皆さんお洒落ですよ!さっと、お店の段を降りていかれる姿を見ていると、「おー!マスタードイエローのタイツ素敵!」「お着物の小物使いがモダン!」ってこともあったりして。なんかね、そういうのは私だけ気付いているのはもったいないかなあー(笑)。みんなが知って良い、素敵なことを拾って。星屑集めみたいなことが出来たらいいなと思いますね。日常ですよね。大事なのは日常。
   
北条 なんか良いお話しを最後に聞けましたね!
  
竹添 実現するか分からないですけどね(笑)。
   
北条 いやーなんか、少し前に「氷見に新しいカルチャーを作っていかなければならないね。」なんてことを話していましたけど、いま既にあるので安心しました。
  
竹添 今あるものを発見したり集めて、美しい星をちょっと集めてみたいな感じですね。
   
北条 これから素敵な流れができていきそうですし、楽しいことをしていきたいですね!はい。それでは、これで対談を終わりたいと思います。貴重なお時間をありがとうございました!
  
竹添 ありがとうございました!
 

 
おわり。
 
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<後編のあとがき>
 
過去の記事を含め、連載<考えるパンKOPPEができるまで>を振り返ると、この後編でお送りした内容は、これまでお届けしてきた文脈とは異なるものでした。教育や戦争といったトピックに加え、昨今の情勢を受けてお互いが今感じている時事・社会問題的なことも織り交ぜながら対話してきました。筆者の知識不足もあり、浅く広い表面的な内容にはなってしまいましたが、その中でも、日々の暮らしや日常の中で大切にしていきたいこと、例えば「学び続けることの大切さ」や「忘れないことの意味」などなど、素敵な気付きを竹添さんから頂くことができました。そういった、日常の些細な発見が沢山詰まったこの対談を、皆さんへお届けすることは、何かしらの価値があったのではないかと感じています。
 
今回の対談を通して感じたことのひとつに、『対話をすることは、考えることや学ぶことと密接に繋がっているのではないか?』というものがありました。普段の生活では馴染みの無いような事柄であっても、他の誰かと対話をすることで、“自分ごと”として捉えられるようになったり、自分が興味を持っていることと繋がっているのでは?と感じられるようになったりするのです。筆者の場合、このコロナ禍で顕在化した社会の歪さに疑問を抱きながら、具体的な何かが分からずモヤモヤとしていましたが、今回の対談をきっかけに、様々な分野のニュースに目を向けてみるなど、日々の行動に少しずつ変化が生まれました。様々な年代、性別、職種や国籍など、それぞれの価値観を越えた対話は、良い意味の「変化」が生まれる原動力になることでしょう。
 
刻一刻と、物事や価値観が移り変わる2020年の現代。対話をきっかけに”自分ごと”として課題意識を持ち、能動的に学び考え続け、小さな一歩でも行動することが出来れば、私たちの世の中は少しずつ生きやすくなると信じています。そして、対話をすることから始まる循環型社会があるのなら、これからは皆さんと一緒に、次の一歩を踏み出していけたらと願います。
 
これにて、後編のあとがきと同時に、連載のまとめとしたいと思います。最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました!
 

出会いから生まれる形、色。ー「FCTRY」でシルクスクリーン体験ー

まだまだ出口の見えない不穏な空気の流れる日々に、じっとりと毛穴を塞ぐような湿気に包まれ、息苦しさを感じてしまう梅雨の季節。
新しいニュースに心が躍りました。
みらいエンジンスタッフの岸本です。

弊社の事務所から徒歩30秒足らずの場所に「FCTRY」(ファクトリー)というシルクスクリーンの工房がオープンしたと聞いて、早速、お邪魔いたしました。
そして今回は、スタッフユニフォームも作らせて頂こうという事で、Tシャツづくりも実際に体験してきましたので、その模様もお届けします!

実はこのFCTRYさん。
以前にもこのブログの記事内に登場しています。
2020年3月、ふるさとワーホリスタッフがヒラクさんのイベントで体験したシルクスクリーンのワークショップ。

当時は店舗を持たずにイベント出展を中心に活動されていたお二人、田中さんと萩原さんが、工房兼お店を開かれたという事です。
そういえば、物件を探しているとき事務所に相談しにいらっしゃっていて、筆者もお会いしました。
あの時のお二方が、いよいよお店を……と感慨深くなりながら、お話を伺ってみました。

お二人は元保育士で、職場の先輩と後輩だったそう。
好きな音楽やファッション、考え方や価値観など、気が合う部分がたくさんあり、友人のような間柄になっていったとか。
そしてお二人とも、雑貨が好きで、将来はお店をやりたいという夢を持っていたそうです。

保育士を退職した後、セレクトショップという目標を抱きながら県内のアパレル店で働く中で、お二人にとって二つの出会いが訪れます。
まずは、インターネット販売が主流の世の中で、県内間でさえも通販の利用が多いと気付いた事。
それがなぜ「出会い」なの?とお思いでしょうか?
お二人がこの状況を知り、ネット販売が主流のアパレル業界だからこそ、モノづくりを体験したり楽しめる場所があればいいのでは、と展望が広がり、次の目標と出会ったからだと、筆者が感じたからです。

お二人の気付きから繋がった次の展開。それもまた「出会い」でした。
共通の趣味の音楽ライブのため福井県を訪れたお二人は、現地で開催されていたモノづくり系イベント内のワークショップに参加したそうです。
そこで出会ったのが、シルクスクリーン。

後にお二人の師匠となる方の元、シルクスクリーンを学ぶ中でお二人の中にどんどん工房に対する気持ちが熱を上げていきます。
「インターネットで市販品を手軽に入手できる時代だからこそ、モノづくりを経験してほしい」「子供達が遊んだり、モノづくりを体験できる場所を作りたい」という想い。
そして、「人生は一度きり。挑戦しよう」という想い。
「無理かもしれないと感じた事や不安はありませんでしたか?」と筆者が尋ねると、「不安もあったけれど、『失敗があるとすれば、やめる時が失敗。今しているのは失敗ではなく経験』という知人の言葉に、なるほどと思った」と語っていました。
あまりにも良い言葉すぎて、筆者、胸に100回くらい刻みたい、なんならその言葉をTシャツにプリントして帰りたいと思いましたが、今回はおとなしく用意してきたみらいエンジンのロゴでスタッフユニフォームを作ります。

今回のTシャツづくりの様子を動画にしましたので、そちらもご覧ください。→【動画URL】

今回用意したデザインはこちら。

みらいエンジンのロゴを用いて、図案を決めました。

版を作るため、原寸サイズで白黒の状態にして持ち込みます。

デザイン原画は紙に手書き等でも良いそうです!

原画を特殊な機械に入れ、版を作っていきます。

その間に色選び。
今回は、Tシャツとポロシャツ各1枚ずつをスタッフ3人分作ることに。
色もサイズも豊富にあります。

ランチバッグやサコッシュもありますね。
手持ちの服やバッグを持ちこむ事も可能だそうです。

生地が決まったら、インクの色を選びます。

インクも少しずつ色を足したり調合して貰えるので、原色でもパステルカラーでも蛍光色でもくすみカラーでも、無限に色を作れるそうです。
こだわりが強く、細かなディティールにまでこだわり抜きたい筆者、「そうなんですねぇ」と穏やかに返事しながら密かに大興奮していました。

そうしている内に版が完成!
作業台にシャツをセットして、柄を乗せる位置を決めます。

位置を決めたら、インクを乗せていきます。

(この辺で急にカメラの調子が悪くなり、ブレブレの見にくい画像となっております。躍動感のある作業の様子をお楽しみください)

完成したものがこちら!

デザインも、インクの色も、柄を入れる位置も、なにもかもが自由。
何もかもが自分次第。
ちょっとした歪みやインクのかすれも‟味‟となって、一工程終わるごとに愛着が増していきます。

生地の色やインクの色や仕上がりで、全く同じ絵柄でも作る人によって全く違う味を持った仕上がりになるので不思議ですし、
何よりも、

めちゃくちゃ楽しい……!!!

ネット通販が主流になっている世の中だからこそ、人の手で作る楽しみや喜びを体験してほしいというお二人の気持ち、ものすごく分かった気がします。

お二人の話を聞く中で浮かび上がったキーワードが「出会い」「ご縁」でした。
様々な出会いがあって、ご縁が繋がって、新しいモノや場所が生まれていく。
インタビューの途中、「お店を開くと決めた時に、『なぜ氷見で?』と言われる事が多かった」とお二人は話していました。

それでも、色んな人の助けや出会いやご縁があって開店の日を迎え、それまでに携わってくれた人達がたくさんお店を訪れてくれる、と嬉しそうに語っていらっしゃいました。
人情とご縁の溢れる氷見らしいエピソードをまた一つ、聞くことが出来て、改めて、氷見の持つ魅力やその温度に触れた気がしました。

缶バッジなら300円~、Tシャツの体験でも1500円~出来ますので、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?
新たな趣味、新たなセンス開花の出会いがあるかもしれません。

FCTRY(ファクトリー)

住所
〒935-0011富山県氷見市中央町9-46

営業時間
平日 13:00~18:00
土日 10:00~19:00
定休日 火曜日

メールアドレス
fctry.info@gmail.com

インスタグラム

 

起業をお考えの方に強い味方!氷見市ビジネスサポートセンターのご紹介!

移住をご検討の方の中には、「移住後は自分でビジネスを起こしたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際、みらいエンジンには年間何組も企業の相談があり、実際に起業された方々もいらっしゃいます。

新しく事業をスタートさせるにしても、別所でやっていた事業を移転するにしても、まったく知らない土地でのビジネスには不安がつきもの。
お客さんはいるのだろうか、地域に受け入れられるだろうか、困ったときに助けてくれる仲間はいるのだろうか…そんな想いが巡ってもおかしくありません。
もちろんこれまでもみらいエンジンとしてもそうした方々の力になれるよう応援させていただきますし、今後も応援していきますが、どうしても専門的な内容までは踏み込めないことがありました。
しかし6月より市内事業者の経営相談・支援に特化した組織『氷見市ビジネスサポートセンター Himi-Biz(ヒミビズ)』がオープンしました!
売上げアップ、販路開拓、商品開発、資金繰りなど……経営におけるあらゆる悩みに親身になって寄り添いながらともに解決を目指すというなんとも心強い相談窓口。
そしてなんと…相談無料!!
一度限りでなく成果が出るまで何度でも相談に応じてもらえるというから驚きです。

というわけで、私たちみらいエンジンスタッフもできたてほやほやの事務所にお伺いしてきました。

ビジネスサポートセンターがあるのはみらいエンジンのある事務所と同じ商店街の通り沿い。空き店舗を改装した事務所となっております。
「売上アップの頼れる味方!」の文字が本当に頼もしい!

中に入ってみると明るくて清潔な印象です。緑が多いのもリラックスできますね。
カウンター手前にはちょっとしたキッズスペースもあり、お子さん連れでも相談に来られそうです。

出迎えてくださったのはセンター長の岡田弘毅(おかだひろき)さんと一川有希(いちかわゆき)さん。この日はいらっしゃいませんでしたがもう一名のスタッフさんと3名が主なメンバーとなります。
マスク着用はもちろん、クリアパネルを設置するなどウイルス感染対策もバッチリです。
(ちなみに来所時には設置の除菌スプレーによる手指の消毒も!)

この日はセンターの役割についてご説明をうかがうとともに、気になっていた質問を……
「Himi-Bizは市内の事業者が対象ですが、移住を検討中の方は相談できるのでしょうか?」
それに答えて岡田さん、
「ぜひご相談ください!」
ここでも頼もしいお言葉をいただくことができました!
冒頭で書いたような移住後のビジネスへの不安に対して、市内の市場状況を踏まえつつ、各種支援施策の紹介などもご提案いただけるとのことです。
こちらのHimi-Bizではセンタースタッフだけでなく、必要に応じて各種の専門家とも連携することで、ワンストップでのコンサルティングをいただけるそうですので、とにかく困ったら相談してみるのが吉ですね。
いたれりつくせりなサービス内容だけに、既に多くの事業者から相談が舞い込み、対面での相談はおよそ一ヶ月待ちの状態であるとか……納得です。

さらにさらに、こちらのHimi-Bizにはもうひとりの頼れるキーパーソンが席を構えています。

昨年10月「エリアマネージャー」に就任した坂本是広(さかもとこれひろ)さん。氷見の中心市街地活性化に向けて氷見まちづくり協議会で活動しています。
まちなかににぎわいをもたらすため、情報発信から事業誘致、イベント企画などなど、様々な取り組みを行っている坂本さん。
その活動の一端は、先日オープンしたWebサイト『ひみ街物語』でみることができます。氷見で事業を行っている経営者さんたちの姿もみられますので起業を考えている方は要チェックです。
もし移住後にまちなかでビジネスをしてみたいということであれば、坂本さんが強力な応援者になってくれることでしょう!

いかがでしたでしょうか?
移住を検討中で、すぐにでも相談したい!と思った方も多いかと思いますが、起業についてまだ「どうしようかな…」と考えているという方もいらっしゃると思います。
そんな方はひとまずみらいエンジンにご相談いただくとよいかもしれません!
我々移住応援センターはビジネスサポートセンターとしっかりと協力して参りますので、状況に応じてスムーズに接続させていただきます。
さあ、あなたも氷見でビジネスはじめてみませんか?