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2017.10.16

お子様連れ必見!氷見の遊び場【ひみラボ水族館】

金子奈央
金子奈央
ライター

みらいエンジンをお読みの皆様、どうもこんにちは。

「富山の遊び場!」という富山県内の情報を扱うWEBサイトで、IQ低めの文章を世に発信し続けているライター・サンソンです。

私自身、2011年に氷見市に移住してきました。正直、移住したての頃は「氷見は何もないところだなぁ…なんてこった!!」と感じていましたが、暮らしていくうちに氷見の魅力を発見し、いつの間にか「氷見って良いところだ!!」と思えるようになっていったのです。
そんな私が見つけた氷見の魅力を、氷見に移住される方々にも知ってもらいたいと思い、氷見市への移住を応援するみらいエンジン×富山の遊び場!のコラボ企画といたしまして、氷見市の魅力スポットをサンソン目線でご紹介していこうと思います。

第1回目の氷見魅力スポットの紹介は「お子様連れでも楽しめるスポット」です。
氷見市内にはいくつか公園がありますが、いかんせん天気の悪い日が多い富山県。公園で遊びたくても遊具がびっしょりなんてこともしばしば…。
こんな時、子供とどこに行ったらいいの!?引きこもれっていうの!?と鉛色の空に暴言を吐いていた時に見つけたスポットなのです。

 


 

今回の氷見魅力スポットの場所は氷見市仏生寺です。地名は仏生寺という(ぶっしょうじ)と読みます。仏が生まれた寺が本当にあるのかは気が向いたら調べようと思います。(気が向くのは来世かな)

この仏生寺地区に、まさか、まさかの水族館!があるのです!!!!
お隣の石川県には立派なのとじま水族館がありますが、そちらを想像されている方は、今すぐその想像を脳内から消しさってください。






県道64号線沿いに「仏生寺公民館・富山大学理学部・氷見市連携研究室」と書かれた看板があります。
この看板からは、水族館があるだなんて微塵も感じとれません。
本当に子供が遊べるスポットはあるのでしょうか?理系男子しかテンション上がらない場所なんじゃなかろうか…勘弁してよ!あたしゃ文系だよ!!

そんな不安がよぎりましたが、諦めるのはまだ早い!スラムダンクの安西先生も「諦めたらそこで試合終了ですよ」って言ってましたしね。





「え?ここ上るの?」と一瞬ためらうぐらいの急勾配の坂を上ると、富山大学理学部と氷見市連携研究室、通称「ひみラボ水族館」があります。
バシッとヘアピンカーブをキメたいところですが、ここは安全運転でいきましょう。


坂を登った先にある建物には「仏生寺小学校」の文字があります。
小学校!?小学生の生き物係が飼っているザリガニの水槽を「ひみラボ水族館」と呼んでいるとか…??それはそれで面白そうだけど、こっちは遊びに飢えた子供達を満足させなければならないという任務があるのです。

実際は、ここは2011年3月に廃校になった仏生寺小学校の跡地を利用した施設。
『地域の豊かな自然を守り、その豊かさを広く活用・発信していく』ことを目標にしたひみラボ水族館は、誰でも自由に見学できる無料の水族館なのです。

良かった!ちゃんと水族館は実在したんだ!
そして無料という気軽さも良いです。さっそく潜入しましょう。





館内に入ると、その綺麗さに驚きます。廃校になったと聞いてどこか古そうなイメージがありますが、めっちゃ綺麗で、デザインもなんだか近代的です。天井にある大きな窓からから差し込む日差しが心地良いです。
ちなみに、曇りの日が多い富山に移住してきて、日光のありがたみを更に感るようになりました。日光ありがたやぁ~ありがたやぁ~。

日差しが注ぐ長い廊下を見ると、思わず走りだしたくなるのは子供だけじゃないはず。
そんな廊下の足元に、なにやら動く物体が…


(※2017年10月現在このカメさんはいないそうです。情報が過去のもので申し訳ございません。かめじろう感動と喜びをありがとう!)


カメだ!!!大きいカメがいる!!!


カメさん日向ぼっこしながらお出迎えしてくれたのでしょうか。ちなみにカメの名前は「かめじろう」という説があります。
かめじろうなので、おっさなのでしょう。(氷見では、長男をあんま・あんちゃん、次男をおっさ・おじこと呼ぶ方言があります)

ここまでの大きさのカメが檻に入らず、自由に往来しているだなんて、サバンナかひみラボぐらいじゃなかろうか。

カメは常に廊下を自由にお散歩しているわけではないようです。もしお散歩している時に出くわしたら、大人が子供達に乱暴に触らないなどのマナーを教えてあげてくださいね!






ザリガニ釣りコーナーにやってきました。

普通の釣り堀は有料ですが、ここなら無料でザリガニを何度も釣ることが出来るのです。これは子供達、大歓喜間違いなし!お父さんも子供の頃を思い出して熱くなりそう。

早速、エサのちくわをもらってやってみました。





面白過ぎて、何度も何度もザリガニを釣っていたのですが、とうとう釣れなくなりました。
ザリガニもチクワばかり食べたくないですよね。私だって毎回チクワ出されたら無視するよ。
釣ったザリガニはキャッチ&リリースしましょう。

ザリガニ釣りでかなりの時間遊べました。
本来なら外でしか出来ない自然遊びのザリガニ釣りを、屋内なので天気の悪い日もできますし、自然の川沿いがまだ危ない小さなお子様も安心して体験できるのは、非常にありがたいですね。






今度は、イタセンパラという魚が泳ぐ水槽にやってきました。
どうやらこの魚は、国内希少野生動植物種らしく、氷見ではこのイタセンパラの保護に力を入れているようです。
確かに、水槽だけでなく、至るとこにイタセンパラのことが書かれています。





なんとイタセンパラの缶バッジまでありました。イタセンパラへの愛が止まらない氷見市。
子供は中身が何であろうとガチャガチャをやりたがる生態なので、イタセンパラの缶バッチをせがまれる可能性が高いですので、小銭の準備が必要です。
ちなみに子供に「買わないよ」と言って、「やだ~買って買って~」と伝家の宝刀「床でゴロゴロしながら駄々をこねる」をされても、床が綺麗なので安心して見守れます。

イタセンパラの飼育や、イタセンパラの生態を学べる教室の開催など、ひみラボがイタセンパラに力を入れているのを感じます。
イタセンパラだけでなく、氷見市の河川に生息する何種類もの淡水魚をひみラボでは見ることができます。淡水魚専門の知識を学べば、お魚博士になれそうです。





今度は、カメの剥製標本がありました。
大きいカメに出会ったばかりなので、なんとも複雑な気分になります。これはどういう気持ちで向き合えばいいのでしょうか。貴重な剥製も、ひみラボでは触れることが出来るのです。






カメ 「痛い!! もげるからやめて!!」

標本が喋ったら一大事なので、引っ張るのはやめましょう。ソフトタッチを子供に覚えさせましょう。





さらにここには、子どもが大好きな虫の標本があります。
小学生が夏休みの宿題に困ったら、ひみラボに来たら良さそうですね。自由研究も捗りそうな予感がします。実際に夏休みにひみラボで魚や昆虫の絵を書いていく小学生も多いそうです。
夏休み後半に行くと、夏の風物詩「切羽詰った小学生」を見れるかもしれません。





カメや淡水魚だけでなく、めちゃくちゃ愛らしいブタさんやヤギさんもいます。
ひみラボでは、こういった小動物と触れ合うことができます。この体験も子供達は喜びますね。





大人は淡水魚と動物に飽きたら、田んぼを眺めて黄昏れることもできます。この風景いいですよね。
ひみラボ水族館には、ザリガニ釣りや触れ合いなどの体験型もあったり、学ぶこともできたりと、子供も満足できる魅力ある場所です。
こんな場所が氷見にあったなんて!と見つけた時は嬉しくなりました。





ということで、この「ひみラボ水族館」

入園料無料で、小さな水族館ですが、子供は絶対に楽しめるスポットですよ!

是非、一度行ってみてください。

ひみラボ水族館ホームページ




ADDRESS 富山県氷見市惣領1927
TEL 0766-91-2249
OPEN 10:00~15:30
CLOSE 月曜日 年末から3月末まで冬季休業

お問い合わせ

氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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