氷見に暮らす私たちと、
氷見に移住するあなたが、
一緒につくる、まちの未来。
2020.11.23

人と人、ご縁を繋ぐまち

岸本乃梨子
岸本乃梨子
移住相談員

気が付けばもう11月。
2020年、みなさんはどんな風に過ごしましたか?

スタッフの岸本です。

この一年間、たくさんの移住者の方にお会いして、様々なお話しを伺ってきました。
移住の理由も、氷見を選んだ決め手も人それぞれ。
氷見生まれ氷見育ちの筆者にとって「ただの地元」でしかなかった氷見市ですが、県外から移住して来られた方々に「氷見のこういうところってすごく素敵なんだよ」と教えていただいて、目からウロコが何枚落ちたか分かりません。

そして、移住者さんに氷見へ来た時の第一印象を伺うと、みなさん口を揃えて仰るのが「立山連峰の景色が素晴らしかった」「ご飯が美味しい」です。
しかしみらいエンジンには、県外だけではなく、県内の他市から氷見への移住を検討される方も多く相談にいらっしゃいます。
同じ富山県内から氷見市に来た移住者さんが「氷見を選んでよかった」と思う部分ってどんな事なのでしょうか。

今回は、お隣り高岡市から出産を機に氷見市へと移住された百々米木 美由紀(どどめき みゆき)さんに話を聞いてみました。
百々米木さんがお仕事で担当している氷見市の婚活イベントに同行取材した様子も、後半にレポでお届けします!

結婚した当初は生まれ育った地元高岡市に住んでいた百々米木さん。
出産のタイミングで、旦那さんのご実家がある氷見市へと移住されました。
隣の市から来たとはいえ、友人も知人もいなければ、情報交換できるような同年代のコミュニティにも縁がなく、ずっと家の中にいたそうです。
そこで頼ったのが、市の地域子育てセンター

「氷見に来て良かったってまず思ったのは、子育てセンターがあったこと。色んなママ達と知り合えたし、センターの先生たちはすごく親身に寄り添って助けてくれる。子育てに不安がある人はぜひ地域子育て支援センターに行って欲しい」

そう語る百々米木さんの言葉から、当時、どれだけその存在が心強かったのかが伝わってきます。

さらに、市内の各地区ごとに地区子育てサークルがある事や、保育園や幼稚園で開催するイベントに参加できるので、お子さんの保育園・幼稚園を決める時にはもう、情報交換をしたり相談し合えるママ友が居たり、保育園幼稚園の雰囲気や特徴を知る事が出来たので、育休の1年間は非常に有意義で、子育てへの大きな安心感を得られていたのだとか。

「氷見の人達はすごく協力的で地域ぐるみで子育てしてくれる印象が強い」

地域ぐるみで子育てに関わってくれるのはありがたいですし、ものすごく土地の温かさや人柄を感じますね。
百々米木さんの言葉に頷きながら、筆者が豆腐屋のさがのやさんを取材した時の事を思い出しました。
『近所の人が助けてくれるので、頼りやすいし、聞けば何でも教えてくれる』
確かそう話していました。
氷見は世話好きな人が多いのかもしれないですね。

さらに、「氷見は市全体で食育に取り組んでいるところがすごく良い」と語る百々米木さん。

そういえば氷見市には「きときとキッズお料理道場」という体験料理教室があり、市内の保育園・認定こども園の園児が、料理・配膳・盛りつけまでの全てのプロセスを経験するんです。
筆者も2度ほどお手伝いさせてもらったのですが、園児たちが子供用の包丁で魚を三枚におろしたり、掌の上で豆腐を切ったりするんですよ。
最初に話を聞いた時はびっくりしましたが、実際に調理が始まると真剣なまなざしで慎重に食材を扱う子供達の姿に、胸を打たれました。
刃物を触らせないのではなく、危険性をしっかりと伝えた上で、安全な扱い方を教え育てていく事が教育なのかななどと、ド素人ながらぼんやり思った次第です。

さて、百々米木 美由紀さんは現在、氷見市の地域振興課にお勤めで、みらいエンジンにもとっても縁の深い人。
当サイトの過去の記事内にも登場してくれていました。

受け持っているお仕事のひとつとして婚活事業を担当されているのですが、氷見市の婚活担当に辿りつくまでの経歴がとっても面白いんです。

故郷の高岡市を離れ、東京のワイン専門商社でお仕事をしていた百々米木さん。
仕事づけの日々に疲れた事や体調の事などをきっかけに生まれ育った富山へUターン。
その後、ワインソムリエの資格を活かしながら、県内のホテルでウェディングプランナーとして活躍されます。
しかし、独身の方が増えたり少子化が進む世の中。年々結婚式や披露宴の件数が減っていく現状を目の当たりにし、「結ばれたカップルを待つばかりではなく、カップル誕生に繋がるための人と人を結ぶ仕事がしたい!」と、氷見市の会員制婚活制度「ひみ婚」担当に就任。
見市縁結び会の人達と協力してこれまでにたくさんの婚活イベントを成功させてきました。

そして今回、フォトウォークを楽しむ婚活イベントがあると聞いて、同行させてもらいました!

会場は市民の憩いの場、朝日山。
当サイトでもお馴染、写真家の北条さんがゲスト講師です。

この日は、前日からの雨が朝まで降り続いていて不安な曇り空でしたが、イベントが始まる頃には、薄く張ったグレーの雲の向こう側に青空が透けて見え始めていました。

入り口では感染予防対策もしっかり。

まずは、氷見市縁結び会からイベントの流れやタイムスケジュールの説明があり、その後、男女が1対1で自己紹介し合います。
(プライバシー保護の為、参加者の顔や姿が入らないように撮影しております)

この日は男女比が均等ではなかったのですが、あぶれてしまった参加者さんには縁結び会のスタッフの方が「今日は頑張ってね」や「積極的に会話してね」など声をかけて、あたたかく激励していました。

今回は、市が開催している「ひみ景観インスタグラムフォトコンテスト」と連動し、朝日山を散策しながら撮った写真にタグを付けてインスタに投稿。
他の方の作品にイイネを押すところまでやるそうです。

なるほど。本格的なカメラを持っていなくても、カメラ付きスマートフォンがあれば気軽に参加できるのですね。
しかし、参加者さんの中には「インスタ使った事ないんだよね」って方もちらほら。
そこで北条さんの登場です。

ご自身が氷見市内で撮った写真を紹介しながら、インスタグラムの基本的な使い方説明と、おすすめの機能紹介をしてくれます。

「フォトウォークで歩き回った後のご飯がまた美味しいんです!」と北条さんがフラグを立てたところで、いざ出発!

今朝までの曇り空はすっかり青空に変わっていました。
日差しが暖かいので寒さも全く気にならず、フォトウォーク日和です。

スマホの操作に慣れていない参加者さんにも百々米木さんが丁寧に操作を教えてあげています。

おしゃべりしたり立ち止まったりしながら、紅葉で彩られた山道をみんなで歩きます。

参加者のみなさんも次第に打ち解けていって、撮った写真を見せ合ったりと良い雰囲気です。

せっかくなので私も撮ってみました。

なんだか、こう……抹茶味のお菓子が食べたくなりませんか?(食いしん坊の発想)

さて、画像内にちらちらと映っているピンクのスタッフジャンバーを着た方々は、『縁結びおせっかいさん』と呼ばれる方々。
出会いを求める方々を、プロフィールや趣味や人柄、雰囲気等を考慮しながら、ご縁が繋がるように手助けしてくれます。
分かりやすく言うと「この二人、合いそう」とマッチングして、交際に発展するまで相談に乗ってくれたり、ご縁が繋がって交際が始まった後も「その後、調子はどう?」なんて気にかけてくれたり。

この日は氷見市縁結び会の副会長をしている石丸優香さんがいらっしゃっていたので、お話しを伺ってみました。

石丸さんは美容サロンをご自分でされていたそうで、女性のお客様や知人がたくさんいたことで「誰か良い人がいたら紹介して」と頼まれるように。それならと思い立ってコンパなどを主催していた時に、縁結び会からお声がかかり、立ち上げから関わってこられたそうです。
美容の経験を生かして、婚活女性に『メイク講座』をしたり、おせっかいさんとして活躍されています。
「人と繋がることも、人と人のご縁を結ぶことも大好きで、大好きな氷見を盛り上げていきたい」
と語る石丸さん。氷見の特徴を生かした婚活イベントも今後考えているそうです。
「例えばどんな?」とお聞きしたら「釣り、サイクリング、……」と即答でいくつも候補が出てくるあたり、流石です。
ここでも筆者、またひとつ氷見の良さを教えられました。
その他にも、女子向けのイベントを開催したり、メイクやファッションに消極的で後ろ向きな女性たちの手助けをしたい、との事。
「カップルが成立したり、結婚となるとすごく嬉しくて、それがやりがい」
と話す石丸さん。
「会の活動としては課題もまだあって、市ともっと連携をとったり繋がっていくことも大切。自分たちだけでは大変なこともたくさんあるので、協力していけたらいい」
なんとも心強いですね。
やはり氷見には、誰かの力になりたい、助けてあげたい、協力したい。
そういう想いを抱いている心を持った人がたくさんいる場所なのだと感じました。

朝日山をぐるりと一周したところで、フォトウォークは終了。
綺麗な景色と空気を味わって気分は上々。のんびりと歩いて程よくお腹が空いていて、北条さんの言っていた言葉を理解しました。

ランチはKoppeさんのサンドイッチ。
とっても美味しかったです。

食事の後は、参加者さんが投稿したインスタの写真を見ながら、イイネ数の多かった人を発表!
市からのかわいい景品もありました。

そして、この日なんと、1組のカップルが成立したことが発表されて、筆者、思わず感動してしまいました。
カップルが成立していたことにも、おせっかいさんが参加者の気持ちを聞いて、両想いの方たちをしっかり把握していたことにも。
ずっと密着していたのに、そんな動きに全然気が付きませんでした。
さりげなく動き、しっかりと気持ちを聞いて、繋げる。
隠密ですか?
おせっかいさん、恐るべしです。

イベントが終わって百々米木さんに「カップルが成立して感動しちゃった」と話しかけました。すると、
「ウェディングプランナーだった頃は、結婚が決まった人達しか見ていなかった。今は、結婚したい気持ちがあっても出会いがなかったり、なかなかご縁に結びつかない人が多いことを知って、イベントなどに気軽に参加して貰えたらなと思う」
と笑顔で答えてくれました。

思わず、百々米木さんが氷見に来た時のエピソードとして話してくれたことを思い出しました。
頼る人が少なかった時に、たくさんの協力者や人のご縁に巡り合えた百々米木さんだからこその、心からの言葉なのだと感じました。

人を頼ることも、協力してほしい手伝ってほしいと声を上げることも難しいことってたくさんあります。
自力で頑張らなくちゃとか、頼んだら迷惑かななんて考えすぎたりだとか、誰かを頼ることは恥ずかしいと考えていたりだとか。
そんなことって誰にでもあると思います。だからこそ、「おせっかい」なんて言葉がなんだか心強くてありがたい。
名刺に光る「縁結びおせっかいさん」の文字を見ながら、そう感じました。
氷見にはそんなおせっかいを焼きたがる人がたくさんいて、隣人の幸せを自分の事のように喜んでくれる人がたくさんいます。

氷見の人達のあたたかさをひしひしと感じた一日でした。

 

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