夕暮れの商店街。お惣菜屋さんから、コロッケの揚がるいい匂いに誘われて……という経験、ありませんか?
なぜか懐かしくてホッとするような温かい気持ちになるものですよね。
見習い相談員の岸本です。
中央町のコミュニティスペース『ヒラク』で、「からあげ部」の活動があると聞いて、行ってきました。
部を仕切っているのは、小さな仕事づくり塾の卒業生、えりこさん
「からあげ屋をやりたい」とスタートしたえりこさんですが、仕事づくり塾を受講する中で、やりたいのはお店自体ではなく、出来立ての食事をみんなで囲みながら、おしゃべりしたり、ホッと息抜きになるような『場づくり』がしたいと気付いたそうです。
例えば、仕事に子育てにと走り回っているシングルママさん。
料理が苦手な主婦の方や、今日の献立に悩んでいる方。
氷見へ引っ越してきたり嫁いできて、まだあまり知り合いがいないという方。
女性や主婦だけじゃなく、もちろん男性も学生さんも。
頑張っている人たちを「喜ばせたい」「力になりたい」「一緒に食事をしながら笑って、話して、元気になって貰えたら」というえりこさんの想いから、この「からあげ部」は始まりました。
会費とメニューはご覧の通り。
お土産用に持ち帰ることも出来ます。
フライヤーでどんどん揚げていきます。
待っている間、子供達が待ち切れずにつまみ食いをしに来たり、初対面の参加者さん同士が打ち解けて仲良くなったりしてみんな楽しそう。
雨模様の肌寒い日でしたが、そんなこと全然感じさせないくらい、室内は笑い声とあたたかい雰囲気で溢れていました。
私もお持ち帰りで4コ入りを用意してもらいました。
揚げたてでも美味しいし、帰宅したころには口に優しい温度になっていたけどとても美味しかったです!
えりこさんが、この「からあげ部」をやるにあたって抱いていた、「場づくりをしたい」という気持ち。
そして、「頑張っている人の力になりたい、喜ばせたい」という想いが、この空間を、人と人との交流が生まれる温かい場所に変えていて、私はそこにものすごく「氷見らしさ」を感じました。
次回は10月は30日(水)に開催予定とのこと。
気になった方はこちら→ヒラクさんのHPからチェックしてみてください。
空腹に染み込む香ばしい匂いに誘われて、懐かしい気持ちを抱きながら、からあげ部、ちょっと覗いてみませんか?