【4月30日(月・休)】「ヒラクをヒラク!オープニングレセプションDAY」へいらっしゃい!

ヒミヒラクプロジェクトの山下健太郎です。

商店街で空き店舗を改修してコミュニティスペースをつくる、という活動を以前からご紹介させていただいておりました。

 

【HIMI HIRAKU PROJECT】商店街にあたらしいコミュニティスペースをつくる(第1回)

【HIMI HIRAKU PROJECT】商店街にあたらしいコミュニティスペースをつくる(第2回)

 

 

 

 

そんなコミュニティスペース「ヒラク」が、ついに本格オープンします!

 

これまでも様々なイベントやふだん使いの実験をしてきましたが、今後は継続的な運営ができるよう、氷見で暮らす方たちに使ってもらえるようにしていきたいと考えています。

 

というわけで、オープン記念として4月30日(月・休日)に「ヒラクをヒラク!オープニングレセプションDAY」と題して一日さまざまな催しを行います。まさにヒラクを皆さんに開いていこう!という一日です。

 

 

ゴールデンウィーク前半戦の最終日。DIYをモチーフにしたおしゃれなランチや、魚の皮でつくるブローチや似顔絵などじっくり楽しめるワークショップといった、ゆったり楽しく時間が過ごせる企画を詰め込んでいます。

 

詳しくは下記のタイムテーブルをご覧ください!

 

また、みんなで作ってきた場所なので、ヒラクをヒラク準備も興味のある方たちと進めていこうと思っています。なかなか素敵な内装ができそうなので、こちらも自分の手で作ってみたい!という方がいれば一緒にできれば嬉しいですね。

 

いやあ、楽しみだーー!ぜひお越しください!

 

参加希望の方はヒミヒラクプロジェクトのfacebookイベントページinstagram からメッセージを入れてくださいね。

 

 

タイムテーブル

 

 

10:00〜 会場装飾(参加無料)

レセプションパーティの準備をみんなでやっちゃいます!!

節目節目でみんなの手をお借りして作り上げてきた場所なので、今回も皆さんにお手伝いお願いしたいと思っていますー

 

12:00〜 レセプションパーティー(参加無料)

食担当の荒井がDIYをテーマにしたパーティー料理をプロデュース。この日限定の「人と人を繋ぐ食」をお楽しみください!

その他、

・ポン菓子でドンとお祝い!

・みんなで作る氷見のお気に入りMAP

・入る?作る?部活動紹介コーナー

・ワンコインでできるワークショップ

など企画中です。

いろんなことが同時並行で起こるヒラクらしさを感じてください。

※お食事を楽しみたい方はお早めにお越しください。

 

 

15:00〜17:00 転換

片付け&アフターパーティーの準備です。

例によって例のごとく、お手伝いいただける方を募集しています!

 

17:00〜21:00 アフターパーティー

軽食をつまみながら、来た人と交流したり、

こんなことができたらいいな&やりたいの妄想を膨らませたり…。

ヒラクの家のようなまったりした空間で自由に過ごしてください。

★飲食の持ち込み大歓迎です!

※ドリンクはキャッシュオン(アルコールもご用意しています)

※途中入場、退出自由

 

 

◆ヒミヒラクプロジェクトとは?

氷見市地域おこし協力隊とOBの3名が中央町商店街にある空き店舗を活用し、新しいコミュニティスペースをつくって運営しています。
この場所を通じて、地域に賑わい生み出す事を目的とした実践的&実験的なプロジェクトです。

Facebook:https://facebook.com/himihiraku/

Instagram:https://www.instagram.com/himihiraku/

 

 

 

氷見に春を告げる祭り「まるまげ祭り」の裏側レポート!!

 こんにちは、スタッフの藤田です。
 春ですね。
 暖かい日差し、桜、山菜……自然に恵まれた土地で感じる芽吹きの季節というのはなんとも感慨深いものがあります。
 こうした喜びは今も昔も変わらず、だからこそ「祭り」が連綿と受け継がれているのでしょう。
 氷見のまちではこの時期毎週のように各地域を巡る獅子舞の姿を見ることができます。
 
 今回はそんな「祭り」のお話。
 数ある氷見のお祭りのなかでも少し変わったもの――まるまげ祭りをご紹介します。
 

 

 まるまげ祭りは正式には観音大祭といって、中心市街地の「北六町」千手寺のお祭りです。
 はじまりは、かつて氷見の町に住んだ芸妓たちが幸福な結婚を願って、年の一度の休日に人妻の象徴であるまるまげを結って千手寺の観音さまに願掛けをしたことと伝えられています。時代とともに芸妓の数が少なくなって一時は衰退していましたが昭和62年から一般の独身女性を対象として募集をはじめ、人気が高まり現在まで市内外問わず多くの方が参加されています。
 観音様を載せた御神輿、先導役の太鼓台、法螺によって魔障を払う法中方、氏子総代、花笠童子にお稚児さん、そして艶やかなまるまげ嬢――行列をなして市中を巡航する様子は他ではみられないものです。
 私自身氷見に移住してはじめてこのお祭りをみたときにはその華々しさに感動を覚えたものです……
 


 そんなお祭りに、今年はなんと祭りの担い手として参加することになりました。
 というのも、まさに今私が住んでいる町が、先程少し触れた「北六町」なのです。
 この丸まげ祭りや7月の祗園大祭では、六町が年毎に年行司を務めることになっており、今年は我が町内「新町」が六年に一度の大役を担う年という訳です。
 移住して浅い私ですが昨年から祗園大祭に参加するなど、ありがたいことに町の一員として扱っていただいており、年行司ということもあって今回のお祭りにもお呼びがかかったのでした。
 
 ということで、今回はお祭りの裏側をの担い手の視点からリポートです。
 


 我らが新町青年団の仕事は大行列の前日から。
 一般的に注目されるのは17日の丸まげ行列ですが、祭り自体は二日間に渡って行われ、この日は観音様をお迎えに行くところからはじまります。
 夕方に集合すると太鼓台の準備。早い時間から先に準備を進めていたこともあり、松や太鼓もセッティング済み。新町は青年団が少ないこともあって他地区に住まう地域おこし協力隊とOBも助っ人に来ており合流。法被を纏って出発の時を待ちます。
 


 

 しばらくしてあたりが薄暗くなったころ、いよいよ出発!
 
 


 

 太鼓の音を響かせながら、青年団は千手寺へと太鼓台を牽いていきます。動き出せばさほどの力はいらない太鼓台ですが、方向転換では一仕事です。車輪は曲がる構造になっていないため、角に差し掛かると全員で息をあわせて強引に向きを変えます。
 トントコトントントコトントンと太鼓の音、ガラガラゴロゴロと車輪の音、そして時折ガガガガガッと曲がる音。
 これが町に春を告げるひとつの音楽となっています。
 


 


 

 千手寺に続く階段の下に到着です。
 事前に降ろしてあった御神輿と合流すると、後は観音様を待つばかり。
 


 

 観音様は、北六町総代と法中方の観音堂でのご法楽を終えた後、年行事新町総代の手によって大切に運ばれてきます。白手袋にマスクを着けた総代は観音様を抱え石段を降りてくると御神輿に安置します。
 


 

 丁重に固定された後、一行は太鼓台の先導によって新町氏子総代の家に向かいます。この総代の家は「お旅所」と呼ばれ、観音様はここで一晩を過ごすことになります。
 


 

 お旅所までの先導役を終えるとこの日の青年団の仕事は終了。
 総代と法中方はお旅所で法案・ご法楽・法話がありますが、青年団は新町にある食堂「よしだや」さんで会食。歓談しながら明日への英気を養います。
 


 

 そしていよいよ翌日。
 青年団はお昼にお旅所に集合。太鼓台を再度セッティングして出発のときを待ちます。
 


 

 お旅所には続々とお稚児さんとご家族が訪れます。お稚児さんはここで額に黒点を描いてもらい冠を受け取ります。泣き出しそうなお子さんもいて実に愛らしい姿に、今や遅しと集まってきているカメラマンさんたちも釘付けです。
 


 


 

 そこに法中方、まるまげ嬢もずらり勢揃いして、ついに出発のときです。
 太鼓台の合図をもとに、巡行スタート!
 
 太鼓台は北六町の町内をぐるりと巡ります。行く先々には人、人、人……
 自宅の前で眺める人もいれば、行列に付き添って歩いて来れれる方、シャッターチャンスを押さえようと先回りしている方など、たくさんの方が見物にいらしていました。
 私は先頭で太鼓台の綱を牽いていたのですが、大勢の注目を浴びて自然と身体に力が入ります。
 


 

 中間地点では写真撮影、メディア取材を含めた休憩時間があります。
 ここでは法中方による厄除けの「散花」が行われ、ちゃっかり私もゲット。
 


 

 いくつか種類があるようでコレクション魂に火が付きそうになりますが、ひとついただいて遠慮しておきました。
 
 休憩が終わると、再度太鼓台につながって先手寺に向かいます。
 
 先手寺に続く石段まで来ると先導役の仕事は終了。
 丸まげ嬢は階段下に整列し、法中方に従ってまず閻魔堂、続いて酒飲み地蔵を拝みます。
 


 

 拝礼が終わると列をなしたまま階段を上がっていきます。三人一組横一列綺麗に揃って階段を上っていくこの場面は祭り屈指のシャッターチャンスとあって、多くのカメラマンが階段にスタンバイ。思い思いにシャッターを切ります。
 


 

 さて、まるまげ嬢を見送ると青年団は最後の大仕事。
 観音様が載っていた御神輿を台車から外して担ぎ、この長い階段を上っていきます。
 重たいことはもちろん、御神輿が門などにぶつかって傷つかないように慎重に、時折腰をかがめながら……そして「がんばれ」という見物客のお声をいただきながら――
 本殿に無事御神輿を収めて、今度こそ本当にお役目終了です。
 
 
 青年団はこの後太鼓台を町の倉庫に帰して解散となるのですが、私は取材を兼ねてということで祭礼のその後を見学していくことができました。
 先手寺に到着したまるまげ嬢、総代、法中方は観音堂でご法楽。
 


 

 その後、境内に出て丸まげ嬢が整列したところで護摩修行がスタート。
 細かな流れは専門家でないので省きますが……祈祷の後、宝弓の儀、そして御神燈を護摩壇に移してます。そこに丸まげ嬢をはじめ多くの方の願いが込められたそえ護摩木が投げ込まれ、諸願成就の祈祷がなされます。
 


 


 


 

 と、これにて「まるまげ祭り」の全日程が終了です。
 
 以上、いかがでしたでしょうか?
 ……お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、肝心の裏方らしい写真が少なかったですね。ええ、一生懸命働いていたものですから……本当は御神輿を担いで階段を上がるシーンの写真があるとよかったんですが。
 
 ともかく、ちょっと変わった、しかし氷見市民に春のおとずれを告げる丸まげ祭り。是非一度現地に足を運んでご観覧ください!
 そして氷見に移住を検討されている方、もし北六町にお住まいになることがあればあなたもお祭りの担い手になるかもしれませんよ……! お待ちしております!!

感動のオンパレード!「稲泉農園 カフェオーチャード」

氷見の桜も葉桜となり、一層春めいてきた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今年の冬はとにかく大変でしたよね。まだかまだかと待ち焦がれていた春が、早足で過ぎ去ろうとしています。そんなに急がないでぇ。ゆっくりしていってぇ〜!

今回は、氷見に春が来たら訪れたい場所ランキングNo.1のお店を紹介します。

 


 

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安定の曇り空の影響で写真だと全くと言っていいほど春らしさが伝わりませんが、4月初旬頃です。
ここは氷見市上田にある【稲泉農園 カフェオーチャード】でございます。
こちらのお店は、12月中旬〜2月末まで冬季休業されていて3月から営業開始されています。
“感動のオンパレード!「稲泉農園 カフェオーチャード」” の続きを読む

まちあるきのススメ! 氷見の暮らしを感じる散歩コースをご紹介

こんにちは、スタッフの藤田です。
大雪に見舞われた長い冬が終わりを告げ、ようやく氷見に春がやってきました!
こうして春の到来を心から喜べるのも氷見暮らしのひとつの楽しみかなと思います。

今回はそんな季節にぴったりの「まちあるき」のススメとして、私のお勧め散歩コースをご紹介します。
景色の良さはもちろん、氷見らしい暮らしや日常をじんわりと感じられるようなルートになっていますので移住を検討されている方には自信をもってお勧めしたいです!
それではさっそくいってみましょう!!


まずはIJU応援センターの事務所「タマル場」から出発。
事務所は海岸通りと商店街との間にある細い道にあります。通常の観光であればすぐにメインストリートに出るところですが、今回は暮らしがテーマですのでマニアックな道を進みます。
事務所を出て右手に。通りを渡って直進します。


このあたりは旧町名で今町といって古くから漁師さんの多く住んだエリアです。
氷見の中心市街地は昭和13年にあった大火のため多くの建物が焼失しているのですが、このあたりまでは火が及ばず伝統的な氷見の町家が残っているのが特徴的です。

なにげない住宅地にみえるのですが、こうした情報を持って家並みを眺めてみると、氷見の歴史や伝統が感じられるものと思います。

今町の小路を縫って進むと上庄川にぶつかります。
視界が開けて気持ちがいいこの場所からは、対岸に古い蔵や名物五重塔を望むことができます。
現在の漁港が整備される以前はこの川が港となり岸から水揚げをしていたという歴史があり、そのため川沿いに蔵や倉庫が多く残っています。この川沿いを歩くコースも楽しいのですが、今回はそちらにはいかず商店街を通って南へ進みます。

架替工事中の北の橋から南にアーケードが続いているこちらの商店街は中央町商店街。
ごらんいただくとわかるようにファサードが連なったおもしろい建物が並びます。これらは防災街区と呼ばれるもので、中心市街地にあって火災時の延焼を防ぐ目的で複数件が共同で建てたビル群です。
ファサードが道に沿ってカーブしているのがポイント。晴れた日には窓に映る青空も素敵です。

昨年はこの通りを舞台にした『うみのアパルトマルシェ』が開催され、多くの人で賑わいました。マルシェは今年も開催ということですので、イベントにあわせてまちあるきも楽しいかもしれません。

中央町商店街を抜けると、右手に日宮神社が見えるあたりからは比美町商店街。
日宮神社は旧氷見町北六町の総社で、7月の『祇園祭』の際には正面の通りで港町らしく荒々しいけんか祭りをみることができます。
八百屋さんや魚屋さん、和菓子屋さんなど、色々な商店がまとまったエリアに並んでいるので、日常の買い物にお薦めです。
また近々新しいお店もオープンするらしく……注目のスポットです。

比美町商店街を進むと湊川という川に当たります。氷見の町を南北に分けるこの川の名物は桜。細く蛇行して流れる川と桜の風景はなんともいえず風流なもの。
さらにこちらの川では毎年『春さくら天馬船』というイベントが開催されています。伝統の木造和船に乗って桜を鑑賞する贅沢はまさに今だけここだけのもの! おすすめです。

商店街から川沿いに上流側にまっすぐ歩いていくとなんとも趣深い土蔵造りの建物がみえます。この建物も大火を免れた貴重なものなのですが、こちらが次の目印になってくれます。



蔵の隣にある小さな通りを入っていくと階段が現れます。こちらは氷見のシンボル朝日山へと続く道。階段の登り口左手にはひっそりと閻魔堂があり、ちょっとした非日常への入り口を感じさせます。



ゆるやかな階段を上ると『まるまげ祭り(観音大祭)』で有名な千手寺、そして桜の名所朝日山公園に到着です。
公園には展望台もあり氷見のまちを一望できます。俯瞰してまちを見ることで、海と山が近くコンパクトなまちの構造がよくわかります。

公園を抜けて反対側から町に戻りましょう。
実はこの下山道こそ一番のお勧めビューポイントなんです。
曲がりくねった坂道を下りる途中、角を曲がると突然視界が開けます。柵もなく町並みが広がるこの場所の開放感……伝わりますでしょうか? 本当に特別でもなんでもない場所なんですが、だからこそ愛おしいというか……是非歩いて確かめてくださいませ。
(以前スウェーデンから旅行に来たというカップルをご案内した際は大喜びで写真を何枚も撮っていました!)

さて、やや急な坂道をおりたところには上日寺というお寺があります。こちらは桜ではなく銀杏の名所。樹齢○○年という大木の紅葉は見事としかいいようがなく、自然の色彩美を堪能できるスポットです。その他4月にはごんごん祭りというお祭りも有名です。50キロの丸太を担いで鐘をつき、その回数や音の響きを競うという変わったお祭りで、当日は参道に夜店も並ぶ春の風物詩です。

上日寺から商店街の方に戻りましょう。

湊川の上流を渡って今度は本町商店街へ。商店街を歩いても良いのですが、今回はあえて裏路地へ。
静かです。人も車も少なく、たまには猫が横切って……通りからは海がちらりと見える。この余白たっぷりな風景が氷見の日常です。静かな生活を望むもよし、そこに自分らしい色付けをするもよし、都会とは違った自由な未来を描くことができる気がしてきますね。



ゴールが近づいていますが、ここでもうひとつ、氷見のまちあるきを楽しむポイントを。
まちなかのあちらこちらにあるこちら。なんだかおわかりでしょうか?





そう、お地蔵さんです。
氷見のまちなかではこうしたお堂がたくさんあり、各所にお地蔵さんがいらっしゃいます。町内の人が大切に管理しており、お花が飾られていたりかわいらしいお召し物を着ていたり。注目して歩くと楽しみがひとつ増えますのでチェックしてみてください。

そろそろタマル場に戻りましょう。新しくオープンしたビアカフェ『BREWMIN』さんを横目に湊川下流の橋を渡って歩いていくと……お疲れ様でした。タマル場に到着です。

いかがでしたでしょうか?
今回私が実際に歩いてみたところ所要時間は40分ほどでした。
氷見への移住を検討している方には物件や生活利便性だけでなく、肌で感じるまちの空気感というものも大切にしていただきたいと考えています。この記事を参考に是非ご自身の足でまちを歩いてみていただければ幸いです。

また事前にご相談をいただけましたらまちあるきのガイドもさせていただきます。今回ご紹介したコースに限らず、時間とご要望をお聞きしてコースをつくってご案内していきたいと思いますので、現地を下見に来られる際には是非当センターまでご連絡くださいませ!

[今回ご紹介したコース]

氷見の食材お料理レポート【春告げ鰯】

こんにちは!見習い相談員の西田です。
私事なんですが、最近全く自炊していないことに気づきまして。
せっかく美味しい素材が山ほどある氷見にいるのに、もったいない。気づいてしまったら、つくるしかない。
氷見での暮らしの満足度をちょっとだけあげるための、(料理素人が作る)氷見の食材お料理レポートです。

 

まずはタマル場すぐ前のお魚屋さんで、材料調達。
何を作るか全く考えていませんが、とりあえず旬な魚をもらいましょう。

 

 

朝7時、魚屋さんにお邪魔すると、お母さん2人で魚を仕分けているところでした。地面にはケースに入った大量の鰯と大量のイカ。
鰯がめっちゃおるー!とテンションが上がっていると、魚屋さんのお母さんは「今は鰯しかとれんわ」と少し残念そうな表情。
いやいや、こんな丸々と太って美味しそうな鰯が大量に獲れるって最高じゃん。これが地元の方と移住者の感覚の違いなんでしょうか。楽しい発見です。

 

献立を何にしようか全く考えてないけど、とりあえす鰯を5匹もらうことにしました。
脂がのった鰯5匹で100円。20匹ぐらいのせられた発泡スチロール箱には300円の値札が。完全に鰯デフレが起きています。
美味しい素材が格安で手に入る、旬な食材はいいことしかありませんね。もしかしたら、魚屋さんは商売的には厳しい時期なのかもしれませんが…。

 

鰯をどうしたら美味しく食べられるのか思いつかない。ので、お母さんに聞いてみました。
「焼いてもいいし、フライも美味しいわ。梅と一緒に煮込むのもいいな。刺身でも美味しいけど、あんたはようおろさんやろ(上手にさばけないでしょ)」
おっしゃる通りですー!さすがお母さん、見抜いていらっしゃる。というか、刺身以外ならどう調理しても美味しくなるのか。

 

ちなみに、「鰯さばいて」とお願いすると、「簡単やから自分でやり。やらんな上手くならんで。」
おっしゃる通りすぎますー!!甘えずに頑張ります。

 

ということで、お母さんの強い方言をニュアンスで受け答えしながら、第一関門の材料調達クリアです。

 

 

ここで少し豆知識。
この時期に氷見で取れる鰯は「春告げ鰯」と呼ばれ、3~5月に大量に水揚げされます。
氷見で獲れる鰯の種類は3種類、「マイワシ」「ウルメイワシ」「カタクチイワシ」です。

 

側面に黒い点が7つほど並んでおり、「ナナツボシ」の異名をもつのが「マイワシ」。
水揚げ直後のピチピチ鮮度の「マイワシ」を乾燥させると身のしまりがよい、風味や色・艶も抜群の「干鰯」が出来るそうです。「マイワシ」を乾燥させた「干鰯」は「氷見鰯」と呼ばれ、広辞苑にその言葉が載っているほど、昔から名高い一品として全国的に知られていました。
今回ゲットした鰯は、この「マイワシ」です。黒い点が5つしかない鰯もいますが、ちゃんと「マイワシ」です。

 

「ウルメイワシ」は眼がウルウルしている鰯、「カタクチイワシ」は下アゴが短くて上アゴが長い鰯です。
見た目そのままで名付けられた名前、覚えやすいので好きです。

 

干物以外にもみりん干し(桜干し)、コンカ漬け(ぬか漬け)、煮干しなど、伝統の製造方法で多様に加工されます。
昔から全国的に広まっているのは加工品が主ですが、旬の時期だと氷見では、新鮮な鰯を使ったしゃぶしゃぶや鰯尽くし御前をいただける料理屋さんもあるそうですよ!

 

 

さて第二関門、鰯をさばきます。一番の関門です。
小さい鰯なら、手だけでさばくテクニックもあるそうですが、このでっぷり鰯を手でさばく自信がないので包丁でいっちゃいます。
鱗をとって、頭をボキッと落として、お腹を切って、内臓をゾロゾロっと出して、シッポもパキッっと落とします。
時間はかかりましたが、やってみると案外簡単でした。まな板、血みどろだけど。

 

捌いた鰯5匹中、4匹がメスでした。タラコならぬ、イワシコgetです!ラッキー!
自分でさばかないと当たらない、嬉しいオマケです。

 

 

第三関門、さばいた鰯をおろしましょう。
ちなみに、「さばく」は下処理、鱗をとったり、内臓をとったり、要らない箇所を除去するイメージ。「おろす」は、さばいた魚を骨と身に分けたりして切り分けるイメージ、だそうです。実際の使われ方はあやふやですけど。

 

今晩の献立ですが、鰯サンドイッチと、オイルサーディンからの鰯ペペロンチーノに決めました。氷見の方言が飛び交う、ローカル感たっぷりの魚屋さんで手に入れた材料で、超絶オシャレっぽい晩御飯を作っちゃいます。テーマは「氷見でもオシャレはつくれる」です。

 

オイルサーディンは骨ごと調理するので、さばいた姿そのままで。鰯サンドイッチに使う分は3枚おろしにします。これまた難関です。
骨に沿って包丁を動かして、裏返して骨をそぐように。はい、見事に骨に身がいっぱい残ってしまいました。説明通りにやったつもりなんですが…、これは練習あるのみですね。

 

三枚おろしにしたあと、小さい骨をピンセットで抜いていきます。骨がありそうなところに狙いを定めてピンセットを押し当てて骨を抜く、この作業、めっちゃ面倒臭いです。鰯、骨あり過ぎ。こんな作業を日頃している、日本中の主婦や料理人の方々すごい。黙ってたら美味しいご飯が出てくる環境の、裏側の苦労が垣間見えました。今回の鰯調理で、一番嫌だった作業です。

 

無事、三枚おろしができました。ボロボロだけど。魚屋のお母さんが見抜いた通り、キレイな刺身がおろせるようになるには、まだまだかかりそうです。
そしてこの段階で既に、達成感をすごく感じます。というか疲れた。もうこれで完成でよくない…?と思いましたが、残酷にも鰯調理はまだまだ続きます。
ながらもの時はもっと簡単にできたのに。魚調理、思ってたより大変すぎるよ…)

 

 

おろした鰯をつかって、まずはサンドイッチを作ります。
3枚におろした鰯に小麦粉まぶしてこんがり焼いて、あとはバターとかマヨネーズとかナンプラーとかを塗ったパンに、お好みの野菜と一緒に挟んで完成◎
おろし済みの鰯を買ってくれば簡単スピーディー料理なので、魚料理初心者にも安心のメニューです。

 

 

次オイルサーディンを作ります。缶詰のオイルサーディンって、買うと高いじゃないですか。自分で作れば安くて、しかもいっぱい食べれる!と言われれば作りたくなりますよね。
フライパンにさばいた鰯を敷いて、にんにく・唐辛子・ローリエなどを加えて、オリーブオイルをドバドバっと流し込みます。あとは低温で、じっくり待つだけ。

 

 

骨まで柔らかい(はず)のオイルサーディンが完成です!
これでワインを呑めば、最高の夜を過ごせます。が、今日はもう一手間加えてパスタにします。炭水化物を食べたいので。
オイルサーディンの油を玉ねぎと一緒に温めて、オイルサーディン鰯も加えて、茹でたパスタ麺とあえて出来上がり〜。

 

 

今日の夕飯の完成です。魚をさばくところから始めると、とても疲れました。普段のご飯では無理せず、魚屋さんでおろしてもらうと良いですね。というか、料理初心者はそうしましょう。無理せず長く続ける、大事です。

 

味の方は、さすが今が旬の鰯!身が分厚くて食べ応えがあります。鰯サンドイッチは、ヘルシーフィレオフィッシュ的な味わいで、どんな魚でも美味しく出来そうです。野菜もなにを挟んでもOK、マヨネーズされつければどうにかなります!お魚はあるけど、ご飯ものは飽きたしな〜という時にはぜひサンドイッチにしてみてください。これを持ってお花見すれば、氷見の春を満喫できますよ。
オイルサーディンの方は、キトキト(富山弁で“新鮮な”)の魚をオリーブオイルで煮込むんですから、美味しくないはずありません!しかもこれだけ食べ応えのあるオイルサーディン、氷見ならではです。パスタに使っても、鰯の味がしっかり主張してきます。パスタは仕上げに醤油と鰹節を混ぜると、和風っぽくなって鰯の味が引き立つのでオススメです。

 

さばいている時に出てきた鰯の子は、どう調理すれば良いか分からず、とりあえず素揚げにしました。特に味付けをしなくても、海水の塩っ気が丁度よく、案外美味しくいただけました。皆さんもオマケが出てきたら、挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

せっかく氷見にいるのだから、コンビニ飯ばかりじゃもったいない。と思ってやってみた「氷見の食材お料理レポート」ですが、魚屋さんとお話ししたり、魚をさばく初めての体験をしたりと、氷見住民レベルが20ほど上がった気がします。
3~5月の氷見は鰯以外にもサヨリやクロダイ、山の方ではタケノコも旬です!時期ごとの美味しい食材を知って、楽しい食卓を作っていきたいですね。

「ドブネ」「テント」「テンマ」、氷見の木造和船の話

こんにちは、見習い相談員の西田です。
「ドブネ」「テント」「カンコ」「テンマ」「ズッタ」「サンパ」、この言葉を聞いたことはありますか?
これらは全て、氷見で昔使われていた木造漁船の名前です。
今はFRP(繊維強化プラスチック)でつくられた漁船が主流となりましたが、昔の漁船はもちろん木製。
木造漁船の材料となる木も、氷見の山で採れるものを利用していました。
今回はそんな、氷見の木造漁船についてのお話です。

 


 

木製の船って実際に見たことありますか?日本の木造船は「和船」と呼ばれ、船大工さんが鑿や鉋を用いて、木の特徴を活かしてつくります。まさに職人仕事。
和船は江戸時代頃から全国へ広がり、用途や土地柄によって様々な大きさ、つくり方、名前が普及しました。それが時代と共に、西洋型の帆舟や汽船、エンジン動力船に置き換えられ、戦後にはほとんど見られなくなったのです。今実際に見られる場所といえば博物館ぐらいじゃないでしょうか。でも、氷見にはあるんです!現役の和船が!これは記事後半で詳しくお伝えしますね。

 

和船の構造は地域のよって多種多様。使われる木の種類や特性が地域によって異なるので、木を活かして船をつくると自然と構造も違ってくる、というわけです。木目を読んで船をつくる、そんなカッコいい船大工さんも和船の衰退と共に少なくなり、多くの方は現在主流となるFRPによる造船へ転換、もしくは廃業を余儀なくされました。現在現役の船大工さんは、富山県内では氷見にいらっしゃる方ただ1人ではないかと言われています。

 

 

帆を張って進む和船もありますが、氷見の漁業で用いられていた和船は「櫓(ろ)」と呼ばれる、長くて薄めの木の棒で船を操ります。操船方法は、ベネチアのゴンドラをイメージしてもらえるといいかもしれません。ゴンドラはオールを船横におろしていますが、和船は基本的に舟の後ろ、複数の櫓で操船するときは後ろ+横にオール(櫓)をおろします。船の縁を支点にし、櫓を水の中で左右に動かして進みます。ギーコーギーコーって感じで。

 

氷見の漁業で使われていた和船は、「ドブネ」「テント」「カンコ」「テンマ」「ズッタ」「サンパ」などなど。この和船の名前ですが、氷見では「テント」だけど富山県内の他地域では「アンブネ」「ツリブネ」の名称だったり、「カンコ」も他地域では単に「フネ」と呼ばれていたり、全国に「テンマ」はあるけど形が少しずつ違ったりして、ちょっと複雑。文章ではなく口承で伝えられたのか、漢字に直すとそれぞれ何パターンか存在します。もう、覚えきれません。

 

この中から、「ドブネ」「テント」「テンマ」の3種類を簡単にご紹介します!

 

「ドブネ」

3種類の中で一番大きく、漁獲用の和船の中でもかなり大型の船です。全長14~15m、使われる木材の厚さは約15mm。
操船するときは、6~8人が1人1本の櫓を操ります。とにかく大きくて重たい船、と覚えれば間違いありません。
船底が四角いので、荷物を大量に積むことができたそうです。満杯まで載せると、鰤を1200~1300本(!!)積めるほど。
氷見では昭和30年代末まで、定置網漁の網取り船として主力を担っていました。
ですが、頑丈で鈍重なドブネはエンジンを積んだ動力船に改良されることはなく、また材料となる杉の確保も難しくなったことから、昭和35年頃を最後に新造されなくなりました。

 

「テント」

テントはドブネと比べて軽快な船で、船底も三角形に近い形状で船足が早く、操船もドブネに比べて楽だったそうです。
最初は定置網漁の作業船や運搬船として使われていましたが、昭和初期には鮪漁の定置網漁に、昭和30年末にはドブネに変わって定置網漁の網取り船の主力となりました。大きさは全長7~15m、使用目的に応じて各種サイズがありました。目的に合わせて姿を変える、器用な子ですね。
大正時代にはエンジンを積んだテント型動力船がつくられ、昭和40年代末には木造のテント型動力船を模したFRP製漁船が一般的となりました。

 

「テンマ」

漢字は“伝馬”“天馬”と諸説ありますが、氷見では天馬と書かれているのをよく見かけます。ペガサス的な名前、夢を感じます。
元々はハシケ(大型船と陸の間を往復して荷物・乗客を運ぶ小舟)や荷船として使われていた船で、漁船として使われ始めたのは大正時代に入ってからではなかと言われています。
構造はテントと同じですが、テントよりもずっと小型で、全長は6m以下。軽くて扱いやすい船で、小さいテンマは船後ろに取り付けた櫓一本で操船します。
漁船としては主に、定置網漁の網取り船の周りの作業船として使われていました。

 

昭和10年ごろの氷見の漁業では、秋から冬にかけての秋網(鰤網)漁には「ドブネ」、夏の夏網(鮪網)漁では「ドブネ」と「テント」を併用、冬から春にかけての春網(鰯網)漁は「テント」を使用するのが主流だったそう。船の大きさや形状の違いは、漁獲する魚の種類と密接に関係しているんですね。

 

 

昔はこうした和船が漁業の主役でした。この和船をつくるための材料はもちろん、木。漁業が盛んな氷見ですが、その裏には豊かな山も大きく関係しています。

 

氷見の山で育つ杉は、強靭さと柔らかさが特徴。これは船をつくるのにとても適した特徴だそうで、和船が主流だった頃は、造船用として杉を育てていました。造船に使う木の選定・確保は、船大工棟梁に任せられていました。とても大事な仕事だったんですね。棟梁自らが氷見の山林に入り、造船に適した木を選び、持ち主と交渉し、木挽職人に現地で木材を切ってもらっていたそうです。「ドブネ」には杉の大木が、「テント」には曲げやすいボカ杉が多く使われていました。

 

ちなみに「テント」によく使われていたという「ボカ杉」とは、戦後に多く植えられた杉で、発育スピードがとても早いんです。「ボカボカ育って、ボカボカ儲かる」から「ボカ杉」という話があるほど(名付け方、ちょっと雑じゃないか…)。

 

船大工が漁船をつくるために山に入り、手が入ることで山は豊かな自然形体を維持し、豊かな山から流れる川の水によって里が潤う。古くなった漁船は陸で朽ち果て、山の自然へ戻る。和船、というより昔の漁業の形態全体が、海と山の関わり、自然の循環を象徴する存在だったんです。

 

昔は漁船だけでなく、浮きや漁具も山の材料でつくれらており、良い材料を育て活用するために、頻繁に人が山に入り、木も山もよく手入れされていました。ですが、今は山の材料が活用される場面も少なくなり、人が入る機会が減って森が手入れされずに荒れ、雪折れや風倒など被害が多発するようになりました。

 

 

和船がつくられていた時は漁業と林業の関係がいい具合にマッチしていましたが、今ではバラバラになった海と山の存在。ですが、ご紹介した「ドブネ」「テント」「テンマ」、最近氷見で復元されいるんです!

 

造船されたのは最初にチラッとご紹介した、富山県内唯一の現役船大工さん。おじいさんの代から造船屋を営んでいたそうですが、和船が途絶えた後はFRP造船の仕事をされていたそう。ですが、その間も船大工の道具の手入れや材料の管理は続けられていたのだとか。もうこのエピソードだけで惚れてしまいます。職人さんの手仕事やモノを大切にしていた時代への思いが!もう、ね!グッときます。

 

「ドブネ」が完成したのは本当に最近、今年頭のこと。本来のサイズは大きすぎるので1/2サイズでの復元となりましたが、木材の入手から乾燥(山から切ったばかりの木材は水分を多く含んでいるので1年ほどをかけて乾燥させて、やっと材料として使えるんです)、制作まで自らが手がけられました。
今回の「ドブネ」の制作は、高齢者の回想法に利用する目的が大きいそうです。元漁師さんや元船大工さんの高齢者がつくる過程を見学、制作工程を映像や写真でも記録しており、昔を思い出して認知症改善などに繋げる「回想法」に活用されています。

 

「テント」は全長9mサイズで復元されました。日本国内を見ても、このサイズの大型和船が現存する例はほとんどありません。制作したのは船大工さんともう1人、弟子入りという形でアーティストのお兄さんも加わりました。船をつくるだけでなく、技術を伝える目的もあったのでしょうね。

 

そして「テンマ」は船大工さんの手によって2艘、「テント」で弟子入りしていたお兄さんの手でもう1艘が造船されました。さらにアメリカ人の米国船大工さんも氷見に滞在しながら、「テンマ」の兄弟である「ズッタテンマ」を1艘造船しました。

 

 

氷見で和船の復元がこんなに盛んに行われている背景には、貴重な現役船大工さんの存在と、アートプロジェクトの活動があります。2006年から始まったアートNPOによる和船復活プロジェクト。「テンマ」復元の資金調達のために「ミニチュア天馬船レース」を行ったり、完成した「テンマ」を使って櫓漕ぎレース「テンマッチ」を開催したり。残念ながら現在はどちらも開催されていませんが、和船復活プロジェクトについて気になる方は『氷見クリック』『ヒミング』でググってみてください!

 

 

復元された和船は今も定期的に活用されています。
この春には、さくら咲く湊川を「テンマ」に乗って遊覧できるイベントが開催予定◎
近所のベテラン漕ぎ師たちが、情緒あふれるハッピ姿で操船してくださいます。
川沿いでは桜あんぱんやたけのこ、原木椎茸の炭火焼など春を満喫できる屋台や、琴の演奏もあるそうです!

 

ぜひ、復元された「テンマ」を体感してみてください。
ギーコーギーコーと揺れながらゆったりと進む木造の船、きっと楽しいですよ。

 

「テンマ」でのお花見遊覧イベント、「春 さくら 天馬船」についてはこちらの記事でご紹介しています。
氷見の春を堪能!春さくら天馬船イベント

 

 

参考文献
————–
「氷見の漁業と漁村のくらしⅡ」 著・氷見市立博物館(2001)
「とやま和船 和船建造技術を後世に伝える会調査報告書Ⅲ」 著・和船建造技術を後世に伝える会(2011)
「とやまの海と船」 著・和船建造技術を後世に伝える会(2016)

氷見の春を堪能!春さくら天馬船イベント

春が来るたびに、なにか頑張ろうって思いますよね。

それで、冬が近づくに連れて、頑張るのやめようってなりますよね。


どうも、四季折々サンソンです。

氷見で春の訪れを心から楽しめるイベント「春さくら天馬船2018 遊覧」をご紹介します。


 


 

(取材時は2016年のものです。)

忍者ハットリくんのカラクリ時計があり、春には桜が楽しめる場所にきました。

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そんな中、「天馬船」という看板を発見しました!

伝馬船とは、木造和船のことで、昭和40年代の氷見の海で伝馬船が活躍していたそうです。

しかし、時代の変化と共に木造の船よりも頑丈な船が主流となり、天馬船は氷見の海からどんどんと数が減り、今は、現役で漁にでている木造和船はないそうです。

氷見の漁業の発展に欠かせない存在であった伝統木造和船の天馬船に、氷見の湊川で乗ることが出来る…

これは乗るっきゃない!乗らない理由がないっ!


ということで、川辺に下りてみると、いい感じの天馬船がありました。

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かっこ良すぎる。

川は、その・・・何とも言えない色合いですけど、絵になる風景です。

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船を動かす船頭のおじさま達もカッコいい。

船頭さんの手漕ぎの天馬船で、川の両側の満開の桜を見ていきましょう!

なかなかほのぼのしますね。
水がチャプチャプと船に当たる音とギ〜コギ〜コと櫓漕ぎ音に癒し効果がある気がする。

すっごい癒される。

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オールさばきも素晴らしい。
普通に花見をするのも良いですが、船に揺られながらゆっくりと桜を見るのは、更に贅沢な時間な気がします。

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船頭さんの、かっこよさと力強さに惚れそうです。

ということで、天気もよくて桜も綺麗で、なかなか最高の観光スポットでした。

ゆるりと花見をしながら、伝統木造和船の天馬船に乗って、ゆっくりとした時間を過ごしませんか?

ぜひ、この贅沢な時間を体験してみて欲しいです。

2018年の開催日時
4月14日(土)10:00-16:00

4月15日(日) 9:00-15:30

乗船料
大人お一人様500円、小学生300円、乳幼児無料

HIMIHIRAKU x maca Products DIYワークショップレポート!

こんにちは。氷見市地域おこし協力隊でヒミヒラクプロジェクトの山下です。

 

今回は、まちなかの空き店舗をリノベーションしたコミュニティスペース「ヒラク」で開催したDIYワークショップの様子をレポートしたいと思います!

 

 

講師は高岡在住のDIYクリエイター・macaさん。自宅をセルフリノベし、インテリアにつかえるおしゃれで使い勝手の良い小物を作っている様子を伝えるブログ・instagramが大人気なんです。

 

そんなmacaさんが何の拍子かヒミヒラクPJのinstagramにいいねしてくれたのを目ざとくキャッチし、こちらからお声掛けしたところ、女子向けDIYワークショップをやってみよう!ということになったのでした。

 

 

3月4日、日曜日。ようやく雪が溶けて少し陽気も感じるようになってきた良い朝でした。富山県内各地から10名の参加者があっという間に集まりました。お子さんを背負いながら参加する方も。

 

しかし、ワークショップが始まる前には少しだけ緊張感が漂っていました。macaさん自身、講師としてはじめてのワークショップだったのです。

 

この日までに初心者が間違えやすいポイントもチェックした台本を200回読み込んで臨んだとのこと。すこし台本を見せていただきましたけど、本当に細やかで、この気配りがあっての人気なのだなと強く感じました。

 

 

この日つくるのは調味料やカップなどを置くのにちょうどいいサイズのカフェラック。裏の幕板がペイントと布張りのリバーシブルになっていて、気分で変えられる……っていうところがニクい、生活をワンランクアップさせてくれるアイテムです。

 

この日集まった方たちは電動工具を持ったことがない方が大半で、中には塗装をしてみるのも初めてという方も。そんなメンバーに対して、失敗しながら気づいていくことが大事と繰り返すmacaさん。

 

 

ベニヤ板に塗装するときは両面を塗って板が反らないようにした方がいい、などと自分が失敗した経験から大切なポイントを伝えてくれて、あとはそれぞれのセンスに任せるというスタンスが流石でした。

 

 

それぞれお気に入りの色を好みに塗り込んでいきます。

 

 

そしてmacaさんが事前にカットしてくれた材料を組み立てていきます。丁寧に揃えられた材料に気配りを感じます。

 

 

一方、「DIYの本を読んで完璧に作ろうと考えると逆に作れなくなるよ!」という言葉も飛び出し、macaさん好みのデザインにも見受けられる「男前」な一面を見ることができました。

 

 

また、本当にに初めてDIYに取り組む人たちに対し、どんな目線で伝えていけばよいかということも学ばせていただきました。

例えば当方で用意したインパクトドライバーではネジを打ち込むために余計な力が必要になるので、できれば電動ドリルを揃えたほうがよいということなど。

 

お互いにお手伝いしあいながら、なんと2時間で全員のカフェラックが完成!!

 

 

完成品をみんなで撮影。集まった感じも素晴らしいですね。

 

 

 

 

無事作り終えて安堵の表情のmacaさんと、速川にできた話題のカフェ・SORAIROのさつまいもプリンをいただきつつ今日のDIYについて感じたことをしゃべる一時。

 

 

このちょっとまったりした時間が過ごせるのが、この場所でワークショップをする理由になると見ていて感じました。普通の貸し会議室なんかではこの空気感は出せませんよね。

 

とても好評だったので、引き続きmacaさんにお願いしてDIYワークショップを計画中です。キッチン小物や収納など、つくってみたいものがあればご意見を聞かせてください。

 

macaさんのブログ・instagram、ならびにヒミヒラクPJのFacebook・Instagramに今後の情報をいろいろ掲載していきますので、よかったらフォロー・いいねなどよろしくお願いします!

macaさんブログ ”LIVE LOVE LAUGH – maca home -“: http://maca-home.com/

macaさんinstagram: https://www.instagram.com/maca_home/

◆ヒミヒラクプロジェクトとは?

氷見市地域おこし協力隊の3名が中央町商店街にある空き店舗を活用し、新しいコミュニティスペースをつくって運営しています。
この場所を通じて、地域に賑わい生み出す事を目的とした実践的&実験的なプロジェクトです。

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