「第0回ハハハの会」参加レポート~ワタワタしない、綿のある暮らし~

こんにちは!見習い相談員の岸本です。
今回は、「ハハハの会」という、とっても気になる名前の会に参加してきました。

ハハハって何?笑う健康法みたいな??と思いますよね。

この会は、2018年12月~2019年2月に渡って全3回で開催された「小さな仕事づくり塾」の参加者、北村さんによる、縫物や手仕事を楽しむワークショップです。
⇒記事はこちら
(今年も始まりました!小さな仕事づくり塾 第1講レポート)
(好きをタカチにする!小さな仕事づくり塾 第2講レポート)
(ワクワクの行動計画を!小さな仕事づくり塾 第3講レポート)

「ハハハ」には、「みんなでハハハと笑いながら手作りを楽しむ、家以外の居場所が欲しいお母さん(ハハ)のための場所にしたい」という思いが込められているとか。

「笑う」というキーワードは間違いではなかったようです。
実はワタクシも「ちいさな仕事づくり塾」の受講者でしたので、かつての受講生仲間が一歩を踏み出すその瞬間を見届けに、参加してまいりました!

第0回目は、器を使った針山づくりということで、
まずは、会場でもある野村園さんの店内でそれぞれに好きな器を選びます。
みんなが選んだ器がこちら。

大きさも柄も、人それぞれ、好みが出てますね。
使用する布地は、北村さん(以下、先生)が用意して下さってます。

器の大きさに合わせて、先生が布を切る寸前のところまでやってくれますので、あとは円形になるようにハサミを入れます。
というわけで、ワタクシの選んだ器と布はこちら。

実はワタクシ、お裁縫は大の得意と言いますか、出身大学では家政学部被服学科を卒業しておりますゆえ、ドヤドヤのドヤ顔で針に糸を通し、針さばきならまかせろという気持ちで縫い始めましたが、参加者の皆様方が非常に華麗な針さばきでスッスッスと縫っておりましたので、謙虚さを秒で取り戻しながら、波縫いを終えました。

円形に切った布の縁に波縫いを施し、一周したらきゅーっと糸を引っ張ると風船のように丸くなります。
この、膨らんだ部分に、好きな固さになるまで綿を詰めていきます。

参加者は女性がほとんどですが、男性の方もいて、たどたどしい手つきながら縫物を楽しんでいらっしゃいました。

玉止めが難しかった様子…参加者同士、教え合います。

巾着状になった生地の中に綿を詰めて、口を閉じたら、最初に選んだ器に接着剤で固定して、完成です!

集合するとなんだかこういう生き物の集団に見えてくるから不思議です。

針山を自分で作るという発想がなかったのですが、器や生地といった素材から選んで、一針一針を縫いあげていくと、愛着感が沸いて、道具がただのそれではなくなりますね。
「どれも全部可愛いけどやっぱりウチの子が可愛い(*^^*)」という気持ちさえ芽生えてくるので不思議です。

接着剤が乾くのを待ってる間、おまちかねの(?)ティーーーータイムです!
野村園さんがご用意して下さった手作りスイーツ、グリーンティーのクッキーとムースの登場です!!

丁寧に焼き上げられたクッキーは、噛み砕くたびに、芳醇なバターの香りと抹茶の爽やかな風味が絶妙なバランスで舌の上でほろりと砕けて混ざり合います。
手作りならではのしっかりとした歯ごたえ、そしてバターや卵といった、素材の味が主張し合いすぎることもなく、きちんとそれぞれの役割を果たしている。
たかがクッキーと侮ることなかれ。
こんなに美味しいクッキー、久々に食べました。

そして抹茶ムースの方は、美味しすぎて、飲むように食べてしまったので、私の中で「抹茶ムースは飲み物」という新しい解釈が爆誕しました。

どちらも本当に、「え?お菓子屋さんですか??本職なのでは???」というくらいとてもとても美味で、参加者の皆さん、ほっぺが落ちそう……ではなくてもう落ちちゃってました。スコンと。

落ちたほっぺを拾っていたら、先生による「綿を糸にする紡ぎ方講座」が始まりました。
滑り止め用のマットと、スピンドルという専用器具を使います。

綿をこよりにして、器具の先端のフックにひっかけ、引っ張りながら糸状にしていきます。
先生のお手本を見ながら、やってみると、これがまぁ全然うまくいかない。
簡単そうに見えてめちゃめちゃ難しい。まるで人生のようです。
なんだこれ。綿って意外と深い世界なんだな。

まっすぐな糸を紡ぐため、自然と背筋も伸びていきます。

「体幹鍛えられそう」

ここでちょっと、サブタイトルの~ワタワタしない、綿のある暮らし~と北村さんの関係性についてのご説明。

ワタワタしない、綿のある暮らしは北村先生が目指しているライフスタイルでもあり、先生は綿を自ら栽培していらっしゃいます。
今回は、参加のお土産として、綿の種を三種、頂きました。

植物を枯らすことに定評のある私ですが、頑張って育ててみたいと思います。

この会のテーマは、「みんなでハハハと笑いながら手作りを楽しむ事」だと冒頭でお伝えしましたが、裁縫が得意な人も不慣れな人も、はじめましての方も、楽しみながら最初から最後までみんなニコニコと穏やかな表情で過ごしていらっしゃる姿が印象的でした。
頑張らない、ゆるく楽しむ時間といった雰囲気はとても居心地が良くて、『大人のゆる部活』といった印象を受けましたよ。

今後は定期開催を考えていらっしゃるそうで、いずれは作品作りなどもしながら、イベント出店も視野に入れて活動を続けていくそうです。

氷見でハハハな仲間と大人のゆる部活、始めてみませんか。

 

「考えるパン koppe」の心のこもったパンと「からしま蚤の市」

こんにちは!ワーホリスタッフの三戸です。

 

今回のテーマは2月24日に行われた「からしま蚤の市」!

 

蚤の市は5月~11月に商店街で行われていた「うみのアパルトマルシェ」から派生したイベントで、今回が7回目の開催です。

 

私は「考えるパン koppe」さんで、一日お手伝いをさせていただきました!

「考えるパン koppe」は、二年前富山県にUターンした竹添さんが営むパン屋さん。国産小麦を使用したパン、お菓子づくりにこだわっています。

まだ店舗はありませんが、イベントがある度にパンを作って売っています。商店街の空き家でお店を開く予定で、今秋の開業を目指して準備をしているそう。

 

ということで、koppeさんのお手伝いをしながら、蚤の市の模様をお届けします!

9時30分ごろ会場に到着し、竹添さん一家とご挨拶。
ご夫婦の優しい笑顔に緊張がほぐれます。

最初のお仕事は、屋台の黒板に絵を描くこと。芸術的なセンスが一切ない私ですが、一生懸命描きました(左の黄色い物体はパンです)……。

 

お店の準備を終えたところでちょうど10時に。

地元の吹奏楽団の演奏や、子供たちの歌とダンスでにぎやかに始まります!

 

氷見市内だけでなく市外からも多くの店が集まり、会場は大盛況。しかもどのお店もすごくおしゃれ!
私は氷見に来てから子供連れの家族や若者をほとんど見かけることがなかったのですが、来場者の多くが若い女性や子供連れ。
おしゃれなものに敏感な若い人たちにとってはすごく魅力的なイベントですよね。

マルシェイベントは富山県の他の地域でも行われていますが、その中でも氷見は特に来場者数が多いとのこと。

蚤の市ということもあり、飲食店だけではなく古道具やアンティーク雑貨、ハンドメイド作品の販売が多くありました。

氷見の特産品を生かした体験ブースも。

鼻笛……。めちゃめちゃ気になります。
他にも竹で作るスピーカー、木材を使ったDIY、フィッシュレザーなどなど、氷見産のものを使ったワークショップが行われていました。

竹添さんも氷見の木で立派な椅子を作っていました!
富山県は木材資源が豊富であるにもかかわらず、家を建てる際など、多くの場合で使われるのは低価格の外国産の木材。
氷見ではできるだけ自分たちの土地のものを使おう、ということで今回のようなワークショップなどの取り組みが進められているそう。
氷見に来てから一次産業の大切さ、地産地消の重要性を考えさせられます。

 

会場が大盛り上がりの中、「考えるパン koppe」にもたくさんのお客さんがやってきます。
パン屋で働くことに強い憧れを抱いていた私は、夢が一つ叶ったと興奮しながら接客。
商品の値段を覚えていないためお会計に苦戦しましたが、アルバイトで培った接客スキルを活かして頑張りました!

パンを売りながら、竹添さんに「考えるパン koppe」についてインタビュー。

日常をただ何となく過ごすのではなく、何かについて考えながら過ごしたい。東京には議論する場が多くあるが、富山にはないから作りたい。
そういう思いで「考えるパン koppe」を始め、これまでには地方創生や戦争をテーマに話し合う「考える場 yotte」というイベントを主催してきました。

「考える」ことへのこだわりはパンにも込められています。

当日は沖縄で辺野古移設をめぐる県民投票があった日。沖縄を応援するという意味で、沖縄県産の黒糖を使ったお菓子が用意されていました。
地方創生、戦争、基地問題……。難しそうに感じられますが、自分からこれらの話題について考えることってなかなかないですよね。koppeさんのお菓子が「考える」きっかけになるのではないかな、と思いました。

社会問題だけでなく、かわいらしい意味が込められたパンもあります。例えばライ麦を使ったカンパーニュ「森のパン」と、柔らかくて食べやすい「空のパン」。この二種類のパンの名前はルネ・マグリットの「光の帝国」という絵画からきていて、森の深く雑多な雰囲気と、明るくふわふわした空をイメージしているのだとか。
名前の由来を知ってから食べるとより豊かな味わいになりそう!

 

元々古本屋もやりたかったこと、夫婦ともに本が好きなことから、イベントに出店する際にはいつもテーマを決めて本を並べているそうで、今日のテーマは「左と右」。

大河ドラマ「いだてん」にちなんで、オリンピックに関する古い新聞や、絵本などのお子さんも読めるような本も置かれていました。

本についてお客さんと話す竹添さん。本や物語をきっかけに新たな出会いが生まれるって素敵!

 

koppeさんの素敵なお話を聞いているとあっという間に午後3時。楽しかった蚤の市はこれにて終了です。

最後に出店者目線から見た氷見の魅力を教えていただきました。
それは、氷見にはお店を開きやすい環境があるということ。

氷見の土地代は東京に比べると格段に安く、お店を毎日開かなくても生計を立てられます。まだ小さいお子さんがいる竹添さんは、商店街にお店を開く際には週二日の営業を考えているそう。仕事と子育ての両立ができる環境を自分で作ることができるんです。

加えて、お店同士の仲が良く、困ったときに協力し合う雰囲気があるのだとか。東京には○○激戦区といった同じジャンルの飲食店がひしめき合うエリアが存在し、ライバル店同士がつぶし合うことも珍しくはありませんが、氷見ではお互いの店に顔を出し合ったり、コラボしたり……。今回の蚤の市でも、たくさんの出店者の方がパンを買いに来てくれました。

出店者に限らず、蚤の市には氷見からたくさんの人々がやってきます。氷見の人たちにとって、このようなイベントが顔合わせ、交流の場になっているのだとか。
おしゃれでいい雰囲気ですが、お忍びデートには向いていません。

楽しいイベントを体験するだけではなく、氷見の良さをまた一つ学んだ一日になりました!

お手伝いをさせてくださった竹添さんご夫婦、そして天使の左右加ちゃん、本当にありがとうございました!

ワクワクの行動計画を!「小さな仕事づくり塾」第3講レポート

こんにちは!見習い相談員の西田です。

自分の好きなこと×社会にいいことで“小さな仕事”をつくるために必要な様々なことを学ぶ起業塾「小さな仕事づくり塾」、氷見では今年度で3回目の開催となります。福岡県津屋崎で対話によるまちづくりを実践されている山口さんを講師にお迎えし、受講者の皆さんと一緒に「氷見で小さな仕事を始めるには?」を考えます。

全3回講座で構成される本塾、第1講「好きなこと×社会にいいことでまちを元気にしよう」は昨年12月11日に、そして第2講「好きなことをカタチにしてみよう」は1月15日に、そして最終第3講「平凡な行動計画からワクワクの行動計画へ」が2月12日行われました。泣いても笑っても今回でラスト!氷見でどんなワクワクの小さな仕事が生まれたのか、ご覧ください!

1ヶ月ぶりの開講、前回同様にまずは“チェックイン”から始まりました。今感じている気持ちを受講生1人ずつに喋ってもらうと、「最初と比べて自分のやりたいことが見つかってきた」「本当に小さなしごとを始められるか、まだまだ不安」など様々なコメントが。第3講ともなると考えを積み重ねた分、感じ方にも違いが見られますね。

第2講では実際に事業計画を立てる“小さな仕事のタネ”を参加者から募集し、4つに絞りました。今回、残念ながらそのうちの1つは主体者が欠席となったため、次の3つを実現するためにグループワークを進めました。

【からあげきっさてん】
【ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし】
【氷見のアートなお土産やさん】

前回の講座終わりに山口さんから「誰を泣いて喜ばせるか/そのためにどんなサービスを提供するかを各グループで考えてきてください」と宿題を出されていました。
宿題の成果とそれ以外でも進んだことをお聞きすると、【からあげきっさてん】は「グループメンバーと一緒に唐揚げを作って食べました!」と思わずヨダレが出るお答えが返ってきました。実際にやってみて、唐揚げよりも人が集まる場所を作りたいんだと気づいたそうです。どんな小さな一歩も始めることで新しい気づきが生まれますね。

【ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし】は、綿にこだわらずに手仕事という枠組みで考えようかな、定期的に何人かで集まって作りたいものを作るイベントを続けて仕事に結びつかせようかな、と考え方を三回転三回ひねりさせようと頑張りつつもお悩み中な印象でした。

【氷見のアートなお土産やさん】も同様、なんとなくイメージはあるものの、発想のキッカケに出会えずにグルグルと悩んでいるよう。

悶々と悩んでいる皆さんに、山口さんが「ロールレタリングをしましょう!」と言われました。ロールレタリング、皆さんご存知ですか?簡単にいうと、「相手と役割を交換して手紙を書く」ことだそうです。親子だったら、親は子供になりきって親である自分に、子供は親になりきって子供である自分に向けて手紙を書く、といった具合です。今回は、各グループで考えている小さな仕事のサービスを受けた人になりきって、「心がどう動いたか、何が嬉しかったか」を綴ったお礼の手紙を書きました。それぞれの小さな仕事のタネを提案した人は自分で自分に手紙を書くという、ちょっと照れるワークですね。

「みなさん想像するのは得意でしょうから、A4の紙いっぱいになるまで書きましょう!2枚目にいってもいいですよ」と山口さんのおっしゃった通り、受講生みなさん書き出すと止まらない。私も実際に書いたんですが、書いてる途中で情景が浮かび上がって次から次に妄想を広げてしまいました。今まで話に出ていなかったサービス内容を勝手に書き出したり、イベントを捏造したり。自分にとってワクワクする世界を詰め込んだ手紙となりました。

手紙がかけたら、1人ずつ声に出して発表しました。書いた手紙を自分で読むって結構恥ずかしいですね。例えば、【からあげきっさてん】ではこのようなお手紙が書かれました。

「先日のお食事会に参加させていただきました。市内にはあまり知人もいなくて子供のことを話せる人もいないので、年齢や出身地の違うたくさんの人達と出会えて情報交換もできて嬉しかったです。子供にも新しいお友達ができたようで、大変充実した良い一日になりました。ありがとうございました。」

未来の【からあげきっさてん】は唐揚げや喫茶店よりも、人との繋がりが重要となっているようです。お店やイベントを通して仲間が出来る場づくりが【からあげきっさてん】の中に隠れていた潜在的な欲求だったようです。このようにロールレタリングの手紙を読み取ることで、自分の中では言語化していない欲求を引っ張り出すことができるんです。確かに、今までのどんな説明よりも【からあげきっさてん】が稼働している様子が素直にイメージできました。

その他、趣味である銅版画が発想の元となった【氷見のアートなお土産やさん】では、「先日のイベントは目の見えない私もとても楽しめました。銅版画の繊細な凹凸を指先で触って、宇宙を感じました。」と書かれた手紙も。性別や年齢、障害関係なくアートを通じて一緒に宇宙を感じる、【氷見のアートなお土産やさん】という名前からは想像もつかない“宇宙を感じる”という発想に、受講生も運営スタッフも思わず「おぉ!」と声を上げてしまいました。

ロールレタリングを通じて気づいた顕在的な欲求、本質、全く違う角度からのアイデアを活かして、次は小さな仕事を実際に始めるための“小さな一歩”となる事業計画を考えてもらいます!

・泣いて喜ばせたい人は誰か?
・プロジェクト名
・なぜそれをやりたいか?
・3年後のイメージ
・小さな一歩をいつ、どこで、何をする?

上記の項目を机いっぱいに広げた模造紙にまとめてもらいました。最初に考えていたアイデアを三回転三回ひねりさせて、発明の発想を忘れずに、これまでの対話を思い出して…どのグループも悩みながらも思いを言い合い、少しずつ模造紙が埋まっていきました。

事業計画が立ったら、いよいよみんなの前でプレゼンテーションです!「プレゼンテーションは聞いている人へのプレゼント」と山口さんからプレゼンテーションで大切な心がけを教えてもらい、各グループの代表者が順番に発表しました。

トップバッターは【ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし】改め、【ハハハの会】。プロジェクト名の由来は「みんなでハハハと笑いながら手作りを楽しむ、家以外の居場所が欲しいお母さん(ハハ)のための場所にしたい」という思いがあるそうです。3年後の目標ではみんなで作った手作り品を販売した売上でハハハっと笑いながらハワイへ行くこと、だとか!なんとも楽しそうなプロジェクトですね。詳しくは画像をご覧ください。

お次は【氷見のアートなお土産やさん】改め、【心の宇宙旅行】。ロールレタリングから出てきたキーワード「宇宙を感じる」を中心に事業計画を立てました。小さな一歩は8月、眺めのよい朝日山公園での展示会!今から楽しみです。

【からあげきっさてん】は【ルルルプロジェクト】へと名前を改めました。小さな一歩だけでなく、実際にお店を持つ場所の候補まで出てきました!一番最初のアイデアから一気に具体性を帯びましたね。

それぞれの発表を聞きながら山口さんからは「チラシの制作代も決して自分のお財布から出さないように。その辺りの費用も含めてイベント代を考えてね」「イベントなら参加者とたくさんお話をしたり、参加者同士がワイワイと楽しめる空間づくりをしてね。それが輝く名簿づくりに繋がります」「値段のバリエーションを作るのも一つの方法だね」などなど、更に一歩踏み込んだアドバイスを頂きました。

3ヶ月前、第1講では「私はこれが好きだから仕事にしたい」「何かしたいけど具体的に何も思いつかない」と言っていた受講者の皆さんから、このような具体的でワクワクするプロジェクトが生まれ、運営スタッフも嬉しい気持ちでいっぱいです。

最後に山口さんは、「今発表した小さな一歩は必ず実行してくださいね」とおっしゃいました。小さな一歩を実施する日が近づくと不安になると思います。お客さんも1人しか来ないかもしれません。それでも、仲間に背中を押してもらいながら勇気を出して実行に移さなければなりません。どんなに小さな一歩でも、やるのとやらないのとでは天と地の差があるのです。そんなことを受講生一人一人の目を見ながら、力強くお話しいただき、今年度の「小さな仕事づくり塾」は閉講となりました。

閉講後の打ち上げでは、山口さん、スタッフ、受講生のみなさんが入り混じりながら、今回生まれたプロジェクトについて語り合い、これから待っているワクワクの未来を思い浮かべながら解散しました。

今年度の「小さな仕事づくり塾」で生まれた3つのプロジェクト、今後もみらいエンジンは可能な限りサポートしていきます。どうぞワクワクの未来をお楽しみに!

東京で寒ブリランチを堪能!『Little HIMI vol.2』レポート

こんにちは、みらいエンジンの藤田です!
暖冬が予想されていた今冬、氷見市も例年に比べお天気が良い日が多くなっています。
もちろん太平洋側に比べると雨雪も多いのですが、これだけ青空が見える日が多いのは珍しく、なんだか得した気分です。

さて、今回お伝えするのは、そんな氷見の様子を東京で語るイベント『Little HIMI』第2回の様子です。
昨年7月にはじめて開催したこちらのイベントは、氷見市への移住促進を図る交流の場として企画したものです。
とはいっても、このイベント自体は移住を検討している方だけを対象としたものではなく、氷見・富山をキーワードとした敷居の低い交流会となっています。
地方への移住というのは、移住者さんにとってはとてもエネルギーのいる人生の一大事となります。そしてだからこそ、後悔のない選択をしてほしいと私達は考えています。
そのために必要なのはなにをおいても情報です。
それも一昔のイメージでなく、今現在そのまちにどのような人がいてどのような暮らしをしているのか、さらにはこれからこのまちはどうなっていこうとしているのか……こうした情報を集めて、自身の理想と照らし合わせることが、悔いのない移住先決定には大切になってくるはずです。
そんなわけで、Little HIMIには氷見で新しいアクションをはじめている方をゲストとしてお連れして、その取り組みについて語っていただいています。
今回のゲストは海辺のカフェ『Umineco Coffee』を営む鎌仲さんご家族と里山地区でゲストハウス&カフェを営む『ソライロ』の澤田さん。そして特別ゲストとして、テレビでお馴染みのモーリー・ロバートソンさんも参加されました!
気になる会の内容は……レポートスタートです!

1月19日土曜日、東京都は神保町にあるレンタルスペースが今回のLittle HIMIの会場です。
来場いただいたお客様は全部で9名。20代から50代までの男女で、出身も様々です。
テーブルを3つに分けて着席いただいて、定刻を待ってイベントスタート!
まずはゲストの鎌仲さんご家族による『氷見のワクワクするプロジェクト』紹介です。

発表は鎌仲真希さんから。真希さんは愛知県出身で、ご主人・勇気さんとご結婚されたことから氷見市に移住してこられたとのこと。
愛知といえば名古屋を代表とするカフェ文化の強い地域です。真希さんは氷見にやってきてから、地域にカフェが少ないことを残念に思っていたそう。
そんな想いを抱きながらも育児に励み、お子さんの咲太朗くんが大きくなったこともあって、一念発起。
氷見駅からもほど近い海岸沿いに『Umineco Coffee』というカフェをオープンさせました。

ないものならつくってしまえ!という行動力も素晴らしいですが、個人的に鎌仲さんたちが素敵だなと思うのは家族の時間をとても大切にしているところ。
『Umineco Coffee』はチェーン店のカフェのように毎日開いているわけではありません。勇気さんはご自身のお仕事を継続しており、咲太朗くんが通園しているお昼の時間を使って営業しているためです。
またお店についての広告・宣伝はほとんどしておらず取材もお断りしているとのこと。
これは営業時間が限られていることと、たくさんのお客さんに来店してもらっても真希さんだけでは対応しきれないからだとか。
当たり前の『カフェ開業』のマニュアルとは真逆を行くような営業スタイルですが、だからこそ無理なく自然体で営業を続けていけるのでしょう。
「お店をはじめてうれしかったのは『こんなお店があってよかった』という言葉をいただけたこと。自分がやりたくてやったお店なのに、誰かの居場所になれていることがうれしい」
真希さんはそう語っていました。

鎌仲さんご家族の発表が終わると、特別ゲストのモーリー・ロバートソンさんが会場に到着されました!
テレビでも大活躍のモーリーさん、実は富山とは浅からぬ縁があるお方なんです。
モーリーさんのお母様は高岡市のご出身、そしてご自身も高校生時代を高岡で過ごしていたそうです。
そしてなんといっても大好物が氷見の寒ブリ!
現在は氷見市の政策参与・観光親善大使に任命されていることもあり、お忙しい中Little HIMIに参加してくださることになりました。

そういったご自身のプロフィールについてお話くださった後、モーリーさんが語ったのは氷見の食の豊かさについて。
魚だけではなく野菜や果物、そしてお酒について……
現在のまちの様子にも本当に詳しく、ユーモアたっぷりに氷見の魅力をご紹介くださいました。
お話の結びでは「人間らしい生活」についても触れました。
都会のビルの中で過ごす生活と、海と山を眺めながら過ごす生活……もちろん自然が多いほうがいいと簡単に割り切ることはできませんが、北陸新幹線が開業して時間的距離が縮まった今だからこそ二拠点居住などの可能性もあるのではないかとご提案くださいました。

モーリーさんのプレゼンテーションが終わると、いよいよランチタイムです。
会場にはお話の間中美味しそうな匂いが漂っていて、もう我慢の限界という頃合い。
みなさんのもとに運ばれてきたメニューはこちら!

寒ブリの照り焼き・漬けの二種どんぶり
氷見産ながらも入りお味噌汁
氷見速川産サツマイモのプリン

澤田シェフからの紹介が終わっていざ実食です!
実はこの日は「ひみ寒ブリ宣言」の終了が告げられた日でもあり、偶然にも今冬のラストひみ寒ブリをお届けすることができました。

脂の乗った甘みのあるブリと、こちらも氷見産の新鮮なネギが、白いご飯にベストマッチ!
旬のながらもがたっぷり入ったお味噌汁も、氷見を感じるメニューです。

デザートとしてはサツマイモのプリン。速川地区で澤田さんが栽培に携わっている食材を使った逸品です。
こうしたお食事の横に添えられたコーヒーのドリップパックはUmineco Coffeeのオリジナル品!
その場で楽しむこともできますが、多くの方はお土産として大切にお持ち帰りになったようです。

テーブルトークでは3つの島に分かれてそれぞれの話題に花が咲きます。
まずはそれぞれの自己紹介。今回の参加者さんは富山出身の方もいれば東京、はたまた東北のご出身など、本当にさまざま。それぞれにどうしてこの会に参加しようと思ったのかなどのテーマで盛り上がります。
モーリーさんは時間の都合で前半戦のみの参加となっていたのですが、できるだけ多くの方とお話したいとご自身の食事もそこそこに自ら各テーブルを回って会話を盛り上げます。

1時間はあっという間に過ぎ、ご退席の際も今後の地方での暮らしが持つ可能性に触れ、参加者のみなさんにエールを送ってくださいました!

モーリさんが退出されると、席替えを挟んで後半戦を開始!

後半戦の冒頭はゲストの澤田さんからのプレゼンテーションからはじまりました。
澤田さんはデザートにも使われたサツマイモをつくっている速川地区活性化協議会の活動について、そして昨年オープンした定住交流センター『ソライロ』について、その取り組みを語ります。
料理を食べていることもあって、その言葉はすっと染み入ります。
穏やかな人柄と確かな行動力によって地域にしっかりと根を張る澤田さんの姿からは、参加者さんたちも学ぶところがあったのではないでしょうか。

交流会は最後まで大盛り上がりのうちに閉会の時間を迎えます。
名残惜しいですが、お帰りの際には多くの方から氷見に行きたくなったとの感想をいただきました!
いらっしゃる際には是非澤田さんや鎌仲さん、そしてみらいエンジンを頼って、氷見の魅力をより深く味わっていただければと思います。
移住のはじまりはこうした小さな交流から。
さらなる出会いを求めて、今後もこうした企画を続けていきます!

オーガニックにこだわった小さな美容室、Vivant

こんにちは、見習い相談員の西田です。
地方で暮らしていると都会の友達によく聞かれるのが、「服どこで買ってるの?」「美容院どうしてるん?」の2つ。正直、服は氷見市の隣にある高岡市のイ○ンモールとか、これまたお隣小矢部市の三○アウトレット○ークとかで買ってますね。車さえあれば気軽に行ける距離なので。でも、美容院は氷見市内にあるんですよ、オシャレなところが!田舎だからって何もないと思うなよ!!

美容室Vivantさん、氷見市街地から車で10分かからない程の場所にあります。氷見の人には「西條中学校の前だよ」と言えばピンとくるのではないでしょうか。

出迎えでくれたのはオーナーの大野和子さん。小さな頃からずっと氷見で生活されている、根っからの氷見っ子さんです。以前は高岡市で美容師として働いたそうですが、「生涯働くなら地元氷見で独立したい」という思いで昨年3月にこのお店をオープンされました。
以前は美容師を目指す娘さんと2人で切り盛りされていたそうですが、娘さんが他のお店へ修行に行くようになり、今は和子さんお1人でされています。それにしても、3人のお子さんを育て上げたお母さんには到底見えないほど若々しい…美魔女だ…。

店内は椅子が2つにシャンプー台が1つと小さいながらも、明るい日差しとナチュラルな質感でとってもきれい。“オーガニックにこだわったナチュラルな女性のための美容室”というコンセプトがピッタリハマっています。

椅子に座ると、膝掛けとともに湯たんぽも貸してくれました。ホカホカァ。雪がチラつく日には嬉しい心遣いです。

この日はカットとカラーをお願いしました。お恥ずかしながら私、美容室へ通うのはサボりがち。とにかくサッパリしたくて「バッサリいってください!なんなら刈り上げてもいいんです」と勢いに任せてお願いすると、「そうすると顔まわりはこんな感じにするか、個性的になるけどこんな感じにもできるけど、どう?刈り上げる?」と親身に相談に乗ってくださいました。
初めて訪れましたが、顔なじみのスタッフのような、なんでも相談できる親戚のお姉さんのような、いい感じの距離感で話せたのが印象的でした。オーナーの和子さんのオシャレな雰囲気と適度な氷見弁、きれいで小さな空間のおかげでしょうか。

Vivantさんではオーガニックにこだわっており、天然100%のヘナカラーやオーガニックカラーもお願いできます。
氷見に移住を希望される方の中には、“自然に近い”“オーガニックな暮らし”に興味のある方が多いように思います。そうした方にも髪にも体にも優しいオーガニック素材を選べる美容室は嬉しいんではないでしょうか。

カラー中には可愛らしいハーブティーを頂きました。美容院でこんなに素敵なお茶を出されたのが初めてでちょっとビックリしました。貴重な休日を美容院で過ごすのってなんだかもったいないなと思う派でしたが、ここなら良い休日を満喫できる気がします。

のんびりお茶を飲みながら和子さんとお喋りしていると、気づけばカットカラーが終わっていました。髪も気持ちもスッキリサッパリ、いい気分です。折角なんでご覧ください、美容室紹介であるあるのビフォーアフター!


写真では伝えきれないんですが、手触りサッラサラです。カラー特有の嫌な香りもせず、オーガニックカラーハマりそうです。

毎週月曜、第一火曜、第三日曜が定休日のVivantさん、詳細はコチラからどうぞ!

好きをカタチにする!「小さな仕事づくり塾」第2講レポート

こんにちは!見習い相談員の西田です。
自分の好きなこと×社会にいいことで“小さな仕事”をつくるために必要な様々なことを学ぶ起業塾「小さな仕事づくり塾」、氷見では今年度で3回目の開催となります。福岡県津屋崎で対話によるまちづくりを実践されている山口さんを講師にお迎えし、受講者の皆さんと一緒に「氷見で小さな仕事を始めるには?」を考えます。

全3回講座で構成される本塾、第1講「好きなこと×社会にいいことでまちを元気にしよう」は昨年12月11日に、そして第2講「好きなことをカタチにしてみよう」が1月15日に氷見市役所で開講されました!今回は第2講の様子をお伝えします。

今年度の受講者は13名、第2講は2人欠席で11名での開講となりました。
第1講では、受講者それぞれの本塾へ参加した思いや夢を自己紹介と共に共有し、更に津屋崎で行われているたくさんの小さな仕事の事例を教わりました。第2講からは、受講者の夢や好きなことを「そういうのを待ってました!」と社会が笑顔になるカタチに変化させ、実現可能な小さな仕事へ育てていきます。

前回から1ヶ月空いての開講、受講者同士も会うのが1ヶ月ぶりの方が多く、少し緊張している様子…。緊張をほぐして笑顔で対話できるように、まずは3〜4人のグループに分かれて「この1ヶ月なにしてた?」と軽く世間話タイム。3~4人って、みんなの顔を見渡せて喋りやすいですよね。さっきまで静かだった会場が、楽しげな声で満たされました。

場が温まったら、全員で円になって「今なにを感じてる?」を一人一言ずつ話しました。聞いていると「“好き”を明確なカタチにしたい」「趣味の範囲から脱却して小さな仕事に繋げたい」という声がありました。趣味と仕事の違い、自分の好きなコトをどこまで変形させて社会に受け入れられるカタチにするか、が第2講でのキーポイント。受講者も、どんな仕事が生まれるのかワクワクしている様子でした。

第1講でも行っていましたが、最初に少人数→全員と段階を踏んで自分の気持ちを話すと、すんなりと話し合いの場へ気持ちが入り込めていいですね。この工程を山口さんは「チェックインする」と言っていました。受講者のリラックスした顔に、今回も良い対話が生まれそうな予感がしました。

チェックインが終わったら、次は前回の振り返り。3~4人のグループに分かれて前回学んだこと、感じたことを思い出しながら、大事なことは机に敷いた紙にメモしていきました。なんせ前回の講座は1ヶ月前、最初は「何があったっけ…」と悩みながらも、話す中で「そういえばそんなこと教えてもらった!」「その話だとこんな話にも繋がってたね」と徐々に学んだことを思い出しているようでした。その様子を見ていると、みなさんグループの方々の話を丁寧に聞き、相手が話終わったタイミングで自分の意見を話しており、第1講で学んだ大切なことのひとつ“対話”を体が覚えているようでした。

各グループで出た話を全員で共有しながら、講師の山口さんが前回より更に踏み込んだお話をしてくださいました。例えば、普通の起業だと最初の1年半ほどは利益が出にくく、借金も必要になり運営も大変。だからこそ小さな起業ではスモールスタートで初期の借金を極力つくらない事、アイデアを発明してコストがかからない“ストーリー”や“コト”を商品にする事がとても重要なんです、といったお話。発明のためには自分が興味のない分野に触れる事が重要で、そのためには新聞を読む事も効果的だ、といったお話などなど。そうした小さく起業するために大切な事を具体的にまとめられたプリントも頂きました。これはずっと大切に待っていたい!

小休止を挟んで、また全員で円になりました。ここからが第2講の本番、受講者から募ったいくつかのプロジェクトをモデルケースに、グループワークによって最初のアイデアを小さな仕事へと展開させます。モデルケースとするプロジェクトを募るため、「私はこれを今すぐにでも実現したいんだ!」という受講者に、その思いにプロジェクト名をつけてプレゼンしてもらいました。出てきたプロジェクト名はこちら!

◉からあげきっさてん
◉氷見のアートなお土産やさん
◉ワタワタしない、わた(綿)のある暮らし
◉手をかしてほしい人とかしたい人を繋げるサービス、シェアーズ
○変なダンス講師
○都会と田舎の交差点
○アキない作り

プレゼンを聞いていると、どれも未来をみてみたいプロジェクト!ですが流石に全部は多いので、今回は氷見市内でやりたいという案(◉の4つ)に絞りました。この4つのプロジェクトをモデルケースとして、ワクワクして、社会に良くて、誰かが笑顔になれる小さな仕事を受講者みんなで考えます。今回は4つに絞りましたが、最初の発想を3回転3回ひねりさせて小さな仕事にしていくという工程を体験することは、今後他のプロジェクトでもきっと役立ちます。モデルケースの4つ以外のプロジェクトもぜひ実現して欲しいと願います。

さて、ここからはプロジェクト主+2~3人の4グループに分かれて、それぞれのプロジェクトを練っていきます。ここで大切なのは、変化を恐れずにアイデアを三回転三回捻りさせること。結果的には、最初思い描いていたカタチとほとんど違うプロジェクトになるかもしれません。それでもいいんです。プロジェクト主もまだ気づいていない“本当に大切なこと”はなんなのか、このプロジェクトの真髄はなんなのかを対話の中から見つけて、それを社会に良いことへと変形させていく作業となります。じゃあ具体的にどう考えていけばいいの?というところで、以下の2つを山口さんから課題として出されました。

①誰を泣いて喜ばせるか
このプロジェクトは誰のためにやるのか、「〇〇さんに喜んで欲しい!」など具体的であればあるほど◎。具体的な人が思い浮かべば、プロジェクト内容も具体性をもち、人に説明しやすくなります。そうすることで応援してくれる人やお客さんとなる人を増やせるようになるのです。

②そのためにどんなサービスを提供するか
泣いて喜ばせたい人のためにどんなサービスがあればいいのか。よくある職業区分から選ぶのではなく、相手を思い浮かべて考えることで、今までにない仕事を発明できそうですね。

この日はここで時間切れ、この2つをグループそれぞれで考えてA4用紙にまとめる、という宿題が出されました。
いよいよ次回の第3講で、今年度の「小さな仕事づくり塾」は終了となります。最後、どのようなプロジェクトが氷見で生まれるのか、どうぞお楽しみに!

と言いつつも第二講、もう少し続きます!ここからは特別講座「起業のための資金調達方法とクラウドファンディング」の時間です。

最近見聞きする機会が多い“クラウドファンディング”。小さな仕事を始めるための資金調達の方法のひとつとして、クロスオーバーワークス合同会社の代表である木田さんにクラウドファンディング について教えていただきました。木田さんは県内初のクラウドファンディング コンサルタントとして活動されており、これまで起案支援した全てのプロジェクトが資金調達に成功しているという、確かな実績の持ち主です。
「Beer Café ブルーミン」さんが起業の際に行い、達成目標金額302%もの支援金が集まったクラウドファンディングも、実はこの木田さんがコンサルタントしていました。とにかく、富山でクラウドファンディングするなら木田アニキに聞け!というぐらい頼り甲斐のある方です。

講座では、「そもそもクラウドファンディングってなんなの?」というところから、支援金の集め方、目標金額の定め方やプロジェクト名の名付け方といった具体的な手法まで、実際のプロジェクトを参考にしながら解りやすく説明いただきました。

受講者もメモをとったり、スライドを写真に収めたりと興味津々な様子。

たった30分程の時間で、クラウドファンディングへの理解がググッと深まりました。受講者の中にも、「クラウドファンディングやってみようかしら」と思った方もいたのではないでしょうか。小さな起業を始める時の手助けとなる学びになっていれば嬉しい限りです。

それではまた第3講でお会いしましょう!

【小さなしごとづくり塾in氷見】——————————

《第3講  平凡な行動計画からワクワクの行動計画へ》
2月12日(火)18:30~21:00
・行動計画を三回転三ひねりしてみよう
・小さな一歩を踏み出そう

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今年も始まりました!「小さな仕事づくり塾」第1講レポート

こんにちは!見習い相談員の西田です。
今回は「自分の好きを仕事にしたい!でも何から始めればいいのか…」「地域のために何かしたくてウズウズしている!」「何かを始めようとキラキラしている人の力になりたい」という方にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

先日、今年度の「小さなしごとづくり塾in氷見」が始まりました!
小さなしごとづくり塾とは、自分の好きなこと×社会にいいことで「小さな仕事」をつくるために必要な様々なことを学ぶ起業塾です。福岡県津屋崎にて“対話による地域住民や大人と子供のコミュニケーションの場づくり” “小さな起業による地域の活性化”などを実践されている山口さんを講師にお迎えし、参加者の皆さんとの一緒に「氷見で小さな仕事を始めるには?」を考えます。

 

氷見での「小さなしごとづくり塾」は今年で3回目となります。昨年度の様子はコチラからご覧ください。
本講座で手に入れた“きっかけ”と“仲間”によって実際に「小さな起業」を始めた、もしくは第一歩を踏み出した方々によって、実際に氷見で新しいカルチャーが生まれています。昨年度の受講生が始めたプロジェクトをご紹介します↓↓

 

◯宿泊×移住がコンセプトの「移り住みたくなる宿 イミグレ」
●哲学×パンをテーマにマルシェ出店やイベント企画をしている「考えるパンkoppe」、「考えるときyotte」
◯身体と衣服の丁寧に繕う「CorTe」
地方でドローンの活用を広める活動

 

 

全3回(月1回)講座のうち第1講「好きなこと×社会にいいことでまちを元気にしよう」が、12月11日に氷見市役所で開講されました。今年度の受講者は13名、第1講は残念ながら都合が合わず2名欠席、11名でのスタートです。

 

この塾は、講師の方のお話を聞いてフンフンなるほどとメモを取る、だけではありません。山口さんのお話を聞いて何を感じたかを参加者自らが声に出し、それを聞いた山口さんがまた話す、という対話の中から小さなしごとをつくり出すヒントを参加者自らが気づき、身につける。上辺の知識ではなく、参加者の心に響く学びの場です。

 

最初に山口さんの自己紹介、本講座の進め方などを聞き、次は早速参加者が話す番です。と言っても、いきなり大勢の前で発言するのはなかなか難しいので、最初は3~4人に分かれて自己紹介をしました。初めて会う人に、短い時間で自分が何者なのかを伝えるのって意外と難しいんですよね。見ていると、皆さん身振り手振りも使いつつ、どうすれば上手く伝わるのかを一生懸命考えながら話しているようでした。

 

 

グループ自己紹介で喋るウォーミングアップができたら、次は全員で自己紹介をしました。この日集まったのはこんな方々です!

 

やりたいこと・好きなことが明確な人、今までの経験を地域で活かしたいけどどうすればいいか悩んでいる人、とにかく何かをやりたくてウズウズしている人など、講座に参加した意気込みは人それぞれ。キャラクターが際立っている人も、物静かな人もいて、良いバランスのメンバーだなぁ、と勝手に感じていました。
昨年度の講座と比べると、山口さんがお話する内容は正直あまり変わりありません。毎年違う参加メンバーによって生まれる対話や発見が、本講座の最も重要な要素となるんです。本年度の講座がどんな風に進んでいくのか、私含め主催者側も楽しみです。

 

 

自己紹介の後は少し休憩。その間も隣の席の人とお話していたり、アットホームな良い雰囲気です。

 

 

講座再開とともに山口さんから、大切にして欲しい2つのことを教わりました。

 

1つめは“対話”すること。話し合いの時に相手を否定せず、自分の話を断定しない。相手が自分と違う意見でも、まずは黙って耳を澄まして「何を言いたいのかな?なぜそう思うのかな?」と考える。

 

例えば…、と山口さんが「人生とは何か?」という問いを参加者に投げかけました。蓄積、試練、閃き、好奇心、探求、今、などなどその答えは皆さんバラバラ。「私が正しいんだ!」と相手の意見を打ち負かそうとする姿勢ではなく、相手の意見も認めた上で対話することによって、そこからまた新しい発見が生まれるのだそうです。

 

2つめは“発明”すること。「今まで見たことないけどこういうのがあるといいんじゃない!?」を見つけることが起業するということ。気が付いていないことを生み出す、想像の枠を超えることが大切なんだ、と山口さんは語ります。“発明”のためにも“対話”が重要になるんですね。

 

 

大切な2つのことを念頭におきながら、山口さんが活動されている福岡県津屋崎で実際に行われている小さなしごとをご紹介いただきました。店主日替わりのお店、納期なしの看板屋さん、部活つき珈琲屋さん、つくる時間をプレゼントする工房、人間力を学ぶ学習塾などなど「面白い!」「こういうのいいなぁ」と思う事例が盛りだくさん。

 

 

津屋崎での事例を見て、感じたこと考えたことをグループに分かれて話し、共有しました。話しながら、気に止まったことはテーブルいっぱいに広げた紙にメモしていきます。

 

・ワクワクを感じた!心を開くことが大切なんだ
・場所があると、みんなが集まってそこで何かが起きる
・お店を営業している人の顔写真がなくてもその人がエキサイティングに見える
・既存の仕事のスキマに入り込んでいる気がする
・一人だと心が折れそうだけど、何人か集まってやれば頑張れそう
といった前向きな感想もあれば、

 

・人口が少ない氷見で同じことをやって人が集まるのかな?
・津屋崎とは違い、氷見は閉塞感を感じる
・見せてもらった事例がきっと凄い人たちがやったことなんだろう、自分みたいな平凡な人間でもできるのか…
といった後ろ向きな感想も出てきました。

 

 

それを受けた山口さんは、「津屋崎の事例に登場した人も特別な存在ではなくて本当に平凡な、その辺にいるような人たちです。」と力強く話しました。「大切なのは、とにかくやってみること。野球をしましょうとなったら、分厚い野球本を暗記するよりも、実際にバットを振ってみて、なんでボールに当たらないのかを考えてまた振ってみて…という方が野球が上手くなれるでしょ?それと一緒です。実際にやりながら学んでいく姿勢と、第一歩となるスモールスタートが大切なんです。」

 

とにかく小さなスタートを切る、そのためのきっかけと仲間が手に入るのが「小さなしごとづくり塾」なのです。残り2回の講座を通して最終的には、参加者の方が小さなしごとを始めるための具体的なスモールスタートを考えます!
今年度のメンバーからはどんな小さなしごとが生まれるのか、残り2回のレポートもお楽しみに!

 

 

—【小さなしごとづくり塾in氷見】——————————

《第2講 好きなことをカタチにしてみよう》
1月15日(火)18:30~21:30
・一緒にできる仲間を探そう
・ 仲間と共に行動計画を立ててみよう
〈特別講座〉
起業のための資金調達方法とクラウドファンディング

 

《第3講  平凡な行動計画からワクワクの行動計画へ》
2月12日(火)18:30~21:00
・行動計画を三回転三ひねりしてみよう
・小さな一歩を踏み出そう

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【ひみ暮らしインタビューVol.5】野口 朋寿さん

こんにちは!見習い相談員の西田です。
氷見に移住されたみなさんにインタビューし、リアルな声をお伝えする【ひみ暮らしインタビュー】
シリーズ5回目は、今年4月から氷見市の地域おこし協力隊として活動している野口朋寿さんです。
そう、あの巷で噂の(?)フィッシュレザーを作っている方です!
なぜ氷見へ来たのか、今の氷見での活動などを伺いました。

 


 

--野口くん、今日はよろしくお願いします!
早速ですが、今回氷見へ移住するまでの経緯を教えてもらえますか?

 

僕は元々香川県の出身で、富山大学へ通っていた4年間を高岡市(氷見市のお隣)で過ごしました。大学では漆工芸を専攻していて、4年生の時にフィッシュレザーの研究のために氷見へ通っていたんです。大学卒業後は京都へ行き、お坊さんの資格が取れる別の大学へ2年間通っていました。実家がお寺で、最終的には帰るつもりだったので。でも、卒業したら実家に帰るか〜と思っていたら、まだ帰らなくていいよ、と言われて。お寺の仕事も段々減ってきていて、今帰ってもそんなに仕事がないらしいんですよ。そこで卒業後の仕事どうしようと悩んだ時に、富山大学の時に始めたフィッシュレザーを続けたいと思って、そういえば氷見に地域おこし協力隊の人がいたな、と思い出したのが氷見に来たきっかけです。

 
 

--富山大学では香川県出身というだけであだ名が「うどん君」だったのもいい思い出だね!(実は野口くんと私、同じ大学でした。野口くんが私の後輩になります。)
ところで氷見へ来るきっかけとなったというフィッシュレザーについて詳しく教えてもらえる?

 

ざっくり言うとなめした魚の皮のことで、それを使って名刺入れやポーチ、ベストなんかも作れます。

 

野口くんがなめして作ったフィッシュレザー。上からボラ、ブリ、タイの皮(色は染めてます)。

 

--漁業の町・氷見にピッタリの代物じゃない!
野口くんはどうしてフィッシュレザーを始めたの?

 

大学4年生の時に漆を使った卒業制作を作らなくちゃいけなくて。一方で、もともと趣味でレザークラフトをやってたんです、牛革で財布を作ったり。なので、卒業制作では牛革と漆でなんか作ろうと思ったんです。そこから他の革についても調べてみようとなって、爬虫類の皮を調べたり(笑)。その時に「そういえば魚の皮ってないな」と思いついたのが一番最初ですね。

 
 

--フィッシュレザーの研究のために氷見に来ていたと言っていたけど、フィッシュレザー先輩が氷見にいたりしたの?

 

フィッシュレザーを始めた時に友達から、氷見で同じことをやろうとしている動きがあると教えてもらって、話を聞きに氷見へ来ました。その時に靴職人の釣賀さんと「一緒にやろうよ!」という話になって。京都にいた時も、釣賀さんとは「こんな皮ができたよ」と連絡をとりあったりしていました。

 
 

--釣賀さんはフィッシュレザーの先輩というより一緒にやる仲間って感じかな。
その後、フィッシュレザーの研究・制作は順調に進んだ?

 

最初は僕も釣賀さんも、魚の上手ななめし方がわからなくて…。、革の工場へ見学に行ったり、色々調べたりして段々とわかるようになって、なんとかフィッシュレザーを作れるようになりました。その途中3ヶ月ほど、タイへ留学に行ったんですが、その時に学んだタイの漆技法である「箔絵」(金箔で絵を描くような技術)を出来上がったフィッシュレザーに施して、ベストに仕立てた物を卒業制作にしました。

 
 

--野口くんの卒業制作、一度見たら忘れられません。うっすらウロコ模様が残るフィッシュレザーが金箔で飾られた、黄金に光るベスト。
あれって今はどうしてるん?

 

家に飾ってます(笑)。

 

--目が痛そう(笑)。

 

野口くんの卒業制作。実際に着れます。

 

--ところで今は氷見ではどういう生活をしているの?

 

今は一軒家に嫁と二人で住んでいます。もともと高岡市に住んでいた時期があるので、生活に対する違和感みたいなのは特にないですね。

 
 

--そういえば新婚さんやったね、おめでとう!
地域おこし協力隊としての活動はどんな感じ?

 

僕が所属しているのが「東地域まちづくり協議会」という去年できた団体で、子供をメインとしたまちづくりをテーマに活動しているとことです。夏にラジオ体操をしたり、まちなかをぶらり散歩するイベントをしたり。まちなか散歩イベントでは地元の小学生とお母さんを対象に、まちづくりの先生や地元でガイドをしているおばちゃんと一緒にまちを散策しながら漁業文化の町並みを知るというイベントで、散策後はフィッシュレザーを使った魚のブローチづくりのワークショップをして楽しんでもらいました。後は、「うみのアパルトマルシェ」のお手伝いなんかもしています。
氷見に来てからの活動は「まちづくりのお手伝い」と「フィッシュレザーを仕事にする」の2本が中心ですね。

 
 

フィッシュレザーを使った魚のブローチづくりのワークショップの様子

 

--今の活動はどちらかというと「まちづくりのお手伝い」の比重が大きい気がするけど、「フィッシュレザーを仕事にする」の方はどういう活動をしているの?

 

今、富山県がやっている起業未来塾というのに通っています。経営についてとか経理のこと、全然知らんかった税金についてなどを教わっていて、学びながらフィッシュレザーをどう売り出していこうか計画している段階です。起業未来塾は11月で終わるので、こらから少しずつ動いていきたいと思っています。

 
 

--野口くんはフィッシュレザー作家になるの?それともフィッシュレザー社長?

 

僕が想像しているのは作家活動ではなくて、フィッシュレザーのブランド化ですね。僕一人で作るんではなく分業で、魚の皮を加工する人がいて、縫製する人がいて、営業の人がいて、まとめる人がいる。事業化する、というのを目指してます。

 
 

--商店街の空き店舗とか借りて、ガラス張りの中でフィッシュレザー作ってるのとかかっこ良さそう!

 

そうですね、見えるとこだけでもいいからめっちゃオシャレにしてやりたいです!

 

フィッシュレザーのブローチ。子どもたち自身でフィッシュレザーを好きな色に染めて楽しんだ。

 

--ちなみにフィッシュレザーの元になる魚ってどうしてるん?自分で釣るの?

 

魚関係は何でも好きなんで、釣りはめっちゃ行ってます!余裕があったら週に2~3回ぐらい。本当は釣った魚を使いたいんですけど小さいとダメなんですよね。ものを作れるだけの皮の大きさがとれないから。なので船で大きい魚を釣りに行きたいんですけどね、レンタル料が安くなくって(笑)。

 
 

--噂で、野口くんは釣りバカだって聞いてたけど本当やったんや(笑)
釣竿たくさん持ってたり?

 

五本持ってます。安いやつですけど。釣り方によって持っていく竿を変えるんですよ。

 
 

--釣りの話、すごい楽しそうに喋るね、さすがだよ。
これ以上釣りの話すると長くなりそうだから、この辺で…。
今日は色々とお話くださりありがとうございました!これからよろしくね!

 

こちらこそ、ありがとうございました。よろしくお願いします!

移住者夫妻によるエスニック料理店『まんがい家』オープン!

こんにちは、スタッフの藤田です!
氷見には特徴的な地名がたくさんありますが、そのひとつに「熊無(くまなし)」というところがあります。
昔から熊が出ないからなのか、それとも出ませんようにとの願掛けなのか、そのあたりは地元の方にお話を聞いてみるとして(調べが足りずすみません……)氷見のなかでももっとも標高が高い地域のひとつです。
熊無を抜けるともう石川県の羽咋市で、能登半島横断の主要道路であるため車の往来は多く、国道沿いには以前に紹介したジビエ料理の食堂のほか、お休み処となるドライブインなどもあり、ドライバーたちの休息の場となっています。
 
さて、今回ご紹介するのはそんな通りにお店をオープンさせた移住者さんご夫妻です!
氷見の中でも最奥の地域でご夫妻がオープンさせたのは「タイ・マレーシア料理店 まんがい家」というお店。
立地も驚きですが、本格的なエスニックのお店というのは氷見ではかなり珍しい…! 大阪で6年お店を経営していたということでお味への期待も高まります。
昨年みらいエンジンにご相談があり、物件探しをお手伝いさせていただいたご縁から、引っ越し・開店準備の報を聞きながら今か今かと待ちわびていたお店がついにオープンということで、さっそくお店にうかがってきました。
 
お店の場所が最初少しわかりにくいかと思いますので、ガイドを含めてお店の魅力をご紹介します!
 
氷見市街地から向かうにはまず氷見IC方面へ。氷見以外からお越しの場合は能越道から氷見ICで降りて石川側へと進みます。
こちらが国道415号。お店は道沿いですので、しばらくはのどかな景色を眺めながらひたすら石川県境方面へと車を走らせます。
途中は目印という目印も少なくお伝えしづらいのですが、熊無に入って十柱神社というお宮の立派な鳥居が右手に見えたらもう少しです…!
 
神社からもう少し登ったところがカーブになっており、その左手側にお店があります。曲がり角なので氷見市街地方面から来るとお店が死角になるので注意!
 

 

右手側には国重要無形民俗文化財に指定されている藤箕の「伝承の館」という看板がついた建物がみえますが、こちらの向かいがお目当てのお店です!
 

 

さて到着。
 

 

ぱっとみた感じは普通の民家……数ヶ月前まで本当にただの民家だったので当たり前ですね。お店の前には看板があり、駐車場は手前側と奥に5,6台分、十分なスペースがあります。
お店の入口・玄関は道路とは反対側です。
 
いざ、入店!
 


 
 

客席スペースはこんな感じ!
ご主人が3ヶ月かけてセルフリノベーションした店内は味があってあたたかい雰囲気!
柱にはタイ・マレーシア現地の写真やアイテムが飾られ、BGMも相まってなんともアジアンな香り。
 

 

席につくと手書きのメニューと「まんがい家通信」なるものがお出迎え。
こちらの新聞は第1号とあるように更新されていくようです。楽しみですね。
 
メニューは大きく4種類。
「ごはん/カレー/麺/ホットサンド」で、それぞれ週替りとなります。次回予告も書かれているため、次の週も足を運びたくなる……なんとも商売上手です。
メインの他にはドリンクがつくのですが、飲み物ももちろんタイ・マレーシアのものを選べます。ココナッツジュースやテタレーという紅茶など、せっかくなのであわせて注文してみたいところ。
 
さあどれにしようかとメニューをみるも、見覚えのないタイトルの料理ばかりでなにがなにやら……しかし心配ご無用! 困った顔をしていれば奥様がやさしく説明してくださいます。
一応メニューにも説明文はついているのですが、やはり耳できいた方がわかりやすいですね。大阪時代のメニュー写真もありますのでそちらも参考になるかと思います。
 
私はこの日カレーをチョイス!
ゲーン・ガリー(イエローカレー)とテタレーのセットを注文です。
 

 

きました! いただきます!
口に入れるとレモングラスの爽やかな香りもあって、気分はあっというまに南国モード。しかしながら食べていると後からじわじわ辛さがこみ上げてきて、汗がとまりません! 代謝の悪いワタクシですが、一気に毒素が抜けていく心地です。
 

 

汗を拭き拭き食べ終えると、食後のテタレー。
マレーシアの紅茶なのですが、練乳が加えられておりとっても甘いです。
その甘さがカレーの後だとちょうどいい。よく考えられています。
 
ちなみに他のメニューはどんな感じかというと、
 

 
 

こんな感じです。
上がご飯コースのナシ・レマ、下が麺コースのセンレック・ナムヘーン・ムーです。
同席していたお客さんに撮らせていただきました…笑
ちなみに写真のナシ・レマは、通常お肉が入るところを、お客様のオーダーによりお肉抜き仕様でつくっていただいていました。細かな気配りも素敵です。
それぞれ名前をみてもパッと味が想像できないので、余計に味が気になりますね。
ぜひとも次回チャレンジしたい。
 
最後に、オーナーの浅岡夫妻にお話を聞きました。
 

 

高岡市出身の浅岡克勝さんがタイと出会ったのはサラリーマン時代のこと。アパレル会社に勤務していたときに赴任したことがきっかけだったといいます。
食べることが大好きでかつ凝り性だった克勝さんは、現地の料理を食べるだけでなく自宅でその料理を再現しタイ料理を覚えていきました。
その後、日本に戻り大阪で会社員としての生活を続けていましたが、ある日近所でお店をやるのにぴったりの物件を発見。
突然、奥様の和美さんに「店をはじめようと思う」と切り出して、とんとん拍子に物件を契約。まんがい家をオープンさせます。
本格的なエスニック料理店がまだ少なかった当時、浅岡さんが目指したのは大阪にタイ料理のカルチャーを発信・浸透させること。
そしてその目標は6年の月日の間に叶えられ、地域に愛される料理店になっていきました。
どのくらい地域に愛されていたかは、店内に飾られている写真を見ればよくわかります。
 

 

そこに写っているのは、前のお店の常連さんたちの姿。みなさん、いい笑顔です。
そしてなんと、熊無でのオープン初日には、大阪時代のお客さんが突然ふらりと現れたのだといいます。
「氷見でお店をはじめることはハガキで伝えていたけれど、まさか大阪から開店祝いのためにわざわざ大阪から来てくれるとは……泣きそうになりましたね」と克勝さん。なんとも感動的なエピソードです。
 
高齢になったご両親の心配もあり、富山に戻ることにした浅岡さん夫妻。
せっかくであれば環境のいいところで古民家をみつけ、DIYで理想のお店をつくりたいと高岡周辺でお店兼住まいとなる物件を探していたところ、みらいエンジンにご相談をいただきました。
最終的には自らで熊無の物件を見つけリノベーションをスタート。手づくりで今のお店をつくり上げました。
「大阪にはタイ料理のカルチャーを広めることができた。今度の目標は氷見にタイ・マレーシア料理のカルチャーを広めていくこと」と浅岡さんはやさしくも力強く宣言します。
氷見にまた新しいカルチャーが生まれる予感……みらいエンジンとしても全力で応援いたします!
 
さて、ここまでご紹介してきた「まんがい家」。しかしその魅力を十分に知っていただくにはお店に行っていただくしかありません!
少し時間のあるランチタイムに、ドライブがてら訪ねてみてください。
ゆるく居心地のいい空間と個性的な料理、そしてなによりあたたかな人柄がにじみ出る浅岡さんご夫妻の人柄に、癖になること間違いなしです!
 
タイ・マレーシア食堂&カフェ
営業時間 10:00~18:00
休日 火曜・水曜
電話番号 090-7589-5932
住所 〒935-0251 氷見市熊無1182

【ヒミヒラクプロジェクト】ヒラクから育つコミュニティをまとめてみた

ヒミヒラクプロジェクトの山下健太郎です。

コミュニティスペース「ヒラク」が4月30日にオープンして以来、様々なイベントやコミュニティが生まれて、少しずつ面白い場所になってきました。

自分たちの手で作ったテーブルや小上がりなどがおしゃれに彩られることもあり、1年前はただの空き店舗だった場所が「生きている」感じがします。

そんなヒラクのこの春から夏にかけての様子をご紹介しながら、コミュニティの育ち具合を見てもらいたいと思います。

 

ヒラクで行われたイベント

 

まず、ヒラクで私達が企画しているイベントから。コミュニティがうまれるきっかけづくりとして、いろんな企画を立てています。

 

・持ち寄らナイト

 

 

毎月1回、第1金曜日の夜に行っているヒラクでは一番ゆるいイベントです。すべてのコミュニティにつながる玄関という位置づけで、ヒラクを一度訪れてみたいと思っている方が気楽に来れるように食べ物・飲み物一品持ち寄りだけでOKという会にしています。

 

いつも初めての方が来てくれて、それでもリラックスした感じでそれぞれの趣味や興味に関わる話が広がっています。

・フリーマーケット

 

 

ヒラクのある中央町商店街で行われている「うみのアパルトマルシェ」に合わせた企画。ヒラクの改修をする中で出てきた小道具や、寄贈してもらった子供服などを100円~500円でお分けしています。味のある道具が次から次へと出てくるので見逃せません。

 

ただモノのやりとりをするだけでなく、品物を預けてくれる方との交流があったり、自分でヒラクを利用してお店を開いたりという広がりが生まれています。

オトナの部活

 

次に、趣味の集まりとしての「オトナの部活」をご紹介します。

 

・ボードゲーム部

 

 

第2・第4火曜日の夜にボードゲームナイトを開催しています。ボードゲームと言っても、頭が痛くなるぐらい思考力が試されるものから直感や共感力が大事なものまで様々な種類のゲームがあり、一緒に遊んでいる人の性格や芯にあるものが見えてきます。一味違った角度からコミュニケーションが取れるのが楽しいです。

 

また、大人だけでなく子どもも一緒になって遊べるのもいいですね。

・料理部

 

 

ヒラクプロジェクトのフード担当・荒井さんが中心になり、身体にやさしく手軽にできる料理を作ってみよう!ということで料理部を立ち上げました。ベジタブルオンリーなのですが、お肉や味の濃い料理を選びがちな人でも満足できる、工夫の詰まったメニューになっています。

 

 

ヒラクを利用して行うイベント

 

最後に、外部の方をヒラクにお迎えして行うイベントをご紹介します。

 

・DIY女子ワークショップ

 

 

高岡市在住で自宅のDIY改修などの様子をブログ・Instagramで紹介しているmacaさんを講師に迎え、工具を持つのもはじめてという女性向けにキッチン小物を一緒につくるワークショップです。3月のイベントの模様を以前ご紹介しましたが、毎回予約がすぐに埋まる人気イベントになっています。

 

ヒラクではただの場所貸しを行うだけでなく、コンセプトや集客について一緒になって考えてお手伝いをしています。これから自分でイベント運営してみたいという方の背中を押す役割になれればと思いますので、ぜひご相談ください。

 

 

これまで様々な利用の仕方で様々なコミュニティが育ってきているということをお伝えしてきました。他にもワイン部や映画部、写真部といった部活も活動していますので、この場所を拠点になにか好きなものを伝えていきたい、一緒に楽しみたいという方がいたらぜひお話いただければと思います!

 

和室がDIYでコワーキングスペースへ

 

ここまでこの春・夏のヒラクのようすをご紹介してきました。

 

様々なイベントに利用する中、ヒラクは週3回通常利用という形で仕事やミーティングなどに使える場所として開放しています。ちょくちょく顔をだしてくれたり、利用してくれる方も出てきました。

 

日頃から利用してくれる方たちが、基盤になるコミュニティを作り出しているなあと感じています。

 

 

その中で、今年の夏はとても暑かった……なんてことも含めて運営する上での様々な課題も見えてきました。特に、集中して仕事や勉強に励みたいときに使えるような場所がないということが、一番の課題です。

 

大きなテーブルやカウンター、小上がりと作業場所として利用できるところはあるのですが、周りで話しをしていたり、急に外から来客があったりとなかなか落ち着ける環境ではないという声が上がってきたのです。

 

ならば、次の手を打っていこう。

 

ということで、手付かずで残っていた奥にある和室をコワーキングスペースとして整備することにしました。

 

 

現状はなんとも普通の空き部屋。床板はかなりボロボロになっていて穴も空いていました。この床板を思い切って撤去!久しぶりの解体でした♪(テレビの取材が入っていたのでちょっと豪快にやっております。)

 

これから床板の張替え、壁の補修、作業用テーブルづくりとまたDIYの季節がやってきます。ヒミヒラクプロジェクトのfacebookページでは随時DIYイベント「ヒラク!サポートDAY」のご案内をしていますので、参加してみたい方はページへの「いいね!」をお願いいたします。

 

以上ヒミヒラクプロジェクトからレポートしました!

◆ヒミヒラクプロジェクトとは?

 

氷見市地域おこし協力隊とOBの3名が中央町商店街にある空き店舗を活用し、新しいコミュニティスペースをつくって運営しています。
この場所を通じて、地域に賑わい生み出す事を目的とした実践的&実験的なプロジェクトです。

Facebook:https://facebook.com/himihiraku/

Instagram:https://www.instagram.com/himihiraku/

HP:https://himihiraku.info/