YouTubeチャンネル「Himigraph(ヒミグラフ)」が始動しました!

皆さん、こんにちは!写真家改め”YouTuber”の北条です。
 
今回の記事では、2020年になって突如始動した取り組み「Himigraph(ヒミグラフ)」について、ご紹介して行きたいと思います。
 

 
【氷見へ移住してからの心情変化】
 
これまでの記事で述べたように、筆者にとっての2019年は激動の日々で、新しい出会いと挑戦の連続でした。特に、氷見へ移り住んでからは、当初予想していた以上の反響やお声がけがあったりと、忙しくも本当に充実した毎日を過ごすことが出来たと実感しています。
 
先月公開の記事でもお世話になっている「考えるパンKOPPE」さんとの出会いもこの街へ移住してきてから。昨年10月、氷見市中央町にある「まちのタマル場」で開催された、「見える化で現状を整理!小さな仕事づくりカフェ」というセミナーに参加し、竹添さんとお話しさせて頂いたのがきっかけ。
 
<関連記事>
見える化で現状を整理!小さな仕事づくりカフェ
 
見える化で1年後の目標に近づく!小さな仕事づくりカフェ
 
そして、出会いが出会いを呼び、フィッシュレザーでお馴染みの野口朋寿さんに誘われて、昨年の年末からは、尾野寛明さん(有限会社エコカレッジ)が講師を務めるUMINO APAMACHI SCHOOLへ参加したりと、氷見と関わる方々との時間が純粋に楽しく、愛おしいと感じる瞬間が増えました。
 

※前回2020年1月24日のUMINO APAMACHI SCHOOLでは、考えるパンKOPPE・竹添あゆみさんがゲストスピーチを行い、教師からパン屋さんになるまでの経緯や、考えることとパンについて、彼女自身が思い描くお店の未来などについてお話しされました。※

 

 
そんな、様々な考え方や価値観を持ち、自身のやりたい事、面白い事をやっている・やろうとしている方々と関わる中で、筆者ももっと氷見の街で面白いことに挑戦したい!と強く願うようになりました。
 
そのひとつが、氷見の「未来」を描いていくヒト・モノ・コトへ、フォーカスするYouTubeチャンネル・「Himigraph(ヒミグラフ)」でした。
 

<動画>【チャンネル誕生前夜】氷見の若手ふたりが本音トーク!
 
【松木佳太という挑戦者】
 
筆者は94年生まれで、氷見で出会う人々は必ずと言って良いほど、人生の先輩で尊敬する方々ばかりです。その中でも、「移り住みたくなる宿 イミグレ」のオーナー・松木佳太さんは同じ20代で年が近い先輩。それでも、彼自身のやりたい事へ邁進していて、言葉足らずも「凄い」と感じさせられる氷見のプレーヤのひとりです。
 
そして、年が明けて2020年。
 
エネルギッシュで行動力があり、たとえ失敗しても立ち上がり、そして何よりも氷見の街を愛している松木さんの「思い描く街の未来」を聞いてみたくて、初めてイミグレへ尋ねてみることにしました。
 

 
これまで、ふたりきりでお話しする機会はあまり無く、今回が初めて。会話の中にもあった、「まずは挑戦してみる!」氷見の表舞台に立って、色々な壁や障害を乗り越えながら突き進む彼の言葉は、重みが全然違うと感じさせられました。
 
彼との会話がきっかけで、動画という新しい領域に挑戦したいという、くすぶった思いに火がつきました。
 
そんな松木さんが、タレント級の活躍をしているのが「Himigraph(ヒミグラフ)」。インタビューや街歩き企画など。バラエティ豊かな動画を展開予定です。
 

<動画>【氷見のまちなかブラリ旅!】干もの家氷見さんでノドグロの開きを頂きます!!
 

<動画>【BEER CAFE ブルーミンSPイベント!】お店のメニュー全部食べてみた!!
 
【地方と動画の未来】
 
去年から、著名人やタレントの参入が相次いだYouTubeを筆頭に、NetflixやAmeba TVなどインターネット動画市場は、ますます盛り上がりを見せています。恐らく、5Gが普及するようになる数年後には、テレビを含む動画コンテンツの市場は大きく変わることが予想されます。それでは、この時代の転換期に、地方で暮らす私たちはどう向き合っていけば良いのでしょうか?
 
筆者の考えとして、今までのようにマスメディアの取材を待つ時代は完全に終わり、”今”、自分達から地方の魅力を発信していかなければ、地方の現状はこれからずっと変わらないということです。2010年代に、インスタグラムなどのSNSで起きた個人の情報発信・収集革命と同じようなことが、今度は動画のプラットフォームで起こるのではないか?と予想しています。そして、動画という情報媒体が消費者へ及ぼす影響は、写真や文章に比べ効果的であり、より臨場感があると皆さんも納得して頂けると思います。
 
例えば、BEER CAFE ブルーミンでクラフトビールを頂くこの企画も、まるで自分たちも一緒に飲んでいるかように感じませんか?噂でよく聞くブルーミンさんも、実際の店内の雰囲気はどうなっているだろう?など、写真や文章だけでは伝わりきれない側面を補ってくれます。
 

<動画>【ほろ酔い】いま話題のブルーミンでクラフトビールを堪能しました!!
 
少し前に、富山県のインスタグラム利用率が全国1位というニュースがあったのはご存知ですか?例えばもし、インスタ検索からYouTube検索がスタンダードになって、富山県内の人々がYouTubeに流れるとなると、、、人々の流れがまた大きく変わると思いませんか?
 

<動画>【BEER CAFE ブルーミンSPイベント!】気ままにカフェトーク with 氷見四人娘!!
 
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開設して1ヶ月も経っていないのに関わらず、本当に多くの方々が出演して頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
 
時間とお金を出来るだけかけずに、完璧でなくても取り敢えず始めたら何かが変わるかもしれないと思い見切り発車した為、まだまだ未完全な動画になっています。それでも、映像に映っている方々はどなたも輝いていて、また制作側の「楽しさ」がライブ感となって、飾らない氷見の魅力が伝わっているのではないかと思います。
 
最後に、動画の企画を考えていると、この街は面白いコンテンツが本当にあると改めて感じます。体験型企画、街歩き企画、インタビュー企画や居酒屋企画などなど、出演してくださる方が心から「楽しい!」とか「面白い!」と思えるチャンネルにして行けたらと思います。
 
是非、Himigraphのチャンネル登録と高評価を宜しくお願いします!
 
そして、今後とも”Himigrapher”の北条巧磨を宜しくお願いします!
 

自分らしい暮らし方

移住を検討している方の中には、住む場所や暮らし方だけでなく、働き方も含めた生き方を変えたいという方も多いのではないでしょうか。

見習い相談員の岸本です。

実際に私がUターンで戻って来る前、地下鉄に揺られて出勤し、残業して帰ってきてなんとなく食事をして、翌日の仕事に備えて寝るといったような日々の繰り返しでした。そんな日々の過ごし方をやめて、もっと心に余裕が出来るような、家賃の為の仕事ではなく自分の人生のための仕事がしたい!と思いました。

そんな風に、移住をきっかけに職種だけでなく働き方もがらりと変えて、氷見でのびのびと自分らしい生き方をしている方にお会いする機会がよくあります。

先日、ご紹介した林知成さんもその一人。
そして、今回はもう一人、氷見でイラストレーターのお仕事をしているハヤカワさんをご紹介します。

ハヤカワさんは、京都嵯峨芸術大学短期大学部 卒業後、京都の企業にて就職されたのちに帰郷。現在は県内でイラストレーターとして活動されています。
主に不透明水彩と色鉛筆を使い、手書きで描く事を強みとして描かれたイラストは、独特の色遣いと繊細なグラデーション、原色や蛍光色の中に差し込まれる淡色のバランスが見事です。

氷見のモチーフを描かれる事も多く、こちらは氷見の獅子舞をイメージして描かれた作品。そして、

こちらは氷見名物、鰤しゃぶをイメージしたイラスト作品。

氷見市内でイラストのお仕事だけで生計を立てられているのかと思いきや、「好きな事、得意なことを幾つか仕事にしている」のだとか。

これを聞いて、ふと思い出したことがありました。
一昨年開催した『小さな仕事づくり塾』で、講師の山口先生が、一個の仕事だけで収入を得るのではなく、いくつかの小さな副業で少しずつ収入を得るやり方を紹介していました。

ハヤカワさんは京都の大学を卒業後、企業に就職されましたが、氷見に帰郷後、仕事を始めるにあたって「どこか一か所に腰を据えて働くというのは自分には向いてない」と気付いたそうです。
どこかの企業に正社員として入る事が一番効率が良いと分かっていながらも、やはり自分の好きな場所で好きな事を仕事に繋げ、楽しく生きたいという想いが強かったのだとか。

ハヤカワさんが更新しているブログの中で、こんな言葉がありました。
『端から見たらかなり中途半端な人間に見えると思いますが、良く言い換えれば、好奇心旺盛(ポジティブ)で、何事にも興味を持てて、誰とでも話を合わせることが出来る。このことを活かして、イベントで似顔絵を描く出張仕事や、人生相談受ける仕事も始めました。得意なことをし続けたら仕事になっていきました』

得意なことをし続ける。
たぶんそれって、一見とっても簡単なように見えて、実際はすごく難しい事だと思います。
趣味の範囲だと、自分の好きな時に好きなタイミングで好きな分だけやるので、やっていない期間がけっこうあったりするのですよね。
仕事に結びつくまでやり続けるというのは、何気に大変なことかと思います。
ただ、先日の林知成さんのインタビューでもあったように、「氷見は人の情がとても温かいから、ご縁がご縁を呼び仕事に繋がっていく」という事が、今、市内の色んな場所で巻き起こっているのだと感じました。

パソコンひとつで場所を選ばずに仕事ができる時代になり、海の傍でも、山の中でも好きな仕事で自由に時間を使いながら生活をする方が全国で増えているように感じます。もちろん、氷見でも例外ではありません。
彼らと接していると、生き方を自由に設計しているという表現がぴったりだと感じます。
また、仕事はそれぞれ個人個人でも、同じような考え方、暮らし方をしている仲間が身近にいると感じるのはとても心強いですよね。

住む場所を変えることは、自分らしく生きることに繋がる。
そんな大切な事に気付かされた気がしました。

【2020年】みらいエンジン東京移住フェア出展情報!!

普段は氷見で移住を考えるみなさんをお迎えしているみらいエンジン。
ですが待っているだけではありません!
ときには東京、大阪に出張相談所を構えて新しい出会いを見つけに行きます!!
2020年は1月からさっそく東京にてイベントとフェア出展が続きますよ。

まずは1月25日(土)開催『暮らしのお見合い大作戦@能登半島~real local life~』。

こちらは能登半島にある4市町村が合同で開催する移住相談会です!
普段はイベントごとでも富山・石川と県ごとにわかれてしまうことが多いのですが、同じ能登半島ということで今回ご一緒するまちとは生活・文化が似通っています。
地図をみていただければ一目瞭然ではありますが、土地に馴染みがなく、都道府県のくくりで考えることが当たり前になってしまっていると意外と気づかないものです。
移住をご検討されている方のなかには、「どうしてもここ!」という方ばかりでなく、「なんとなく北陸が気になる…」や「能登半島ってどんなところ?」と興味を持っておいでの方もおられるかと思います。
このイベントはそんな方々にうってつけ!
それぞれの自治体から「移住者」として地域で活躍しているキーパーソン(みらいエンジン藤田も参加するので恐縮ですが…)が来場しますので、各地域の似ているところ、違っているところなどを知るには絶好の機会です。
イベント詳細・ご応募はこちらをご確認ください!

続きましては翌26日(日)開催の『JOIN 移住・交流&地域おこしフェア2020』。

こちらは毎年開催されている大きな移住フェア、会場は東京ビッグサイトとなります!
日本全国から400を超える自治体が集合するこちらのイベントはまさに地域の暮らしの見本市!
私たちも毎年お邪魔していますが、会場の大きさや人の多さもあってお祭り会場といった様子です。
本格的に移住を考えている方も、少し興味を持っている段階の方も、気軽にご参加いただけるのがいいところですね。
一箇所に狙いを定めていくもよし、日本列島北から南まで気になったところの話を聞くもよし、特に決めずにひとまずふらっと会場にやってくるだけでもきっと有益な時間を過ごすことができるはず!
トークショーやご当地弁当などのコーナーもありますので、遊びに来る感覚でぜひお越しください。

また、こちらのイベントは地域おこし協力隊の募集をしている自治体ブースが多いことでも有名!
氷見市も協力隊募集のブースを設ける予定ですので隊員志望の方も是非お越しくださいませ!

そして最後に、こちらは以前HPでもお伝えした通り『Little HIMI』が2月8日に開催されます!

東京神田『the c』で行われるこちらのイベントには氷見で活躍する「移住者」さんたちをゲストに迎え、氷見の食を味わいながら氷見の暮らしを語らいます!
今回のゲストは【富山で話題のカレー屋さん】、【魚の「革」でものづくりする作家さん】、【ブログ記事が大好評の若き写真家さん】の三名。
ランチはゲストの「ひみつカレー」さん特製カレーをご用意いたします!
すでに多数ご応募いただいておりますが、募集はまだまだ受け付けております!
こちらから詳細をご確認の上、ぜひともどしどしご応募くださいませ!

以上、みらいエンジン東京出張情報でした!

家の中の小さな庭。あなたならどう使う?

氷見への移住を検討した時に、ぱっと思い描く「氷見で暮らす家」ってどんなイメージでしょうか?
農作業も出来るくらい大きな庭のある山間部の一軒家も魅力的だし、町の機能がぎゅっと詰まった中心市街地の中の家も暮らしやすいと思います。

氷見の中心市街地に立ち並ぶ家は、所謂「うなぎの寝床」と呼ばれるような細長い造りになっていて、お隣さんと外壁を共有しながら隙間なく立ち並んでいる家が殆どです。そのため、冬になると屋根の雪を降ろす場所が無いので、雪を捨てるための小さな中庭があります。
筆者が幼い頃は、子供の背丈を超えるくらいの積雪がありましたが、近年は積雪30センチがピークといったところです。

筆者の家にも中庭がありますが、最近はもっぱら雪下ろしの為ではなく、家の中で四季を感じさせてくれる存在となっています。

春。新緑が鮮やかで、窓を開けっ放しにしていると、ふっくらと水気を含んだ苔の上を滑って吹きこんでくる風が、家の中を春の匂いで満たしてくれます。
時々、名前も分からない小鳥が枝にちょこんと停まって可愛い声を聞かせてくれたりもします。

こちらは夏のとある日の一枚です。
古い家なので冬は少し冷え込みますが、反面、夏は冷房いらずの何とも言えない涼しさがあります。
強い夏の日差しと、作り出される濃い影のコントラストを楽しみながら、縁側に腰を降ろして昼食をとりました。(完食後だったので食器のみの写真ですみません)

打って変わって、冬です。(この写真は昨年の1月に撮影したものです)
今年は暖冬で雪の気配もまだありませんが、毎年、雪化粧という表現がぴったりなくらいの積雪があります。
縁側で温かいお茶を飲みながら、湯呑から立ち上る湯気の向こうに雪景色を眺めて「冬だな」と感じると心がほっこりします(^^)

我が家では、この庭づくりが祖母の趣味のひとつです。
朝は雑草をとり、苔の手入れをして、水を撒きます。
窓からふわっと香ってくる苔の瑞々しい匂いと、ホースから飛び出す水しぶきがガラス戸を叩く音で目が覚めると、まだ朝の6時。二度寝をしても、そのまま潔く起床して早朝の空気を味わっても気持ちのいい時間です。
苔にも和風庭園にもさほど興味が無かった筆者ですが、季節ごとに様々な表情を見せてくれるこの中庭と共に過ごす内に、ふと、玄関から自室へ向かう足を止めて縁側に腰を降ろし、ぼうっと緑の風景を眺めるようになりました。
楓の木の葉が緑から赤に変わる頃には、お茶とお菓子を用意して縁側でプチ紅葉狩りを楽しんだこともあります。

空き家情報バンクに登録されている物件にも、小さな中庭付きの家がいくつかあります。
筆者の家の中庭よりも大きなものもあれば、コンパクトなものまで大きさは様々。
家の中の小さな庭を自分好みに作り込んで、移ろいゆく季節を間近で楽しんでみてはいかがでしょうか?

街の変化と共に。<考えるパンKOPPEができるまで>

皆さん、こんにちは!写真家の北条です。2020年もどうぞ宜しくお願いします。
 
個人的に振り返る2019年は、ここでは語りきれない程の沢山の出来事がありました。3月開催の自身初写真展『. Colour-Full .』に始まり 、7月からは氷見市への移住。新しい出会いや暮らし方など、身の回りの全ての環境が大きく変わりました。この街で生きていくことに対する価値観も日々アップデートされることの連続で、2020年はそれらの実体験を織り込んだ新しい取り組みが始められる勇気が湧き始めています。
 
さて、前々回に公開された記事『街中の明日を「考える」。』は、ご覧頂けましたでしょうか?こちらは、氷見市中央町商店街で新しくお店を構えるご家族『考えるパンKOPPE』さんをご紹介させて頂いた記事なのですが、去年執筆した記事の中でも1番反響があり、嬉しいことに「記事を読みました!」と沢山の声を頂きました。
 
2020年の最初の記事は、この物語の続編。パン屋さんの佇まいすらなかった建物の様相から、どのように変化して行くのか?数回の記事に分けて、読者の皆様と一緒に見守って行けたらと思います。
 

 
時は遡ること2019年11月17日。中央町商店街の通りを歩行者天国にして行われる『うみのアパルトマルシェ』の当日、KOPPEさんを取材させて頂きました。
 
『うみのアパルトマルシェ』の歴史は、さらに時を遡ること2017年7月17日、第1回目のイベントが開催されたのが始まり。元々、中央町と北大町を繋ぐ橋『北の橋』が、老朽化による建て替える工事の通行止めに伴い、商店街の通行量が著しく減ってしまうことへの危機感から生まれたアイデアが、”マルシェ”の開催だったのです。
 

 
<関連記事>
 
氷見にマルシェができるまで【第1回】
氷見にマルシェができるまで【第2回】
氷見にマルシェができるまで【第3回】
氷見の新スポットだニンニン 「北の橋」架け替え完了(北陸中日新聞)
 
そして、2019年12月15日。北の橋は、2016年10月からの架け替え工事を経て、無事開通しました。この時系列と経緯を踏まえて、<考えるパンKOPPEができるまで>の名の下、新しい生命の記録写真をお伝えして行きたいと思います。
 

 

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【考えるパンKOPPEの店舗工事状況(2019年11月時点)】
 
ご覧の通り、骨組みと足場の施工段階で、まだまだ店舗の全貌は分からないのですが、配線・配管などの基礎的な部分は、少しずつ完成に近づいている印象を持ちました。
 
店舗デザインの観点で個人的に好きな部分は、『ひみ里山杉』が使用されていること。氷見の街は海と里山の距離が近いということは、ここで何度もお伝えしているのですが、その恩恵を受けた『ひみ里山杉』を、身近に感じられる場所が増えるのはとても嬉しい限りです。『ひみ里山杉』が持つ明るく優しい色合いの店内で、パンの香ばしい香りと杉の乾いた癒しの香りに囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごす風景を一度想像してみて下さい。お店の完成がとても楽しみになるのではないでしょうか?
 

 

 

 

 

 

 

 
クラウドファンディングのページにもありますように、当初のオープン予定は2019年11月でした。しかしながら、職人さんの人手不足やスケジュールの関係上、おひとりで作業を進められているとのことで、お店のオープンは2020年春予定へ変更されました。
 
それでも、職人さんの手仕事はどこを見ても丁寧で、細部まで作り手の心意気が通っていると、上の写真からでも伝わってくるのではないでしょうか?
 

 

 

 
今回、(特に地方で)お店を始めるのは、人材不足・物資物流などの様々な問題に直面することを感じました。さらに、KOPPEさんであったり、木造建築などの特殊なリノベーション案件は、職人さんの技術や経験が不可欠とも伺います。対費用面の問題もありますし、これからの地域社会が抱える問題点が見え隠れするようです。
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「街はまるで生き物のように変化し続けている。」
 
北の橋が開通して丸1ヶ月が経ち、そう実感しています。車の流れが再び出来て、閉鎖的に感じられた中央町商店街に、フレッシュな空気が送り込まれました。しかしながら、街を歩く人々の流れは出来たのか?『うみのアパルトマルシェ』の時のように、人と人が立ち止まって会話する光景が見られるようになったのか?と問われると、その答えは難しいところです。
 
2020年、『うみのアパルトマルシェ』と過ごした月日からバトンを受け取り、『考えるパンKOPPE』と一緒に歩む新しい時代の扉が開かれる予感がします。KOPPEさんを皮切りに、また新しい風が吹くかもしれません。
 

 
街の変化と共に。

日常の中の『氷見』

以前、観光関係のお仕事をしていた時に県外からのお問い合わせに何度も対応させていただきました。
その中でも多かったのが「海越しの立山連峰」でした。

見習い相談員の岸本です。

海越しの立山連峰、と聞くと、こういった風景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

大海原と空との境界線を帯のように縁取る立山連峰。
海岸沿いを車で走っているときに、この風景に出会えたら、観光客の方だけでなく氷見市民でも心が躍ります。
「今日、山がすごくきれいだったね」と夕食の時に笑顔になるのです。
海岸からの景色ももちろん素晴らしいのですが、氷見に住んでいて生活の中でふと『氷見らしさ』を感じるのは、こんな景色だったりします。

この通りは私の通勤経路で、特別な観光地でもなく、生活の中にありふれている景色の内の一つです。
中心市街地の商店街から裏通りに入ってすぐ。そのまま観光ポスターになりそうな絶景の海と、人々の生活が入り混じる交差点のようなこの場所でこの景色を見るたびに、出勤を急ぐ足、帰路を辿る足を止めて、建物と建物の間に道幅の分だけ切り取られた海を見つめてしまいます。
そしてこの、観光名所でもなければ、オシャレストリートでもないこの場所に立った時に、ものすごく「氷見で暮らしている」ことを実感します。

ある朝の通勤中には、民家の庭先に咲いた花の木の枝で、カラスが羽を休めていました。

この辺の通りは古い民家が多くて、時代を感じさせるデザインの玄関燈や、趣のある外壁、垣根から覗く手入れされた庭の木々につい見入ってしまいます。
古くから土地に根付いてきたものや、先祖から受け継がれた家屋を丁寧に大切に扱いながら、そこに息づく人々の暮らしを感じると、先人の生き様に自然と背筋が伸びます。

東京から戻ってきたばかりの頃は、自分の中に故郷の風景として在る氷見の記憶と、目の前にある街並みが何も変わっていないことに安心しつつ、漠然と「田舎だな」という言葉しか持っていませんでした。

今では、日常の中のふとした小さな場所に、『氷見らしさ』を感じ取るようになりました。

自分の中にある故郷は、観光ポスターやガイドブックに載っているような、万人に認識されるその土地の魅力のようなものよりも、その景色の中にいた時の記憶や感情を思い出させてくれるような、匂いや温度や手触り、そういうものだと思います。
自分だけの「氷見」を見つけてみてください。
意外なところに、たくさん潜んでいるはずです。

未知(珍食材)との遭遇

日に日に気温が下がり、我が家でも暖房器具がフル稼働しています。
見習い相談員の岸本です。
テレビにもお正月特番のCMが増え始め、年の瀬を感じ始めたある日の事。
我が家のキッチンで、未知との遭遇がありました。
それがこちら。

落ち着いているように装って書いていますが、見た瞬間の第一声は
「ふぁっ……?!?!」
でした。
不思議な物体の正体は

『慈姑(くわい)』

という植物。

クワイ(慈姑、学名:Sagittaria trifolia L. ‘Caerulea’)は、オモダカ科の水生多年草であるオモダカの栽培品種である。別名(田草、燕尾草、クワエ)ともいう。

日本での主流は青クワイで、ほくほくとした食感が特徴である。デンプン質が豊富で栄養価が高く、100グラムあたりのカロリーは126キロカロリーとサツマイモに近い。 炭水化物の他にカリウム、葉酸、カテキンなどを含む。

日本では「芽が出る」縁起の良い食物と評され、煮物にしておせち料理で食べられる習慣があるため、世界でも日本で最も普及している。(Wikipediaより抜粋)

上記のとおり、おせち料理のひと品として登場する縁起の良い食材らしいですね。


画像:無料写真素材『写真AC』より

一体こんな不思議な食材をどこで入手したのかと母に尋ねたら、
「氷見産じゃないよ。神子の里で買った。車で20分くらい」
と言うので、
お隣、石川県の神子の里に、行ってきました!
神子の里は石川県羽咋市神子原町と言う場所にある農産物直売所です。
氷見中心市街地から車でなんとたったの20分。
近すぎて他県という感覚がありませんね。県内の隣市に行くより近いです。
山の方に住んでいる方なら、車で10分もかからないかもしれません。

山道を進んでいくと、県境を越えてすぐ、神子の里の直売所があります。

採れたての野菜や加工品がずらりと並んでいます。
どこの直売所に行っても感じる事ですが、この、生産者から直に届いた感がとても好きです。

こちらはイノシシ肉の加工品ですね。
ソーセージは食べた事はないので、今度挑戦してみたいと思います。

氷見にも野菜の直売所がたくさんありますが、車でほんの20分走るだけで、隣県のご当地野菜や名産品が手に入るのは嬉しいですね。

氷見は『食』が豊かと言われる事が多いですが、氷見産と神子原産、両方の食材が大した移動距離も無く、新鮮に手に入るなんて、氷見ならではの贅沢ですね。
お店の人と会話しても、氷見の言葉には無い石川訛りがあって、プチ旅行気分というか、日常の中でのちょっとした気分転換になります。

ちょうど、神子の里のFacebookでクワイの紹介が上がっていました。
やはりこの時期が旬の食材なんですね。(知らなかった……)

キッチンで遭遇した小さなサイズのミニクワイは、私のお弁当に素揚げになって入っていました。
ホクホクとした芋感の中に、シャリっと歯ごたえがあって、じゃがいもと長芋の中間のような感じです。
『食べたら幸せの芽が出る』と噂の、縁起の良いクワイ。
いつもの食卓に少し違った食材を並べてみてはいかがでしょうか?

【2/8(土)開催】『Little HIMI』vol.3 -東京で現在進行形の氷見と繋がるランチタイム-

東京のど真ん中に、富山・氷見を語れるコミュニティを! ~第3回開催決定!~

2020年2月8日(土)東京で開催する氷見市IJU応援センター主催の交流イベントのご紹介です!
※台風の影響で延期となった前回のイベント内容を一部変更して開催いたします。

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富山県の西端に位置し、「寒ブリ」をはじめとする豊富な海の幸に恵まれた食都・氷見。
人口減少、空き家問題、地方消滅……様々な課題が叫ばれていますが、
そんななか氷見では若い世代の活力によって少しずつポジティブな変化が起こってきています。
第3回目となる今回のテーマは『クリエイティブ!』。
それぞれの分野から新しい価値を発信する3名にお集まりいただきました。
もちろん、氷見にまつわるランチもご用意いたします。
おいしい食事を楽しみながら、現在進行系の氷見を知り、語り合ってみませんか?

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2018年7月に開催された同イベントの第1回目、そして2019年1月開催の第2回目では、氷見からのゲストと多数の参加者さんとの間で新しい交流が生まれ、なかには移住や開業へと繋がろうとしている方も…!

過去の開催の様子はこちらの記事をチェック!
Little HIMI vol.1
Little HIMI vol.2

移住をご検討の方や、氷見出身の方、ご縁はないけれど氷見が好き!という方、どなたでも大歓迎です。
氷見に纏わる特別なランチを食べながら、氷見について楽しく語りましょう!!

【ゲスト HIMI人】
写真家 北条巧磨

1994年・富山県生まれ。写真家。普段は機械系エンジニアとして働く傍ら、初の個展. Colour – Full .を2019年3月・氷見で開催。前例のないビアカフェ(ブルーミン)での写真展開催は、写真を通し地域と関わる手段として、新たな可能性を示す取り組みとなりました。同年7月からは氷見市へ移住し、氷見で暮らすことの魅力を、写真で丁寧に表現しています。

北条さんは、会社員として働きながらも写真家として活動中。
みらいエンジンのライターとしても寄稿いただいており、その記事でも美しい写真をご覧いただけます!
気になった方は以下をチェック!

『移り住むこと。』
 
 
氷見市地域おこし協力隊 野口朋寿

1993年、香川県高松市生まれ。富山大学芸術文化学部入学を機に富山県へ。大学では漆工芸を専門に学ぶも、卒業年次に魚の革、フィッシュレザーの研究を始めたことが氷見市を訪れるきっかけになる。2018年春に氷見市地域おこし協力隊として活動を始める。地域おこし協力隊としてまちづくりに関わりながらフィッシュレザーの事業化を目指し奮闘中。

野口さんは地域おこし協力隊として活動しながら、氷見で採れた魚の皮を利用したフィッシュレザーによる商品開発事業を進行中!
過去のインタビュー記事は以下からどうぞ!

『【ひみ暮らしインタビューVol.5】野口 朋寿さん』
 
 
ひみつカレー 仲有紀

大阪府高槻市出身。44歳

奈良、仙台、東京暮らしを経て結婚後、氷見市に移住。
子育てしながら2011年、週に一度の間借りカレー店『ひみつカレー』を始める。
その後テイクアウトカレー専門店となり、2019年6月に2店舗目となる『ひみつカレー古沢店』を富山市にオープン。
体に優しいスパイスと、旬の富山県産野菜を出来る限り使って、ヘルシーで美味しいカレーを提供することを心がけています。
また、スパイス講座やカレー教室を開催し、スパイス普及に日々努めています。

ひみつカレーといえば県内のカレー好きで知らないものはいないほどの人気店。
住宅地の片隅でひっそりと営業していたかと思えば昨年は富山市内に2号店を出店。その勢いはとどまるところを知リません。
今回のイベントでは、そんな話題のカレーを東京でお召し上がりいただけます!
氷見食材とスパイスの素敵な出会いを是非ご自身の舌でお確かめください!!

 

【スケジュール】
12:00~12:15 イントロダクション
12:15~12:35 「氷見のワクワクするプロジェクト」紹介
12:35~12:40 料理紹介~乾杯
12:40~13:30 食事を楽しみながらテーブルトーク①
13:30~14:20 テーブルトーク②
14:20~14:30 閉会

【日時】
令和2年2月8日(土)  OPEN 11:45 START 12:00 CLOSE 14:30

【会場】

シェア型複合施設『the C』
東京都千代田区内神田1-15-10 地下1F「C-Lounge」

【定員】
最大20名

【応募期間】
令和2年2月2日(日)23:59まで(定員に達し次第募集を締め切らせていただきます)

【会費】
おひとりさま 1,000円(ランチ代込) 未就学児無料
※当日会場にて受付の際にお支払いをお願いいたします。

【お申込み】
以下のボタンから応募フォームへお進みください。(Googleフォームの応募ページを開きます)

二足の草鞋は季節を尊ぶ。

先日とは言っても早1ヶ月前くらいのこと、氷見市地域おこし協力隊でありフィッシュレザー製品ブランド「tototo」のクラウドファンディングに成功された野口朋寿さんと、美味しいお酒をご一緒させて頂く機会があり、記事を書くことについてのお互いの思いを交換しました。
 

 
「記事の中に季節感が無いと、どうしても味気ないものになってしまう。」
 
魚や釣りに関する記事が多い野口さん。例えば、季節の旬な魚釣りを紹介したいと思っても、近頃のご多忙で文章をまとめる時間が無いまま、旬は過ぎ去ってしまうとか。写真も似たような題材で、今回掲載する写真は、1ヶ月半以上前に撮影した初秋の写真たち。この撮影以降の1ヶ月半は、多忙に次ぐ多忙。空き時間に少しずつ執筆作業はしていたものも、全体をひとつの記事としてまとめる時間は有りませんでした。
 
この1ヶ月半の間、どうして多忙だったのかは、またいつかの機会にご紹介するとして。今回は、ジェットコースターな日々が始まる前のお話。2019年の暦上、最後の3連休の1日、氷見の初秋を巡るプチ旅の様子とエッセイをお伝えして行きます。
 

 
前日の残業が響き、少し遅めの時間から始まった休日の朝。電動ミルで砕いた珈琲豆をハンドドリップで注ぐと、部屋の中は浅煎り豆の香りがふわっと広がり、遮光カーテンの隙間からは秋晴れの透き通った青空が垣間見えました。海側から昇るあの美しい朝焼けを、今日も見逃してしまった一抹の後悔はあるけれど、山側に沈む朗らかな夕陽を拝めることが出来たらと期待を抱くのでした。
 
朝食を終え、洗濯機を回し、掃除機と周り、シワが残る衣服が太陽の下で踊る頃には、時計の針は一筋に重なり合います。
 
ひとり暮らしの会社員は、生きているだけで忙しい。休日の半分は家事の時間で潰れてしまうから、やるせない気持ちになることは何度もあります。また、ひとり暮らしを始めてから1年半以上の間、”弁当”というものを毎日休まず作り続け、会社へ持って行っていることも、誰かに褒めて欲しいけれど誰にも褒められない切ない事実です。
 
たまには自分へのご褒美に、氷見食材を使った美味しいランチを外食しても、誰からも文句は言われないでしょう。氷見へ移り住んで以来、行きたくて行けなかったイタリアンのお店へ車を走らせることにします。
 

 
氷見産の、旬で新鮮なお野菜をイタリアン料理で頂けるお店「イタリアンキッチンオリーブ」さん。早速、オーガニック野菜の前菜料理から味わっていきます。
 

 
野菜本来が持つ旨味を、調理方法や食材の組み合わせで表現した一皿。食感や味覚から秋を感じながらひとつひとつ、食材の表情を楽しみます。
 

 

 
メインメニューは、「白エビとブロッコリーのパスタ」。氷見らしく、魚介食材とのコラボレーションが味わえるのも、この街のイタリアンならでは。ブロッコリーと白海老、野菜と魚介がそれぞれ持つ苦味と甘みが絶妙に交わり且つ、赤唐辛子がアクセントのシンプルな味付けで、この上ない幸福感を味わえる一品でした。Bouno!
 

 
ランチの終わりには、氷見産リンゴのコンフォートにバニラアイスを添えたデザート。甘さを抑えたコンフォートは、これまで頂いた食材のフィナーレにふさわしい美味しさでした。
 

 
季節ごとに変わるオリーブさんのメニュー。ウェブサイトからは、今の季節に提供されている料理を見ることが出来るので是非ご覧下さい。
 
【イタリアンキッチンオリーブ】への地図はこちら。
 

 
海と里山の距離が近いのも、氷見が持つ魅力のひとつ。オリーブさんから車を走らせること約15分。秋色に色づき始めた山道を進むと、手書きで”ソライロ”と書かれた大きな看板が見えてきました。もうひとつの行けていなかった場所は【Bed&Kitchen SORAIRO】さんです。
 

 

 
ここで堪能する秋のスイーツはこちら。
 

 
チーズタルトに添えてあるサツマイモチップは、ソライロさんのある速川地区の特産品であるサツマイモをチップスとして開発したもの。イタリアンとはまた異なる、日本に根付く風土や文化が宿った、真っ直ぐで優しい甘みを堪能しました。
 
【関連記事】
 
氷見の暮らしが体験できる!「Bed&Kitchen SORAIRO」①
 
氷見の暮らしが体験できる!「Bed&Kitchen SORAIRO」②
 
かつて氷見市地域まちおこし協力隊として、現在はお店のオーナーとして速川地区の発展に貢献されている澤田さんと、氷見のことについて少しばかりお話させて頂きました。考えが一致したのは、「氷見が旅の最終目的地になれば、、、。」ということ。どうしても、隣県へ向かう”ついで”に氷見へ立ち寄るのが旅の定番となっていて、氷見の魅力を体験する前に移動してしまうのがとても寂しいところ。
 
海側と山側の暮らしの良さ、両方をゆっくり味わって欲しいというのが澤田さんの願い。その願いを体現するかのように、1階のカフェ・レストランスペースに加え、2階にはゲストハウススペースが用意されています。これからの季節、朝陽の光でキラキラと輝く一面の銀世界は、是非皆さんにも体験して欲しい風景だとか。お店の詳しい情報は、こちらのfacebookページからご覧頂けます。
 
【Bed&Kitchen SORAIRO】への地図はこちら。
 
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ここからは、秋のドライブを楽しみながら、氷見の山側スポットを巡って行きます。目の前に迫り来る、秋めく景色に視線を移すと、あの日の記憶が蘇って来ます。
 

 
「”忙しい”という言葉は、”心(忄)が亡くなること”を意味する日本語だ。」と教えてくれたのは3年前の冬のある日。普段口数の少ない父親との会話からのひと言で、いまでも鮮明に覚えている苦しい経験から「忙しい」という認識を改めました。
 

 
あまりの忙しさとストレスから、身体も心もぼろぼろになって、燃え尽きた煙草の灰のようになった筆者。ロンドンの街の外れ、いつもは学生たちで賑わう街並みも、クリスマス休暇で皆家族のもとへ帰り、乾いた冷たい風が吹き付けるだけの街に、父親は遥か遠い富山から助けに来てくれました。閑散としたキャンパスを親子ふたりで歩きながら、久しぶりの会話が続きます。
 

 
「もう少し元気になったら、街を歩くことから始めなさい。」当時、自動車工学を専攻していた筆者にとって、デスクトップのCAD※へ1日中向かいあうのが日常で、「街を歩く」ということは、目の疲れを癒すことや心の気分転換をするくらいの行為だと当時は思っていました。
 
※設計・図面作成や解析用ソフトのこと。Computer Aided Designの略。
 
ただ、この言葉の真意は、リフレッシュの為では無かったように今現在は思えます。「街を歩く」ことは「季節を尊(たっと)ぶ」ことなのだと。そして、「心が亡くなる」ということは「季節の移り変わりを見失ってしまう」ことだと、社会人になって、そして氷見へ移り住んで改めて実感しています。
 

 
「季節」の感じ方は、人それぞれだと思うけれど、地元産の旬な食材を頂いたり、路端に咲く花木を愛でたり、刻一刻と変わりゆく天気や自然の表情を切り撮ったり、忙しなく過ぎ去る時間軸のなかで「季節の移り変わり」と向き合える瞬間がすぐ身近にある氷見の良さ。
 
今の時期であれば、枯れ葉が道端にたまり、椿の花が咲き始め、寒ブリを取り扱うお店には開店前から列を成している。そんな些細な気づきが、季節の大河に身を戻してくれるのです。3年前のあの時以上の忙しさを経験している今、過ぎ去る季節になんとかしがみ付いていられるのは、自然に富む富山県は氷見とこの街に住む人々のお陰だったと感謝しています。
 
「季節を尊ぶ」という、日々の暮らしの中ですぐに見えなくなってしまう感覚を、これからも大切に持っていたいと思います。
 

 

 

 

 
帰路の車窓からは、暖色に染まる広大な夕空が映し出されていました。地名も分からぬ田圃道の脇に車を停め、ほんの少しだけ歩くことにします。
 
すると、竹の木を肩に担ぎ歩くおじいちゃんが、反対方向からゆっくりと向かって来て、すれ違い様に「お疲れ様〜」と優しく声をかけてくれた。それが、なぜだかとても嬉しくて。短い挨拶の中に、思いやりの心が詰まっているような気がしました。
 
「沈む行く夕陽と竹の木を担ぎ歩くおじいちゃん」
 
情緒溢れる秋のワンシーンになるのでは?と踵を返しカメラを構えると、おじいちゃんは立ち止まり夕焼けを眺めていた。
 

 
「季節を尊ぶ人」はここにもいたのです。
 
年末へ向けて、さらに忙しい日々はここから始まる。不安と期待が入り混じる心持ちでも、なんとか乗り越えられそうな勇気をもらえました。
 

【募集中】ふるさとワーキングホリデーin氷見市 2020 winter

昨年から氷見市で受け入れを開始した『ふるさとワーキングホリデー』。
この冬も氷見に滞在しながら働き、地域との交流を深めたいという参加者さんを募集します。
移住を検討している方も、地方での暮らし・しごとに関心のある学生さんも、奮ってご応募ください!
 
『ふるさとワーキングホリデー』とは?(リンク先:『総務省|ふるさとワーキングホリデー ポータルサイト』)
 

 
過去の参加者のレポートは以下をチェック!
記事タグ「ふるさとワーキングホリデー」
 

 
今冬、氷見市では以下おしごとをご用意しています。
 
 

①『磯波風』(民宿/接客、旅館業務)

 

 
絶景の宿で働き、氷見流のおもてなしを体感!
磯波風は氷見北部・灘浦地域にある温泉宿です。
「民宿」と聞くと農家や漁師が民家を改装して営む小規模のものを想像されるかもしれませんが、こちらの宿は「旅館」のイメージが近いかもしれません。
海のすぐ側にあり、富山湾を一望できるロケーション。もちろん露天風呂もありです。
晴れた日、富山湾越しの立山連峰を眺めながらの入浴は「最高」の一言。
お料理は氷見の魚を活かしたものでこれまた最高。
湯・宿・食、そして人のあたたかさによるおもてなし。
これらを現場で学び、体感できることこそ、磯波風ワーホリの最大のウリでしょう。
参加者は宿の一室に滞在し住み込みで働いていただくことになります。市街地から離れた立地ですが、自転車貸与がありますのでコンビニまでは自転車で行くことができる他、目の前がバス停ですので町までバスで外出することも可能です。
まかない・温泉入浴の特典付きです!
 
[募集期間]2月中旬~3月末(期間内の2週間程度・応相談)
[給与]時給850円
[勤務時間]9:00~18:00 or 14:00~22:00(休憩1時間、シフトにより変動)
[休日]週1,2日(応相談)
[滞在先]磯波風の従業員宿舎
[募集人数]1名
[受入先HP]https://www.isopp.co.jp/himi/
 
 

②【募集終了】『氷見市IJU応援センター みらいエンジン』(まちづくり/記事作成)

 

 
あなたの体験が未来の移住者へのメッセージになる 暮らしのレポーター募集
こちらは、私たち「氷見市IJU応援センター」の求人です。
私たちのミッションは、氷見に移住を考えている人/移住した人を全力で応援すること。
そんな私たちの業務をきくと「ワーホリで都会からきた人にそんな仕事ができるの?」と思われるかもしれません。
しかし私たちが必要としているのは、先入観のまったくない「目線」なのです。
ふるさとワーキングホリデーというのはいわば「プチ移住」です。
そこでみなさんが体験することや、滞在中に感じる気づき・驚きは、きっと実際に移住者が感じるものと近いものであるはずです。
ですので、そうした日々の出来事を、新鮮な目線で、素直な言葉で、綴っていただければと思います。
それはきっと、氷見に移住を考える誰かの背中を押すものとなってくれることでしょう。
未知の体験・人との触れ合いを素直に楽しめる方のご応募お待ちしております!
 
[募集期間]2月中旬~3月末(期間内の14~21日間)
[給与]時給850円
[勤務時間]9:30~18:30(休憩1時間)
[休日]水・木曜
[滞在先]移住体験施設(貸し布団台4,000円のみ負担、定員あり) or 市内民間宿泊施設(宿泊費補助により1泊あたり1,000円)
[募集人数]最大2名
[受入先HP]https://himi-iju.net/
 
 

③【募集終了】『ひみ番屋街(氷見まちづくり株式会社)』(まちづくり/記事作成)

 

 
県内最大級の集客施設 道の駅『ひみ番屋街』をPR!
氷見の海辺にある道の駅『ひみ番屋街』は県内最大級の来客数を誇る商業施設です。
公園・温浴施設と隣接しており、新鮮な氷見の魚を買うこともできることから、観光客を中心に連日市内外から多くのお客様が訪れます。
氷見まちづくり株式会社では、この道の駅の運営のほか、直営の店舗、温泉施設『総湯』、ECサイトの運営など多岐に渡る業務を行っています。
ふるさとワーキングホリデーに参加された方には、ご相談の上、イベントの補助や店舗スタッフとしての接客をお願いする他、WEBに通じている方には既存サイトやSNSを活用した情報発信や、より多くの方に氷見の魅力を伝えるための企画を行っていただきたいと考えています。
(以前の受け入れの際には、施設内で様々な業務に携わりながら近隣を自分で巡ってマップ化するという成果を残しました!)
参加者さんの希望やスキルに合わせたお仕事内容となりますので、日程も含め気になった方はまずお気軽にご相談ください!
 
[募集期間]2月~3月末
[給与]時給850円
[勤務時間]相談により決定
[休日]相談により決定
[滞在先]移住体験施設(貸し布団台4,000円のみ負担、定員あり) or 市内民間宿泊施設(宿泊費補助により1泊あたり1,000円)
[募集人数]1名
[受入先HP]http://himi-banya.jp/
 
 

その他募集先情報は順次公開予定!!

 
 

《受け入れ体制》
 
[宿泊先](応募時相談により決定)
・市内民間宿泊施設利用の場合
→ 4,000円/泊の宿泊費補助
※市内中心部の宿の場合素泊まり1泊5,000円(実質負担1,000円/泊)
 
・運営事務局(氷見市IJU応援センター)管理の移住体験施設『まちのトマル場』利用の場合
→ 寝具リース代+清掃代3,000円
※寝具リース代参考:14泊4,000円、15泊~1ヶ月4,500円
 
[旅行保険]
事務局にて負担し、旅行保険に加入していただきます。
 
[その他自己負担費用]
・氷見までの交通費、氷見での生活費については自己負担をお願いしています。
 
 
《応募/受け入れ決定までのステップ》
 
・説明会に参加/HPなどで情報収集

・センターに問い合わせ/専用フォームからエントリー

・事務局から返信/条件確認

・受け入れ先で書類選考

・企業との電話面談(必要に応じてWEB面談)

・双方合意ならマッチング成功! 調整の上受け入れへ
 
 
《お申込み》
以下のボタンからエントリーフォームに情報をご記入の上お申し込みください。(Googleフォームへ遷移します)

 
《お問い合わせ》
『ふるさとワーキングホリデーin氷見市』に関するお問い合わせは、運営事務局の『氷見市IJU(移住)応援センター みらいエンジン』まで。
電話・メールでお気軽にお問い合わせください。
 
氷見市IJU(移住)応援センター みらいエンジン
 
TEL 0766-54-0445
MAIL info@himi-iju.net
 
営業時間 9:30~18:30(水・木定休)