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2024.06.22

ひみぐらし・今日は娘とどこ行こう?ー蛍編ー

桑折 純子
桑折 純子
移住相談員

こんにちは。桑折純子です。

6月に入り氷見の和菓子屋さんでも「水無月」の張り紙が見られるようになりました。今年ももう半分が過ぎようとしております。2024年もあと半年です。

 

夏至にむけて日が長くなる中、娘と蛍を見に行きました。

移住してから3年目になりますが、まだ氷見で蛍を見たことはありません。

どこで見られるのか、私たちよりこの地に長く住まわれている色々な方に聞いてみましたが、住居周辺では見たことがない、という意見が多かったです。

「昔はたくさんいたのだけど、水田の用水路がコンクリートにかわってからはほとんど見られなくなった」とも聞きました。

 

蛍の居場所を探し、インターネットで検索した「蒲田ホタル野公園」にも日中の明るいうちに行ってみましたが、ホタル野広場へ通じる遊歩道の入り口には柵がしてありましたので、事情がわからないこともあり、今回は断念することにしました。

なかなか確実な回答が得られない中、より自然とともに里山で暮らしている方から「去年見ましたよ」という場所を教えてもらうことができました。はじめての確認情報です。

梅雨入り前の天気の良い日に、娘とともに懐中電灯を手に自家用車で行ってみることにしました。

陽の落ちるのが遅く、ようやく辺りが暗くなってからの出発です。

この時間帯に氷見の山間部に向かって車を走らせることは今まであまりなかったので、街灯も少なく、広がる暗闇に少し緊張しました。

教えていただいた場所の地図の周辺に近づき、なんとなくいそうだな、と思われる場所に車を停めました。

川にかかる小さな橋の付近です。

わらべうたの「ほたるこい」の歌詞ではないですが、水辺で美味しい水があるところに蛍はいるのではないか、と。

天上には街中では見ることができない密度で星々が輝いていて、それだけでも綺麗でした。

「空に蛍がいるみたいだね」

娘と蛍をよぶ歌を口ずさみながら川辺に向かいました。

いました。

最初は目を疑いましたが、小さな光が緩やかな点滅とともに水面を漂っていました。

目が慣れてくるとさらに何匹か見つけることができました。

空間をふわふわと漂う姿は幽玄でずっと見ていたくなりましたが、

明日は学校。家路へと向かいました。

 

住まいへ戻り家の中へと入る前に、玄関の壁面に小さなカブトムシを発見。普段の日常では見られない虫たちと出会えた夜でした。

私たちは伺えませんでしたが、氷見市の仏生寺で蛍の鑑賞会とコンサートも開催されていたようです。

知らないだけで、まだ氷見の中でも蛍が見られる場所は沢山あるのかもしれません。おすすめの鑑賞場所を教えていただければ嬉しいです。

 

また来年、娘と一緒に蛍を見られることを願って。

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氷見市IJU応援センター・みらいエンジン
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