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2025.07.21

湖南小学校の6年生と台からつくる流しそうめん!

下野さつき
下野さつき
移住相談員

こんにちは!みらいエンジンスタッフ(地域おこし協力隊)下野です。今回は7月16日に行われた、ひみ竹林ネットワークTeamVivaBamboo(以下TVB)主催の流しそうめんイベントについてレポートします。(わたしも事務局として活動しています。)


絆の森入り口

湖南小学校の裏手にある山では「絆の森」と名付けられた山林があります。地元の小中学生が竹を使った竹細工や竹ドームコンサートなど森づくり活動に注力されています。総合学習の一環で竹の台からつくる流しそうめんイベントを行うこととなり、TVBがサポートすることになりました。

まずは竹林の場所まで登ります

歩きやすいように事前にTVBメンバーが草刈りをしてくださっていました。この道を小学生が長い竹を持って降りられるの??と心配になるくらいの急斜面でしたが、子供たちは慣れているのかスイスイ登っていきます。

今から竹を伐採していく

みんなで引っ張るよ

あらかじめ、伐倒する竹にロープを巻き付けてくれていたので、みんなでロープを引っ張って倒しました。みんなの力を合わせるとあっという間に倒れました。

切るのも挑戦

のこぎりで切るのも挑戦してみよう!ということで、安全に考慮しながら体験。希望者の子たちでじゃんけん。誰が切るか決めるのも真剣です。「かたい!かたい!」と言いながらもすごく楽しそうに切っていました。

素質あり?!

すごく切るのが早い子もいて大人もびっくり。「どうしてそんなに上手なの?」と聞くと小学校の「DIYクラブ」に所属していたり、おうちで手伝いをしたりしていて日頃から経験したことがあるそうです。とってもたくましいですね。

次はグラウンドまで運ぶよ

3メートルくらいの長い切った竹を山を下って小学校にもっていきます。狭い道やカーブの道、通りにくいから大丈夫かなと心配しましたが、心配無用でした。普段からみんなで協力していろんなことをやってきたのでしょう。大人が言わなくてもすぐに先導役の人、持つ人にわかれてあっという間に運んでいきました。「一段あがるよ~」「ストップ、ストップ!ゆっくり」など、声掛けをしあっていてなんて素敵なんだろうと感動しました。

肩に担げば楽!

楽な持ち方を自分たちで考え、行動して、ほかの人にも共有していて。重くて大変なはずなのに工夫して楽しんでやっていて、素晴らしい氷見っ子たち。

鉈(なた)の使い方をレクチャー

食器と箸も竹から作ります。箸をつくるときに鉈を使います。重くて危ないので安全な使い方を教えてもらいます。みんなちゃんと真剣に聞いていました。

器づくり

竹の節を底に利用して食器づくりです。のこぎりで切るのは、腕がつかれるけどおいしいそうめんのためにがんばろう~。

箸づくり

なたで竹を細く割ったら、クラフトナイフでより細く、なめらかにしていきます。それぞれ思い思いに自分たちの箸を作っていました。「短すぎたからもっかい作り直す!」といって満足いくまで作っていました。

洗ってよく乾かしたら再利用できますよ

自然素材で作った器とお箸。器はペン立てにしてもよさそうです。竹はカビが生えやすいので洗ったらよく乾かします。

台の節とり

そうめんが流れやすいように竹台の節を削ります。クラフトナイフの使い方がわたしより上手でした。さすがです!

いよいよ流します!

待ちきれなくて、そうめんつゆ飲んじゃう子供たち。(笑)苦労して作った竹の台や器で食べるそうめんはやっぱり格別です。小学校のグラウンドで流しそうめんが体験できちゃうなんて、私が通っていた小学校では経験できなかったのでうらやましいな、なんて思っちゃいます。

トマト大人気!

そうめんの合間に転がって来るトマト。コロコロ転がって中々お箸でつかめません。竹のお箸、普段使っているお箸比べてつかみにくいので、ゲーム感覚でたのしいんですよね。何個もとれたツワモノもいましたよ。(笑)

子供たちの満足している笑顔が見られて、大人の私たちもやってよかったなと幸せな気持ちになれました。生徒のみなさんのサポートをしに行きましたが、逆に多くのことを子供たちから学ばせてもらった一日でした。

TVBでは竹林整備活動や、イベントを定期的に行っています。秋には竹林ヨガ&ピラティスを開催する予定です。お楽しみに!

 

ひみ竹林ネットワークTeamVivaBamboo

teamvivabamboo@gmail.com

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