こんにちは、見習い相談員の西田です。今年の夏は暑すぎましたね。
9月に入り少し涼しくなってきたある日、「今年、海に行ってないな〜」と思い立ち、ふらっとお散歩に行ってきました。
訪れたのは、氷見市中心市街地の近くにある「島尾・松田江浜海水浴場」。「日本の渚・百選」「快水浴場百選」にも選ばれている、水質の良さを誇る海水浴場です。天気の良い日には立山連峰と能登半島が眺められますよ!
夏真っ盛りの頃は海水浴客やサーファーたちで賑わっているスポット。近くにキャンプ場もあり、私も大学生の頃は「キャンプしよう!島尾の海岸集合な!」と水着でBBQしたり、とにかくキャッキャしてた若かりし思い出の場所です。
夏イベントの時期も過ぎ、とても静かな平日の昼下がり。秋風が吹く貸切状態の海岸に、響く波音と片付けられた海の家やBBQセット。哀愁を感じます。今時に言うとめっちゃエモい。
こうしたオフシーズンの海に来ることって氷見にいると何気ない日常ですが、海がない奈良県出身の私にとっては憧れの生活でした。富山に住んで8年になりますが、いまだに海の香りを嗅ぐだけでワクワクしています。
砂浜横の道は綺麗に整備されていて、ランニングしている方の姿も見受けられます。静かな海辺をランニング、すごい贅沢な時間ですね。
道のすぐ横には松の木が植えられており、まさに「白砂青松」の風景。海岸線一帯は万葉の頃より「松田江の長浜」と呼ばれているんだとか。確かに気持ち良い景色の場所です。
「島尾・松田江浜海水浴場」のすぐ横にある「島尾海浜公園」。写真でわかるように、松の木がたくさん植えられています。なので…
松ぼっくり取り放題!!そういえば「松ぼっくりジャム」を作る国がどこかにあると聞いたことがあります。氷見の松ぼっくりは美味しいのか、どなたかぜひ挑戦してみてください。
大きめな規模の遊具もありました。海で遊べて、松ぼっくりも拾えて、滑り台もあって、ここはもしかして子ども大興奮スポットなのでは…!
子どもが元気に遊んでる姿を木の下のベンチに座って眺める…そんな生活を送りたい…。
独身西田はとりあえずお弁当と文庫本を持って、1人でのんびり休憩しに来ることにします。
そしてもう少し奥に行くと、この公園の目玉(?)スポットがあります。
そう、サルさんです!見てくださいよ、この貫禄。「カメラ目線?するはずねぇだろ」とでも言っていそうな渋い顔。いぶし銀のイケメンにちょっとトキメキました。
(この後柵に近づき過ぎて引っ掻かれたのもいい思い出です。)
別の柵には鳥の姿も。種類は分かりませんが、堂々とした風貌のカッコイイ鳥です。イケメン揃いのミニ動物園。
車移動の生活をしていると、こうした身近な場所を見落としがちになります。海岸線を散歩するとまだまだ新しい発見がありそう。
何より、海水浴オフシーズンの海辺は人が少なくてのんびりできそうです。ちょっと疲れたな〜と思ったら、ここに来て海を眺めるといいかもしれませんね。