食卓の上にある季節

おうち時間、何をして過ごしていますか?

みらいエンジンスタッフ、そしてアニメオタクの岸本です。
筆者は元々お仕事の日以外は部屋から出ないので、おうち時間は通常運転です。
そんな引きこもりのプロ、筆者の楽しみは、ゆっくりと丁寧にお茶を淹れて美味しいおやつと共にティータイムを満喫すること。
先日公開されたデリバリーシステム『ヒミイーツ』では、お食事だけではなく、パンやお菓子のお店もあります。
たくさんの魅力的なお店の中から、今回気になったのはこちら!

お気付きでしょうか?
画像内の美味しそうなスイーツに添えられた、彩り豊かな花を。

これは撮影用の演出ではないのです。
こちらのお店「Cafe la liberte NAMI」さんの手掛けるスイーツは全てエディブルフラワー、つまり「食べられる花」が使われているんです。

こちらは、3月上旬に市内にあるナミさんのカフェを訪れた際の写真。

抹茶のケーキです。
見た目で華やか、味も美味しい。
そんなスイーツが自宅でも楽しめるんです。

テイクアウトをした場合も、ご覧の通り。

ケーキだけではなく、フルーツやお花が添えられていました。
せっかくのなので、お皿に盛りつけました。

盛りつけたと言っても、ケースから出しただけです。それでも、この映え。
お皿の上に春が来たみたい。
ちなみに、エディブルフラワーの味はというと、しっとりとしていて柔らかなお野菜に近い感覚です。
まだ食べた事ないという方は、ぜひこの機会に味わってみて下さい。

お花見にも行けないこの春、お皿の上でのお花見。
外出を控えなければならないこの時間の中で、季節を感じさせてくれるものはやはり風景や、花や木々の色の移り変わりだと思うのですが、食材もその一つであると思います。
新鮮な旬の食材って、味や色だけではなく、その季節の空気の匂いまで味わわせてくれる気がします。

そんなわけで、
『不要不急の外出は控えSTAY HOME』という大義名分を得て、引きこもりに磨きがかかった筆者。
この機会に、これまであまり積極的にやってこなかった料理にも挑戦してみようかとキッチンに立ってみることにしました!
使うのは、もちろん春が旬の食材。

富山湾の宝石、白エビです。
『待ちに待った富山の味』『白えび解禁』
全県民が待っていたといっても過言ではありません。

今では富山が誇る名産品のひとつに並び、北陸新幹線に乗って食べに来る人も増えましたが、
実は白エビは、昔は市民権が無くて、桜エビの代用品として扱われたり、出汁を取るためだけに使われたりしていたそうです。
それが今では『富山湾の宝石』と呼ばれるまでになるなんて。
筆者が氷見の観光のお仕事に就いていた時も、白エビに関するお問い合わせがとても多かったです。
氷見では白エビ漁を行っていないのですが、県内で水揚げされた朝とれの新鮮な白エビも、氷見市内のスーパーで手に入ります。

近隣の市の特産品も当たり前に生活の中で手に入るのは、ありがたいことですね。

白エビと言えばかき揚げです。
薄くスライスした玉ねぎと一緒にたっぷりの白エビを絡めて揚げます。

衣をつけたら油へ

油の跳ねる音と共に、美味しそうな匂いが立ち込めてきました。
ご飯の上に乗せて、タレをかけたら完成です。

旬の白エビは身が大きくて、ぷりぷりとふわふわの中間のような、何とも言えない柔らかさの中にある甘みと香ばしさとが同居していて、思わず富山湾に感謝したくなりました。
面倒な背ワタとりや殻外しが無いので、料理初心者の筆者にも簡単に調理が出来ました。

素揚げしてさっと塩を振るだけでも超絶美味なのでおすすめです。
揚げ物を目の前にするとビールを欲してしまうのは日本人のDNAに深く刻み込まれた食欲システムなのでしょうか。
抗えない……腹の虫がビールを寄越せと激しく鳴いている……!

お酒が進みすぎるので、注意が必要です。

そしてこの白エビを使った料理もヒミイーツ対応店にありますので、ぜひ色んなお店のメニューを開いて、チェックしてみて下さいね。

白エビが終わる頃には、夏野菜や夏の魚、そして鮎釣りの解禁と、食の楽しみがまだまだ続きます。
旬の食材を口にした時の、身体の中に季節の欠片を取り入れた感覚を楽しみながら、家庭の食卓から季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

変わるもの。変わらないもの。

皆さん、こんにちは。写真家の北条です。
 
昨年2019年7月から氷見市に移り住み、継続的に行っている本サイトでの執筆活動も、今回の記事を含め9本となりました。日頃から、記事を読んで下さっている皆さんへ感謝申し上げます。
 
文章を書くことは、写真を撮ることと同じくらい好きな行為で、今では生活のルーティーンのひとつになっています。また、氷見市での「暮らし」を基本テーマとした記事を、月に1回執筆する時間は、自身の心の変化と向き合うという面でとても大切な時間だと捉えています。その上で、先月の執筆活動から今月に至るこの期間、新型コロナウィルス感染拡大の影響が本格化すると共に感じた、筆者の心境や価値観の変化は、ここに書き留めておく必要があるとも同時に思いました。
 
今回のコロナショックを受けて、まず念頭に浮かんだのは「この状況下で、自分は一体何が出来るのか?」という問いでした。楽しみにしていたイベントが開催中止になり、世の中のエンターテインメントが次々と減っていく日常に、東日本大震災の時と似た心の痛みを覚えました。当時学生だった筆者も、9年後の今は、影響規模はまだまだ小さいものの、いちメディアの人間として情報を伝えたり、いちクリエーターとして面白いもの・感動するものを届けたいと願ったり、いわゆる「生活必需性がないもの」を扱う立場の人間として、この困難をどう向き合ってきくか?”当事者”として考え続けています。
 
それらを踏まえた上で、今回痛感したことのひとつは、「何も変えることが出来ない」という自分の”無力さ”に気付くと同時に、改めて「自分が出来ること」を見つめ直し、地に足をつけて堂々と行動するということでした。言い換えると、変化を強いられ困難な状況に面している人々へ向けて「救いの手」を差し伸べることは到底出来ないし自分自身に力は無いけれど、今この時代に生きる「ひとり」の”フィルター”を通して、誰かひとりにでも「何かを」真摯に届け続けることが、とても大切だと実感しました。
 
筆者にとって、それは”写真”でした。
 
2020年の春、この街の様相を”記録写真”としてここに残します。
 
麗らかな季節の風景を眺め、少しでも心が安らぐひと時になることを願っております。
 
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暮らしの中で、初めて経験する氷見の桜はとても綺麗で、いつまでも眺めていたくなる程の美しさでした。写真からでも、桜の木々の力強い生命力がひしひしと伝わってくるようです。しかしながら、桜の立場からすると、いつもと変わらない季節の軌跡を辿っているだけなのかもしれません。
 
純粋に自然を愛で生きることの価値観を、私たちはどこかに置き忘れてしまっていたように感じます。
 
これから更に変わりゆく時代のなかで、変わらない暮らしの「一部」があるのならば、私たちはそれらを大切に、大切に守っていきませんか?
 
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今この瞬間も、必死で頑張っているあなたへ、感謝とエールの気持ちをお送りしたいと思います。
 

【コーヒーハウス・マイケル】「懐かしい」は居心地が良い

つい何週間か前まで都会に住んでいた私にとって、飲食店とはただ食事をする場所でした。
しかし、氷見に来てから私にとってそれは、店主とのちょっとした会話を楽しみ、心からリラックスする場へと変化したのです。

この変化が起きるきっかけの一つがマイケルさんでした。

移住して間もない時、私はどこへ行くのも緊張しており、マイケルさんにいった時もそれは同じでした。

お店の中に入ってみると初めてなのになぜか懐かしい印象。
店主さんはどんどん話しかけてくるのではなく、料理の合間に優しい笑顔で話しかけてくれる感じでした。
そして私はいつの間にか自然体で食事とコーヒーを楽しんでいたのです。

なぜこうもリラックスしていられたのか、自分でも考えつつ店主さんにお話を伺ってみましたのでご覧下さい

ーー中央町商店街で喫茶店をやろうと思ったきっかけはなんですか?
店主:お喋りが好きだったから! 当時ママ友とゆっくり話せる場所が欲しくて始めました。
氷見は漁師町だからそのうち漁師さんやサラリーマンのお客様が増えて、しっかりした食事もある今の形になっていきました。

ーーお店のコンセプトみたいなものはありますか?
店主さん: ママ友向けに始めた時から、来てくれた人には安らげる場所を提供したいと思ってたかな。
漁師さんやサラリーマンのお客様が増える中で、いつも忙しくて娯楽とかができない方のために当時人気だったテーブルゲームなどを置くようになりました。


取材日にもテーブルゲームで遊びにきたお客様が!

そして、ここでマイケルを始めるきっかけにもなったママ友さんが登場!!
お店で飾れる手作りの置物を持ってきてくれたみたいです。
本人の写真はNGとのことでしたが置物は撮らせていただけました!

すごいクオリティですよね!!

何十年もの付き合いということで、せっかくなのでママ友さんにもお話を伺ってみました。
ーー店主さんはどんな方ですか
ママ友さん:誰にでも分け隔てなく接してくれる人! 長い付き合いの私もお客さんとして接してくれるし、他のお客さんにも全員同じように優しく接してくれるところが好き!

他の席にいたお客様もうんうんと頷いています。
店主さんはとても恥ずかしそうでしたが、これには私も納得です。
「私が初めて訪れた時、他の常連さんと同じように接してくれたから初めてきたお店のように感じなかったのか。」
「その優しい気遣いが私にどこか懐かしいような印象を与えたのだな。」と腑に落ちました


みなさん自分の家のようにくつろぎ、世間話をしています。

話が変わりますが、新型コロナウイルスの影響は受けていますか?
店主:かなり受けています。お店も閉めなければと思うけどこの店を楽しみにしてくれている人もいるので難しいところです。今は消毒や換気に気を使って営業しています。

ーー今後テイクアウトやヒミイーツの利用など考えていますか?
店主:お店を回しているのが私一人だから新しいことに手が回らない状態です。でもこんな状況だからお客様からご要望があればできる限り応えたいと思っています。

ーー最後にこれからのマイケルさんや商店街について何かお願いします。
店主:商店街のお店の中には跡継ぎがいない高齢の方が経営しているお店があります。私も含めそういった方々は歳を取るごとに元気がなくなっているのでそこは心配です。でも跡継ぎがいるお店や若い方が始めたお店もあるので悪いことばかりでもないと思っています。
個人としてはお店に来てくれる人がいる間は頑張ってここでやっていきたいと思っています。

取材が終わり帰り際に「美味しいからぜひ食べて。」と氷見うどんを渡してくれました!
こちらは氷見の名物ですがまだ食べたことがなかったので大興奮です!!
移住したばかりの私のことを気遣って頂き、涙が出そうです。。
本当にありがとうございます!!

今回の取材で店主さんの気遣いを知り、お客様に愛される理由が分かった気がします。
そして私自身、地域おこし協力隊として氷見市にやってきましたが、誰かの力になるよりもこうして力を分けて頂くことの方が断然多いです。
このような方々に少しでも恩返しができるように一層頑張らなければと心から感じました。


こちらが私のおすすめ、焼きチーズカレーです!
みなさんも感染拡大を乗り越えた暁にはぜひマイケルさんに行ってみてくださいね!!

【コーヒーハウス・マイケル】
氷見市中央町14−4

【市内の飲食店を応援】『ヒミイーツ -Himi Eats-』・『おうちで○○』のご紹介

こんにちは、みらいエンジンの藤田です。
こちらのホームページは「氷見への移住を考えている方に向けた情報の発信」を行う場です。ですので、普段はお店の紹介をしても、観光スポットの紹介をしても、そこに「暮らし」の視線を加えることを心がけてきました。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受けて不要不急の外出自粛が続き、「どうぞ氷見にお越しください!」と言えないこうした状況下では、どのような情報発信を行えばよいか/行うべきかについて頭を悩ませています。

そうして頭を悩ませた結果…今回ばかりは少しそこから脱線させてください。
今回ご紹介するのは市内で行われている、店舗を応援する取り組みについてです。
外出自粛の影響を真っ先に受ける観光・飲食業を支援しようと、民間・行政が垣根を超えて新しい取り組みを行っています。
ありがたいことにみらいエンジンの記事は、市内の方や隣接する市町村の方々にもご覧いただいていおりますので、そうした取り組みをご紹介することで、微力ながら応援していければと考えています。
苦しい状況にある事業者さんたちは、みなさん氷見の魅力をつくり出すかけがえのない存在。感染拡大を乗り越えた未来の氷見にこうしたお店が残り、移住者さんが笑顔で訪れることができますよう、心から祈り応援してまいります!

さて、前置きが長くなりましたが、ご紹介に移ります!
まずは『ヒミイーツ – Himi Eats –』。
市内のテイクアウト・デリバリー可能店舗をまとめたサイトです。

みらいエンジンHPでも過去ご紹介している『移り住みたくなる宿 イミグレ』の松木佳太さんが発起人として立ち上げたもので、協力店舗を募りながら行政とも連携して運営されています。

ユーザーとしては昼営業/夜営業や和食/洋食/弁当などカテゴリ別で検索できるのがうれしいところ。
いつも通っているあのお店、気になっていたあのお店…選ぶ楽しみが味わえるサイトになっていますので、ぜひご覧ください!

またこちらのページでは4月19日月曜日からの1週間『ヒミデリ』という宅配サービスが試験的に受け付けられます。
注文方法は至ってかんたん、『ヒミデリ』対応店舗からお店を選んで、『ヒミデリ』センターに電話を一本かけるだけ!
普段は配達をしていない店舗でも、気軽に注文し自宅でその味を楽しむことができます。
そしてなんとこちらのサービス、配送料は“無料”。
あくまで実験段階ということもありますが、市内に拠点のある平和交通さんのご協力があって実現したものだとか。
対応の速さはもちろん、一丸となって氷見のお店を守ろうという気持ちに心打たれます。
実験期間中は前日までの注文が必要とのことですが、折角の機会ですのでぜひご活用ください。

そしてもうひとつ。
氷見商工会議所でも同様にテイクアウト・デリバリー可能店舗を紹介しています。

「おうちで○○」ご紹介ページ

こちらのページも続々と掲載店が増えており、なかにはおうちで「DIY」という変わり種も。
岸田木材さんのこちらの商品は、テーブルやイスのDIYキット。外出自粛で家にいる時間に、氷見産の杉材でDIYをして過ごしてみてはという提案です。
自粛が続くと気持ちが落ち込みがちになりますが、こうした発想で新しいことに挑戦し、楽しく乗り越えたいものです。

また、氷見商工会議所さんはこうした情報をFacebookでも積極的に発信していらっしゃいます。

Facebookを利用されている方はぜひフォローして、まだ知らなかったお店を利用するきっかけとしていただければと思います!

ひとまず以上となりますが、今後もこうした情報があればホームページやFacebookで発信して参ります。
また、すべてのお店をとはいきませんが、みらいエンジンとしても市内のお店を紹介する記事も増やしていければと考えています。

それにしても…おいしそうなメニューの写真ばかりみていたらおなかが空いてきました(笑)
今日はどこのお店のテイクアウトを頼もうか、魅力的なお店ばかりで悩んでしまいます……
大変な状況は続きますが、氷見の豊かな「食」を楽しみ、応援しながら、明るく過ごしていきましょう!
そして移住をお考えの皆さん、この時期を乗り越えたらぜひ氷見へその味を確かめにいらしてくださいね。

休日、氷見人はどこへ ~山の幸編~

春です。もう春です。
朝夜はまだ肌寒くて暖房器具の欠かせない氷見市でも、日差しや草花の彩度はすっかり春色です。

みらいエンジンスタッフの岸本です。

先日、ふるさとワーキングホリデーに来ている学生さんと話していて、こんなことを聞かれました。

「氷見の方々は、お休みの日はどこにおでかけしているんですか?」

素朴な質問に筆者は「えーと……」と言ったきり、答えることが出来ませんでした。
なぜなら筆者は何度か記事の中でも書かせていただいているとおり、アニメとゲームをこよなく愛するオタクなので、休日は家に引きこもってアニメゲーム三昧という不健康極まりない生活を送っている生き物なのです。
氷見には海もあるし山もある。
しかし画面の中の世界に夢中になり、引きこもっているオタク、それが私です。

次にもしまたワーホリの学生さんに同じ事を聞かれた時の為、大正解100点満点の模範解答をいくつか用意しておこうと決意し、我が家のアクティブマン・母に「オタク以外の氷見人は休日何してるの?」と聞いてみたところ、
「今度の週末、山菜採りに行く」とのお言葉が!
流石、我が家のアクティブ代表。
そんなわけで!
そろそろタケノコが出てくる季節なので、と母の知人にお声がけいただきまして、市内のとある山へお邪魔しました。

春といえど山の中はまだまだ寒かったです。

竹林の中を進んでいくと…

ちょこんと顔を出したタケノコを発見!
地面の中の根っこ部分を断ち切るようにして鍬を入れ、掘り起こします。

掘り起こしたタケノコは、昆布と一緒に味噌煮にしました。

筆者にとってタケノコといえばこの味噌煮が定番中の定番ですが、これが富山県の郷土料理だということを県外に出て初めて知りました。
誰しも一度くらいは経験があるのではないでしょうか。
全国共通だと思っていた食や言葉やルールが、地元特有のものだと気付く瞬間。
思い出しますね……東京に出て間もない頃、おぼろ昆布のおにぎりが郷土料理だと知らなくて、都内のコンビニで探し回った時のことを……
離れてみて初めて気付く地元の良さや癖はたくさんありますが、これもそのひとつですね。

さて、タケノコをゲットした後は、山菜!
美味しそうなわらびを発見しました。

煮物にしてもいいし酢の物もいいし、とヨダレを垂らしながら悩んだ結果、昆布〆(こぶじめ)にしました。
富山県民はなんでも昆布〆にします。
お魚だけでなく、豆腐も、ローストビーフも、なんでも昆布〆。
わらびを昆布〆にすると、ほどよく昆布の香りと塩気がわらびにしみこんで、お酒がすすみまくるので大変危険な美味しさです。

うっかりしていたら見過ごしてしまいそうなこちらは山三つ葉。

おひたしにしました。
素材の味がしっかりしているので、さっと茹でて、鰹節と醤油を少しかけただけでじゅうぶん。
キュッキュと音が鳴りそうな歯ごたえと、三つ葉特有の爽やかな風味。
もう、口の中が一気に春です。春が広がります。

そういえば、東京に住んでいた頃は、春に山菜を買って食べるという事を全くしていなかった気がします。
食に対してあまり興味を持っていなかったから?それとも高価に感じていたから?
考えてみたら、意外な答えに辿りつきました。
我が家では、山菜は山で摘んで入手するものだったので、スーパーで買うって事を思いつきもしなかったんです。
春になると母が「○○さんの山で山菜採ってきた」と言って、袋にいっぱいの山菜を調理していました。
その記憶しかなかったんです。まさに「山の恵み」ですね。
それは今でも変わっていなくて、こうしてタケノコが地面から顔を出し始めると、タケノコ堀りのお誘いをいただいたり、御裾分けでご近所さんから貰ったり。
土が付いたまま新聞紙に包まれたタケノコや山菜を受け取るたびに、あぁそうだ氷見ってそういうところだった、我が地元って、そういう場所だったと気付かされます。
そうして調理されて食卓に並んだ時に、腹を満たしてくれるのは、食材の味や量だけではなく、おすそ分けしてくれた人の笑顔だったり、山で摘み取った時の土の匂いや風の涼しさといった思い出だったりします。
それは画面の中には無いものなので、オタク、時々は二次元世界をお休みして、三次元世界での休日の過ごし方を広げてみようと決めました。

春の街歩きで氷見を感じる。

こんにちは、地域おこし協力隊の藤田義史です。
IJU応援センターのスタッフに同じく藤田さんがいらっしゃるので、私のことはよっくんと呼んで下さい!

さて、長い冬が終わり待ちわびた春が来た!ということで今回は春の街歩きの様子をご紹介したいと思います!

私は氷見初心者ということで、2年前に藤田さんが掲載した街歩きの記事を参考に歩いて行きます。
2つの記事を読み比べるのも楽しいと思いますので是非チェックしてみてください!!

まちあるきのススメ! 氷見の暮らしを感じる散歩コースをご紹介

それではよっくんが送る春の街歩き、スタート!

まずはIJU応援センター真裏の道を上庄川方面に進んでいきます。
この辺りは氷見の昔ながらの町屋が並ぶエリアで、移住者である私にとってはかなり見応えのある道になっています。

小路を進んでいくと上庄川にぶつかります。
上庄川に架かる北の橋には「笑ウせぇるすまん」でおなじみ喪黒福造の銅像が。

このように、氷見市比美町から中央町にわたる商店街のまんがロードのあちこちでは藤子不二雄Ⓐ先生が生み出したキャラクターたちが町に彩を与えてくれています。

今回は商店街をIJU応援センター方向に戻り、桜を見るために朝日山方向に進んでいくことにしました。

毎朝出勤時にこの商店街は通っていますが、街歩きとして改めて商店街を通るといつもとは違う雰囲気を味わうことができますね。

みらいエンジン前の交差点に戻ってきたら市役所方面に歩き、朝日山を目指します。

幸町(東)の信号を左折すると目に入ってきたのはハッピータウンの看板。
お店の由来は幸町という町名からきてるそうですよ。


せっかくなのでお店の前まで行ってみると、どんどん焼??
初めて見ました。。
調べてみると、どんどん焼とは日本各地にあるみたいですが形や具材は地域によって違うようですね。
富山県ではお祭りなどの際に出店で売られる定番の品みたいです!

運よく本日までの販売ということで、街歩きのお共に1つ購入しました。


人生初のどんどん焼をいざ、実食!
甘しょっぱいソースと生地の味わいが絶妙でとても美味しい!
具材は納豆昆布、乾燥小エビ、鰹節、青のりととてもシンプルです。
とても気に入ったので、おやつとして今度家で作ってみようかなとか思ったり。

どんどん焼も食べ終わったところで街歩き再開!
ハッピータウンの看板まで戻り、朝日山公園下の信号を直進します。
少し歩くと歴史を感じる土蔵造りの建物が見えてきます。

この建物手前を右折し、小さな通りを進んでいきます。

通りを進むと現れるこちらの階段を登れば朝日山公園!!
写真で見るととても辛そうな階段に見えますが、急な坂ではないのでゆっくり登れば大して疲れませんよ。

そして階段を上り切ると出迎えてくれるのは見頃を迎えた桜の木々!

遊具がある側を後回しにし、噴水の方へ行ってみます。

少年が抱えているブリの口から水が噴出されていて、とてもシュールです。こういった地域の遊び心を感じれるのも街歩きの醍醐味ですね。

公園内の様子はこんな感じです。

結構広い公園で一面を桜の木に囲まれているので、清々しい気分になれます。
私も子供たちのように無邪気に走り回りたい!という気持ちを制御し、展望台へ向かいましょう。

展望台からの景色はまさに圧巻。

ここまでの疲れが吹き飛ぶ景色です。先ほどまでいた公園もこんなに小さくなっています。

そしてこちらがよっくん渾身のパノラマ撮影。
立山連峰が見えないのは残念ですが桜、町、海のコントラストは中々貴重なものではないでしょうか。

満開の桜を目に焼き付けたところでお次は上日寺に向かいます。

先ほどまでとは打って変わって竹林の緑が優しく包み込むように視界に入ります。

こちらが上日寺の本堂。
圧倒的な存在感があたり一帯を神秘的な空間にしていて、個人的には本日で1番のお気に入りスポットです。
さらに、こちらのお寺境内には上日寺のイチョウという樹齢1000年以上とされている立派なイチョウの木が生えています。

樹齢は1000年を超えていますが、秋になるとイチョウの実が沢山成るということで秋にまた見にきたいと思います。
自然のパワーをたっぷり頂いたところでもう少し歩みを進めます。

上日寺を湊川にぶつかるまで下り、そのまま湊川沿いを下流方面に歩いて行こうと思ったところ、素敵な遊覧船を発見しました!

写真を撮っていたところ、声をかけて頂き、お話を伺うことができました!

氷見では毎年春に天馬船を使った船渡しのイベントがあるのですが、今年はコロナウイルスの影響でイベントが中止になってしったそうです。
しかし、こちらの天馬船はアメリカの木造和船研究家であるダグラスさんが氷見で学び、制作された天馬船らしく、せっかく作って頂いた天馬船だからということで試運転のような形で船を使用していたみたいです。

私も実際に天馬船の操縦を体験させて頂きました。
想像以上に操作が難しく、かなり苦戦しましたがとても貴重な経験ができました!何より川から見る桜も風情があり、来年船渡しのイベントが開催されたらまた乗ってみたいと思います!

帰り際には伊勢さんという方から筍と昆布の味噌汁を差し入れて頂きました!

こんなに大きな筍を入れても一切えぐみがなくてびっくり。
お昼頃の時間であったこともあり、何杯もおかわりしてしまいました(笑)
伊勢さん、ごちそうさまです!!
氷見の人が持つ魅力がこのシーンに凝縮されているような気がしてとてもほっこりしました。

さて、街歩きの最終地点は「Beer Cafe ブルーミン」さん。


店内も完全に春仕様になっています。
そしてなんと、「Beer Cafe ブルーミン」さんは本日が開店2周年記念の日なのです!!

2周年記念ビール“They were born”
ビール欲を掻き立てるネーミングセンスで興奮します。。
今すぐ飲みたい気持ちを抑え、夜用に湊川エールと合わせて2杯購入しました。

本日はここからIJU応援センターまで商店街を歩いて、街歩き終了!
朝日山公園の桜を始め、氷見の春を堪能できただけでなく、新たな出会いもありとても充実した街歩きとなりました!

追記
家に帰ってからブルーミンさんのビールを頂きましたが、今まで缶ビールばかり飲んでいた私は感動のあまり声が出ませんでした。。
ビール好きな方も、そうでない方も是非一度試してみてください!!

【中央町】商店街で営む暮らし・商い

今回ご紹介するのは中央町商店街にある店舗兼住宅の物件になります。

私たちの事務所である「まちのタマル場」があるのもこの中央町商店街。商店街に並ぶ建物の多くは防災共同ビルという特徴的なものとなっています。
こちらの商店街も全国の例に漏れずシャッターが目立つようになり、かつてのにぎわいは失われつつありますが、マルシェの開催をきっかけに若い移住者さんがパン屋をオープンするなど新しい動きもみられるようになっています!
パン屋さんについては「氷見市IJU応援センター・みらいエンジン」HPの記事でもオープンまでの流れをご紹介していますのでよろしければご覧ください。
街の変化と共に。<考えるパンKOPPEができるまで>


それでは早速、物件の方を見ていきましょう。

ドアを入ってすぐが店舗スペースになっています。
元々こちらでスナックを経営していたということでなかなか雰囲気のある内装になっていますね。

照明がかなりいい味を出しています。とても居心地の良いスナックだったんだろうな〜

店舗スペースの奥がリビングになっているのですが、こちらはリフォームされていてとても綺麗です!


この感じだと1階はほとんど手を加えずに使用することができそうですね。

続いては2階のご紹介です。


2階には6畳程の部屋が3つあります。
表から見た際にコンパクトな物件の印象だったのですが、ここに来てとてもゆとりのある物件なのだと驚きました。


そして当物件は風呂なしということでしたが、こちらに手を加えればシャワー室などにできそうです。

3階の様子がこちら。
15畳程の広々とした洋室と和室の2部屋があります。

和室からはベランダに出ることができます….ん?階段??
ということは…

そう。なんとこちらの物件は屋上まで上がることができるのです!

いい眺め!!
1枚目が海側、2枚目が山側の景色です。
取材日は天気が曇りでしたが、天気がよければ立山連峰も自宅から眺めることができます。

屋上では洗濯物を干すことができますし、テーブルと椅子を運べばこの景色の中で食事を楽しむこともできそうです!

さて、最後にこちらの物件が商店街にあるということで、ご近所さんを紹介したいと思います。
お隣にあるのは食事処「よしだや」さん。

筆者も事務所が近く、よく利用させていただきます。

そして水曜、土曜日のみの営業で、大行列ができていました、冒頭でもご紹介した「考えるパンKOPPE」さん。

できたてのパンをもとめて多くのお客さんでにぎわっています!

今回ご紹介した物件で、素敵な仲間と一緒に商店街での暮らし・商いを考えてみませんか?

【自己紹介】初めまして!藤田義史と申します。

初めまして。
この春から地域おこし協力隊・移住支援員としてみらいエンジンで働くことになりました藤田義史です。

1997年生まれの神奈川県川崎市出身です。大学は東京都の帝京大学外国語学部に通っていました。
大学入学まではサッカーにのめり込み、今でも年に数回は昔のチームメイトと集まりボールを蹴っています。

私は大学在学中に島根県雲南市の「イイトコ発見プロジェクト」を見学させて頂く機会があり、過疎化が進む地域が抱える様々な問題を知りました。
そして、そのような中でも地域の方と外からきた若者が協力して行う町づくりの熱量に惹かれ、私も地域おこし協力隊として地方創生のチャレンジをしようと決意しました。

氷見市を活動の地に選んだのは最も関心があった空き家問題について隊員の募集があったこと、そして海があり山があるという地理的な魅力を感じたからです。

元々氷見市どころか富山県にも訪れたことのない私がそんな理由で簡単に決めていいのかと不安な気持ちもありましたが、今は氷見市を選んでよかったと感じています。
商店街を通ればすれ違う皆さんが笑顔で挨拶を交わしていますし、私が住んでいるアパートの大家さんは近所にあるパン屋さんがとても美味しいよと差し入れを下さいました。
引っ越してきてまだ数日ですが氷見の人の暖かさの一端に触れ、充実した時間を過ごすことができています。

こちらの写真は借りてるアパートのバルコニーでとった写真で、お気に入りの一枚です。
晴れている日は立山連峰もよく見えるこの場所で毎朝コーヒーを飲んでいます。

これからみらいエンジンで皆さまのお役に立てるよう日々勉強しつつ、氷見暮らしを楽しんでいきたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します。

【中田】ロマンがたっぷり!海辺のトレーラーハウス

中田は氷見市北部の沿岸部に位置する地域です。
海岸沿いには能登へと抜ける国道が走っており、天気の良い休日にはバイクや自転車でのツーリングを楽しむ人の姿も数多くみられるなど、氷見を代表する景観が楽しめるエリアとなっています。

今回ご紹介するのはそんな中田の海沿いにあるトレーラーハウスです。
トレーラーハウスとはその名の通り車に引っ張られて進む付属車(トレーラー)を居住用に改装したもの。
こちらの家にもちゃんと連結部分が残っていますね。

この物件のおすすめポイントはなんと言っても目の前に広がる海です!

玄関を開けると目に入るこの絶景!
左に見えるのは氷見市にある無人島の一つである「虻ガ島」(あぶがしま)、右手に見えるのは史跡として有名な「洞窟居住跡」がある大境地区です。

向かいの防波堤の脇にはビーチに出られる階段が。


こんなに綺麗な海岸もほとんどプライベートビーチ状態です!

続きまして、お家の中はこのようになっています。

写真では所有者さんの荷物が多く残っていますが、成約時にはもちろん撤去した上でのお渡しとなります。
中は決して広いわけではありませんが、窓が多く開放感のある印象を受けました。

水回りの様子ががこちら。

キッチンも含め、水回りはシンプルなものになっています。

最後になりますが、実はこの物件にはもう一つ大きな特徴があります。

それは…敷地内に建つログハウスです!!


この隠れ家のような雰囲気を味わいながら飲むコーヒーの味を想像するだけで幸せになれそうです。。

以上、中田の物件をご紹介しました。

気になった方は是非ご連絡を頂いた上で、物件をご覧くださいませ!