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2017.09.06

変化に富んだ氷見の海岸線

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Keiichi Iwata
移住相談員

こんにちは。岩田です。アオリイカのシーズン到来ですね。灘浦の防波堤では、エギング(イカ釣り)をしている人がちらほら。氷見ではこれからの季節、脂がのった様々な魚が街に出回ります。楽しみですね!

 

 

氷見市は富山県の西側、能登半島の付け根に位置する街です。定置網漁で栄えた漁師町で有名な氷見市は海岸線に沿うように街が広がります。三方を山に囲まれ、いくつもある川に沿うように数多くの里山集落が発達してきました。このように自然が豊かな山間部と、商店街や漁港などがある市街地が氷見の特徴であり、最大の魅力です。

 

山間部もありますが、やっぱりのインパクトが強いですよね。移住希望者の中にも海が好きだから氷見がいい!って方もいます。そんな氷見の海ですが、砂浜もあれば、自然に侵食された崖のような場所、テトラポットがある防潮堤がある場所と様々あります。いろんな海岸線があるところに一歩踏み込んだ氷見の海の魅力、景色が広がります。

 

 

写真は氷見の一番南の海岸「島尾海岸」です。長さ約800m、奥行80mと富山県でも随一の海岸です。富山県の海岸は人工的な海岸が多く、白い砂浜のある海浜浴場は限られています。その周辺にはキャンプ場や民宿など宿泊施設もあり、夏季には多くの人で賑わう海岸です。うれしいことに街中からも近くアクセス抜群で、レジャー向けの海岸です。

 

夏場に海水浴をするのも良し、マリンスポーツをするも良し、お散歩をするも良し、デートをするも良し!様々な場面で利用できる海岸です。この写真は冬場だったので立山連峰が見えています!!!なんと贅沢な景色なんでしょうか…

 

車を北に走らせると、

 

 

こちらは「阿尾城跡」です。江戸時代には前田氏が居城していました。周囲を断崖絶壁に囲まれているため、敵の侵入は西側のみで、攻め込まれにくい場所です。県指定の史跡で、氷見の海岸線では一番高い場所になります。

 

ちょっと北に行くと、

 

 

こちらは「阿尾海岸」です。阿尾城跡のすぐ北側にある海岸です。こじんまりとした人工的な海浜公園で、静かで波の音を聞きたい方にオススメ。個人的な意見ですが、一人でお散歩したり、リフレッシュするのが合っている場所です。

 

話が逸れますが、遠くに見えるの唐島です。弁天堂、観音堂、火ともし地蔵、弁慶の足跡、夫婦岩などがあり、昔から地元の信仰を集めている島です。毎年開催される「唐島祭り」が有名です。

 
 
 

とここで、ブレイクタイム。

 

 

ちょっと人の目線からだと確認しにくいですが、定置網が見えます。氷見の魚は定置網で獲られるのが主流。大きさは大小様々で、400年前から伝わる伝統的な漁法です。400年前の知識が応用され、現在に至ることに驚きを隠せません。今後こちらもピックアップして紹介する予定です。お楽しみに!

 

さらに北へ進みます。

 

 

こちらは大境漁港付近です。写真のちょうど左側は縄文時代と弥生時代の順番を決定づけた「大境洞窟居住跡」です。自然のままで、ごつごつとした断崖が見えます。

 

これまで氷見の海岸線に沿って車を走らせてきました。島尾海岸から大境漁港まで何分くらいかかると思いますか?

 

正解は25分です。個性豊かな海岸をこんなにも短時間で回れることは贅沢なように思います。間違いなく富山県では氷見だけの魅力の一つと言えます。これこそが氷見の海の最大の魅力です。海好きの人はぜひ、ドライブとは言わないまでも磯の香りと素晴らしい景色が心を癒してくれますよ。気分転換にいろんな海岸を回ってみてはいかがでしょうか。(岩田慧一)

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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