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一緒につくる、まちの未来。
2020.02.28

交流の場『ヒラク』で”氷見”に出会う

後藤 幸樹
後藤 幸樹
FWHスタッフ

こんにちは!今回もワーホリスタッフの後藤が書かせていただきます。
実は今日で氷見にきてちょうど1週間が経過しました。
だいぶこの街にも慣れてきましたし、いろんな方とお話しさせていただきました。
お世話になった皆様にはほんとに感謝です。ありがとうございました。

実は氷見には自分が溶け込めたきっかけになった場所があります。
なので今回はそこを舞台に出会った人々を紹介して行こうと思います。

自分がお世話になっている氷見IJU応援センターみらいエンジンの向かいには、『ヒラク』という場所があります。
『ヒラク』には氷見にきてからの10日間でなんと5回もお世話になりました!
一回目はボードゲームの集まりに。

 


二回目は街の未来を考えるトークセッションに。


三回目はからあげ部という集まりに。


四回目は読書部に。



五回目はこなもの部に!


この『ヒラク』には訪れる度々に新しい人が居たり、前にも見たことがある人が居たり。何度もいろいろな会に出ることで、以前知り合った人との関係が深まるだけではなく、新しい関係がどんどんできていきました。それがとても楽しかったし、会によっては地元の人同士でも初対面だったりするので違う土地の自分も混ざりやすかったです。
様々な取り組みがなされている『ヒラク』について語るとき、自分の言葉だけでは十分に伝わらないのではと考え、今回運営者さん・利用者さんにインタビューを行ってきました。『ヒラク』に集まる人の言葉から、『ヒラク』という場所について、氷見での生活の様子について、少しでも感じ取っていただけたら幸いです。

★山下健太郎さん 出身:北九州市 (運営者 兼 ボードゲーム部 部長)

Q『ヒラク』を始めようと思われたきっかけを教えてください
自分と平田さんと荒井さんの三人が地域おこし協力隊として氷見にきて、移住支援を空き家の活用を通してやっていきたいという思いがありました。ここを通してお店というよりはスペースとしていろんな人が様々な目的のために使える場所を作りたかったのと、自分自身が移住した時にこうしたコミュニティを作れたり、ふらっとよれたりできる環境があればよかったなと思ったからですね。『ヒラク』自体は内装なども完璧にはせずにこれまでの建物の歴史を残しながら、素人が思いを込めて作ったというのが伝わるように仕上げました。
居心地よく気楽に過ごしてもらえる環境づくり意識しましたね。

Q『ヒラク』に多様な人が集まる要因は何だと思いますか?
間口が広いことかな。何か事業をやってみたいけど、実際やってみる前にお試しでという人もいれば、誰かの好きなものを通じて同じ興味を持った人が集まる場所でもあります。そういった意味で『ヒラク』にはまだまだ少ないけどボードゲーム部、からあげ部、読書部、卓球部などの部活や、持ち寄りパーティーなどもやっていたりしますよ。これからクラフトビール部なんかもやりたいなって思ったりもしてます!
もちろん今現在も継続してやりたいなら部活とか、単発のイベントの募集もしています。何かやってみたいという方は気軽に、我々運営の人間に聞いていただければFacebookなどもやっているのでご連絡いただければと思います!

Qこれまで『ヒラク』をやってみてわかったことはありますか
様々な活動ができているのも事実ではありますが、『ヒラク』にも壁を感じます。やっぱりこの規模感だと、中々氷見の外の人に認知してもらいずらかったり、やれるイベントの規模にも限りがあるのが現状です。氷見にはここ以外にもで人が集える場所もいくつもあります。これからもっと氷見のいろんなところでいろいろな面白いイベントをやっていけたらすごくいいなとは思いますね。

Q暮らしていて感じる氷見のいいところ/悪いところ
ほどほどなところですね。(笑)
閉鎖的すぎないし、人があふれているわけでもないし。
もっと静かなところに行くと中々輪に入りにくかったりするけど、氷見はそんなことはないし、めっちゃ深い関係を築いていかなきゃいけないわけでもないです。そういった距離感みたいなものも心地よかったりしますね。もちろん近所の青年会とかに入ればそういったかかわり方もできますよ。
ただこれは裏返すと人が街に来ることに少し無頓着だったりする所もあるから、もう少し興味を持ってもらえたらなとは思うかな。

Q氷見の好きな場所はどこですか
そうだないくつかあるけど一つは自分が移動スーパーで氷見の端の方によく高齢の方とかに食べ物売りに行くんだけど、その時に論田地区の光伝寺から見る氷見の景色なんかは好きかな。近くに湧き水とかあって真夏とかはそこで飲む水がたまんないなぁ。あとは仏生寺地区の西田なんかは竹林が整備されてて、この地区のタケノコなんかは富山県内でも有名で季節になるとにぎわってるよ。他には富山湾最大の島虻が島と立山連峰の並ぶ風景なんかはいいかな。

—貴重なお話ありがとうございました。本当に『ヒラク』という場所があってくれたおかげで自分は氷見のいろんな方に出会えたし、お話を聞く機会をいただけました。氷見における人が集まってほしい場所が『ヒラク』に限らないといったところからも、いろんな人が居心地がいいと感じてもらえる地域づくりに対する思いを強く感じました。『ヒラク』のような場所が自分の地元にもあればいいなぁ思いながら、もしかしたら自分が知らないだけであるかもって思ったりもしたり…。地元に戻ったらもっと地域のコミュニティにも関心をもっていこうと思いました。

 

★野村秀仁さん 出身:川崎市 (利用者→こなもの部 部長)

Q『ヒラク』で開かれるイベントに参加しようと思ったきっかけを教えてください
『ヒラク』が商店街にできてきていることは知っていたし、『ヒラク』を立ち上げる方のことは前から知っていたので気になっていましたね(笑)
何かを求めていくというよりは何となく参加できる環境や、『ヒラク』自体がすごいユルい空間だからそれがいいかな(笑)

Q暮らしていて感じる氷見のいいところ/悪いところ
都会のようにせかせかせずに暮らせるところかな。昔は川崎に住んでいたんだけど、あんなふうに満員電車に揺られる必要がないからね。コンビニなんかも結構多いし、例えば氷見で買えないようなものでもネットショッピングで翌日には届くし。都会に住んでいる意味もない気がしたかな。(笑)
悪いところは冬が少しくらいかな。今年は例外なんだけどやっぱり日本海側ってこともあって例年は中々晴れないからそこは少しいやだよね。

Q氷見の好きな場所はどこですか
長坂の棚田かな。あそこは自分のひいおばあちゃんが育った地区でもあって、たまに行くんだけどあそこで夕方とかボーっとしているのは最高だよ(笑)

実は野村さん。昨年の年末から『ヒラク』でこなもの部というのを始めたとのこと。当初は年末の持ち寄りの食事会でタコ焼きを焼いたことをきっかけに周りの人にやってみてよと進められてやり始められたとのことです。
これを皮切りにたい焼き、クレープなども始められ、今回のこなもの部はたこ焼きだけでなく桜餅の作りました。たこ焼きの隠し味や桜餅の作り方も教えていただいたので、自分でも少しチャレンジしてみます!
また自分もすごく共感したのですが、氷見は都会ではないながらも消して不便なわけでも全くありません。買い物、移動など特に困るようなことはありませんでした。今回自分が滞在している期間は本当に雨や雪も少なく天候に恵まれていました。何度も立山連峰を見ることができたり本当に氷見を満喫できました!
今度は自分もおばあちゃんが作ってたずんだの作り方を教わって皆さんと一緒に食べたいです。またお邪魔します!!

 


★久保恵理子さん。出身:気仙沼市〈氷見育ち〉(利用者→から揚げ部 部長)

Qから揚げ部を始めようと思われたきっかけを教えてください
『ヒラク』にはボードゲーム部、卓球部、ワイン部、クラフトビール部など様々な部活があり、それを見て私の好きなから揚げをおなか一杯食べる部活がしたいと思ったからです!ただ中々月に一度の開催だと来たくても来れない方が居たりしてしまっているので、いつかもっと開催できればいいなと思っています。いつかはからあげ屋さんをオープンするのが夢です。

Q暮らしていて感じる氷見のいいところ/悪いところ→かえるべき所とか
いいところは食べ物が安くておいしい。悪いところというか子供がサッカーが好きなのですが、息子の進学する中学校の部活にサッカー部がないところ。
代わりにハンドボールは手厚い。(笑)

Q氷見の好きな場所はどこですか 人柄
子供たちが小さかったころから行っている番屋の公園や朝日山公園
後は天気を気にせず遊ぶことができるいきいき元気館ですね。
それから昔父に連れて行ってもらったモリカワなんかも大好きです!
あそこのかき氷がたまらないんです…(笑)

—氷見に来て以来自炊の毎日でしたが中々揚げ物には手を出せていませんでした。だからより一層からあげ部で食べたからあげがおいしかったです!!
またからあげ部のあるタイミングで氷見に来ます!ごちそうさまでした。
このからあげ部について、以前もこのHPでも取り上げさせていただいてました。
久保さん自身が大好きなから揚げを通して、頑張っている人たちを「喜ばせたい」「力になりたい」「一緒に食事をしながら笑って、話して、元気になって貰えたら」という想いから始められたから揚げ部。
ぜひ氷見に来るときは訪れてみてください!
詳しくはこちらに↓
香ばしい匂いに誘われて…「からあげ部」 

ちなみに氷見には久保さんの言葉にもあったように安くておいしいお店がたくさんあります!その点に関しては次の記事で紹介して行こうと思います。
ちなみに氷見の中学校の部活事情としてはハンドボール部が全国屈指のレベル。
他の部活動は中々、人口減少などで存続が厳しかったりしているのも実情です。
ただし地域のサッカークラブに通ってこれからも続けていくそうです。
応援してます!!!

今回は『ヒラク』でお会いした方のうち3人にお話を伺いました。
まだこれからもいろいろな会が開かれていくようです。
『ヒラク』を作るのは来てくださる方々だと運営者の山下さんもおっしゃっていました。
ぜひ『ヒラク』を通して氷見を皆さん自身で見て感じてください。

=お知らせ=
★からあげ部
次回の予定は3/25(水)
今回2/26からFacebookでの発信も始まり初めてのお客さんも増加中!
是非ご賞味ください!!

★こなもの部
次回予定は未定ですが決まり次第『ヒラク』のFacebookにて
お知らせがあるそうです!!

★ヒラク!持ち寄らナイト☆第24夜
次回の予定は3/6(金)

そのほかの情報はこちら!

⇩⇩⇩

★『ヒラク』Facebook

-今日の一枚-
実はこの取材をした日が『ヒラク』に参加できる最終日でした。
そのことを伝えたら急遽こなもの部を開いてくださりました!!
とっても楽しかったし、めっちゃ笑いました。(笑)
またいつか帰ってきたらお邪魔します。

お問い合わせ

氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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メール/電話の場合

mailinfo@himi-iju.net tel0766-54-0445

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