日常の中の『氷見』

以前、観光関係のお仕事をしていた時に県外からのお問い合わせに何度も対応させていただきました。
その中でも多かったのが「海越しの立山連峰」でした。

見習い相談員の岸本です。

海越しの立山連峰、と聞くと、こういった風景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

大海原と空との境界線を帯のように縁取る立山連峰。
海岸沿いを車で走っているときに、この風景に出会えたら、観光客の方だけでなく氷見市民でも心が躍ります。
「今日、山がすごくきれいだったね」と夕食の時に笑顔になるのです。
海岸からの景色ももちろん素晴らしいのですが、氷見に住んでいて生活の中でふと『氷見らしさ』を感じるのは、こんな景色だったりします。

この通りは私の通勤経路で、特別な観光地でもなく、生活の中にありふれている景色の内の一つです。
中心市街地の商店街から裏通りに入ってすぐ。そのまま観光ポスターになりそうな絶景の海と、人々の生活が入り混じる交差点のようなこの場所でこの景色を見るたびに、出勤を急ぐ足、帰路を辿る足を止めて、建物と建物の間に道幅の分だけ切り取られた海を見つめてしまいます。
そしてこの、観光名所でもなければ、オシャレストリートでもないこの場所に立った時に、ものすごく「氷見で暮らしている」ことを実感します。

ある朝の通勤中には、民家の庭先に咲いた花の木の枝で、カラスが羽を休めていました。

この辺の通りは古い民家が多くて、時代を感じさせるデザインの玄関燈や、趣のある外壁、垣根から覗く手入れされた庭の木々につい見入ってしまいます。
古くから土地に根付いてきたものや、先祖から受け継がれた家屋を丁寧に大切に扱いながら、そこに息づく人々の暮らしを感じると、先人の生き様に自然と背筋が伸びます。

東京から戻ってきたばかりの頃は、自分の中に故郷の風景として在る氷見の記憶と、目の前にある街並みが何も変わっていないことに安心しつつ、漠然と「田舎だな」という言葉しか持っていませんでした。

今では、日常の中のふとした小さな場所に、『氷見らしさ』を感じ取るようになりました。

自分の中にある故郷は、観光ポスターやガイドブックに載っているような、万人に認識されるその土地の魅力のようなものよりも、その景色の中にいた時の記憶や感情を思い出させてくれるような、匂いや温度や手触り、そういうものだと思います。
自分だけの「氷見」を見つけてみてください。
意外なところに、たくさん潜んでいるはずです。

未知(珍食材)との遭遇

日に日に気温が下がり、我が家でも暖房器具がフル稼働しています。
見習い相談員の岸本です。
テレビにもお正月特番のCMが増え始め、年の瀬を感じ始めたある日の事。
我が家のキッチンで、未知との遭遇がありました。
それがこちら。

落ち着いているように装って書いていますが、見た瞬間の第一声は
「ふぁっ……?!?!」
でした。
不思議な物体の正体は

『慈姑(くわい)』

という植物。

クワイ(慈姑、学名:Sagittaria trifolia L. ‘Caerulea’)は、オモダカ科の水生多年草であるオモダカの栽培品種である。別名(田草、燕尾草、クワエ)ともいう。

日本での主流は青クワイで、ほくほくとした食感が特徴である。デンプン質が豊富で栄養価が高く、100グラムあたりのカロリーは126キロカロリーとサツマイモに近い。 炭水化物の他にカリウム、葉酸、カテキンなどを含む。

日本では「芽が出る」縁起の良い食物と評され、煮物にしておせち料理で食べられる習慣があるため、世界でも日本で最も普及している。(Wikipediaより抜粋)

上記のとおり、おせち料理のひと品として登場する縁起の良い食材らしいですね。


画像:無料写真素材『写真AC』より

一体こんな不思議な食材をどこで入手したのかと母に尋ねたら、
「氷見産じゃないよ。神子の里で買った。車で20分くらい」
と言うので、
お隣、石川県の神子の里に、行ってきました!
神子の里は石川県羽咋市神子原町と言う場所にある農産物直売所です。
氷見中心市街地から車でなんとたったの20分。
近すぎて他県という感覚がありませんね。県内の隣市に行くより近いです。
山の方に住んでいる方なら、車で10分もかからないかもしれません。

山道を進んでいくと、県境を越えてすぐ、神子の里の直売所があります。

採れたての野菜や加工品がずらりと並んでいます。
どこの直売所に行っても感じる事ですが、この、生産者から直に届いた感がとても好きです。

こちらはイノシシ肉の加工品ですね。
ソーセージは食べた事はないので、今度挑戦してみたいと思います。

氷見にも野菜の直売所がたくさんありますが、車でほんの20分走るだけで、隣県のご当地野菜や名産品が手に入るのは嬉しいですね。

氷見は『食』が豊かと言われる事が多いですが、氷見産と神子原産、両方の食材が大した移動距離も無く、新鮮に手に入るなんて、氷見ならではの贅沢ですね。
お店の人と会話しても、氷見の言葉には無い石川訛りがあって、プチ旅行気分というか、日常の中でのちょっとした気分転換になります。

ちょうど、神子の里のFacebookでクワイの紹介が上がっていました。
やはりこの時期が旬の食材なんですね。(知らなかった……)

キッチンで遭遇した小さなサイズのミニクワイは、私のお弁当に素揚げになって入っていました。
ホクホクとした芋感の中に、シャリっと歯ごたえがあって、じゃがいもと長芋の中間のような感じです。
『食べたら幸せの芽が出る』と噂の、縁起の良いクワイ。
いつもの食卓に少し違った食材を並べてみてはいかがでしょうか?

【2/8(土)開催】『Little HIMI』vol.3 -東京で現在進行形の氷見と繋がるランチタイム-

東京のど真ん中に、富山・氷見を語れるコミュニティを! ~第3回開催決定!~

2020年2月8日(土)東京で開催する氷見市IJU応援センター主催の交流イベントのご紹介です!
※台風の影響で延期となった前回のイベント内容を一部変更して開催いたします。

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富山県の西端に位置し、「寒ブリ」をはじめとする豊富な海の幸に恵まれた食都・氷見。
人口減少、空き家問題、地方消滅……様々な課題が叫ばれていますが、
そんななか氷見では若い世代の活力によって少しずつポジティブな変化が起こってきています。
第3回目となる今回のテーマは『クリエイティブ!』。
それぞれの分野から新しい価値を発信する3名にお集まりいただきました。
もちろん、氷見にまつわるランチもご用意いたします。
おいしい食事を楽しみながら、現在進行系の氷見を知り、語り合ってみませんか?

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2018年7月に開催された同イベントの第1回目、そして2019年1月開催の第2回目では、氷見からのゲストと多数の参加者さんとの間で新しい交流が生まれ、なかには移住や開業へと繋がろうとしている方も…!

過去の開催の様子はこちらの記事をチェック!
Little HIMI vol.1
Little HIMI vol.2

移住をご検討の方や、氷見出身の方、ご縁はないけれど氷見が好き!という方、どなたでも大歓迎です。
氷見に纏わる特別なランチを食べながら、氷見について楽しく語りましょう!!

【ゲスト HIMI人】
写真家 北条巧磨

1994年・富山県生まれ。写真家。普段は機械系エンジニアとして働く傍ら、初の個展. Colour – Full .を2019年3月・氷見で開催。前例のないビアカフェ(ブルーミン)での写真展開催は、写真を通し地域と関わる手段として、新たな可能性を示す取り組みとなりました。同年7月からは氷見市へ移住し、氷見で暮らすことの魅力を、写真で丁寧に表現しています。

北条さんは、会社員として働きながらも写真家として活動中。
みらいエンジンのライターとしても寄稿いただいており、その記事でも美しい写真をご覧いただけます!
気になった方は以下をチェック!

『移り住むこと。』
 
 
氷見市地域おこし協力隊 野口朋寿

1993年、香川県高松市生まれ。富山大学芸術文化学部入学を機に富山県へ。大学では漆工芸を専門に学ぶも、卒業年次に魚の革、フィッシュレザーの研究を始めたことが氷見市を訪れるきっかけになる。2018年春に氷見市地域おこし協力隊として活動を始める。地域おこし協力隊としてまちづくりに関わりながらフィッシュレザーの事業化を目指し奮闘中。

野口さんは地域おこし協力隊として活動しながら、氷見で採れた魚の皮を利用したフィッシュレザーによる商品開発事業を進行中!
過去のインタビュー記事は以下からどうぞ!

『【ひみ暮らしインタビューVol.5】野口 朋寿さん』
 
 
ひみつカレー 仲有紀

大阪府高槻市出身。44歳

奈良、仙台、東京暮らしを経て結婚後、氷見市に移住。
子育てしながら2011年、週に一度の間借りカレー店『ひみつカレー』を始める。
その後テイクアウトカレー専門店となり、2019年6月に2店舗目となる『ひみつカレー古沢店』を富山市にオープン。
体に優しいスパイスと、旬の富山県産野菜を出来る限り使って、ヘルシーで美味しいカレーを提供することを心がけています。
また、スパイス講座やカレー教室を開催し、スパイス普及に日々努めています。

ひみつカレーといえば県内のカレー好きで知らないものはいないほどの人気店。
住宅地の片隅でひっそりと営業していたかと思えば昨年は富山市内に2号店を出店。その勢いはとどまるところを知リません。
今回のイベントでは、そんな話題のカレーを東京でお召し上がりいただけます!
氷見食材とスパイスの素敵な出会いを是非ご自身の舌でお確かめください!!

 

【スケジュール】
12:00~12:15 イントロダクション
12:15~12:35 「氷見のワクワクするプロジェクト」紹介
12:35~12:40 料理紹介~乾杯
12:40~13:30 食事を楽しみながらテーブルトーク①
13:30~14:20 テーブルトーク②
14:20~14:30 閉会

【日時】
令和2年2月8日(土)  OPEN 11:45 START 12:00 CLOSE 14:30

【会場】

シェア型複合施設『the C』
東京都千代田区内神田1-15-10 地下1F「C-Lounge」

【定員】
最大20名

【応募期間】
令和2年2月2日(日)23:59まで(定員に達し次第募集を締め切らせていただきます)

【会費】
おひとりさま 1,000円(ランチ代込) 未就学児無料
※当日会場にて受付の際にお支払いをお願いいたします。

【お申込み】
以下のボタンから応募フォームへお進みください。(Googleフォームの応募ページを開きます)

二足の草鞋は季節を尊ぶ。

先日とは言っても早1ヶ月前くらいのこと、氷見市地域おこし協力隊でありフィッシュレザー製品ブランド「tototo」のクラウドファンディングに成功された野口朋寿さんと、美味しいお酒をご一緒させて頂く機会があり、記事を書くことについてのお互いの思いを交換しました。
 

 
「記事の中に季節感が無いと、どうしても味気ないものになってしまう。」
 
魚や釣りに関する記事が多い野口さん。例えば、季節の旬な魚釣りを紹介したいと思っても、近頃のご多忙で文章をまとめる時間が無いまま、旬は過ぎ去ってしまうとか。写真も似たような題材で、今回掲載する写真は、1ヶ月半以上前に撮影した初秋の写真たち。この撮影以降の1ヶ月半は、多忙に次ぐ多忙。空き時間に少しずつ執筆作業はしていたものも、全体をひとつの記事としてまとめる時間は有りませんでした。
 
この1ヶ月半の間、どうして多忙だったのかは、またいつかの機会にご紹介するとして。今回は、ジェットコースターな日々が始まる前のお話。2019年の暦上、最後の3連休の1日、氷見の初秋を巡るプチ旅の様子とエッセイをお伝えして行きます。
 

 
前日の残業が響き、少し遅めの時間から始まった休日の朝。電動ミルで砕いた珈琲豆をハンドドリップで注ぐと、部屋の中は浅煎り豆の香りがふわっと広がり、遮光カーテンの隙間からは秋晴れの透き通った青空が垣間見えました。海側から昇るあの美しい朝焼けを、今日も見逃してしまった一抹の後悔はあるけれど、山側に沈む朗らかな夕陽を拝めることが出来たらと期待を抱くのでした。
 
朝食を終え、洗濯機を回し、掃除機と周り、シワが残る衣服が太陽の下で踊る頃には、時計の針は一筋に重なり合います。
 
ひとり暮らしの会社員は、生きているだけで忙しい。休日の半分は家事の時間で潰れてしまうから、やるせない気持ちになることは何度もあります。また、ひとり暮らしを始めてから1年半以上の間、”弁当”というものを毎日休まず作り続け、会社へ持って行っていることも、誰かに褒めて欲しいけれど誰にも褒められない切ない事実です。
 
たまには自分へのご褒美に、氷見食材を使った美味しいランチを外食しても、誰からも文句は言われないでしょう。氷見へ移り住んで以来、行きたくて行けなかったイタリアンのお店へ車を走らせることにします。
 

 
氷見産の、旬で新鮮なお野菜をイタリアン料理で頂けるお店「イタリアンキッチンオリーブ」さん。早速、オーガニック野菜の前菜料理から味わっていきます。
 

 
野菜本来が持つ旨味を、調理方法や食材の組み合わせで表現した一皿。食感や味覚から秋を感じながらひとつひとつ、食材の表情を楽しみます。
 

 

 
メインメニューは、「白エビとブロッコリーのパスタ」。氷見らしく、魚介食材とのコラボレーションが味わえるのも、この街のイタリアンならでは。ブロッコリーと白海老、野菜と魚介がそれぞれ持つ苦味と甘みが絶妙に交わり且つ、赤唐辛子がアクセントのシンプルな味付けで、この上ない幸福感を味わえる一品でした。Bouno!
 

 
ランチの終わりには、氷見産リンゴのコンフォートにバニラアイスを添えたデザート。甘さを抑えたコンフォートは、これまで頂いた食材のフィナーレにふさわしい美味しさでした。
 

 
季節ごとに変わるオリーブさんのメニュー。ウェブサイトからは、今の季節に提供されている料理を見ることが出来るので是非ご覧下さい。
 
【イタリアンキッチンオリーブ】への地図はこちら。
 

 
海と里山の距離が近いのも、氷見が持つ魅力のひとつ。オリーブさんから車を走らせること約15分。秋色に色づき始めた山道を進むと、手書きで”ソライロ”と書かれた大きな看板が見えてきました。もうひとつの行けていなかった場所は【Bed&Kitchen SORAIRO】さんです。
 

 

 
ここで堪能する秋のスイーツはこちら。
 

 
チーズタルトに添えてあるサツマイモチップは、ソライロさんのある速川地区の特産品であるサツマイモをチップスとして開発したもの。イタリアンとはまた異なる、日本に根付く風土や文化が宿った、真っ直ぐで優しい甘みを堪能しました。
 
【関連記事】
 
氷見の暮らしが体験できる!「Bed&Kitchen SORAIRO」①
 
氷見の暮らしが体験できる!「Bed&Kitchen SORAIRO」②
 
かつて氷見市地域まちおこし協力隊として、現在はお店のオーナーとして速川地区の発展に貢献されている澤田さんと、氷見のことについて少しばかりお話させて頂きました。考えが一致したのは、「氷見が旅の最終目的地になれば、、、。」ということ。どうしても、隣県へ向かう”ついで”に氷見へ立ち寄るのが旅の定番となっていて、氷見の魅力を体験する前に移動してしまうのがとても寂しいところ。
 
海側と山側の暮らしの良さ、両方をゆっくり味わって欲しいというのが澤田さんの願い。その願いを体現するかのように、1階のカフェ・レストランスペースに加え、2階にはゲストハウススペースが用意されています。これからの季節、朝陽の光でキラキラと輝く一面の銀世界は、是非皆さんにも体験して欲しい風景だとか。お店の詳しい情報は、こちらのfacebookページからご覧頂けます。
 
【Bed&Kitchen SORAIRO】への地図はこちら。
 
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ここからは、秋のドライブを楽しみながら、氷見の山側スポットを巡って行きます。目の前に迫り来る、秋めく景色に視線を移すと、あの日の記憶が蘇って来ます。
 

 
「”忙しい”という言葉は、”心(忄)が亡くなること”を意味する日本語だ。」と教えてくれたのは3年前の冬のある日。普段口数の少ない父親との会話からのひと言で、いまでも鮮明に覚えている苦しい経験から「忙しい」という認識を改めました。
 

 
あまりの忙しさとストレスから、身体も心もぼろぼろになって、燃え尽きた煙草の灰のようになった筆者。ロンドンの街の外れ、いつもは学生たちで賑わう街並みも、クリスマス休暇で皆家族のもとへ帰り、乾いた冷たい風が吹き付けるだけの街に、父親は遥か遠い富山から助けに来てくれました。閑散としたキャンパスを親子ふたりで歩きながら、久しぶりの会話が続きます。
 

 
「もう少し元気になったら、街を歩くことから始めなさい。」当時、自動車工学を専攻していた筆者にとって、デスクトップのCAD※へ1日中向かいあうのが日常で、「街を歩く」ということは、目の疲れを癒すことや心の気分転換をするくらいの行為だと当時は思っていました。
 
※設計・図面作成や解析用ソフトのこと。Computer Aided Designの略。
 
ただ、この言葉の真意は、リフレッシュの為では無かったように今現在は思えます。「街を歩く」ことは「季節を尊(たっと)ぶ」ことなのだと。そして、「心が亡くなる」ということは「季節の移り変わりを見失ってしまう」ことだと、社会人になって、そして氷見へ移り住んで改めて実感しています。
 

 
「季節」の感じ方は、人それぞれだと思うけれど、地元産の旬な食材を頂いたり、路端に咲く花木を愛でたり、刻一刻と変わりゆく天気や自然の表情を切り撮ったり、忙しなく過ぎ去る時間軸のなかで「季節の移り変わり」と向き合える瞬間がすぐ身近にある氷見の良さ。
 
今の時期であれば、枯れ葉が道端にたまり、椿の花が咲き始め、寒ブリを取り扱うお店には開店前から列を成している。そんな些細な気づきが、季節の大河に身を戻してくれるのです。3年前のあの時以上の忙しさを経験している今、過ぎ去る季節になんとかしがみ付いていられるのは、自然に富む富山県は氷見とこの街に住む人々のお陰だったと感謝しています。
 
「季節を尊ぶ」という、日々の暮らしの中ですぐに見えなくなってしまう感覚を、これからも大切に持っていたいと思います。
 

 

 

 

 
帰路の車窓からは、暖色に染まる広大な夕空が映し出されていました。地名も分からぬ田圃道の脇に車を停め、ほんの少しだけ歩くことにします。
 
すると、竹の木を肩に担ぎ歩くおじいちゃんが、反対方向からゆっくりと向かって来て、すれ違い様に「お疲れ様〜」と優しく声をかけてくれた。それが、なぜだかとても嬉しくて。短い挨拶の中に、思いやりの心が詰まっているような気がしました。
 
「沈む行く夕陽と竹の木を担ぎ歩くおじいちゃん」
 
情緒溢れる秋のワンシーンになるのでは?と踵を返しカメラを構えると、おじいちゃんは立ち止まり夕焼けを眺めていた。
 

 
「季節を尊ぶ人」はここにもいたのです。
 
年末へ向けて、さらに忙しい日々はここから始まる。不安と期待が入り混じる心持ちでも、なんとか乗り越えられそうな勇気をもらえました。
 

【栄町】便利で快適!ファミリーにぴったりの築浅住宅

「空き家」というとどうしても古民家を想像してしまいますが、こんな物件もあるんです!という代表例のような物件が入って参りました。
お値段それなりですが、その理由はこれからのご紹介をみていただければ納得できるはず!
というよりむしろ、お買い得では?とまで感じていただけるかもしれません。
さっそく物件をみていきましょう。

玄関です。
開けた途端に築浅の住宅特有の香りがします。
壁もフローリングも真新しく、新築かな?と思うほど。
こちらの物件は平成23年築なので築8年なのですが、丁寧に扱っていたのでしょう、それ以上に新しく感じられます。

リビング・ダイニングは開放的。
カウンターキッチンに吹き抜けの階段とオシャレなつくりです。

2階(と2,5階)にはプライベートな空間がたっぷり4室。
ファミリーにおすすめの理由はこれで、お子さんが大きくなってもお部屋を分けることが可能です。
それでいて階段を降りるとリビング・ダイニングに直結するつくりなので、自然と人が集まるつくりなのが素敵ですね。

お風呂場もこの通り。ピカピカとしかいいようがありません。
広々として便利そうです。

こちらの物件は他にもアピールポイントがたっぷり。
・オール電化(エコキュート370リットル)
・食器洗い乾燥機
・浴室暖房乾燥機
・タンクレストイレ
・無垢床
・エアコン5台
・全室ペアガラス
・小屋裏収納
・テラス
・専用庭
……すぐにでも快適な生活をスタートさせられますね。

周辺の様子についてもみてみましょう。

目の前は田んぼが広がっており、通りは同じような新しい住宅が数件。
このあたりは新しく開発された住宅地になるため、近所には比較的若い世帯が多くなっています。
校区の比美乃江小学校までは約650m、北部中学校までは1,100mと通学にも便利な立地なので子育て世帯にはばっちりです。さらに小さなお子さんがいる場合は「ひみ中央こども舎」が約200mとすぐそこです。
国道がすぐ近くを走っていますので通勤もしやすいですし、国道沿いにはスーパー・コンビニも多いので買い物にも便利なのがGOOD。

いかがでしたでしょうか。
筆者自身は古民家好きなのですが、あらためてこうした新しい住宅に入ってみるとそれはそれでテンションが上りますね!
特別古民家へのこだわりがなければこうした便利・快適な住宅で氷見暮らしを初めてみるのもアリです!!
ぜひご検討くださいませ。

【栄町】海辺の住宅地で穏やかな生活を

氷見市栄町は氷見中心市街地の北側に位置するエリア。
海に近い通り沿いには昔ながら商店や風情を感じさせる家々が並ぶ一方、新たに宅地開発されて新築の家が増えている地区でもあります。
今回ご紹介するのは、そんな住宅地エリアの一軒。
建物のすぐ向かいには市営住宅の団地があります。
下の写真は2階の窓から眺めた様子。団地の向こうが海という方向です。

さっそく物件のなかをみてみましょう。

伝統的な氷見の町家のつくりですね。
土間は広々として自転車を入れられる程度のゆとりがあります。
見えている和室3間の奥が庭になっており明かりが入るため、町家ならではの採光の問題もそれほど気になりませんでした。

上がってすぐの4つ連なった和室、2つ目から通り方向と反対側を撮影してみました。
もともとは手前を書斎、奥側をリビングのようにして利用していたようですね。

奥に進むとキッチンスペース。
中庭に面しており、かつ反対側にも窓があるため、とても明るい印象です。
設備的にはそのままでも十分に使えそうですが、水回りをリフォームされるとなお素敵な空間として利用できそうです。

そのまま奥に進むと和室がもう2間あります。
しかし注目はこの廊下でしょう。
写真では左手に食器棚がみえます。キッチのスペースを有効活用するための工夫でしょう。
そして奥には向かい合う座椅子と小さなテーブルが。
ここの廊下は少し広くなっており、中庭に面しているため採光もばっちり。とても居心地がよさそうです。
お住まいだった方々はここで朝食を取っていたのでしょうか。
あるいはのどかな昼下がり、お茶を飲みながら読書や談笑を楽しんだのでしょうか。
そんな空想を働かせ、自分だったらどのように使うか考える……古いお家の醍醐味はそんなところにもあるように思います。

階段を上がって二階へ。
登りきって最初の印象は、ちょっとワクワクする秘密部屋のような印象。
一室の形が隅を切ったようになっているからでしょうか。ぱっと目に飛び込んできたレトロな車が描かれたカレンダーのせいでしょうか。
なんにしてもはっきりとプライベートな空間という印象です。
奥側の部屋は寝室に、手前の部屋は趣味のお部屋に……
自分らしい空間でのんびり過ごす休日を妄想する楽しさがあります。

さて、建物ばかりでなく少し外に目を向けてみましょう。

こちらは2階の窓から建物奥側をみた写真。
中庭の様子がわかるとともに周辺の住宅の様子もわかりますね。

お向かいの団地の写真は冒頭であげましたが、ここまでの写真だとありふれた住宅地という印象を受けてしまうかもしれません。
でもそこはご安心ください。目の前の通りを大通りに出れば海はすぐそこ。

芝生広がる臨海公園『比美乃江公園』まで徒歩5分もかかりません。
住宅街での落ち着いた暮らし、気が向いたら海までお散歩。
そうそう、忘れてはいけないおすすめポイント。

海へと向かう通りには、地元で人気の定食屋さんが。
安くて美味しいと評判のお店です。
またひとつ、休日の散歩が楽しみになりますね。

他にもお魚屋さんや和菓子屋さん、お寿司屋さんなど近所でおすすめしたくなるお店がいくつもあります。
内見にいらっしゃる際にはぜひともお尋ねください。暮らしの想像が捗るように、たっぷりとご案内させていただきます。

【募集終了】ふるさとワーキングホリデーin氷見市 2020 winter

昨年から氷見市で受け入れを開始した『ふるさとワーキングホリデー』。
この冬も氷見に滞在しながら働き、地域との交流を深めたいという参加者さんを募集します。
移住を検討している方も、地方での暮らし・しごとに関心のある学生さんも、奮ってご応募ください!
 
『ふるさとワーキングホリデー』とは?(リンク先:『総務省|ふるさとワーキングホリデー ポータルサイト』)
 

 
過去の参加者のレポートは以下をチェック!
記事タグ「ふるさとワーキングホリデー」
 

 
今冬、氷見市では以下おしごとをご用意しています。
 
 

①【募集終了】『磯波風』(民宿/接客、旅館業務)

 

 
絶景の宿で働き、氷見流のおもてなしを体感!
磯波風は氷見北部・灘浦地域にある温泉宿です。
「民宿」と聞くと農家や漁師が民家を改装して営む小規模のものを想像されるかもしれませんが、こちらの宿は「旅館」のイメージが近いかもしれません。
海のすぐ側にあり、富山湾を一望できるロケーション。もちろん露天風呂もありです。
晴れた日、富山湾越しの立山連峰を眺めながらの入浴は「最高」の一言。
お料理は氷見の魚を活かしたものでこれまた最高。
湯・宿・食、そして人のあたたかさによるおもてなし。
これらを現場で学び、体感できることこそ、磯波風ワーホリの最大のウリでしょう。
参加者は宿の一室に滞在し住み込みで働いていただくことになります。市街地から離れた立地ですが、自転車貸与がありますのでコンビニまでは自転車で行くことができる他、目の前がバス停ですので町までバスで外出することも可能です。
まかない・温泉入浴の特典付きです!
 
[募集期間]2月中旬~3月末(期間内の2週間程度・応相談)
[給与]時給850円
[勤務時間]9:00~18:00 or 14:00~22:00(休憩1時間、シフトにより変動)
[休日]週1,2日(応相談)
[滞在先]磯波風の従業員宿舎
[募集人数]1名
[受入先HP]https://www.isopp.co.jp/himi/
 
 

②【募集終了】『氷見市IJU応援センター みらいエンジン』(まちづくり/記事作成)

 

 
あなたの体験が未来の移住者へのメッセージになる 暮らしのレポーター募集
こちらは、私たち「氷見市IJU応援センター」の求人です。
私たちのミッションは、氷見に移住を考えている人/移住した人を全力で応援すること。
そんな私たちの業務をきくと「ワーホリで都会からきた人にそんな仕事ができるの?」と思われるかもしれません。
しかし私たちが必要としているのは、先入観のまったくない「目線」なのです。
ふるさとワーキングホリデーというのはいわば「プチ移住」です。
そこでみなさんが体験することや、滞在中に感じる気づき・驚きは、きっと実際に移住者が感じるものと近いものであるはずです。
ですので、そうした日々の出来事を、新鮮な目線で、素直な言葉で、綴っていただければと思います。
それはきっと、氷見に移住を考える誰かの背中を押すものとなってくれることでしょう。
未知の体験・人との触れ合いを素直に楽しめる方のご応募お待ちしております!
 
[募集期間]2月中旬~3月末(期間内の14~21日間)
[給与]時給850円
[勤務時間]9:30~18:30(休憩1時間)
[休日]水・木曜
[滞在先]移住体験施設(貸し布団台4,000円のみ負担、定員あり) or 市内民間宿泊施設(宿泊費補助により1泊あたり1,000円)
[募集人数]最大2名
[受入先HP]https://himi-iju.net/
 
 

③【募集終了】『ひみ番屋街(氷見まちづくり株式会社)』(まちづくり/記事作成)

 

 
県内最大級の集客施設 道の駅『ひみ番屋街』をPR!
氷見の海辺にある道の駅『ひみ番屋街』は県内最大級の来客数を誇る商業施設です。
公園・温浴施設と隣接しており、新鮮な氷見の魚を買うこともできることから、観光客を中心に連日市内外から多くのお客様が訪れます。
氷見まちづくり株式会社では、この道の駅の運営のほか、直営の店舗、温泉施設『総湯』、ECサイトの運営など多岐に渡る業務を行っています。
ふるさとワーキングホリデーに参加された方には、ご相談の上、イベントの補助や店舗スタッフとしての接客をお願いする他、WEBに通じている方には既存サイトやSNSを活用した情報発信や、より多くの方に氷見の魅力を伝えるための企画を行っていただきたいと考えています。
(以前の受け入れの際には、施設内で様々な業務に携わりながら近隣を自分で巡ってマップ化するという成果を残しました!)
参加者さんの希望やスキルに合わせたお仕事内容となりますので、日程も含め気になった方はまずお気軽にご相談ください!
 
[募集期間]2月~3月末
[給与]時給850円
[勤務時間]相談により決定
[休日]相談により決定
[滞在先]移住体験施設(貸し布団台4,000円のみ負担、定員あり) or 市内民間宿泊施設(宿泊費補助により1泊あたり1,000円)
[募集人数]1名
[受入先HP]http://himi-banya.jp/
 
 

その他募集先情報は順次公開予定!!

 
 

《受け入れ体制》
 
[宿泊先](応募時相談により決定)
・市内民間宿泊施設利用の場合
→ 4,000円/泊の宿泊費補助
※市内中心部の宿の場合素泊まり1泊5,000円(実質負担1,000円/泊)
 
・運営事務局(氷見市IJU応援センター)管理の移住体験施設『まちのトマル場』利用の場合
→ 寝具リース代+清掃代3,000円
※寝具リース代参考:14泊4,000円、15泊~1ヶ月4,500円
 
[旅行保険]
事務局にて負担し、旅行保険に加入していただきます。
 
[その他自己負担費用]
・氷見までの交通費、氷見での生活費については自己負担をお願いしています。
 
 
《応募/受け入れ決定までのステップ》
 
・説明会に参加/HPなどで情報収集

・センターに問い合わせ/専用フォームからエントリー

・事務局から返信/条件確認

・受け入れ先で書類選考

・企業との電話面談(必要に応じてWEB面談)

・双方合意ならマッチング成功! 調整の上受け入れへ
 
 
《お申込み》
以下のボタンからエントリーフォームに情報をご記入の上お申し込みください。(Googleフォームへ遷移します)

 
《お問い合わせ》
『ふるさとワーキングホリデーin氷見市』に関するお問い合わせは、運営事務局の『氷見市IJU(移住)応援センター みらいエンジン』まで。
電話・メールでお気軽にお問い合わせください。
 
氷見市IJU(移住)応援センター みらいエンジン
 
TEL 0766-54-0445
MAIL info@himi-iju.net
 
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