こんにちは!みらいエンジンスタッフ(地域おこし協力隊)下野です。今年度2回目となるみらいエンジン主催のみかん狩り&移住者交流会の様子をお届けします。足元が悪い中、参加していただきありがとうございました。
JA氷見市さんの倉庫をお借りしました
今回はみかん狩りのあとに移住者交流会というスケジュールです。まずはJAさんの倉庫をお借りして集合しました。灘浦みかんについて、地域おこし協力隊で生産者の布施さんに説明してもらいました。灘浦みかんの灘浦(なだうら)は地域の名前です。みかんは比較的温暖地域でよく育つ果実で、国内では愛媛県や和歌山県などの生産地が有名ですね。北陸の中でもこの灘浦地区は暖流と寒流がぶつかる場所にあり、富山県唯一の産地とも呼ばれているそうです。
歩いてみかん農園へ
前日からの雨でみかんが濡れていて、より一層みずみずしく見えました。告知のため撮影に訪れた際はまだ濃い緑色でしたが、おいしそうな橙色へ変わっていました!集合時は小雨が降っていたもの農園に着いたら雨がやんでくれました~。
ハサミを使って収穫します
専用のハサミで少し長めに切った後、ヘタ部分の枝を短く切ります。
大きさはさまざま
大人の握りこぶしくらいの大きさもあれば、小さい実の詰まったものもあって、収穫したらだいたいの大きさに分けてカゴに入れていきます。大きさによって味も変わるそうです。一般的には小さいほうが甘味を感じやすいそうです。
さぁやってみよう!
チョッキン。はさみは気を付けてね。
これはどれくらいの大きさかな?
大中小どれくらいだろう?みんなで見てみよう。間違ってても大丈夫。あとでみんなで袋詰めします。
獲れたてを食べよう
獲れたてもどうぞ。とのことだったのでみんなその場で剥いて食べました。
きときとみかん
まさに新鮮きときとの灘浦みかんはとってもジューシーで甘いけどみかんらしいすっぱさも残っていて、おいしかったです。みなさん「おいしい!」と喜んでいただけました。布施さんが持ってきてくれていた糖度計で測ってみると、だいたいのみかんが糖度9~10度くらいありましたよ。
種入ってないので、小さいお子様も食べやすいね
みかんの皮は子供でもむきやすいので冬のおやつにとても重宝します。こたつに入りながらのみかんもいいけど、外で食べてもおいしい。 普段はみかん狩りの一般解放はしていないので、とても貴重な体験でした。
お土産は1キロ分のみかん
みんなで収穫したみかんを倉庫に戻って袋詰めです。1キロ分って何個くらいだろう?はかりの目盛りを見ながらひとつずつ乗せてみます。
10個前後も!
1キロ分ってこんなにたくさん入っているんですね。ずっしりです。でもみかん大好きなのできっとあっという間になくなっちゃうね。
初収穫
こちらの農園は今年の春から管理を受け継いでいて、はじめての収穫でした。今後はこの農園のみかんの木を増やし育て、収穫量も上げていくそうです。まだまだ全国的には認知度の低い灘浦みかんですが、実は氷見市内には約3千本のみかんの木が植わっています。布施さんも所属されている灘浦かんきつ研究会さんの活躍により徐々に人気が出ています。灘浦みかんのシーズンはもうすぐ終了してしまうそうなので、お店で見つけたらぜひ一度食べてみてくださいね。
みかん狩りの後は九殿浜休憩所へ
みかん狩りを終えた後は、場所を移動して九殿浜休憩所へ。大境洞窟住居跡という縄文時代の洞窟があるんですが、そのすぐ隣にあります。大境へは氷見市街から車で15分ほど。参加者の方はこちらの休憩所へ初めて訪れる方も多く、穴場スポットとなっています。休憩所は無料でどなたでも利用することができます。サイクリングやドライブの休憩に、釣りの合間になど様々な用途に使えそうですね。
お茶会
市内で販売されている灘浦みかんを使ったスイーツを集めてお茶会をしました。参加者の皆さんも満足していただけて、「食べたことなかった。絶対買いにいきます!」とおっしゃってくれました。※こちらで飲食物の販売はありません。今回は事前に持ち込みの許可を取っております。
九殿浜休憩所の裏手にある九殿浜園地。今回のみかん狩り会場とは別のみかん農園が広がっており灘浦かんきつ研究会のみなさんが管理されています。
以前に灘浦小学校の子供たちと一緒に見学に行った際の記事はこちら
こちらの園地の上にある展望台から見る、富山湾とミカン畑の景色もとても素晴らしいのでぜひ行ってみてくださいね。