こんにちは。考えるパンKOPPEのたけぞえあゆみです。
5月なかば、商店街のハンギングプランターのお花の植え替えがありました。
商店街のみなさんと一緒に、園芸用の土、肥料、たくさんのお花の苗を受けとりましたよ。
パッと目を奪われるあざやかなピンクです。品種は、這性ペチュニアのカフナバイオレットというそうです。
氷見市海浜植物園の職員さんに説明をいただきます。
昨年は枝が縦に伸びる立性品種でしたが、今年は這性品種にして枝が横に伸びやすい品種になさったそうです。
水やりは、乾燥気味を好む品種なので乾いたらたっぷりとお水をやるように。
株の姿が乱れたら、二分の一を切り戻して、
苗が大きくなってきたら、肥料を少し多くあげて。
苗をお届けくださる海浜植物園の職員さんも、毎年いろいろに考えて、ご用意くださっています。
通りかかったときには「中央町はいつもきれいだな」と思ってくださっているそうです。うれしいですね。
さあ、いただいた苗を植えていきましょう。
みんなで手分けして、プランターの下に新しい苗をおいていきます。
住人がそれぞれの家の前のプランターのお世話をするのですが、駐車場の前などの共有の場所は、近くの人が協力して植え替えてくださっています。
みなさん慣れていらっしゃって、あっという間に進んでいきますね。大先輩です。初心者の私はいただいた土や肥料を反対端のアーケードまで、よいしょよいしょと運びました。
商店街のプランターは、年に二回植え替えがあります。その日はみなさんが外に出て、お互いに声をかけながら、お花を植え替えます。笑顔がいっせいに広がるよい時間です。
うちの前のプランターは、昨年秋に植えたパンジーが冬をこえて咲き出したばかり。
もったいないので根っこから掘り出して、ほかのプランターに移し変えました。これでまだまだ楽しめます。
それからポットからペチュニアの苗を出し、しっかりと土を押さえて植え替えました。
もう花が咲いているので十分かわいいのですが、これから枝が横に広がり、プランターを覆うそうです。もう少し経ったら、ボリュームいっぱいのピンクの花が、商店街を彩りますよ。お楽しみに!
この季節のもう一つの楽しみは、野草です。この日はよもぎ摘み。どこを通ってもたくさんのよもぎが生い茂り、見ているだけで美味しそう。
よもぎのやさしい黄緑色の、柔らかな穂先だけをいただいてきました。
少し外に干していただけで、蟻さんがやってきていました。甘ーい香りがするのでしょうか。
よもぎ団子の材料を用意して、さあ、作りましょう!
洗ったよもぎを茹でて、水と合わせてペースト状にします。
白玉粉と、きび砂糖と、塩と、よもぎペーストを混ぜて、こねて、丸めて、
茹でて、浮かんで、すくってお水に泳がせて、
きな粉をかけて、いただきます!
モチモチでよもぎのよい香り!美味しくて、あっという間に食べきってしまいました。
自分で身近な野草を摘んで、つくって、食べることができる喜びを感じます。
私は一緒に摘んだスギナを乾燥させて、スギナ茶を淹れました。
少し甘みを感じるおいしいお茶ですが、利尿作用があるので子どもは飲めませんし、大人も一日一杯くらいがよいそうです。
この季節はどこを見てもたくさん生えているのでたくさん飲めるのですが、欲張らず、暮らしに合わせて、野草も楽しみたいと思います。