川のほとりで古き良きお買い物

氷見市の市街地を流れる湊川のほとりに、
趣のある歴史建造物「みなとがわ倉庫」が佇んでいます。
先日投稿された、写真家の北条さんによる、「みなとがわのみのいち」のレポート記事が記憶に新しいかと思います。
その会場であるこの「みなとがわ倉庫」。実はイベント開催時以外も、お店が開いているのをご存知でしょうか。

現在は、6区画ある内の3区画にお店が入っています。

こちらは、古美術・アンティーク雑貨のお店。

オーナーの久保さんは石川県在住ですが氷見出身の方。
石川で骨董商のお仕事をしながら、氷見で週に一度、日曜日だけお店を開かれています。

「Open とりあえず日曜日だけ」
このユルい感じ、たまらなく好きです。

古い時代のものって、なんともいえない味と愛らしさがありますよね。

明るい店主と、氷見の良さについてプチ語り合いをしました。

そのお隣は、アンティーク雑貨、ヴィンテージアクセサリーとお洋服のお店「dots.」さん

とっても気さくな女性店主が笑顔で迎え入れてくれました。

オーナーの方は、みなとがわのみのいちを主催しているまさにその人で、今後も氷見市内で色々なイベントや個展を企画しているのだとか。

お店には移住者の方々がよく顔を出しに来られるのだそうですが、オーナーの方のお人柄や話しやすさに納得の二文字でした。

先程のお店もですが、倉庫とヴィンテージ雑貨の相性がとても良く、抜群の雰囲気の中で、長い年月をかけて風合いを身に纏った小物を手に取ると、それだけで心が落ち着きます。

 

こちらの倉庫は氷見駅から徒歩8分ほどで、海岸線からも近い場所にあります。
市街地と海辺の散策がてら、川の方へも足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

ヒラクを借りてみた

どこまでも広がる大空と、山から流れ込む澄んだ空気。
潮騒に溶け込む海鳥の鳴き声。
大自然を感じながらのんびりゆったりと暮らす海辺の小さな町、氷見市。
そんなイメージとは少し違う一幕を、今日はご紹介します。

舞台は、いつも大変お世話になっている氷見のレンタルスペース「ヒラク」さん。Facebookで更新される今後のイベント欄で、参加できそうなイベントはないかと探すのが楽しみになりつつありますが、今回はワタクシ岸本が、「主催側」をやってみました!

私が主催したのは

「ファン同士で好きなアイドルについて語ったりプレゼンしたりしながら盛り上がろう」の会

です。

(要約すると、オタク女子が集まってディープに騒ぐ会です)

広く告知してたくさんの方に来場を呼び掛けるイベントではなく、友人知人に声をかけて集まり、好きな話題で盛り上がるという、所謂「オフ会」にしました。

さて、企画一ヶ月前に、ヒラクへレンタルの申請と、会の内容について話をしに行きました。

内容が割とサブカル的なだけに、どんな反応をされるかなと思っていたのですが、
「いいですよ」と快諾してくださって、しかも「そういう会も面白いと思います」とまで!
管理人である平田さんの心が広さに感謝しつつ、プロジェクターに自前のパソコンを接続して、映像の出方をチェックをさせてもらいました。

今回はスクリーンではなく、白壁を使います。

利用料金と、レンタルできる機材はこちら

ヒラクさんは飲食持ち込み可。
今回、開催時間は17時~なので、夕食用のケータリングを氷見市速川のCafe&Kitchen SORAIROさんにお願いしました。

参加者の9割が女子なので、華やかで可愛くてデザート用のフルーツとかが入ってて、予算はこのくらいで、とオーダーして、当日届いたのがこちらです。

可愛い…!おいしそう……!!
集まった女の子たちからも好反応をいただきました。

食器はヒラクさんのものを使わせてもらえるので、皿やカトラリー類の準備が不要です。

総勢10名の参加メンバーも揃ったところで、推し(応援している好きなアイドル)プレゼン会がスタートです。

※著作権の関係で映像部分にフィルターをかけています。

好きなアイドルの良さをまとめた資料をそれぞれが作ってきてプレゼンしたり、持参した本やCDをお互いに紹介し合ったり、

好きなもので語り合って一緒に盛り上がるの楽しい…!!!

そんな気持ちが溢れた時間と空間になりました。

今回は、参加者10名の内、半分くらいが初対面でしたが、話が弾みまくって、会が終了してからも駐車場でずーっと話が止まらなかったほどです。

静かな町の中でもこんなに熱く盛り上がれる場所がある。まさに創造空間。
氷見にヒラクがあって良かった。

使い勝手が良くて店内の雰囲気もすごくいいし、何よりも管理人の平田さんがとても熱心にサポートしてくれました。

分かり合える仲間とヒラクで熱い時間を作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【夏の情景:みなとがわのみのいち】

あの暑かった日々も嘘のようで、雨音や鈴虫の歌声を聴きながら今回の原稿を執筆しています。
 
秋の気配も感じられる葉月の頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?写真家の北条です。
 
今回の記事では、既に遠く昔の記憶のように感じられる令和元年8月11日、氷見市は朝日本町にある歴史的建物(みなとがわ倉庫)で行われたイベント「みなとがわのみのいち」の模様をお伝えして行きます。
 

 

 

 

 
7つの初出店を含む、全22店舗が出店した今回の蚤の市。こだわりのアクセサリーや雑貨を求め、イベント開始直後から長蛇の列が出来ていました。
 

 

 
小さなお子さんをお連れした方々も多く見受けられ、夏空の下、暑さ和らぐかき氷やドリンクを頂いたりと、皆さん思い思いの夏を味わっておられました。
 

 
また今回は、みなとがわ倉庫に流れる独特の雰囲気やイベントに参加された人々の様子を、より鮮明にお伝えしたいという思いから、事前に撮影許可を取って撮影を行っております。
 
この記事をご覧になって、「みなとがわのみのいち」の出店に興味を持って下さったり、ひと味違う氷見の魅力を知って頂いたのなら幸いです。
 

 
こちらは、以前FWHスタッフだった三戸さんの記事でも登場し、氷見市商店街に自身のお店をオープンする(今年11月予定)「考えるパンKOPPE」さん。当日は、ブルーベリーを沢山含んだ「フルーツマフィン」を頂きました。
 
関連記事:「考えるパン koppe」の心のこもったパンと「からしま蚤の市」

 
「今日のベーグルパンは、焼きすぎて(当日の高温による衛生面の関係で)美味しくないです、、。」と話して下さり、素直で優しい性格の方なんだなと感じました。現在は開店準備の為、クラウドファンディングも行っており、専用ページからは、お店を開こうと思ったきっかけや氷見に対する竹添さんの思いが綴られています。
 
少しずつ新しいお店も増えてきた氷見の街中ですが、依然としてひと昔の賑わいを取り戻せていないのが現状だと思います。そんな中、「考えるパンKOPPE」さんのようにお店を構える方が増えることは嬉しい限りです。
 

 
その他、お馴染みのブルーミンさんや、今回初出店となった氷見市在住のガラス造形作家:渡邊彰子さんの素敵な作品など、私ひとりでは紹介しきれない程の「良い物」が、みなとがわ倉庫に集まっていました。
 

 

 

 
【夏の情景:みなとがわのみのいち】
 
透き通る青空と真白な雲が、氷見の夏を演出した1日。
 

 
毎年のように、「今年の夏はもっと楽しめたはず、、。」と心残りがあるけれど、氷見の人々や素敵なモノに出会えた’19年の夏は、心に書き留めておきたい情景の数々でした。
 

 
柔らかな光に心が安らぎ、また訪れたいと思える空間が「みなとがわのみのいち」。素敵なモノが集まる不思議な建物へ、あなたも訪れてみてはいかがでしょうか?

移り住むこと。

私が「みらいエンジン」と出会ったのは、昨年11月の頃だったと記憶しています。
 

 
夏から少しずつ企画していたグループ展の計画が頓挫し、物事が上手く行かないことに対する苛立ちやストレスを抱えていた秋の終わりの出来事でした。
 
それでも、「”氷見”の街中で写真展をー」の夢を諦めることは出来ず、2019年春先の個展開催に向けて、再始動する覚悟を決めたのでした。しかしながら、個展開催を意味するのは、会場決め・予算運営や告知活動等々、全ての事をひとりで取り纏める必要があるということです。自分の頭で描いているプランは、果たして本当に実現することが出来るのだろうか?
 
人生で初めての個展。期待と不安の両方が膨らむ私は、ある種の助けを求めるかのように、氷見の街中に佇む町家(みらいエンジン・旧まちのタマル場)を訪れることにしました。
 

 
みらいエンジンとの出会いから4ヶ月後、今年3月にビアカフェ・ブルーミンでの写真展開催を無事成功。そして今年7月からは、氷見との更なる関わりを求めて、住まいを移すことを決断しました。
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皆さん初めまして、ひみ暮らしサポーターズで写真家の北条です。
 
今回の記事では、写真展. Colour – Full .のその後に触れつつ、氷見市に移住してきて感じたことをお伝えして行きたいと思います。
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写真展に関する記事は、以下のリンクからご覧頂けます。
 
【春の訪れを酒場で楽しむ写真展. Colour – Full .】
 
【日本初の写真展. Colour – Full .を終えて。】
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<写真展のその後>
 
個展後に訪れる氷見の街は、どこか安心感を感じられる、心地良い場所になったような感覚がしました。
 

 
この時期に撮影された写真たちは、個展のプレッシャーから解放され、撮影テーマも特になく、自分の感性が動いた場面や風景を切り取っています。
 

 

 

 
少し技術的な事をお伝えすると、写真展の全作品(冒頭の2枚の過去写真も含む)は、35mm(判換算53mm相当)の単焦点レンズを使用して撮影しました。個展後は、表現の幅を広げる為にも、新しいレンズや機材を導入して、新たな表現方法を模索しているところです。
 
模索しているが故に、悩みや葛藤を抱えることもあり、自分が表現したいものに対し満足することが出来ない時間もありました。特に氷見に移り住む前の1ヶ月間は、カメラにすら触らない期間があったりして、「写真」に対して嫌悪感を抱くことさえありました。
 

 
いざ氷見に移り住んでみると、カメラを持って出かける機会が自然と多くなってきて、写真を撮ることの楽しさが蘇ってきている感覚がします。これからも、氷見の暮らしに寄り添いながら、何気ない風景を切り撮って行けたらと思います。
 

 

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<海街に移り住んで>
 
氷見に移り住んで迎えた初めての週末は、氷見漁港の朝セリ見学へ行きました。
 

 
– ”いのちを頂く”を体感する1日。 –
 
その日の夕方、家の近くにあるスーパーの魚売り場を覗いてみると、”氷見産朝とれ”のシールが付いた魚たちが売られていました。その中から、”あかいか”を購入!
 
人生初、1時間かけて捌いたイカに、炒めたガーリックとしめじを和えたパスタは、見た目以上の美味しさを味わうことが出来ました。
 

 
この小さな街でさえ、朝に揚がった氷見産の魚たちが、私たちの食卓へ彩られるまでには、氷見に住む沢山の人々の手作業が関わったいることに改めて気付かされます。
 

 

 

 
当たり前のことを言っているのじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、そんな些細なことでも、喜びや幸せを感じながら暮らすことが出来るのは、とても素敵なことだと思いませんか?
 
日々生きることにさえ息苦しさを感じる今の社会で、自然と暮らすことで味わう小さな幸せが、氷見に住む私たちの身近に存在している。そう実感した、休日のある日の出来事でした。
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月日が過ぎるのは早いもので、氷見に移住してからもうひと月が経とうとしていますが、改めて感じることは「移り住むこと=ゴール」ではないということです。
 

 
街で暮らす人々と交流したり、地域で育った食材を頂くことだったり、移り住んだその先には、些細なことでも心が豊かになる出来事が沢山待っています。
 
毎日の生活や時間に追われていた私は、氷見との時間を共にすることで、その事に気付かされました。そして、この記事を読んで下さっている方にも是非、五感で感じ取って欲しいと願っています。
 

 
富山県の片隅、能登半島の入り口に、私たちの街・氷見があります。この自然豊かな街で、あなたの訪れを心からお待ちしています。
 
私は私なりに氷見生活を満喫して、移り住んだその先の暮らしがイメージできるような写真や文章を、皆さんへお届けして行けたらと思っています。
 
それでは、これからも宜しくお願いします!

「第0回ハハハの会」参加レポート~ワタワタしない、綿のある暮らし~

こんにちは!見習い相談員の岸本です。
今回は、「ハハハの会」という、とっても気になる名前の会に参加してきました。

ハハハって何?笑う健康法みたいな??と思いますよね。

この会は、2018年12月~2019年2月に渡って全3回で開催された「小さな仕事づくり塾」の参加者、北村さんによる、縫物や手仕事を楽しむワークショップです。
⇒記事はこちら
(今年も始まりました!小さな仕事づくり塾 第1講レポート)
(好きをタカチにする!小さな仕事づくり塾 第2講レポート)
(ワクワクの行動計画を!小さな仕事づくり塾 第3講レポート)

「ハハハ」には、「みんなでハハハと笑いながら手作りを楽しむ、家以外の居場所が欲しいお母さん(ハハ)のための場所にしたい」という思いが込められているとか。

「笑う」というキーワードは間違いではなかったようです。
実はワタクシも「ちいさな仕事づくり塾」の受講者でしたので、かつての受講生仲間が一歩を踏み出すその瞬間を見届けに、参加してまいりました!

第0回目は、器を使った針山づくりということで、
まずは、会場でもある野村園さんの店内でそれぞれに好きな器を選びます。
みんなが選んだ器がこちら。

大きさも柄も、人それぞれ、好みが出てますね。
使用する布地は、北村さん(以下、先生)が用意して下さってます。

器の大きさに合わせて、先生が布を切る寸前のところまでやってくれますので、あとは円形になるようにハサミを入れます。
というわけで、ワタクシの選んだ器と布はこちら。

実はワタクシ、お裁縫は大の得意と言いますか、出身大学では家政学部被服学科を卒業しておりますゆえ、ドヤドヤのドヤ顔で針に糸を通し、針さばきならまかせろという気持ちで縫い始めましたが、参加者の皆様方が非常に華麗な針さばきでスッスッスと縫っておりましたので、謙虚さを秒で取り戻しながら、波縫いを終えました。

円形に切った布の縁に波縫いを施し、一周したらきゅーっと糸を引っ張ると風船のように丸くなります。
この、膨らんだ部分に、好きな固さになるまで綿を詰めていきます。

参加者は女性がほとんどですが、男性の方もいて、たどたどしい手つきながら縫物を楽しんでいらっしゃいました。

玉止めが難しかった様子…参加者同士、教え合います。

巾着状になった生地の中に綿を詰めて、口を閉じたら、最初に選んだ器に接着剤で固定して、完成です!

集合するとなんだかこういう生き物の集団に見えてくるから不思議です。

針山を自分で作るという発想がなかったのですが、器や生地といった素材から選んで、一針一針を縫いあげていくと、愛着感が沸いて、道具がただのそれではなくなりますね。
「どれも全部可愛いけどやっぱりウチの子が可愛い(*^^*)」という気持ちさえ芽生えてくるので不思議です。

接着剤が乾くのを待ってる間、おまちかねの(?)ティーーーータイムです!
野村園さんがご用意して下さった手作りスイーツ、グリーンティーのクッキーとムースの登場です!!

丁寧に焼き上げられたクッキーは、噛み砕くたびに、芳醇なバターの香りと抹茶の爽やかな風味が絶妙なバランスで舌の上でほろりと砕けて混ざり合います。
手作りならではのしっかりとした歯ごたえ、そしてバターや卵といった、素材の味が主張し合いすぎることもなく、きちんとそれぞれの役割を果たしている。
たかがクッキーと侮ることなかれ。
こんなに美味しいクッキー、久々に食べました。

そして抹茶ムースの方は、美味しすぎて、飲むように食べてしまったので、私の中で「抹茶ムースは飲み物」という新しい解釈が爆誕しました。

どちらも本当に、「え?お菓子屋さんですか??本職なのでは???」というくらいとてもとても美味で、参加者の皆さん、ほっぺが落ちそう……ではなくてもう落ちちゃってました。スコンと。

落ちたほっぺを拾っていたら、先生による「綿を糸にする紡ぎ方講座」が始まりました。
滑り止め用のマットと、スピンドルという専用器具を使います。

綿をこよりにして、器具の先端のフックにひっかけ、引っ張りながら糸状にしていきます。
先生のお手本を見ながら、やってみると、これがまぁ全然うまくいかない。
簡単そうに見えてめちゃめちゃ難しい。まるで人生のようです。
なんだこれ。綿って意外と深い世界なんだな。

まっすぐな糸を紡ぐため、自然と背筋も伸びていきます。

「体幹鍛えられそう」

ここでちょっと、サブタイトルの~ワタワタしない、綿のある暮らし~と北村さんの関係性についてのご説明。

ワタワタしない、綿のある暮らしは北村先生が目指しているライフスタイルでもあり、先生は綿を自ら栽培していらっしゃいます。
今回は、参加のお土産として、綿の種を三種、頂きました。

植物を枯らすことに定評のある私ですが、頑張って育ててみたいと思います。

この会のテーマは、「みんなでハハハと笑いながら手作りを楽しむ事」だと冒頭でお伝えしましたが、裁縫が得意な人も不慣れな人も、はじめましての方も、楽しみながら最初から最後までみんなニコニコと穏やかな表情で過ごしていらっしゃる姿が印象的でした。
頑張らない、ゆるく楽しむ時間といった雰囲気はとても居心地が良くて、『大人のゆる部活』といった印象を受けましたよ。

今後は定期開催を考えていらっしゃるそうで、いずれは作品作りなどもしながら、イベント出店も視野に入れて活動を続けていくそうです。

氷見でハハハな仲間と大人のゆる部活、始めてみませんか。

 

「考えるパン koppe」の心のこもったパンと「からしま蚤の市」

こんにちは!ワーホリスタッフの三戸です。

 

今回のテーマは2月24日に行われた「からしま蚤の市」!

 

蚤の市は5月~11月に商店街で行われていた「うみのアパルトマルシェ」から派生したイベントで、今回が7回目の開催です。

 

私は「考えるパン koppe」さんで、一日お手伝いをさせていただきました!

「考えるパン koppe」は、二年前富山県にUターンした竹添さんが営むパン屋さん。国産小麦を使用したパン、お菓子づくりにこだわっています。

まだ店舗はありませんが、イベントがある度にパンを作って売っています。商店街の空き家でお店を開く予定で、今秋の開業を目指して準備をしているそう。

 

ということで、koppeさんのお手伝いをしながら、蚤の市の模様をお届けします!

9時30分ごろ会場に到着し、竹添さん一家とご挨拶。
ご夫婦の優しい笑顔に緊張がほぐれます。

最初のお仕事は、屋台の黒板に絵を描くこと。芸術的なセンスが一切ない私ですが、一生懸命描きました(左の黄色い物体はパンです)……。

 

お店の準備を終えたところでちょうど10時に。

地元の吹奏楽団の演奏や、子供たちの歌とダンスでにぎやかに始まります!

 

氷見市内だけでなく市外からも多くの店が集まり、会場は大盛況。しかもどのお店もすごくおしゃれ!
私は氷見に来てから子供連れの家族や若者をほとんど見かけることがなかったのですが、来場者の多くが若い女性や子供連れ。
おしゃれなものに敏感な若い人たちにとってはすごく魅力的なイベントですよね。

マルシェイベントは富山県の他の地域でも行われていますが、その中でも氷見は特に来場者数が多いとのこと。

蚤の市ということもあり、飲食店だけではなく古道具やアンティーク雑貨、ハンドメイド作品の販売が多くありました。

氷見の特産品を生かした体験ブースも。

鼻笛……。めちゃめちゃ気になります。
他にも竹で作るスピーカー、木材を使ったDIY、フィッシュレザーなどなど、氷見産のものを使ったワークショップが行われていました。

竹添さんも氷見の木で立派な椅子を作っていました!
富山県は木材資源が豊富であるにもかかわらず、家を建てる際など、多くの場合で使われるのは低価格の外国産の木材。
氷見ではできるだけ自分たちの土地のものを使おう、ということで今回のようなワークショップなどの取り組みが進められているそう。
氷見に来てから一次産業の大切さ、地産地消の重要性を考えさせられます。

 

会場が大盛り上がりの中、「考えるパン koppe」にもたくさんのお客さんがやってきます。
パン屋で働くことに強い憧れを抱いていた私は、夢が一つ叶ったと興奮しながら接客。
商品の値段を覚えていないためお会計に苦戦しましたが、アルバイトで培った接客スキルを活かして頑張りました!

パンを売りながら、竹添さんに「考えるパン koppe」についてインタビュー。

日常をただ何となく過ごすのではなく、何かについて考えながら過ごしたい。東京には議論する場が多くあるが、富山にはないから作りたい。
そういう思いで「考えるパン koppe」を始め、これまでには地方創生や戦争をテーマに話し合う「考える場 yotte」というイベントを主催してきました。

「考える」ことへのこだわりはパンにも込められています。

当日は沖縄で辺野古移設をめぐる県民投票があった日。沖縄を応援するという意味で、沖縄県産の黒糖を使ったお菓子が用意されていました。
地方創生、戦争、基地問題……。難しそうに感じられますが、自分からこれらの話題について考えることってなかなかないですよね。koppeさんのお菓子が「考える」きっかけになるのではないかな、と思いました。

社会問題だけでなく、かわいらしい意味が込められたパンもあります。例えばライ麦を使ったカンパーニュ「森のパン」と、柔らかくて食べやすい「空のパン」。この二種類のパンの名前はルネ・マグリットの「光の帝国」という絵画からきていて、森の深く雑多な雰囲気と、明るくふわふわした空をイメージしているのだとか。
名前の由来を知ってから食べるとより豊かな味わいになりそう!

 

元々古本屋もやりたかったこと、夫婦ともに本が好きなことから、イベントに出店する際にはいつもテーマを決めて本を並べているそうで、今日のテーマは「左と右」。

大河ドラマ「いだてん」にちなんで、オリンピックに関する古い新聞や、絵本などのお子さんも読めるような本も置かれていました。

本についてお客さんと話す竹添さん。本や物語をきっかけに新たな出会いが生まれるって素敵!

 

koppeさんの素敵なお話を聞いているとあっという間に午後3時。楽しかった蚤の市はこれにて終了です。

最後に出店者目線から見た氷見の魅力を教えていただきました。
それは、氷見にはお店を開きやすい環境があるということ。

氷見の土地代は東京に比べると格段に安く、お店を毎日開かなくても生計を立てられます。まだ小さいお子さんがいる竹添さんは、商店街にお店を開く際には週二日の営業を考えているそう。仕事と子育ての両立ができる環境を自分で作ることができるんです。

加えて、お店同士の仲が良く、困ったときに協力し合う雰囲気があるのだとか。東京には○○激戦区といった同じジャンルの飲食店がひしめき合うエリアが存在し、ライバル店同士がつぶし合うことも珍しくはありませんが、氷見ではお互いの店に顔を出し合ったり、コラボしたり……。今回の蚤の市でも、たくさんの出店者の方がパンを買いに来てくれました。

出店者に限らず、蚤の市には氷見からたくさんの人々がやってきます。氷見の人たちにとって、このようなイベントが顔合わせ、交流の場になっているのだとか。
おしゃれでいい雰囲気ですが、お忍びデートには向いていません。

楽しいイベントを体験するだけではなく、氷見の良さをまた一つ学んだ一日になりました!

お手伝いをさせてくださった竹添さんご夫婦、そして天使の左右加ちゃん、本当にありがとうございました!

ワクワクの行動計画を!「小さな仕事づくり塾」第3講レポート

こんにちは!見習い相談員の西田です。

自分の好きなこと×社会にいいことで“小さな仕事”をつくるために必要な様々なことを学ぶ起業塾「小さな仕事づくり塾」、氷見では今年度で3回目の開催となります。福岡県津屋崎で対話によるまちづくりを実践されている山口さんを講師にお迎えし、受講者の皆さんと一緒に「氷見で小さな仕事を始めるには?」を考えます。

全3回講座で構成される本塾、第1講「好きなこと×社会にいいことでまちを元気にしよう」は昨年12月11日に、そして第2講「好きなことをカタチにしてみよう」は1月15日に、そして最終第3講「平凡な行動計画からワクワクの行動計画へ」が2月12日行われました。泣いても笑っても今回でラスト!氷見でどんなワクワクの小さな仕事が生まれたのか、ご覧ください!

1ヶ月ぶりの開講、前回同様にまずは“チェックイン”から始まりました。今感じている気持ちを受講生1人ずつに喋ってもらうと、「最初と比べて自分のやりたいことが見つかってきた」「本当に小さなしごとを始められるか、まだまだ不安」など様々なコメントが。第3講ともなると考えを積み重ねた分、感じ方にも違いが見られますね。

第2講では実際に事業計画を立てる“小さな仕事のタネ”を参加者から募集し、4つに絞りました。今回、残念ながらそのうちの1つは主体者が欠席となったため、次の3つを実現するためにグループワークを進めました。

【からあげきっさてん】
【ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし】
【氷見のアートなお土産やさん】

前回の講座終わりに山口さんから「誰を泣いて喜ばせるか/そのためにどんなサービスを提供するかを各グループで考えてきてください」と宿題を出されていました。
宿題の成果とそれ以外でも進んだことをお聞きすると、【からあげきっさてん】は「グループメンバーと一緒に唐揚げを作って食べました!」と思わずヨダレが出るお答えが返ってきました。実際にやってみて、唐揚げよりも人が集まる場所を作りたいんだと気づいたそうです。どんな小さな一歩も始めることで新しい気づきが生まれますね。

【ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし】は、綿にこだわらずに手仕事という枠組みで考えようかな、定期的に何人かで集まって作りたいものを作るイベントを続けて仕事に結びつかせようかな、と考え方を三回転三回ひねりさせようと頑張りつつもお悩み中な印象でした。

【氷見のアートなお土産やさん】も同様、なんとなくイメージはあるものの、発想のキッカケに出会えずにグルグルと悩んでいるよう。

悶々と悩んでいる皆さんに、山口さんが「ロールレタリングをしましょう!」と言われました。ロールレタリング、皆さんご存知ですか?簡単にいうと、「相手と役割を交換して手紙を書く」ことだそうです。親子だったら、親は子供になりきって親である自分に、子供は親になりきって子供である自分に向けて手紙を書く、といった具合です。今回は、各グループで考えている小さな仕事のサービスを受けた人になりきって、「心がどう動いたか、何が嬉しかったか」を綴ったお礼の手紙を書きました。それぞれの小さな仕事のタネを提案した人は自分で自分に手紙を書くという、ちょっと照れるワークですね。

「みなさん想像するのは得意でしょうから、A4の紙いっぱいになるまで書きましょう!2枚目にいってもいいですよ」と山口さんのおっしゃった通り、受講生みなさん書き出すと止まらない。私も実際に書いたんですが、書いてる途中で情景が浮かび上がって次から次に妄想を広げてしまいました。今まで話に出ていなかったサービス内容を勝手に書き出したり、イベントを捏造したり。自分にとってワクワクする世界を詰め込んだ手紙となりました。

手紙がかけたら、1人ずつ声に出して発表しました。書いた手紙を自分で読むって結構恥ずかしいですね。例えば、【からあげきっさてん】ではこのようなお手紙が書かれました。

「先日のお食事会に参加させていただきました。市内にはあまり知人もいなくて子供のことを話せる人もいないので、年齢や出身地の違うたくさんの人達と出会えて情報交換もできて嬉しかったです。子供にも新しいお友達ができたようで、大変充実した良い一日になりました。ありがとうございました。」

未来の【からあげきっさてん】は唐揚げや喫茶店よりも、人との繋がりが重要となっているようです。お店やイベントを通して仲間が出来る場づくりが【からあげきっさてん】の中に隠れていた潜在的な欲求だったようです。このようにロールレタリングの手紙を読み取ることで、自分の中では言語化していない欲求を引っ張り出すことができるんです。確かに、今までのどんな説明よりも【からあげきっさてん】が稼働している様子が素直にイメージできました。

その他、趣味である銅版画が発想の元となった【氷見のアートなお土産やさん】では、「先日のイベントは目の見えない私もとても楽しめました。銅版画の繊細な凹凸を指先で触って、宇宙を感じました。」と書かれた手紙も。性別や年齢、障害関係なくアートを通じて一緒に宇宙を感じる、【氷見のアートなお土産やさん】という名前からは想像もつかない“宇宙を感じる”という発想に、受講生も運営スタッフも思わず「おぉ!」と声を上げてしまいました。

ロールレタリングを通じて気づいた顕在的な欲求、本質、全く違う角度からのアイデアを活かして、次は小さな仕事を実際に始めるための“小さな一歩”となる事業計画を考えてもらいます!

・泣いて喜ばせたい人は誰か?
・プロジェクト名
・なぜそれをやりたいか?
・3年後のイメージ
・小さな一歩をいつ、どこで、何をする?

上記の項目を机いっぱいに広げた模造紙にまとめてもらいました。最初に考えていたアイデアを三回転三回ひねりさせて、発明の発想を忘れずに、これまでの対話を思い出して…どのグループも悩みながらも思いを言い合い、少しずつ模造紙が埋まっていきました。

事業計画が立ったら、いよいよみんなの前でプレゼンテーションです!「プレゼンテーションは聞いている人へのプレゼント」と山口さんからプレゼンテーションで大切な心がけを教えてもらい、各グループの代表者が順番に発表しました。

トップバッターは【ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし】改め、【ハハハの会】。プロジェクト名の由来は「みんなでハハハと笑いながら手作りを楽しむ、家以外の居場所が欲しいお母さん(ハハ)のための場所にしたい」という思いがあるそうです。3年後の目標ではみんなで作った手作り品を販売した売上でハハハっと笑いながらハワイへ行くこと、だとか!なんとも楽しそうなプロジェクトですね。詳しくは画像をご覧ください。

お次は【氷見のアートなお土産やさん】改め、【心の宇宙旅行】。ロールレタリングから出てきたキーワード「宇宙を感じる」を中心に事業計画を立てました。小さな一歩は8月、眺めのよい朝日山公園での展示会!今から楽しみです。

【からあげきっさてん】は【ルルルプロジェクト】へと名前を改めました。小さな一歩だけでなく、実際にお店を持つ場所の候補まで出てきました!一番最初のアイデアから一気に具体性を帯びましたね。

それぞれの発表を聞きながら山口さんからは「チラシの制作代も決して自分のお財布から出さないように。その辺りの費用も含めてイベント代を考えてね」「イベントなら参加者とたくさんお話をしたり、参加者同士がワイワイと楽しめる空間づくりをしてね。それが輝く名簿づくりに繋がります」「値段のバリエーションを作るのも一つの方法だね」などなど、更に一歩踏み込んだアドバイスを頂きました。

3ヶ月前、第1講では「私はこれが好きだから仕事にしたい」「何かしたいけど具体的に何も思いつかない」と言っていた受講者の皆さんから、このような具体的でワクワクするプロジェクトが生まれ、運営スタッフも嬉しい気持ちでいっぱいです。

最後に山口さんは、「今発表した小さな一歩は必ず実行してくださいね」とおっしゃいました。小さな一歩を実施する日が近づくと不安になると思います。お客さんも1人しか来ないかもしれません。それでも、仲間に背中を押してもらいながら勇気を出して実行に移さなければなりません。どんなに小さな一歩でも、やるのとやらないのとでは天と地の差があるのです。そんなことを受講生一人一人の目を見ながら、力強くお話しいただき、今年度の「小さな仕事づくり塾」は閉講となりました。

閉講後の打ち上げでは、山口さん、スタッフ、受講生のみなさんが入り混じりながら、今回生まれたプロジェクトについて語り合い、これから待っているワクワクの未来を思い浮かべながら解散しました。

今年度の「小さな仕事づくり塾」で生まれた3つのプロジェクト、今後もみらいエンジンは可能な限りサポートしていきます。どうぞワクワクの未来をお楽しみに!

東京で寒ブリランチを堪能!『Little HIMI vol.2』レポート

こんにちは、みらいエンジンの藤田です!
暖冬が予想されていた今冬、氷見市も例年に比べお天気が良い日が多くなっています。
もちろん太平洋側に比べると雨雪も多いのですが、これだけ青空が見える日が多いのは珍しく、なんだか得した気分です。

さて、今回お伝えするのは、そんな氷見の様子を東京で語るイベント『Little HIMI』第2回の様子です。
昨年7月にはじめて開催したこちらのイベントは、氷見市への移住促進を図る交流の場として企画したものです。
とはいっても、このイベント自体は移住を検討している方だけを対象としたものではなく、氷見・富山をキーワードとした敷居の低い交流会となっています。
地方への移住というのは、移住者さんにとってはとてもエネルギーのいる人生の一大事となります。そしてだからこそ、後悔のない選択をしてほしいと私達は考えています。
そのために必要なのはなにをおいても情報です。
それも一昔のイメージでなく、今現在そのまちにどのような人がいてどのような暮らしをしているのか、さらにはこれからこのまちはどうなっていこうとしているのか……こうした情報を集めて、自身の理想と照らし合わせることが、悔いのない移住先決定には大切になってくるはずです。
そんなわけで、Little HIMIには氷見で新しいアクションをはじめている方をゲストとしてお連れして、その取り組みについて語っていただいています。
今回のゲストは海辺のカフェ『Umineco Coffee』を営む鎌仲さんご家族と里山地区でゲストハウス&カフェを営む『ソライロ』の澤田さん。そして特別ゲストとして、テレビでお馴染みのモーリー・ロバートソンさんも参加されました!
気になる会の内容は……レポートスタートです!

1月19日土曜日、東京都は神保町にあるレンタルスペースが今回のLittle HIMIの会場です。
来場いただいたお客様は全部で9名。20代から50代までの男女で、出身も様々です。
テーブルを3つに分けて着席いただいて、定刻を待ってイベントスタート!
まずはゲストの鎌仲さんご家族による『氷見のワクワクするプロジェクト』紹介です。

発表は鎌仲真希さんから。真希さんは愛知県出身で、ご主人・勇気さんとご結婚されたことから氷見市に移住してこられたとのこと。
愛知といえば名古屋を代表とするカフェ文化の強い地域です。真希さんは氷見にやってきてから、地域にカフェが少ないことを残念に思っていたそう。
そんな想いを抱きながらも育児に励み、お子さんの咲太朗くんが大きくなったこともあって、一念発起。
氷見駅からもほど近い海岸沿いに『Umineco Coffee』というカフェをオープンさせました。

ないものならつくってしまえ!という行動力も素晴らしいですが、個人的に鎌仲さんたちが素敵だなと思うのは家族の時間をとても大切にしているところ。
『Umineco Coffee』はチェーン店のカフェのように毎日開いているわけではありません。勇気さんはご自身のお仕事を継続しており、咲太朗くんが通園しているお昼の時間を使って営業しているためです。
またお店についての広告・宣伝はほとんどしておらず取材もお断りしているとのこと。
これは営業時間が限られていることと、たくさんのお客さんに来店してもらっても真希さんだけでは対応しきれないからだとか。
当たり前の『カフェ開業』のマニュアルとは真逆を行くような営業スタイルですが、だからこそ無理なく自然体で営業を続けていけるのでしょう。
「お店をはじめてうれしかったのは『こんなお店があってよかった』という言葉をいただけたこと。自分がやりたくてやったお店なのに、誰かの居場所になれていることがうれしい」
真希さんはそう語っていました。

鎌仲さんご家族の発表が終わると、特別ゲストのモーリー・ロバートソンさんが会場に到着されました!
テレビでも大活躍のモーリーさん、実は富山とは浅からぬ縁があるお方なんです。
モーリーさんのお母様は高岡市のご出身、そしてご自身も高校生時代を高岡で過ごしていたそうです。
そしてなんといっても大好物が氷見の寒ブリ!
現在は氷見市の政策参与・観光親善大使に任命されていることもあり、お忙しい中Little HIMIに参加してくださることになりました。

そういったご自身のプロフィールについてお話くださった後、モーリーさんが語ったのは氷見の食の豊かさについて。
魚だけではなく野菜や果物、そしてお酒について……
現在のまちの様子にも本当に詳しく、ユーモアたっぷりに氷見の魅力をご紹介くださいました。
お話の結びでは「人間らしい生活」についても触れました。
都会のビルの中で過ごす生活と、海と山を眺めながら過ごす生活……もちろん自然が多いほうがいいと簡単に割り切ることはできませんが、北陸新幹線が開業して時間的距離が縮まった今だからこそ二拠点居住などの可能性もあるのではないかとご提案くださいました。

モーリーさんのプレゼンテーションが終わると、いよいよランチタイムです。
会場にはお話の間中美味しそうな匂いが漂っていて、もう我慢の限界という頃合い。
みなさんのもとに運ばれてきたメニューはこちら!

寒ブリの照り焼き・漬けの二種どんぶり
氷見産ながらも入りお味噌汁
氷見速川産サツマイモのプリン

澤田シェフからの紹介が終わっていざ実食です!
実はこの日は「ひみ寒ブリ宣言」の終了が告げられた日でもあり、偶然にも今冬のラストひみ寒ブリをお届けすることができました。

脂の乗った甘みのあるブリと、こちらも氷見産の新鮮なネギが、白いご飯にベストマッチ!
旬のながらもがたっぷり入ったお味噌汁も、氷見を感じるメニューです。

デザートとしてはサツマイモのプリン。速川地区で澤田さんが栽培に携わっている食材を使った逸品です。
こうしたお食事の横に添えられたコーヒーのドリップパックはUmineco Coffeeのオリジナル品!
その場で楽しむこともできますが、多くの方はお土産として大切にお持ち帰りになったようです。

テーブルトークでは3つの島に分かれてそれぞれの話題に花が咲きます。
まずはそれぞれの自己紹介。今回の参加者さんは富山出身の方もいれば東京、はたまた東北のご出身など、本当にさまざま。それぞれにどうしてこの会に参加しようと思ったのかなどのテーマで盛り上がります。
モーリーさんは時間の都合で前半戦のみの参加となっていたのですが、できるだけ多くの方とお話したいとご自身の食事もそこそこに自ら各テーブルを回って会話を盛り上げます。

1時間はあっという間に過ぎ、ご退席の際も今後の地方での暮らしが持つ可能性に触れ、参加者のみなさんにエールを送ってくださいました!

モーリさんが退出されると、席替えを挟んで後半戦を開始!

後半戦の冒頭はゲストの澤田さんからのプレゼンテーションからはじまりました。
澤田さんはデザートにも使われたサツマイモをつくっている速川地区活性化協議会の活動について、そして昨年オープンした定住交流センター『ソライロ』について、その取り組みを語ります。
料理を食べていることもあって、その言葉はすっと染み入ります。
穏やかな人柄と確かな行動力によって地域にしっかりと根を張る澤田さんの姿からは、参加者さんたちも学ぶところがあったのではないでしょうか。

交流会は最後まで大盛り上がりのうちに閉会の時間を迎えます。
名残惜しいですが、お帰りの際には多くの方から氷見に行きたくなったとの感想をいただきました!
いらっしゃる際には是非澤田さんや鎌仲さん、そしてみらいエンジンを頼って、氷見の魅力をより深く味わっていただければと思います。
移住のはじまりはこうした小さな交流から。
さらなる出会いを求めて、今後もこうした企画を続けていきます!

オーガニックにこだわった小さな美容室、Vivant

こんにちは、見習い相談員の西田です。
地方で暮らしていると都会の友達によく聞かれるのが、「服どこで買ってるの?」「美容院どうしてるん?」の2つ。正直、服は氷見市の隣にある高岡市のイ○ンモールとか、これまたお隣小矢部市の三○アウトレット○ークとかで買ってますね。車さえあれば気軽に行ける距離なので。でも、美容院は氷見市内にあるんですよ、オシャレなところが!田舎だからって何もないと思うなよ!!

美容室Vivantさん、氷見市街地から車で10分かからない程の場所にあります。氷見の人には「西條中学校の前だよ」と言えばピンとくるのではないでしょうか。

出迎えでくれたのはオーナーの大野和子さん。小さな頃からずっと氷見で生活されている、根っからの氷見っ子さんです。以前は高岡市で美容師として働いたそうですが、「生涯働くなら地元氷見で独立したい」という思いで昨年3月にこのお店をオープンされました。
以前は美容師を目指す娘さんと2人で切り盛りされていたそうですが、娘さんが他のお店へ修行に行くようになり、今は和子さんお1人でされています。それにしても、3人のお子さんを育て上げたお母さんには到底見えないほど若々しい…美魔女だ…。

店内は椅子が2つにシャンプー台が1つと小さいながらも、明るい日差しとナチュラルな質感でとってもきれい。“オーガニックにこだわったナチュラルな女性のための美容室”というコンセプトがピッタリハマっています。

椅子に座ると、膝掛けとともに湯たんぽも貸してくれました。ホカホカァ。雪がチラつく日には嬉しい心遣いです。

この日はカットとカラーをお願いしました。お恥ずかしながら私、美容室へ通うのはサボりがち。とにかくサッパリしたくて「バッサリいってください!なんなら刈り上げてもいいんです」と勢いに任せてお願いすると、「そうすると顔まわりはこんな感じにするか、個性的になるけどこんな感じにもできるけど、どう?刈り上げる?」と親身に相談に乗ってくださいました。
初めて訪れましたが、顔なじみのスタッフのような、なんでも相談できる親戚のお姉さんのような、いい感じの距離感で話せたのが印象的でした。オーナーの和子さんのオシャレな雰囲気と適度な氷見弁、きれいで小さな空間のおかげでしょうか。

Vivantさんではオーガニックにこだわっており、天然100%のヘナカラーやオーガニックカラーもお願いできます。
氷見に移住を希望される方の中には、“自然に近い”“オーガニックな暮らし”に興味のある方が多いように思います。そうした方にも髪にも体にも優しいオーガニック素材を選べる美容室は嬉しいんではないでしょうか。

カラー中には可愛らしいハーブティーを頂きました。美容院でこんなに素敵なお茶を出されたのが初めてでちょっとビックリしました。貴重な休日を美容院で過ごすのってなんだかもったいないなと思う派でしたが、ここなら良い休日を満喫できる気がします。

のんびりお茶を飲みながら和子さんとお喋りしていると、気づけばカットカラーが終わっていました。髪も気持ちもスッキリサッパリ、いい気分です。折角なんでご覧ください、美容室紹介であるあるのビフォーアフター!


写真では伝えきれないんですが、手触りサッラサラです。カラー特有の嫌な香りもせず、オーガニックカラーハマりそうです。

毎週月曜、第一火曜、第三日曜が定休日のVivantさん、詳細はコチラからどうぞ!

好きをカタチにする!「小さな仕事づくり塾」第2講レポート

こんにちは!見習い相談員の西田です。
自分の好きなこと×社会にいいことで“小さな仕事”をつくるために必要な様々なことを学ぶ起業塾「小さな仕事づくり塾」、氷見では今年度で3回目の開催となります。福岡県津屋崎で対話によるまちづくりを実践されている山口さんを講師にお迎えし、受講者の皆さんと一緒に「氷見で小さな仕事を始めるには?」を考えます。

全3回講座で構成される本塾、第1講「好きなこと×社会にいいことでまちを元気にしよう」は昨年12月11日に、そして第2講「好きなことをカタチにしてみよう」が1月15日に氷見市役所で開講されました!今回は第2講の様子をお伝えします。

今年度の受講者は13名、第2講は2人欠席で11名での開講となりました。
第1講では、受講者それぞれの本塾へ参加した思いや夢を自己紹介と共に共有し、更に津屋崎で行われているたくさんの小さな仕事の事例を教わりました。第2講からは、受講者の夢や好きなことを「そういうのを待ってました!」と社会が笑顔になるカタチに変化させ、実現可能な小さな仕事へ育てていきます。

前回から1ヶ月空いての開講、受講者同士も会うのが1ヶ月ぶりの方が多く、少し緊張している様子…。緊張をほぐして笑顔で対話できるように、まずは3〜4人のグループに分かれて「この1ヶ月なにしてた?」と軽く世間話タイム。3~4人って、みんなの顔を見渡せて喋りやすいですよね。さっきまで静かだった会場が、楽しげな声で満たされました。

場が温まったら、全員で円になって「今なにを感じてる?」を一人一言ずつ話しました。聞いていると「“好き”を明確なカタチにしたい」「趣味の範囲から脱却して小さな仕事に繋げたい」という声がありました。趣味と仕事の違い、自分の好きなコトをどこまで変形させて社会に受け入れられるカタチにするか、が第2講でのキーポイント。受講者も、どんな仕事が生まれるのかワクワクしている様子でした。

第1講でも行っていましたが、最初に少人数→全員と段階を踏んで自分の気持ちを話すと、すんなりと話し合いの場へ気持ちが入り込めていいですね。この工程を山口さんは「チェックインする」と言っていました。受講者のリラックスした顔に、今回も良い対話が生まれそうな予感がしました。

チェックインが終わったら、次は前回の振り返り。3~4人のグループに分かれて前回学んだこと、感じたことを思い出しながら、大事なことは机に敷いた紙にメモしていきました。なんせ前回の講座は1ヶ月前、最初は「何があったっけ…」と悩みながらも、話す中で「そういえばそんなこと教えてもらった!」「その話だとこんな話にも繋がってたね」と徐々に学んだことを思い出しているようでした。その様子を見ていると、みなさんグループの方々の話を丁寧に聞き、相手が話終わったタイミングで自分の意見を話しており、第1講で学んだ大切なことのひとつ“対話”を体が覚えているようでした。

各グループで出た話を全員で共有しながら、講師の山口さんが前回より更に踏み込んだお話をしてくださいました。例えば、普通の起業だと最初の1年半ほどは利益が出にくく、借金も必要になり運営も大変。だからこそ小さな起業ではスモールスタートで初期の借金を極力つくらない事、アイデアを発明してコストがかからない“ストーリー”や“コト”を商品にする事がとても重要なんです、といったお話。発明のためには自分が興味のない分野に触れる事が重要で、そのためには新聞を読む事も効果的だ、といったお話などなど。そうした小さく起業するために大切な事を具体的にまとめられたプリントも頂きました。これはずっと大切に待っていたい!

小休止を挟んで、また全員で円になりました。ここからが第2講の本番、受講者から募ったいくつかのプロジェクトをモデルケースに、グループワークによって最初のアイデアを小さな仕事へと展開させます。モデルケースとするプロジェクトを募るため、「私はこれを今すぐにでも実現したいんだ!」という受講者に、その思いにプロジェクト名をつけてプレゼンしてもらいました。出てきたプロジェクト名はこちら!

◉からあげきっさてん
◉氷見のアートなお土産やさん
◉ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし
◉手をかしてほしい人とかしたい人を繋げるサービス、シェアーズ
○変なダンス講師
○都会と田舎の交差点
○アキない作り

プレゼンを聞いていると、どれも未来をみてみたいプロジェクト!ですが流石に全部は多いので、今回は氷見市内でやりたいという案(◉の4つ)に絞りました。この4つのプロジェクトをモデルケースとして、ワクワクして、社会に良くて、誰かが笑顔になれる小さな仕事を受講者みんなで考えます。今回は4つに絞りましたが、最初の発想を3回転3回ひねりさせて小さな仕事にしていくという工程を体験することは、今後他のプロジェクトでもきっと役立ちます。モデルケースの4つ以外のプロジェクトもぜひ実現して欲しいと願います。

さて、ここからはプロジェクト主+2~3人の4グループに分かれて、それぞれのプロジェクトを練っていきます。ここで大切なのは、変化を恐れずにアイデアを三回転三回捻りさせること。結果的には、最初思い描いていたカタチとほとんど違うプロジェクトになるかもしれません。それでもいいんです。プロジェクト主もまだ気づいていない“本当に大切なこと”はなんなのか、このプロジェクトの真髄はなんなのかを対話の中から見つけて、それを社会に良いことへと変形させていく作業となります。じゃあ具体的にどう考えていけばいいの?というところで、以下の2つを山口さんから課題として出されました。

①誰を泣いて喜ばせるか
このプロジェクトは誰のためにやるのか、「〇〇さんに喜んで欲しい!」など具体的であればあるほど◎。具体的な人が思い浮かべば、プロジェクト内容も具体性をもち、人に説明しやすくなります。そうすることで応援してくれる人やお客さんとなる人を増やせるようになるのです。

②そのためにどんなサービスを提供するか
泣いて喜ばせたい人のためにどんなサービスがあればいいのか。よくある職業区分から選ぶのではなく、相手を思い浮かべて考えることで、今までにない仕事を発明できそうですね。

この日はここで時間切れ、この2つをグループそれぞれで考えてA4用紙にまとめる、という宿題が出されました。
いよいよ次回の第3講で、今年度の「小さな仕事づくり塾」は終了となります。最後、どのようなプロジェクトが氷見で生まれるのか、どうぞお楽しみに!

と言いつつも第二講、もう少し続きます!ここからは特別講座「起業のための資金調達方法とクラウドファンディング」の時間です。

最近見聞きする機会が多い“クラウドファンディング”。小さな仕事を始めるための資金調達の方法のひとつとして、クロスオーバーワークス合同会社の代表である木田さんにクラウドファンディング について教えていただきました。木田さんは県内初のクラウドファンディング コンサルタントとして活動されており、これまで起案支援した全てのプロジェクトが資金調達に成功しているという、確かな実績の持ち主です。
「Beer Café ブルーミン」さんが起業の際に行い、達成目標金額302%もの支援金が集まったクラウドファンディングも、実はこの木田さんがコンサルタントしていました。とにかく、富山でクラウドファンディングするなら木田アニキに聞け!というぐらい頼り甲斐のある方です。

講座では、「そもそもクラウドファンディングってなんなの?」というところから、支援金の集め方、目標金額の定め方やプロジェクト名の名付け方といった具体的な手法まで、実際のプロジェクトを参考にしながら解りやすく説明いただきました。

受講者もメモをとったり、スライドを写真に収めたりと興味津々な様子。

たった30分程の時間で、クラウドファンディングへの理解がググッと深まりました。受講者の中にも、「クラウドファンディングやってみようかしら」と思った方もいたのではないでしょうか。小さな起業を始める時の手助けとなる学びになっていれば嬉しい限りです。

それではまた第3講でお会いしましょう!

【小さなしごとづくり塾in氷見】——————————

《第3講  平凡な行動計画からワクワクの行動計画へ》
2月12日(火)18:30~21:00
・行動計画を三回転三ひねりしてみよう
・小さな一歩を踏み出そう

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