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2018.08.28

【ワーホリスタッフの氷見暮らしレポート②】おんぞはん祭り、参加してみたらホントはこんな祭りだった!

藤田智彦
藤田智彦
移住相談員
こんにちは、氷見市にワーホリ中のスタッフ(仮)及川です!
先日、町内会の皆さんと一緒に新町で行われたおんぞはん(お地蔵さん)祭りに参加してきましたので、今回はそのときの様子をお伝えします!
 
【お地蔵さん祭りとは?】
町内会長のお話によると、年に1回、8月の中頃に町内の皆で集まってその地区を見守ってくれているお地蔵さんをたたえるお祭りのようです。
地蔵祭りといえば、子供が主体となって行うのが一般のようですが、現在の氷見(この町内)では少子高齢化の影響もあってか、子供が主体で何かするということはなく年に一度町内の皆が顔を合わせて談話する数少ない機会として大切にされているそうです。
(※他の町内でのお地蔵さん祭りの情報とは異なる可能性がありますのでご参考までに…)
 
 
さてさて、
集合は午後1時、太陽が激しく照り付ける中お祭りの準備開始です!
 

 

最初はお地蔵さんをたらいのなかでごしごし、
そういえば洗うのに夢中で大事なところを写真に撮るのをすっかり忘れていました…。スミマセン…。
 
皆さんに丁寧に洗ってもらって、猛暑を乗り越えたお地蔵さんも心なしか気持ちがよさそうでした。
 
そしてお父さんたちが大きなテントを設営する中、私はお母さま方に混ざって御座敷の上でこんにゃくを束ねる作業をお手伝い。さすが主婦の皆様、私が苦戦している間にもぽんぽんと完成させていく…。
 

 

こんな感じで大量のこんにゃく串が完成。
 

 

可愛く撮ってね~、と言われたけれど私が撮っていたのは手元…。
皆さんの機敏な動きが撮りたくて…。お許しくださいっ。
 
 
とここで、作業もひと段落したので休憩!
 

 

休憩中の一杯に力仕事を終えたお父さんたちは嬉しそう。
 

 

束の間の休息の後は、それぞれ出店の準備を開始!良い香りが街角に広がり、すっかりお祭りキブン~。
 

 

男性陣だけでなく女性陣も負けじとパワフルに働きまくり。氷見では共働きのご家庭も多いと聞いていたのですが、町内会のママさんたちから女性の強さを実感し納得。
 

 

地元の氷屋さんの氷を使ったかき氷って贅沢!ちょっとレトロなかき氷機にもきゅん。
お父ちゃんたちが大きな氷の塊を半ば強引に割ってくれました…。豪快!
 

 

よーし試作品食べてみよ~、と思ったらなんでもこれからお寺の方をお呼びして法要を行ってから食べられるとのこと!子供たちもお腹すいたといいながらも待機!
 

 

心を込めて洗ったお地蔵さんは着飾って上段に。
 

 

私も一緒にお焼香させていただきました。
 
そしていよいよ縁日がスタート!
 

 

色々なところからお姉ちゃん!!と呼ばれ、ご挨拶。皆さんとても優しくて私のコミュニティづくりまでサポートしてくださって…ありがとうございま
 

 

焼きそば・焼肉部隊のお母さんたちも喜ぶお客さんの顔を見て、作る手により力がはいります。
お客さんの意見を聞きながら味を微調整する職人たちの横顔…!!!
 

 

こちらは飲み物を渡してくれる子供たち!
比較的年が近いせいか、この後存分に遊ばれた及川です…。
かき氷つくって!俺も食べたい!と元気な声で言われてしまえば、どれだけイタズラされても憎めない子供たち。最終的にかき氷のカップを頭にかぶることになったのですがさほど面白くもなく謎の大やけどを負ったことも大目に見ましょう…。
 

 

そんな流れでこの日は8時ころに終了。
 
 
翌朝は7:30から撤収作業開始。
 

 

そして前日のようにお寺の方に来ていただき、法要を行いお祭りはこれにて終了です。
 
 
参加していた方々とお話をしていると、奥様方のなかには京都出身やら宮崎出身やら氷見出身ではない方がちらほら。最初は言葉もわからないし不安だったと語る奥様も今では一体となって和気あいあいとした雰囲気でお祭りを楽しんでいる様子でした。
 
見ず知らずの私が来てもお手伝いをすることで輪に入れてもらってたくさんお話をして、1日ですごく距離が縮まったように思います。そんな自分の経験とマダムたちのお話からこのお祭りには他から来た人がその町に馴染み、コミュニティを作ることにおいても重要な役割を果たしていると感じました。
 

 

最後にもらったふくろには“ともちゃん”の文字!これだけでちょっと仲間に入れてもらえたようでうれしくて、つい写真に収めちゃいました。
 
ただ町内のお母さんお父さんたちのパワフルさを存分に実感するとともに、やはり圧倒的に若者が少ないことで、結構体力がいるこのお祭り、この先どうなるんだろうねなんて話があったりなかったり。
 
「やっぱりいいねえ、みんなあつまると。楽しいよ。笑っていらにゃ死なれん。」と言って笑うお母ちゃんたちをみていたらいつまでも続いてほしいなと思うばかりです。
 
以上今回はお地蔵さん祭りについてでした。
氷見に滞在して一週間以上がたったようで、氷見はどうだ?と聞かれる機会が増えまして。ええ。ここには書ききれないくらい密度の濃い日々を送っているため一言で表せないのがもどかしいです。
明日はどんな人と会ってどんなことをしてどんなお話をできるのかな…、そんな氷見暮らしの日常を次回も皆さんにお届けしますね。

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