氷見の冬の風物詩のひとつ、中の橋のイルミネーションが今年も始まりました。
見習い相談員の岸本です。
毎年行われているこのイルミネーション。
先月末に点灯式がありましたので、いそいそと参加してきました。
寒い空気の中で見る光って、ただそれだけで温かみを感じますね。
イルミネーションが、春でも夏でも秋でもなく、冬の風物詩だということも頷けます。
小雨の中、司会者の合図で点灯スイッチが押されると、冬の夜空を淡く彩るようにして、イルミネーションが光ります。
海中を思わせる綺麗な青と魚のモチーフ。海の町ならではですね。
そしてこちらも、人気キャラクターのモチーフ。これも氷見でしか見ることが出来ない、可愛いイルミネーションです。
テントの中ではハンドベル演奏が行われていました。
光の海に響く綺麗な鈴の音に、集まった人たちも笑顔になっていきます。
すぐ近くのアーケード下では、あたたかい豚汁と酒饅頭が振る舞われていて、たくさんの方が集まっていました。
途中、雨足が強くなったりして冷え込みましたが、子供達の楽しそうな声や笑顔が町中に溢れていました。
背後からの強い視線に気が付いて振り返ると、少年が「俺を撮っていいよ!」と。
お言葉に甘えて、撮らせてもらいました。
お顔の表情もポーズも完璧。モデルさんみたいですね。
後ろの少年も目が釘付けです。
カメラと写真にとても興味津々のイケメンくんでした。
うろうろと写真を撮っていたら、知っている顔とたくさん会いました。
「あっちでまだお饅頭配ってるよ」とか、「抽選会やってるから参加したら?」とか、声をかけてくれて。
豚汁もお饅頭もゲットならずでしたが、自然と自分も笑顔になります。
気温も低くて、雨で足元から冷え込む日でしたが、この空間にとても温かさを感じましたし、子供のはしゃぐ声や、光を見つめる笑顔が町中に溢れていると、寒さもいいものだとさえ思えてくるので不思議ですね。
このイルミネーションは2月ごろまで。
寒い季節、心にぽっと小さな明かりを灯すような静かな光を眺めに来てみては如何でしょうか。