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2016.12.12

どの世代も安心して子育てが出来る場所づくりを目指して

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himiijunet
氷見で毎日、いきいき元気館内にある「地域子育てセンター」では笑い声が絶えない。

 

そこでは子育て中のお母さんだけでなく、おばあちゃん、お父さん、おじいちゃんまでお子さんを連れて足を運んでいる。

 

氷見らしさのある子育てセンターへ

子育て支援事業の計画から施設の理念「子どもが輝くまち 氷見」。

 

スタッフの「濱下先生」に地域子育てセンターについて話を聞かせて頂きました。

 

地域子育てセンターは子育ち、親育ち、地域育ちをサポートするということを基本方針として、子どもと共に安心してすごすことのできる場の提供を行っている。

 

濱下先生:“氷見は子どもが小さい時から働きに出るお母さんが多いので、おじいちゃん、おばあちゃんの子守りで地域子育てセンターに訪れる方がたくさんいらっしゃいます。富山県全域で働きたいお母さんを全面的にバックアップできる体制を整え、待機児童もゼロ。子どもを預かる体制ができています。”

 

氷見市のお母さん達は保育園が始まる前におじいちゃん、おばあちゃんに預けるケースが多い。地域子育てセンターにはおじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんと利用するケースが非常に多いそう。

 

あと、特に驚きなのは父親の育児参加も多いことです。

 

「イクメン」という言葉を前面に出したくない。

そこには「地域子育てセンター」独自の取り組みがありました。それは、2年前から始めた「氷見らぶり~パパ塾」である。

 

レジェンドの称号を与えられたパパやおじいちゃんが写真として記録される。

 

毎年140人近くのお父さんやおじいちゃんが登録していて、そのうち毎年30~40人がレジェンドパパになっている。「レジェンドパパ」とはポイント制で1回訪れる毎に1ポイントで10ポイントたまれば、その年の人気の絵本がもらえるという仕組み。そして、そのお父さんやおじいちゃんは「レジェンド」という称号が与えられる。

 

土日になると遊びにくる市外のパパも多くいらっしゃるという。氷見市出身の方と市外の方と半々の割合で参加しているそうだ。

 

“あえて、「イクメン」という言葉を使わないようにしている”と濱下先生は言う。

 

その中にはパパの育児を頑張りすぎない配慮が込められている。

 

濱下先生:“イクメンというスタイルから入るのも良いかもしれないけど、子育てを頑張り過ぎず、もっともっと自然な形で始められて背伸びせずに子育てをしてほしい。楽しむのではなく、より自然な形で。”

 

とスタッフみんなで頑張っている。

 

“赤ちゃんを産むとホルモンのバランスが崩れてイライラするお母さんに戸惑い、悩むお父さん達の相談を受けるなど、パパの心のケアも行いたい。そういう期間のサポートもしていきたいとの思いからあえて「イクメン」という言葉を使用してないんです……”

 

しかし、何か子育てセンターに遊びに来るきっかけになれば…という想いでレジェンドパパ制度を始めた。この制度の前段階にお父さん方に徹底的にヒアリングをしたそうです。

 

そこで行き着いたのが実践型の役に立つプログラムとしたスタイル。パパ塾と題してお父さんに対しての子育て実践方法のイベントを行っている。

 

パパ塾の様子。多くの子育てパパが楽しく参加している。

 

濱下先生:“ポイント制のおかげもあって頻繁にお父さん達は地域子育てセンターに積極的に楽しく参加頂いています!”

 

そして、地域子育てセンターに行くのが恥ずかしいお父さんの為にも「絵本がもらえるから行く」というきっかけをダシにして来てくれたらいいな…という気持ちも込められている。

 

他の事業として、こころのはぐくみファーストブック事業では3ヶ月健診時に赤ちゃん達に読み聞かせを行い、絵本をプレゼントしていたり、赤ちゃんを連れて中学校へ出向き、命の大切さを教える授業「ウェルカムベイビー事業」を行ったりと他にはない取り組みを何年も前から意欲的に取り入れている。

 

あくまでサポートする形で子育てを支えていきたい。

子育ての環境やお母さんのメンタル面のサポートをするのがこの場所の役割なので、お母さん達が“「ココに来て良かった!先生に相談して良かった!」という声を聞いたり、スタッフや他の親子と関わって親子のあり方が改善することに出会う時にはとても嬉しい”と、濱下先生はお話します。

 

「してあげる」という立ち位置や「こうした方が良い」などの指導をする行為は控える。寄り添ってお母さん達の思いを支える。たとえば、“お母さん達がつらい時に指導する立場ではなく、「そうだよね……。つらかったよね……」と聞いてあげられる施設”でありたい。

 

濱下先生:“ここは特別な場所ではなく、どなたでも立ち寄れる場所。私だけでも子どもをちゃんと育てられるなんて思わず、いつでも地域子育てセンターへ足を運んで欲しい”。

 

お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんが子育に対する多様なサポートが必要になってきています。その為に各地区に子育てサークルをつくることも積極的に応援しており、現在、地区の民生委員、主任児童委員や母子保健推進委員、自治会や地区社会福祉協議会に関わって頂き、市内22地区のうち14ヵ所(16地区)でサークル活動が展開されており、官民協働で地域の子育てをサポートしている。

 

お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんが子育てに携わっている多様なサポートが必要になってきているという子育て家庭のニーズにこたえるためでもある。

 

氷見市「年間の子育て講座」について

 

先生、一緒に悩みを聞いてくれてありがとう!

一人のお母さんが先生達に愚痴をこぼした。

 

「私には子育てがあるのに、冠婚葬祭の対応もしなければならないのは納得がいかない」と泣きながら悩みを先生に打ち明けたお母さんもいる。

 

先生達は一緒に「つらかったよね……」と悩みを聞くだけで「こうした方が良い」などの指導はしない。

 

そのお母さんも今では「先生、一緒に悩みを聞いてくれてありがとう。今、考えてみると私の考えが甘かったと思う。氷見には氷見の風土がある、その風土を受け入れることの重要さ、楽しむことが必要だとわかった」と話をした。

 

地域子育てセンターのスタッフは子育てに関する悩みをじっくりと聞き入れ、その悩みを一緒に解決出来るようなサポートを行っている。

 

その地道な活動が氷見の子育てに関わるママさんをはじめとする多世代の心の支えとなり、癒しの場となって多くの方達が今日も地域子育てセンターへ訪れている。

 

御相談、お問い合わせは下記またはリンク先ホームページをご参考ください。

 

氷見市地域子育てセンター

 

〒935-0011 富山県氷見市中央町12番21号
Tel:0766-30-7202

 

<文・写真:パッチ>

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