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2022.07.30

氷見のまちを彩る中央町商店街

fws.staff
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ふるさとワーホリスタッフ

こんにちは。ふるさとワーホリスタッフの末武です。

あっっという間に1週間が過ぎ、氷見でのふるさとワーホリの活動も、残りわずかとなってしまいました。

活動の中で、移住者さんとお話をする機会が多くありました。皆さん、氷見に移住された経緯はそれぞれ異なりますが、「移住」が皆さんの人生の中で、大きなターニングポイントとなっているように感じます。
今回お世話になった「みらいエンジン」の事務所がある中央町商店街にも、移住者さんによるお店があるということで、少しお話を聴いてみました!

考えるパンKOPPE 

お店の竹添さんが氷見に移住を決めたきっかけのひとつは、社会人になって最初の職場が氷見市でありお世話になった人も多く、氷見に良い印象があったことだそうです。

それに加え、魚や野菜も美味しく、「子育てをするなら氷見が良いな」と思っていたといいます。実際に子育てをしていて、「近所の方に声をかけてもらったり、ちょっとしたプレゼントをもらえたりすることもある」とのこと。
子どもと一緒にいて、地域の人に可愛がってもらえるなど、日常の中に交流があることで気持ちも楽になりますよね。

この日はあんぱんとバナナブレッドをお買い上げ。
パンの生地は、夜中も含めてじっくりと仕込んでいるとのことで、素材本来の美味しさが口いっぱいに広がります。
食べた瞬間、思わず笑顔になりました。

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町の変化と共に。

<営業情報>
考えるパンKOPPE 
場所:富山県氷見市中央町9-10
営業日時:(水) 10:30-19:00 (土) 10:00-17:00
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・スウプはやし

新潟県佐渡市出身の林さんは、5年ほど前に氷見に移住されました。私も新潟県の出身なので、親近感が湧き嬉しくなりました。

建築を学ぶ大学のゼミで富山に縁があったことなどが、移住のきっかけになったそうです。
特に中央町商店街にお店を開こうと思ったのは、「防災街区の活用」に興味があったからだそう。
ここ中央町商店街は、お店同士の窓が繋がっている構造をしていますが、建築を学んだ林さんならではの視点ですよね。

商店街の角に位置するスウプはやしさん。お洒落なデザインが目を惹きます。
写真の壁は、青い部分は氷見の海を、右にいくにつれて氷見の山をイメージしているのだとか。
新潟出身の私たちは、海から山までぎゅっとコンパクトにまとまっている、「氷見の魅力話」で盛り上がりました。

写真は「7種野菜の和風スウプ」。
自然栽培の野菜にこだわっており、週替わりで3種類のスウプを楽しめます。スープではなく「スウプ」と表記するのは、「飲み物というよりは、素材が凝縮した食べ物である」というイメージからだそうです。
この日は天候が悪く寒かったこともあり、身体の芯から温まりました。北陸は晴れが少ないですが、ほっと温まる美味しいスウプが、気分を明るく彩ってくれます。

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https://himi-iju.net/soup-hayashi

<営業情報>
スウプはやし
場所:富山県氷見市中央町14-7
営業日:水曜 〜 土曜
営業時間:11:30 〜 18:00(売り切れ次第終了)
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・古粋 kikoi 

店主の石和(いさわ)さんは、長野県出身の移住者さんです。
石和さんは、ご縁があり氷見でお仕事をされた際、氷見の方が暖かく迎えてくれたことが印象に残っていたそうです。
石和さんが移住された経緯からは、今まで関わった方に対する優しさをも感じ取ることができますので、こちらの記事を是非ご覧ください。

こちらの看板が目印の古粋さん。
店主の石和さんは、ワーホリ中の宿泊先として今回私たちがお世話になった、「蔵ステイ池森」の女将さんとも関係が深く、沢山お話を聴かせていただきました。

今回のワーホリでお世話になった「みらいエンジン」の藤田さんたちとも、古粋さんにお食事に行く機会がありました。
特にハンバーグは、口に入れた瞬間ジュワッとお肉がとろけ、旨味が凝縮されていました。
こんなに美味しいハンバーグを食べたのは初めてです!店主さんの「粋」な計らいもあり、最後にスペシャルデザートまでいただきました。
私の中で、思い出深いお店となりました。

<営業情報>【完全予約制】
古粋 koiki 
場所:富山県氷見市中央町14ー1
営業時間 (ランチ)11:45~14:00 (ディナー)17:30~22:00
定休日:(火)
電話番号:0766-75-1116
ホームページ:https://koiki-himi.com/
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・もくもく市(中央町商店街のイベント)

ワーホリ期間中の3月19日に、中央町商店街で「もくもく市」というイベントが行われました。
多くのお店がオープンした中央町商店街が、さらに盛り上がりをみせます。木(もく)×人の熱気(もくもく)×ペレットストーブ(モクモク)といった意味合いが込められているそうで、”木”に関わりのあるお店が出店されました。(参照:Himi Brico Labo さんInstagramより。詳しくはこちらから!

▲ペレットストーブで”考えるパン KOPPE”さんのパンを焼いている様子。

氷見市外から、合計で7店舗が出店!いくつかのお店の方に、お話を聴くこともできました。
中には今回初めて中央町商店街を訪れ、出店したという方もいらっしゃいました。
その方は、「初めてなのに、どこか懐かしさを感じる」と仰っており、商店街の町並みの良さを改めて実感することもできました。

手作りの木製品を販売されていたお店の方は、普段商店街でお仕事をされているそうですが、「お昼に、毎日商店街の色々なお店にランチに行くのが楽しみ」だと言います。
可愛らしい商品を眺めていると、木の種類による特徴を優しく教えてくださいました。種類によって適した用途や見た目、育つ環境が全く異なり、とても奥深いと感じました。

商店街は朝から賑わい、小さな子どもから大人まで、皆さん笑顔でお店を巡っていました。

商店街をぶらりと歩くだけで、なんだか楽しくなっちゃいますよね。
昔ながらのお店も、移住者さんによる新しいお店もあり、沢山の個性豊かなお店で彩られた中央町商店街。人口減少や時代の流れに伴い、各地方の商店街は衰退しているなどともよく言われますが、ここ中央町商店街は勢いや熱気があると強く感じました。

その名の通り、氷見の真ん中にある中央町商店街。
お店の方からは、氷見の街を、この商店街から活気づけていこうという想いがあふれているように思います。
どこか懐かしさも感じさせてくれて、お店とお客さんとの距離が近く、親しみやすい商店街。中央町商店街の面白さ、やさしさに触れるため、そしてお気に入りのお店を探しに、出かけてみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ

氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
氷見市IJU応援センター・みらいエンジン

メール/電話の場合

mailinfo@himi-iju.net tel0766-54-0445

現地の場合

pin富山県氷見市中央町9-1

timeOPEN:9:30 - 18:30※水・木曜日定休

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