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2018.09.29

ふるさとワーキングホリデー参加者インタビュー【イミグレ編】

藤田智彦
藤田智彦
移住相談員
こんにちは、みらいエンジンスタッフ藤田です。
ふるさとワーキングホリデーでみらいエンジンにやってきた及川さんが東京へと戻っていき、タマル場はまた平常運転……しかし、実はふるさとワーキングホリデーで氷見に来ているのは彼女だけではなかったのです!
氷見市には及川さんに続き3名の大学生がワーホリでやってきており、市内の企業で働きながら氷見暮らしをしています。
今回は11月にグランドオープンを迎える「移り住みたくなる宿・イミグレ」さんで働いている2名にインタビューをしてきました!(『イミグレ』をオープンさせた若き経営者・松木佳太さんについてはこちらの記事をごらんください!)
 

 

宮澤さん(左)と高木さん(右)は同じ大学に通う3年生。
2人揃って氷見を選び、そして同じ職場で働くことになりました。
3週間と比較的長い滞在期間の終盤、氷見での生活を振り返る形でお話を聞いていきます。
 
――(聞き手:スタッフ藤田)こんにちは、よろしくお願いします。
色々とうかがっていきたいんだけど、まずそもそもふるさと「ワーキングホリデー」に参加しようと思ったのはどうして?

 
高木さん(以下T)
 今大学3年生でこれから就活という時期で、これまでの生活と違ったことをしてみたかったというのがありますね。
 たまたまふるさとワーキングホリデーのサイトを目にして説明会に参加してみることにしました。
 
宮澤さん(以下M)
 僕はそんな高木くんに誘われて興味を持ちました。
 これまでフランス、ベルギー、日本と3つの国に住んできたんですが、それぞれブリュッセル、パリ、東京と都会ばかりで。国内旅行にもあまり行かなかったから、東京以外の日本がどんなところ知らなかったんです。
  地方での生活が身近じゃなかったので、それがどんなものなのか知りたかったというのが大きな動機になりましたね。
 
――なるほど、理由はそれぞれだけど、共通しているのは「新しい世界をみてみたい、視野を広げたい」というところですね。
 渋谷で行われたふるさとワーキングホリデー合同説明会にきていただいたときのことはよく覚えています。あのときは全国の自治体が参加していたけど、氷見にきてみようと思ったのはどうして?

 

東京で行われた合同説明会の様子 


 夏ということもあって海がみたかったというのはありますね(笑)
 それと、中学の頃電車通学で「氷見に行こう」みたいなポスターを見た記憶があって、氷見のことは知っていたんです。
 富山。氷見はおいしいものいっぱいのメジャーなイメージがあって……そういえば、僕はマンガの「美味しんぼ」が好きなんですけど、そのなかで「日本全県味巡り」という企画があって、富山の美味しいものは結構知っていたんです。
 今回の滞在中には機会がありませんでしたがゲンゲも食べてみたかったです。
 
――ゲンゲはなかなか通な魚ですね笑
 それは残念でしたが、他の食は堪能できましたか?

 

 たくさん食べました! 魚はもちろん、氷見カレーとか……
 
――一番は印象に残っているのは?
 

 やっぱり魚ですかね。
 ジビエも食べました。独特の味わいでした。
 
――高木くんはどう?
 

 魚市場食堂の海鮮丼が一番!
 氷見で最初に自分たちで食べにいったからというのもあるかもしれませんが、印象に残っています。
 

 

――新鮮な魚を味わってもらえてよかったです!
 少し話を戻して、高木くんはどうして氷見に来ようと思ったのかな?

 

 説明会で他の市町村の話も聞いてみたんですが、せっかくならふるさとワーキングホリデーでやらなくても経験できそうなことでなくこの機会でしか体験できないことがしたくて。今回働いている「イミグレ」の仕事は、オープン直前の宿で宿泊客に提供するアクティビティを企画するという内容で、今の氷見でしか体験できないと思い申し込みました。
 
――氷見について、来る前の印象はどうでしたか?
 

 すみません、情報がなくてそもそも氷見のことを知らなかったです。
 富山県は富山市と高岡市くらいしか知りませんでした。
 

 僕は名前を知っていただけに、もっと栄えてるような印象がありました。
 なので実際きてみたら商店街もシャッターが閉まったところが多くて……ギャップを感じましたね。
 
――なるほど、魚が有名なだけにもっと賑やかなまちだと想像していたんですね。地域の現状を知っていただくのも、ふるさとワーホリの意義のひとつかなと思います。
 さて、そんな氷見に来ていただいてお仕事をしていただいていたわけですが、具体的にはどんなことをしているんですか?

 

 実際に氷見を体験して、宿泊されるお客さんに提案するアクティビティを考えるのがメインの仕事です。
 そのために市内のあちこちにでかけていって、色々な人にお会いして話をうかがっています。商店街のハンコ屋さん「金文堂」ではなぜか手相をみていただいたり笑 他にも博物館で地域史の勉強、まちの住居を見学したり、寺社仏閣を訪ねたり……
 今進めているのは、ビアカフェ・ブルーミンさんとのコラボビール開発です。社長から宿の名前にちなんだ「移り住みたくなる」ビールを企画するように司令を受けてふたりで案を練っています。
 アクティビティにしても、新作ビール企画にしても、社長と相談しながらプロジェクトを進めていて、なんとか期間内に形にできるようがんばっています。
 

ブルーミンでビールをいただく二人、これも仕事のうちです!
 

――新作ビールは楽しみですね。是非素敵な商品をつくっていただきたい。
 実際働いてみた感想はいかがですか?

 

 率直に言うと難しいです。
 限られた時間で氷見の強みを把握して「移住してもらう」というコンセプトを叶えるアクティビティを考えるのは……氷見について、まだまだ掴みきれていないと感じています。
 

 特に僕らは氷見にきていきなりディープな部分をみてしまったので笑
(社長命令でいきなり地元のスナックを巡ったそう。なかなか鮮烈な出だしです)
 1、2日泊まる人がどういう印象を持つのか……
 
――それはたしかに笑
 スナックは行ってみてどうでした?

 
 これまで行ったことはなかったので戸惑いましたけど、滞在中何回も行って慣れました笑
 色々な人と話せたのは勉強になったし、それぞれから氷見の良さを聞くことができたのはよかったですね。
 
――東京の大学生をいきなり氷見のドローカルなスナックに送り込む豪快な社長ですが、2人からみてどういう風に映りましたか?
 

 株式会社ユメミガチの名の通り、大きな夢に向かって突き進んでる方ですね。笑顔で夢を語るのが印象的でした。
 

 食事に行ったときも、常にイミグレがこういう宿をしたいといっていました。理想だけを語るのでなく、実現させるために尽力していることが伝わってきたのもよかったです。
 

 社長一年生として、氷見の周りの社長さんたちから学んでいる姿をみられたのも印象に残っています。貴重な時期に立ち会うことができました。
 
――これまでの体験から新しい発見や印象に残ったことはなにかありますか?
 

 地方にきてみると、コンビニも電車の本数も少なくて、利便性では都会のほうがいいと思いましたが、その分人と人のつながりが深く感じられました。多くの方が見ず知らずの僕らに優しくしてくれたのは本当にうれしかったです。東京だとみんな俯いて携帯みていて……
 それぞれいいところもわるいところもそれぞれあって、一長一短ですね。
 


 
地域の方のお宅で蕎麦打ち体験も! 


 僕は18歳まで、氷見と同じように電車が1時間に1本という田舎で育で育ちましたが、自分の地元は氷見ほど、つながりが強くなかったように思いました。近所で挨拶するくらいで……そのくらい、氷見にはコミュニティの強さを感じました。他人をアットホームに迎えてくれるのが素敵です。
 社長をはじめとして、Uターンしてくる人が自分のやりたいことをやれる環境があるのもすごいですね。
 
――田舎で生活するということについてのイメージは変わった?
 

 地方出身として、正直これまではずっと東京でいいかなと思っていました。車社会だったので、母親がいないとどこにもいけなかったですし……ただ今回の体験を通じて、車があったらちょっとは違ってみえたかなとも感じました。
 東京では人混みがつらくなるときがあるから、そういうときに帰る場所として大切に思います。
 さすがに今はまだ移住とまでは考えられませんが……
 

 ワーホリ期間中に会った方々は既存の雇用先にいっているのでなく、雇用を生み出している方が多かったのですが、そういう意味で、ある程度経験を積んでからで覚悟がないと地方で理想通りに働くのは難しそうだと感じました。
 市が移住にとても力を入れていることが感じられたのも貴重な体験でした。東京の大学ではこうした温度感はわかりませんでした。どうやったらその課題をクリアできるのか……難しいですね。
 
――そうですね、こうした地方で生活してみると「答えのない課題」がよりリアリティをもって感じられるかと思います。氷見で感じたその感覚を東京に持ち帰り、是非将来に活かしていってほしいです。
 氷見暮らしを通じて色々と考えることがあったかと思いますが、ワーホリを通じて得るものはありましたか?

 

 世界が広がりました。
 僕は卒業後メーカーで営業系のしごとを希望していますが、これまでは都会の人を相手にするイメージばかりでした。今回の体験を通じて、地方に住む人についても想像できるようになったように思います。若者が少ないけれど中高年の方はたくさんいて、そういった方のニーズも拾っていきたいです。
 

 


 僕は出版業界を志望しています。特に様々な人もライフスタイルについて扱う雑誌に携わりたいと考えています。地方に暮らす様々な人のライフスタイルについて、今までは就職してから知ればいいと思っていたけれど、その前に肌で感じることができたのがよかったです。  
 
――それじゃあ、二人ともまた氷見に来てくれるかな?
 
二人
 絶対きます!
 寒ブリもホタルイカも食べたい!
 あと丸まげ祭りも気になります。
 
――是非いらしてくださいませ、お待ちしていますよ!
 ありがとうございました!

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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