氷見にかつて存在した阿尾城

富山県には、「富山城」「高岡城」などがありますよね。

そんな中、西の最果てである氷見市にも、かつて城があったというのを皆さんはご存知でしたか?
今回は氷見のお城にスポットを当ててみましょう。


 


 



まずは、以前ご紹介した比美之江公園から見た景色をご覧ください。文句なしの絶景ですよね。


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なんと、こちらの赤く囲ったリーゼントのような断崖絶壁の先端部分にお城があったというじゃありませんかっ!
こんな所に建てるだなんて正気の沙汰じゃないですよね。真相を確かめるべく、近くに行って見ましょう。


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やってきたのは、氷見市内の阿尾(あお)という地区にある今回の目的地「阿尾城址」です
阿尾城址は、海に突き出す断崖の城跡です。阿尾城跡は県指定史跡となっていて、16世紀中頃に越中と能登の交通の要であるこの地に菊池武勝の居城として戦国時代末に築城されたといわれています。山を負い海に臨み、築城に適した地形であり、戦術上、「越中の府」といわれていた慶次郎ゆかりの地であり、攻め落とされたという歴史がない城だそうです。


とりあえず、地図を見てみましょう。


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どうせ行くなら本丸目指すっしょ!と意気込んでいましたが、現在地からけっこう遠そうだぞ…まぁ、本丸が近くにあったらすぐ攻撃にあうから、奥に本丸があるのは当たり前なんですけどね。膝が耐えられるか不安が募るだけです。


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傾斜が多いので軽い登山をしているような感覚になります。本丸に向かう途中にあった神社で「私の膝が壊れませんように」とお願いしてきました。


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普段、全く運動をしない私にこの傾斜は半端ないって!!こんなん膝痛めるやん!と嘆きながら登ります。
今は整備されてのこの傾斜だけど、お城があった時代は、もっときつい傾斜で、ここを鎧とか槍とか重たい装備をつけながら敵が攻めたとすると…本丸に着く頃には疲労困憊しそうです。


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本殿へ向かう道は、どんどん狭くなっていく。えぇ…ちょっと不安になってきました。


けっこうガチの登山になってきてない?非常食とか持ってきてないよ!
あと虫除け対策もしてこなかったから、痒いの何のって。(準備不足の自分が悪い)


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そんな虫だらけの草むらから顔を出せば、目的地の崖がっ!!!!近くで見ると、より断崖絶壁加減が分かります。
地図によれば、あの崖の上に本殿があったみたいです。


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そして、山道はまだ続きます。
すると、こんな看板が現れてきました。


両側が崖となった道が続きます。


いや、ダメでしょ。死んじゃうでしょ。
氷見の城址で、こんなにスリル味わえるだなんて思いもしませんでした。


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ここは、ジャングルですか?


泣く泣く、崖の道を突き進んでいきます。

「命をかけてまで、本殿に行く必要があるのか?」と聞かれれば首を横に振らざるを得ませんが、きっと必要なのです。


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そうして、ようやくゴール地点の本丸にやってきました。




まったく城的な要素は見当たりません。


現在は公園として整備され、伝本丸には3mくらいの展望台が設置されています。


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おぉ!展望台からは氷見ならではの素晴らしい眺望を楽しむことができます。
ただ、行った日は黄砂がひどくて、そんなに遠くまで見えませんでした。大昔はきっと、ここから敵がこないか見張っていたんですね。


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この阿尾城は、大伴家持の歌に「東風が強く吹くところ」と詠まれた景勝地なのです。
当時は、潮風がとても気持ちよかった場所だったのでしょう。

氷見市にある「阿尾城址」
実際に歩いてみて、攻め落とされたという歴史がない城というのも納得でした。私だったら攻める途中で諦めます。

皆さんも行く際には、準備運動、歩きやすい靴、水分や虫除け対策など万全の準備をしてから本丸を攻めるといいかと思います。



大きな地図で見る

みらいエンジンが飛び回る! 東名阪移住フェア出展ツアー?!

こんにちは、みらいエンジンスタッフの藤田です。
突然ですが、みらいエンジンのロゴマークをご存知でしょうか。
 


 

こちらです。
なんともかわいらしいキャラクターが描かれていますね。
『ハートを原動力に、プロペラで飛びながらも足元をしっかりと見る、タイヤもあるから時には地を這い、必要とあらばジェットエンジンで飛んでいく』そんな想いが込めてデザインされたものです。
そしてそんなキャラクターを体現するように、7月のみらいエンジンは出張ラッシュ。
東京に2度お邪魔した他、名古屋、大阪の移住フェアに出展と、毎週のように全国を駆け巡っていました。
自主開催イベント『Little HIMI』を皮切りにはじまった移住フェア巡りのなかでは、新しい出会いがたくさん生まれました!
今回はそんなフェア出展の様子をお伝えします。
 


 

まずは7月8日に有楽町の交通会館で開催された『暮らす働くとやままるごと相談会』。
こちらは県が単独主催した移住フェアで、今年で3年目。
単独開催であることから、すでに富山に気持ちが傾いているお客さんが多く、一段と気合いの入るイベントです。
氷見市からはみらいエンジンスタッフだけでなく市役所担当者もブースに常駐。今回は市が職員の募集を行っていることもあり、総務部の担当さんもいらしていました。
 
会場がオープンすると続々とお客さんがいらっしゃいます。
小さなお子さん連れのご家族もいれば、年配のご夫婦もいらっしゃり、またフレッシュな20代の若者も熱心に話を聞いていたりと、客層は様々。
地方での暮らし・しごとに対する関心が高まっていることが見て取れます。
氷見市のブースにも途切れることなく人が訪れます。
 


 

1日通して18組26名もの移住希望者さんたちとお話をするなかで特徴的だったのは、しごとに関するご相談が多かったことです。
もともと氷見や富山のご出身、あるいはインターネットなどで調べて、ある程度地域の状況はわかっていて、その上で実際に移住する際にどのようなしごとがあるのかという段階で検討されているということでしょう。
 
大きな手応えを得て氷見に帰るとさらにうれしいお知らせが。
なんとこの日ブースにいらしたご夫婦がさっそく氷見を訪れてみたいとのこと。
大喜びでご相談をお受けし、さっそく翌週末に氷見暮らし案内プチツアーをご用意させていただくことになりました。
オーダーは「実際に移住をしたときの暮らしをイメージしたい」とのことでしたので、スーパーや学校、公園、市役所、病院などを巡った後、最近できた飲食店でランチ。
最後に市内随一のおしゃれスポットであるワイナリーを訪れ、駅にお送りして半日のツアーは終了。
短い時間でしたが氷見に暮らすイメージを少し具体的に掴んでいただけたようです。
 
と、そんなうれしいできごとに浸る間もなく翌16日には名古屋の移住フェアに出展のため朝1で高速バスに乗り込みます。
この日の名古屋は気温なんと38度!! 汗だくになりながら会場に向かいます。
 


 

名古屋の中心地・栄で開催されたのは中日新聞主催の『地方の暮らしフェア』。
こちらは北は北海道、南は沖縄と全国各地の自治体が出展されていました。
うだるような暑さでお昼どきは客足が鈍かったものの、時間が経つに連れてブースを訪れてくださる方が増えてきます。
東京のフェアと同様に、このフェアにも小さなお子さんを連れたご家族が多くみられました。
氷見市のブースにはそんな小さなお子様への秘密兵器があります。
それがこちら!
 


 

どうです? かわいいでしょう?
氷見市が制作したオリジナルのしおりとメモ帳です。
ブースにいらしたお子さんにはこちらをプレゼント!
すると、どれにしようかと楽しく悩んでいただいているうちに、お父さんお母さんからゆっくりお話をきくことができます。
 
猛暑の影響もあり、ブースにいらしていただいた組数はそう多くなかったものの、若いご夫婦からの移住・起業に関するご相談もあり、名古屋出展も無事に収穫を得て帰ることができました。
 
続いて翌週21日には東京で『ふるさとワーキングホリデー合同説明会』。
ふるさとワーキングホリデーというのは総務省が実施している取り組みで、都市に暮らす若い人たちが一定期間地方に滞在し働きながら地域の人との交流を持つというものです。
こちらは移住と直接結びついたものではありませんが、交流人口の拡大は移住の第一歩!ということで、みらいエンジンも受け入れに協力させていただくことになりました。
朝一の新幹線で大都会・渋谷に到着するとこの日も暑い暑い!
都会の暑さは氷見のものとはまた違ったものがあります。
 


 

オープンと同時に続々と来場するお客さんはほとんどが大学生。若い人たちがこれほどたくさん集まる機会は氷見には少ないので、なんだか同じ空間にいるだけでフレッシュな気持ちになります。
全体説明のあと、個別のブース対応へ。
実はこの出展はギリギリで決まって突貫工事で準備を進めてきたもの。
さらに富山県ではまだふるさとワーキングホリデーが行われておらず、初の試みということで、ブースに来てくださるか不安を抱えていましたが……
 
はじまってみるとたくさんの方が続々とブースに集まってくださいました!
入れ替わり休む間もなくお客さんがいらっしゃり、およそ2時間しゃべりっぱなしで嬉しい悲鳴が止まらない一日でした。
 
この日は日帰りだったので終わるやいなや新幹線に飛び乗ると、その車中でさっそく参加者さんから応募について問い合わせが!
一時的なものかもしれませんが、氷見のまちで都会の若者が生活することで活力が生まれていくことに期待したいですね。
 
そして月末28日は大阪で『おいでや!田舎暮らしフェア』。
金沢経由特急サンダーバードに乗って大阪は天満橋へ…
事前情報では開催当日に台風が上陸するとのことで、帰りの特急が走るかどうか、ヒヤヒヤしながらの前日移動となります。
 


 

翌朝、台風接近のせいか薄曇りの大阪のまちを歩いて会場に到着すると、列車の運休や遅延への配慮から予定されていた開催時間を1時間短縮するとのお知らせがありました。
しかし、そんななかでもすでに会場には全国からたくさんの自治体さんが!
私も持ち場について準備を整えます。
はじまってみると会場には続々とお客さんが。
やはり天候の不安からか少し人の流れは少ないようですが、富山県のブースにも人が集まってきます。
氷見市のブースにも熱心な移住希望者さんがいらっしゃり、その熱量に負けないように私たちも誠心誠意氷見の暮らしをお伝えします。
 


 

この日、来場者さんからいわれてハッとした言葉がありましたので、多少形を変えてそのやりとりをご紹介させていただきます。
 
来場者さん「氷見に移住したいと思っています。Facebookやホームページを拝見して関心を持っていました。それで大阪に来られるというので話をうかがってみたいと」
「そうなんですね! ありがとうございます」
「ええ。すごくいいところだなと思って……でも、ホームページに載っている方々のように、起業したり新しいことを生み出したりということはできないし……普通に会社員をする人が移住するのは難しいですか?」
「いえいえ! まさか、そんなことはありませんよ!!」
 
……このあとゆっくりお話をして、氷見にも会社に勤めて働いている移住者がたくさんいることを説明してご安心いただきました。
 
たしかにみらいエンジンのホームページでは起業される方や、新しい挑戦をしている人をピックアップしてご紹介することが多いので、ずっと都会で暮らしてきた人たちがホームページをみると、なにか特別な人だけが移住をしているように見えるのかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
氷見にいる人も都会にいる人と変わらない「普通の人」であることはいうまでもないことです。
それでも私たちがなにかに挑戦する人たちを紹介しているのは、氷見というまちがより暮らしやすく幸福を感じられるまちであるために、普通の人たちによる普通の暮らしを少しでも豊かにするために、より「挑戦しやすいまち」、あるいはより多くの人が「挑戦を応援するまち」になっていって欲しいという願いがあるからです。
挑戦というと大げさに聞こえるかもしれませんが、それは起業のような人生の一大事でなくても構いません。
日常から一歩だけ足を踏み出して、これまでより少し豊かな日常をつくる試みすべてが小さな挑戦です。
そうした取り組みひとつひとつを応援していくことで、より多くの市民が小さな挑戦をはじめ、それが集まっていった結果、未来の氷見市は日常に幸福を感じられる住みよいまちになっていくことでしょう。
ですから、移住するため身必要な特別のものなんてありません。
自分たちの暮らしを少しでも豊かにしたいと願う気持ちだけもって移住してきてくだされば、それだけで十分です。
私たちは移住者さんの新しい一歩を全力で応援します!
 
さて、みらいエンジン出張相談怒涛の4連続をご紹介して参りましたがいかがでしたでしょうか?
移住をご検討の際には、まずこうしたフェアに足を運び、その土地の人の話を聞いてみてください。
そして少しでも興味がある地域をみつけたら、実際にそこに足を運ぶことをオススメします。
感性はひとぞれぞれ、あるい地域が気に入る人もいれば、その土地がなんとなく肌に合わないという方もいるでしょう。
土地の空気を肌で感じて、土地の人と話して、未来の暮らしをイメージしてみてください。
もし氷見にいらしていただけるのであれば、当センターにご連絡いただければ場所や人など、ご希望に最大限応えられるようご案内させていただきます。
 
普段はない出張が連続となり、なかなかハードな日々ですが、たくさんの出会いがあってどのイベントも楽しく終えることができました!
しばらくはフェア出展の予定がありませんが、また決まりましたらご報告させていただきます!!

氷見の暮らしが体験できる!「Bed&Kitchen SORAIRO」②

今年2月に氷見の速川地区にオープンした「Bed&Kitchen SORAIRO」。ゲストハウス、カフェ、そして特産品のサツマイモ加工所や菓子製造のキッチンも揃っているこの場所!詳しくは前回の記事をご覧ください

 

前回は全体の説明で終わってしまいましたが、今度こそ、ゲストハウス宿泊レポートをお伝えします!

 

 

カフェスペース横の扉を抜けて2階のゲストハウススペースへ。階段を登ると宿泊者の共有スペースとなっています。元建具屋さんの倉庫だけあって、天井が高い!窓の位置も高い!気持ちの良い空間です。

 

 

宿泊部屋は2部屋(各4名定員)あります。中に入ると広くてびっくり!いわゆるゲストハウスって部屋に二段ベッドがいくつもあって個人スペースは自分の寝床だけ、ていうのが多いんですが、「Bed&Kitchen SORAIRO」は普通に広めの和室。座卓や座布団もあって、大人2人と小さいお子さん2人でも不自由なく泊まれるんではないでしょうか。ちなみにこの日は友人と2人で宿泊したため、広々と使わせていただきました。

 

 

お部屋には空調、お布団、タオル、ハンガー、ティッシュ、加湿器、鏡が備え付けられています。ゲストハウスというよりちょっとした旅館に泊まっている気分。

 

 

壁には改装前の欄間が飾られていました。これは古民家好きの私的にとてもポイント高いです。

 

 

そして窓からは田んぼの景色が広がります。夏の水を張っている田んぼって綺麗ですよね。
ちなみに2つある宿泊部屋は向かい合っていますが、外からも内からも鍵を掛けられるので安心して泊まることができます。

 

 

洗面所は2台、ドライヤー完備。お手洗いも男性用、女性用と2箇所あり至れり尽くせりです。

 

 

シャワールームもあります。シャンプー、リンス、ボディーソープも備え付けられているのでお風呂セットを忘れても安心!歯ブラシも用意(有料)があるそうです。
シャワーもいいですが、やっぱりお風呂に入りたい!ということでこの日は車で20分ほどのところにある「床鍋鉱泉」に行ってきました。

 

 

地元の人しかいない、ローカル&レトロなお風呂です。鉱泉だけあってお肌ツルツルです!地方の銭湯好きの方にはぜひチャレンジしていただきたい。
ここ以外でも、市街地で温泉に入ってから速川地区に向かうのもオススメです。

 

お風呂も入ったし、晩御飯だ!
泊まった日は「Bed&Kitchen SORAIRO」カフェの休業日。営業日だったら澤田さんのご飯を食べて速川の芋焼酎呑めたのに…。
こんな時は市街地で美味しいお寿司を食べるか、近くのスーパーで買ってゲストハウスに持ち込みましょう。

 

 

「Bed&Kitchen SORAIRO」から車で7分ほどの「ムカイストア」。建物とロゴがかっこいいスーパーです。
ここまで出ればコンビニもマツキヨもあるのでなんでも買えます!

 

 

お出かけから帰ってくると机の上に飲み水を置いてくれていました。こういう優しさが染みる…。

 

ご飯も食べてあとは寝るだけ〜とゴロゴロしていると、外からカエルの合唱が聞こえてきました。大学生の頃、東京出身の子と田んぼを歩いているときに「これなんの音?」と聞かれて驚いたことがあります。都会で生まれ育つとカエルの声を聴く機会も少ないんでしょうね。そうした所で育った人にこそ、ここに宿泊して自然を感じて欲しいなと思います。
天気が良い日には満点の星空も見えますよ!

 

 

さて、気になる宿泊料金は素泊まり1泊1人¥3,500。お布団の用意がいらないお子さんは無料です。グループで1部屋使えてこれはめっちゃ安い。
お食事の用意を希望される方は応相談で対応してれます。
チェックインは14時〜なので早めについても安心です。チェックアウトは10時まで。
オーナーの澤田さんが1階に住んでらっしゃるので、わからないことはすぐに教えてもらえて安心です。

 

 

移住に興味のある方は1度利用してみてはいかがでしょうか?
実際の暮らしを体験しながら、先輩移住者である澤田さんに暮らしの様子や学校情報、空き家の情報を教えてもらうと移住に対するリアルな実感を感じられますよ。

 
「Bed&Kitchen SORAIRO」の最新情報、ご連絡等は以下をご覧ください。
「Bed&Kitchen SORAIRO」

氷見の暮らしが体験できる!「Bed&Kitchen SORAIRO」①

こんにちは!見習い相談員の西田です。夏休みシーズンがやって来ましたね。
学生の頃、夏休みに青春18切符を使って中国地方や九州地方を巡った思い出が蘇ります。
初めて行く地域を知るために、ゲストハウスによく泊まりました。宿泊するだけでなく、オーナーや他の宿泊者との交流が生まれやすい「地域の窓口」のような場所。その存在のおかげで地元民しか知らないような食堂や裏道を体験でき、暮らし体験のような旅を楽しんだものです。
氷見にも今年2月、新しいゲストハウス「Bed&Kitchen SORAIRO」がオープンしました。今回は宿泊レポートをお送りします!

 

「Bed&Kitchen SORAIRO」がある速川地区へは中心市街地から車で約15分。山側へとズンズン進んでいったところにあります。

 

 

 
道沿いに見えるこの看板が目印!
 

 

にっこり笑顔で出迎えてくださった男性がオーナーの澤田さんです。1階のカフェと2階のゲストハウスをお一人で切り盛りされているパワフルお父さん!この場所を始める前は氷見市地域おこし協力隊として速川地区で3年間活動されていました。

 

さっそく中を案内してもらいましょう!

 

 

まずは1階のカフェスペース。毎週金〜月曜日、ランチタイムとディナータイムに営業されています。

 

 

キッチンや玄関先に置かれてた大量のお野菜。聞いてみると、ご近所さんからいただいたものだとか。採れたての地元食材をたっぷり使ったお食事、オススメです!

 

 

ディナータイムにはご近所のおじちゃんたちがよく呑みにいらっしゃるそうです。その時に欠かせないお酒が、速川地区特産のサツマイモで作った芋焼酎「臼が峰」!芋焼酎ですが呑みやすく、お食事に合う味になっているそうです。カウンターには沢山のボトルが置かれていました。

 

 

このお酒を作ったのは「NPO法人速川活性化協議会」という3年前に発足した団体。名前の通り速川地区の活性化に取り組んでおり、地元住民を中心に今では会員100名以上!芋焼酎の他に干し芋やお菓子など、名産のサツマイモの加工品は市外からも注目されています。

 

 

食事だけでなく、様々なイベントも定期的に催されているそうです。中でも私が気になったのは「藁細工づくりイベント」。速川地区の名産である藁細工、普段は山中の工房で製作しているプロのおばあちゃんたちにカフェスペースで製作してもらうそうです。ニコニコとお話しながらシワシワの手で、でも速く正確に藁を編み込んでいくおばあちゃんたち。地域の特色を肌で感じられる、地元民以外にはとても貴重な機会ですね。

 

 

外ではBBQを楽しむこともできます!食材など必要な物は準備してくださるので楽チンです。最近は、夏休み中の小学生たちが親御さんと利用したりしているんだとか。

 

 

1階にはカフェスペースの他にも、干し芋の加工場、菓子製造のキッチンがあります。
菓子製造のキッチンはレンタルしており、先日も近所の方がイベント販売用のお菓子をつくられていたそうです。

 

 

お次は2階のゲストハウススペースを案内…の前に、この場所ができた経緯をお聞きしました。
この建物は元々、建具屋さんの倉庫だったそうです。干し芋づくりは「Bed&Kitchen SORAIRO」ができる以前から倉庫の一角で行われていました。当時、「NPO法人速川活性化協議会」が速川地区の新しい特産品を作ろうとする中、干し芋以外のサツマイモ加工品、特に販売用のお菓子をつくれる場所がなく悩んでいたそうです。そこに澤田さんの「高齢化の進む速川地区に若い人を呼びたい」という思いが合わさって、「Bed&Kitchen SORAIRO」は生まれました。移住を考えている方が泊まれる場所、宿泊者と地元の人が交流できるカフェ、地元の人が元気に活動するための加工所、地域を盛り上げるためのキーポイントとなりそうです。

 

もう少し営業が落ち着いたら、カフェスペースを貸し出して近所の方の日替わりカフェを開いたり、高齢者向けにお惣菜の販売も始めたいと語る澤田さん。これからが楽しみな場所です!

 

 

「Bed&Kitchen SORAIRO」の全体説明だけでいっぱいになってしまいました!次回こそ、ゲストハウス宿泊レポートです!

氷見・夏の風物詩 『祇園大祭』参加録

こんにちは、みらいエンジンスタッフの藤田です。
地域の魅力というと風景や食と並んであげられるのが伝統文化。
伝統文化というと、代表格はそう、お祭りです。
千葉のベッドタウンで育った私にとってお祭りというのは町内会の縁日や盆踊りくらいの印象だったわけですが、地方にきてみると由緒正しく引き継がれた数多くのお祭りに出会うことができます。
そしてそれらは他人事ではなく、氷見に住むことはその祭りにひとりの住民として参加することにもなります。
今回ご紹介するのは数ある氷見市の祭りのなかでも三大祭礼のひとつとして数えられる祇園大祭です。
 

そもそも祇園大祭のはじまりは、氷見旧町・御座町にあるといわれています。
およそ300年の昔、氷見の町では悪病が流行していました。それを鎮めんとして京都八坂神社から分霊を迎え平癒祈願を行なったところ見事に悪病が治まり、これに感謝して神輿に神霊を奉還し町内を巡行。これがやがて南北に広がって、町をあげての大祭になったといわれています。
 

現在の祭りは町の中央を流れる湊川を堺に北六町、南十町と別れて行われており、私が住まいしているのは北側の新町という町内。
そしてこの新町は今年、順番にやってくる年行司を務める年ということで、このお祭りを取り仕切ることになっていました。(このあたりのお話は以前に書いた「まるまげ祭り」の記事も是非ご覧ください)
とはいえ、私のような新参者の仕事はとにかく肉体労働。
太鼓台(たいこんだい)を引き回すのがメイン業務です。
 


 

それでは当日の様子を見てみましょう。
祇園大祭自体は7月13日が宵まつりとなり、南の町内ではこの日から曳山や太鼓台の巡行ははじまりますが、北の町内は太鼓台の飾り付けなどをして終了。14日が本番となります。
集合は正午前と比較的ゆっくり。
見事な晴天のもと、町内の太鼓台が収められている倉庫に向かいます。
この夏なんど思ったかわからない「暑すぎる」が脳裏に浮かびますが、この日はわけが違います。
なぜならこの炎天下のもと祭りは夜遅くまで続くからです。終了予定は22時とのことでした。
 

出発のときが近づき、いよいよ太鼓台を動かします。
太鼓を打ち鳴らし、縦笛を吹いて、車輪の音がゴロゴロと……もはやおなじみの音色です。
まずは巡行の出発地点となる北六町のお宮・日宮神社を目指します。
日宮神社に到着するとまずはお宮にご挨拶。
鳥居の下まで太鼓台を運び入れ、そのまま通りに戻ります。
続々と各町から集まってきた太鼓台も同じように挨拶を済ませ、通りに並びます。
 


 

宮から神輿が出てくるといよいよ出発のとき。
みなさん汗を流しながらも、どこか高揚した表情をされているのが印象的です。
 


 

定刻となり、年行司の新町を先頭に巡行がスタート!
太鼓を打ち鳴らし行列が町を進みます。
ここから6町すべての町の家々を回り、不幸があるなどして「遠慮」している以外のすべての家々を巡っていくのがこの祭りの大半の流れ。
行列が家の前に来ると、神職の方は笛を吹き、祝詞をあげます。
神職の方はたくさんいらっしゃるとはいえ、ひとつひとつの家を回るため時間がかかり、行列は少し進んでは止まり、また少し進んで……とゆっくり進んでいきます。
それで丸一日の長い時間がかかるわけです。
 


 

まちなかを縫うように進み、上庄川河口付近で小休止。
太鼓台は氷見沖に浮かぶ唐島に向けて崇敬。
行列の祭り衆は一休み……なのですが、ここは河原で日陰がない!
どうしてここで休もうという発想が生まれたのでしょう……
おそらくこれこそ伝統。地元の方も毎年「日陰がない、暑い」といいながら変わることはないようです。
 


 

小休止が終わるとまたゆっくりと巡行が再開します。
もうおわかりかと思いますが、基本的にこのあとしばらく絵変わりしません。
ただただ汗を書きながら町を進みます。
 


 

大きな休憩を挟んで夕方頃、行列は私たちみらいエンジンの事務所『まちのタマル場』に。
みらいエンジンもまちの一員ということで、祝詞をあげていただきました。
 


 

法被を羽織って額にタオルという祭り装束のままお迎えをして、終わるとそのまま列に戻ります。
日もだいぶ傾いて、気温はまだまだ高いものの、影が増えてだいぶ楽になってきました。
あとひと踏ん張りです。
 

日が落ちると太鼓台の提灯に明かりを灯します。
この提灯がゆらゆらと揺れる様が風情があっていいですね。
LEDでなく本当に火をつけているので提灯が炎上することもままありますが……
 


 

そしてここからがこの祭りの真骨頂。
祇園祭りの名物といえば「ケンカ」。
漁師町らしく荒々しい太鼓台のぶつけ合いが一番の見所です。
例年は巡行の途中にも行われることがあるのですが、今年は安全面への配慮から巡行の最後だけとなり、観客の期待も高まります。
 


 

20時をまわった頃、すべての太鼓台が日宮神社に戻ると、いよいよ会場の熱気はピークに達します。
青年団の若者たちは目を輝かせ、年配の方々も若き日を思い出してか興奮を抑えられない様子の方もちらほらと……
第一線は我らが新町と本川です。
なのですが、新町は若者が少なくそのままやったのではとても戦えません。
そこで近年は濱町のみなさんが助っ人として参加。
そのときだけは新町の法被を着ていただいて、さあはじまります!
 


 

(※2枚目は6町のなかでも若者が多く活気のある今町と中町のケンカ前の様子)
 

道路の中央で向かい合った状態で、太鼓台の上に次々と青年団が登っていきます。
まずは「イヤサーイヤサー」の威勢のよい掛け声とともに、太鼓台をみんなで力を合わせて片輪が浮くように右へ左へ揺さぶります。威嚇のように相手よりも激しく、大きく見せるように。松の木もワッサワッサと枝を揺らします。
そして頃合いをみて合図の笛が鳴り響くと、相手に向かって突撃!
ガツンと重い音と衝撃が走り、ぶつかるやいなや松の木に登っていた青年団たちは相手の松へと飛び移ります。
正直なところ具体的なルールというのは私も把握していないのですが、ひとまず相手の松の木をへし折るのが目的といったところでしょうか。
ですので飛び移った若者は枝にぶら下がって枝を折りにかかり、自分の太鼓台に残ったメンバーは飛び移ってきた相手を妨害します。
かなり激しい攻防が繰り広げられ、2m近い高さから人が落ちることも珍しくないという、なかなか衝撃的な戦いです。
ちなみに私は氷見にきてはじめてこの祭りをみたときに「絶対こんなのできない」と感じた印象そのままに、今回も松には登らず下で太鼓台を押す係をしていました……
 

再度笛が鳴るとお互いに離れます。
今回は一度で決着がつかなかったために、もう一戦。
結果からいうと、2戦目で新町の松はぽっきりと折られ、我らが新町の祇園祭は終わりを告げました。
 


 

太鼓台を片付け、年行事として道路の清掃まで行なって、北六町の祇園大祭も終了。
今年は残念ながら怪我人が出る事態となったのが残念でしたが、こうして長く暑い一日を終えることができました。
 

祇園大祭は現代には珍しく荒々しいお祭りで、今回のように怪我人が出ることも少なくないため、色々な意見が出ています。
しかし都会からきた私のような者からすると、町の人が一体となって、また夢中になって参加できるこうした行事があることはとても素晴らしいことに感じます。
もちろん安全面への配慮は必要ですが、危険だからと制限するばかりでは、氷見の伝統のひとつを失うことにもなりかねません。
地域が地域らしくあるために、伝統を未来に繋げていくために、矛盾する問題に向き合って祭りが続いていくことを心から願います。
 


 

さて、最後は少し難しい話になりましたが、祇園大祭の様子はいかかがでしたでしょうか?
ケンカの迫力や熱気は、写真と文章ではとても伝えきれません。
ぜひとも一度、実際にご覧いただければと思います!
祭りは毎年7月14日(北の場合、南は13日から)。
気になった方は是非来年いらしてみてくださいませ!!
 
※「氷見の町は北六町・南十町」と書いていますが、南の町は実際には十一町あり、祭りにも十一町参加しています。なぜ「十町」とされているのかは……歴史的な経緯、氏子関係など、諸説あるそうですが、地元の方とも話していましたが正確に応えられる方は少ないようです。氷見のことに詳しい方、是非教えてくださいませ……!

移住者が語る移動スーパー「とくし丸」の仕事

こんにちは。空き家バンクの物件紹介を担当している山下健太郎です。

 

他にも氷見のまちなかで仲間と一緒につくっているコミュニティスペース「ヒラク」の紹介や、氷見で活躍しているさまざまな企業の紹介など、いま氷見で起こっていること、動いているひとたちのことをお伝えしています。

 

この春に地域おこし協力隊を卒業してからも変わらない立ち位置で記事を書いたり、タマル場にいたり、まれに移住相談に乗ったりしているのですが、それに加えて新たな仕事をはじめました。

 

それが移動スーパー「とくし丸」です。

 

移動スーパーについては、最近ニュースで「買い物難民」という言葉が取り上げられる中でご存知の方が多いと思います。特に高齢化の進んだ集落で移動手段がなく、買い物に出るのが困難な方たちに向けて、スーパーの商品を運び購入してもらうサービスです。

 

今回は移住者が取り組む仕事の一つとして、この「とくし丸」での移動スーパーの仕事を自己紹介したいと思います!

 

とくし丸での仕事

 

とくし丸での販売に関わって3ヶ月。ようやく慣れてきました。ここではどんなふうに一日動いているのかご紹介したいと思います。

 

AM7:00 出勤して荷物の積み込み作業

 

その日販売する商品を軽トラックに積み込みます。青果・精肉・鮮魚・牛乳・豆腐・お菓子に日用品まで……ハッピータウンで売っている商品からリクエストの多いもの、旬のものを中心に全部で500種類、750点ほど小さなトラックの荷台に詰め込んでいきます。

 

 

いい売り場ができると一人で満足感。この気持ちを届けるのが大事だなと思ってます。

 

AM10:00 ハッピータウンを出発

 

今回は販売している様子を写真に撮ってもらいました。

ここはとある家の前庭。地域のおばあちゃん方4、5名が集まってきます。

 

 

 

荷台のパネルを開け、食材やお惣菜を陳列して、皆さんに買い物カゴをお渡しして見てもらいます。

 

「牛乳取って、赤いのがええわ」

 

「コーン汁(スープのことをこう呼ぶ)あるけ?」

 

「次来る時昆布締め持ってきて」

 

 

いろんな注文に答えていきます。3ヶ月でだいぶ欲しいものに対応できるようになってきました。

 

レジは丁寧に……。小銭入れがいっぱいになっている事も多いので、細かいお金を一枚一枚取り出していく時間も大事にしなきゃなあと感じます。

 

 

 

 

普通のスーパーでも同じ様子ですが、レジの時間でのちょっとした会話を楽しみにしている方は多いみたいです。特に一人ひとりに時間をかけられる分、おばあちゃん方のリズムに自分のリズムを合わせるように意識をしています。

 

 

 

 

それが新しい商売になることもありますしね。

 

そして次の家へ走っていきます。

 

 

 

 

 

 

一軒のお宅で5分から15分ぐらい、1日約30軒ほどの家を回るともう夕方です。

 

PM5:30 ハッピータウンに帰着

 

売れなかった商品を返品し、売り上げの精算をします。明日の準備もできることはしておきたいですね。朝早いので。そして……

 

PM6:30 退勤

 

という流れです。車に乗っている時間も多いですが歩き回ったり商品の上げ下げをしたりという動きが多くかなり体力を使います。

 

「とくし丸」に誘っていただいた成瀬さんと二人して痩せたので、とくし丸ダイエットはかなり有効なようです。また商品に気を使っていると神経も使いますが、その分サービスの質も高まるし売上に影響してくるので頑張りがいがありますね。

なぜ「とくし丸」に乗ろうと思ったのか

 

ここまで述べてきたようになかなかいい仕事なんです。しかし、なぜ私が「とくし丸」に乗ることになったのか、そしてこの仕事を通して作っていきたい未来についても書いておいた方が良いかなと思います。

 

さまざまなスーパーやコンビニが宅配やネット通販に取り組んでいるなか、「とくし丸」は地元スーパーが中心になり日本全国でサービス地域を増やしています。徳島のスーパーからはじまり、現在は300台以上の移動販売車が走っています。

 

「とくし丸」の特徴は個人の販売パートナーとスーパーと地域の住民という三者が共存できる仕組みを作り上げていることと、そのサービスの細やかさにこだわっていることです。それは軽トラックで家を一軒ずつ訪問するというスタイルにわかりやすく現れています。

 

その「とくし丸」を氷見で始めようと計画していたのが幸町にあるハッピータウンを運営する(株)マルワフードです。

 

とにかく「ハッピータウン」の氷見でのブランド力は半端なく、車でアクセスしやすい立地に新しいスーパーができてもハッピーで買い物するという方も根強くいます。

 

ハッピータウンの持つ独特の空気感、何とも言えない「良さ」についてはこちらの記事を読んでいただければ分かってもらえるはず。

 

「氷見市のお買い物事情」シリーズ ~『ハッピータウン』前編~

「氷見市のお買い物事情」シリーズ ~『ハッピータウン』後編~

 

そんなハッピータウンに昨年の夏、とくし丸の販売パートナーを募集するというチラシが貼ってあるのに気づきました。その時、「たしかに氷見で取り組めるのはハッピーしかないな」と納得した覚えがあります。

 

しかしそのときには自分が販売して回る立場になるとは思ってもいませんでした。面白いものです。

 

去年の冬にお誘いいただいて、山間部の空き家を紹介してもらえれば現在の空き家に関わる仕事にもつながると思い、販売パートナーとして関わることにしました。

 

現在空き家登録バンクの管理をしている中で、移住希望の多い山間地に住みやすい家が出てこないという悩みを持っています。それぞれの地域に空き家があるのは誰もが分かっているのですが、それを移住希望者に対して貸し出そうという方はほとんどいません。

 

それは貸家という考え方自体が地域に根づいていないこと、そして移住希望者に対する信用が現状では低いということ、これら2つの理由が大きいと思っています。

 

ここで地域の方たちに近い存在として間に立つことができればという思いもあって始めた部分もあります。実際どのような形で移住希望者との橋渡しをするか、ということについては検討中の部分も多いですが、地元出身者とは違った視点から地域の未来を見て、サービスを提供できるようになりたいです。

 

と、そんなことも考えながら「とくし丸」で地域を回っております。

 

氷見の土地に詳しくなくても、毎日のように地域を巡ってお仕事をするので否が応でも氷見の土地に詳しくなります。移住して氷見のことをよく知りたい、氷見という土地を活かした仕事をしていきたいと考えている方にとって、とてもいいステップだと感じています。

 

氷見に移住したいけど仕事はどうしよう……とお悩みの方はぜひご相談ください!収入のこと、取り組むために必要な準備などについても詳しくお伝えできますよ。

 

東京に小さな氷見のコミュニティ誕生『Little HIMI』開催レポート

みなさん、こんにちは。みらいエンジンスタッフの藤田です。
日本全国酷暑が続いていますね。ここ氷見も名前の涼しさとは裏腹に、夏はしっかり暑いです…
四季がはっきりしていると、ポジティブに捉えていきましょう。
 


 

さて、そんななか今月の7日に東京で『Little HIMI』というイベントを開催してきました。
今年度初の東京開催イベントということで、スタッフ一同気合を入れて準備を進めてきた企画です。
イベントのテーマは、『東京のど真ん中に小さな氷見のコミュニティをつくる』。
新幹線が開通してだいぶ移動が楽になったとはいえ、東京に住まいしながら氷見の様子を知るのはなかなか難しいことでしょう。
ましてや現在進行系で起こっているまちの変化というものは、氷見に住んでいる人でさえアンテナをしっかり張っていないと把握ないものです。
しかし、氷見への移住を考えている方々や氷見・富山出身で都市圏で暮らしている方々に、私たちがお伝えしたいのはその《現在進行系》の氷見の姿です。
地元にUターンして新しい挑戦をはじめている若者、Jターンでやってきて子育てをしながら自分らしい働き方を実践しているママさん、そうした人たちの現在進行系の活動こそが、氷見の未来をつくっていくと、我々みらいエンジンは考えています。
そして、そうした人の共感者を広め、自らも実践者になろうと考える人を見つけることこそみらいエンジンの使命のひとつ。
『Litte HIMI』は東京と氷見をつないで共感と実践の輪を広げていく場として企画しています。
 


 

第1回となる今回は東京神田にあるシェア型複合施設『the c』の地下レンタルスペースをお借りして開催。
オシャレで落ち着く空間でたっぷりと交流を深めていただきます。
 

ウェブを中心とした募集により集まったのは、20~50代の15名の方々。氷見出身、氷見意外の富山県内出身、関東の出身など属性は様々です。
定刻となり会場にみなさんがおそろいになってイベントスタート!
冒頭には、ゲストさんたちから『氷見のワクワクするプロジェクト』をご紹介いただきます。
 


 

まずは今年8月に氷見市小杉で旅館『イミグレ』をオープンする松木佳太さんのプレゼンテーションから。
松木さんについては、以前の記事でもご紹介させていただいています
どうして氷見で起業しようと思ったのか、事業の裏にはどんな想いがあるのか、熱く語る言葉に参加者さんたちも聞き入っていました。
 


 

続けて『考えるパン koppe』を主催する竹添あゆみさん。竹添さんも以前に記事で紹介しています
『考えるとき yotte』というイベントを開催したり、マルシェやイベントにパン屋さんとして出店したりと、小さな赤ちゃんを抱えて市内を飛び回る姿はもはやおなじみ。とてもパワフルなママさんです。
竹添さんは氷見市での移住・子育てライフについてご紹介。家族で生活を楽しんでいる様子や、マルシェへの出展により理想の働き方に向けた取り組みができていることなどをプレゼンいただきました。
 

おふたりの発表が終わるとここから交流タイムです。
ゲストはあくまで話題提供者、このイベントは参加者みんなが主役。
発表を聞いてどう思ったか、どうしてこの会に参加しようと思ったのか、それぞれの持つ氷見・富山への想いについて存分に語り合っていただきます。
 

と、その前に。
会場にいい香りを漂わせているお料理の紹介を3人目のゲスト・相田太一さんからいただきます。
 


 

相田さんは高山で店を構えていた料理人。
松木さんからの誘いを受けて、8月にオープンする旅館『イミグレ』の料理長として事業に参画。新しい挑戦の舞台として氷見に移住してきてくださいました。
イベントでは氷見の食材を使ったスペシャルランチをご用意いただいたのですが、それがこちら。
 


 

お品書きは以下の通り。

氷見野菜のバーニャカウダ
氷見牛の握り
氷見産鮪のお造り
氷見産手作りところてん
 


 


 

食材・調理の良さはもちろん彩りも鮮やか!
こちらの料理を思い思いに手にとって、テーブルに別れて交流タイムのスタートです。
私たちスタッフもテーブルに混ざり、参加者さんの声を拾います。
 

テーブルについてお話をうかがうと「氷見への移住を検討している」という方や、「氷見で事業をしたいと思っていて人脈をつくりたい」という方など、具体的なアクションが生まれそうな声が次々と!
すぐには移住に結びつかなくても「氷見で起こっている新しいチャレンジを知ることができてよかった」という声もあり、大いに盛り上がる時間となりました。
 


 

閉会にあたって市役所からの職員募集などのお知らせと、担当課長からご挨拶をいただき無事イベント終了。
初開催ということでまだまだ改善の余地はありますが、後に続く交流が生まれた実りある一日となりました。
 

そしてうれしいことに、17日には参加者さんのひとりがさっそく氷見を訪れてくださいました。
耕作放棄地を利用した農地付きゲストハウスを展開したいというなんともおもしろそうな事業プランを持っての訪問で、市役所に相談に行かれた他、でみらいエンジンでは市内で自然栽培を実践されている方をご紹介。
新しいビジネスが生まれる予感にワクワクがとまりません。
 

『Little HIMI』は次回冬に開催予定。
できたてほやほやのコミュニティですが、継続していくことで次々と挑戦が生まれるコミュニティとなることを願って、また企画を練っていきたいと思います。
関東在住でご関心を持たれた方は引き続き情報をチェックしていただき、次回開催時にご参加いただけたらうれしいです!
 

最後に、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
次回開催時にもお会いできること楽しみにしております!!

【小久米】かまどあり〼

今回は氷見市の西部・速川地区の小久米にある住宅をご紹介します。

速川地区は移住者の受け入れに積極的な地域です。今年3月には移住希望者が宿泊することのできるゲストハウス「SORAIRO」がオープンしました。

 

 

里山に囲まれた風景を楽しむことができるカフェも併設しています。

 

 

以前には地域内の空き家を地元の方たちと一緒に巡るツアーも開催しました。これらの活動はNPO速川活性化協議会という地域自治組織の方たちが自分たちの地域の未来を考えて進めています。氷見市内でもまだ数少ない、地域が自立して豊かに暮らしていくための仕組みを持っている地域なのです。

 

 

今回ご紹介する住宅は小久米の集落の中心に近く、住宅が立ち並ぶ中にあります。

 

 

家の中に入ると、なんだかいつも見ている家と雰囲気が違うとすぐに気づきました。

玄関に並ぶ色とりどりのひょうたん。

オコジョやキジの剥製もあり、生活の延長線上にある彩りを楽しんでいた様子が感じられました。

ちょっと……いや、かなり懐かしい「文化」を感じます。

 

 

間取りは8畳の和室が1階、2階にそれぞれ4室ずつの8LDKです。

氷見の住宅としてはコンパクトな部類に入ります。

 

 

田の字になっているので、個室として利用していくには工夫が必要ですが場面によっては広い空間を作ることもできるので、外から人を招きたいという方にはオススメです。

住宅部分で強いて言えば階段が急なことぐらいで素晴らしい家なのですが、設備面ではかなりの修繕が必要かと思われます。

 

 

トイレは汲み取り式です。森寺の空き病院でも見た便器洗浄用の水鉄砲が。かなり普及している設備だったんですね。

 

 

 

風呂はタイルのピンク色が素敵。ボイラーは要修理。寒さが気になる方はユニットバスに改修してもいいかもしれませんが、このタイルを剥がすのはもったいないな……と、個人的には思います。

 

 

キッチンもレンジ台、給湯器まわり含めて更新したほうが良いかと思います。

 

 

そしてキッチン脇にある勝手口には、タイトルにも書いた通りかまどがあります。

二口のかまどでサビは見えますが使えそうです。実際に使用していないので確証は持てませんが、かまど炊きご飯が毎日食べられると思うとテンション上がりますよね。

地域で取れた野菜・米、また近くの鮮魚店で手に入る魚。素晴らしい食材が手に入る環境で健康的な生活を送ることができますよ。

速川地区を訪れ、地域の雰囲気も感じてもらった上で、ここでの生活を想像してもらいたいと思っています。

 

潮風を浴びたいなら比美乃江公園に限る!

こんにちは。
今年も高温多湿な夏が氷見にもやってきましたね。
「氷見」って文字だけ見たら涼しげなイメージあるじゃないですか。氷見に移住する前は、冬は寒くて大変そうだけど夏は涼しいかもしれない!って淡い期待を抱いていたのですが、その期待は見事にぶっ壊されました。あの時の感情を返して!

でも、そんな高温多湿な夏でも氷見の海辺の潮風は気持ちいいんですよ。
今回は、潮風を浴びる最適な場所をご紹介いたします。

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今回比美乃江公園
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